カフェD08へようこそ!   作:ムメイ

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ちわーカフェD08出張サービスですぅー
シーラ=コリンズさんにアップルパイまるっと一個お届けに参りましたー

https://syosetu.org/novel/184136/
ここ読めわんわん


R06にデリバリー

「で、ドリーム……あんたらがなんでくっついてきてるんだぁぃ?」

「「楽しいのは分けないとねぇ?」」

「おめーらが居なくなるとベイビーがギャン泣きするんだけど……」

「私はいい加減休ませて……ロマネシア、アンタがたまには代わりなさいよ」

「私も散々吸われている、リリィ姉さまだけがと思わないで頂戴」

 

結構な人数がこのTransitに乗ってるんだけど?

運転手の私でしょ、助手席にはヴィオラ、料理のためのキャビンにHK45とスピットファイア。

そしていつの間にやら入り込んでいたドリーