今日はMSF主催のイベント、平和の日の開催日だ。
本来は招待の予定等は無かったらしいけれど……
まぁ向こうのスコーピオンの図らいで来ても良いことに。
グリフィン本社でもかなり慎重にと扱われていた相手だけど……
ちらほら聞いた話ではゲームに出てきたような兵器がちらほらあるとか。
特に二足歩行の巨人ロボとか今はもう無い核兵器とかも保持してるとか何とか。
「メモリーに記録だけでも良いから残しておいて頂戴……出来る限りで再現してみたいのよねぇ……」
と、ウチのマッド担当のドリーマーが言っていたもので。
別の前線基地だから大したものは見れないだろうけど。
向こうの装備とかから見るものがあるのかもしれないね。
「しかしこのキッチンカーで行って振る舞うことあるのか?」
「まぁそこは私達の意地の見せ所かな、向こうは向こうで屋台をずらっと出してるみたいだし」
「そこは向こうの出方次第じゃないかしらぁ……あら、前方にバカ発見」
「あ"ーもう……」
このご時世にのんきに車を転がしていたら銃を突きつけられる。
使用感や履いているタイヤ等で野盗はすぐに金を持っているか否かを判断する。
銃器に対戦車ロケットを担いだ人間がぞろぞろ。
さらには鹵獲品と思われる人形もちらほら。
ドライバーズシートで思わず額に手をやるし唸る。
だって相手にするのも面倒くさいし労力の無駄無駄無駄。
数は視認出来る範囲で8……こりゃちょっと色仕掛けしたら速攻だな。
「全員出てこい!」
「金だせ、あと食料」
鹵獲人形はXM8型か、こんなのに鹵獲されるとは不憫なやつ。
両手上げて私が出るとまぁ皆私のおっぱいを見る。
低身長もあって大きさの比率がね。
野盗も口笛吹いて私に注視するし調子に乗ってるね。
ふむ、奴らが担いでるAKセーフティ掛かってるじゃん。
「へへ、じゃあマグロ、おめぇがこのデカパイひん剥け」
「……」
「返事ぃ!」
「イエッサー……はぁ、クソ……」
私の容姿がアレなのもあるけどすーぐ裸にしたがるよね。
で、XM8もマグロ呼ばわり……ふむ、好色の視線が私含めてコイツにも刺さってるからマワされてるな。
まぁこれがコイツの見る最後の景色だろうけどね。
「な、何の音だ?」
「地割れか?」
「大当たりよぉ♪ミンチになぁれ♪」
ロマネシア渾身の怪力発揮、地面をえぐってそのまま投射っていうね。
って破片がこっちにすっ飛んできてるぅ。
「おっと危ない」
「え?くぺっ!?」
咄嗟にXM8を盾に使っちゃったや……まぁいいや、近場のG&K基地に回収しとけって打診してっと……
ビーコン取り付けして適当な岩陰に隠せばOKでしょ、うん。
とまぁそんなトラブルにもならないのがあったりしたけど会場に到着。
かなり賑やかに人が動いている。
そう、人だ、MSFはかなりの軍事力をもった組織と聞いていた。
その軍事力を支えているのが生身の人間とは思わなかった。
それぞれラフな格好をしてはいるけど目に見える範囲でもちゃんと武装している。
「D08地区よりやって来ました、HK417以下ヴィオラ、ロマネシアの3名です」
会場の検問で先ずは身分証等の提示、一応自衛に幾つか武装を持ってきていたけどそれぞれ相手側に預ける。
ただ私のHK417がヘンテコ盛りだからかすんごい目で見られた。
「それではアチラに車両を止めてください」
「ちなみに一つ質問……私達がお料理振る舞うっていうのは?」
「相談してみないことには……」
むぅ、色良い返事はないよねー。
おとなしく車両停めてから会場に入りましょう。
他に招待客って言ったらP基地のユノちゃんノアちゃん……
あとはラジオで言ってたガンスミスさんでしょ……
まぁ良いや、多分話すのは会場内で会った時くらいだろうし。
エンジンを切ってから降りると……再びスタッフがぎょっとした目で3度見してきた。
「え、は?なんだあの……」
「性欲を持て余す……!」
うーん、この雰囲気基地内の整備班の空気。
視線がぶっ刺さるのは私、ヴィオラ、ロマネシアの豊満なおっぱい。
それぞれ制服に着替えているものだから胸元の主張は激しい。
特に私は見せブラというかビキニトップみたいなものだし。
「セクハラ検知、月光GO!」
「「月光!?」」
いやいや、アレはゲームの産物じゃなかったのか!?
現実に月光だとぉ!?私とヴィオラが揃って驚愕の目でその二足歩行兵器を見る。
どっからどう見ても月光!リアル月光!!
で、それを指揮してるのが……ぁえ?鉄血兵?
いや、コイツらバーガーミラーズの従業員人形だ!
これが本来の姿か……MSFの戦闘服に身を包んでいて戦いなれしてるな。
「では、我々は巡回に戻ります、来賓に失礼の無いようにお願いします」
「同志トルーパーは厳しい……」
あぁあれが巡回してると……え?マジ?
「あーうん、MSFに喧嘩を売るなって言うのがよーく分かった気がする」
「うむ……流石に生身でアレと戦えと言われたら無理だな」
「月光って何よぉ?ママたち知ってるの?」
ロマネシアに懇切丁寧に説明しながら会場入りしてみると……
先に到着していたらしいユノちゃんノアちゃんの姿が見えた。
そしてココ所属らしいスコーピオンが
「デッカ!?」
とまぁ素晴らしい反応を示してくれましたっと。
声からしたら私クソロリだからね、こんなおっぱいぶら下げてると思わんでしょうね。
「しかし月光があるとするならば……サヘラントロプスも現実味を帯びたな」
「うん、流石にCGかなにかで扇動してるんだろうなーって思ってたけど……」
ゲーマーな私、平成のヤーパン人だったヴィオラはドキドキしながらこの会場を見ている。
そりゃそうでしょ、作り物と思っていた物が現実になっている。
これがどれだけ興奮することか!
「しかし装備がかなり整ってるわねぇ……」
「おまけに活気に満ち溢れてる……半世紀前の映像に飛び込んだみたい……」
まだ人類が増加傾向で地上を食い荒らしていた時代の映像資料。
あの中の都心やお祭りの活気がココにはあった。
皆活き活きとしている、しすぎている。未来への希望がその顔に出ている。
私達には少し眩しいくらいだ。
っとなんか近づいてきている、見たこと無い人形だなぁ。
MSF独自の人形だろうか……のっしのっしと近づいてきて何だ何だ?
「おのれ淫魔の如き巨乳め! お前たちのような風紀を乱す輩はこのジョニーが許さん、成敗してくれる!」
「……は?」
「淫魔だと?」
「クヒッ……成敗ってどうやってぇ?」
なんかいきなりケンカを売られた。淫魔の如き巨乳……ふむ?
どうやら私達が相当気に入らないらしい。
「ケンカを売るなら覚悟は良いよね?」
「お、おい417止めておけ……」
「面白そうな玩具ねぇ……どう弄ってやろうかしらぁ?」
「ひえっ! こ、こっちに来るなー! きょ、巨乳の悪魔が襲ってくる……神よ、我が主45姉よ助けてー!」
「「待てやコラ!!逃さん!!!」」
「お、おい2人とも……ああもう、待て!!」
だぁれが巨乳の悪魔だとぉ!?じゃあテメェに巨乳の良さを味あわせてやる!!
二度と45姉のぺたんこ具合じゃ満足できないようにしてやる!!!!
ジョニーとかいうヒンヌー教にタゲった417とロマネシア。
次位までこれ続くけど
これ次序盤で仲良くヘイブントルーパーに簀巻きにされそう。
されそうじゃない?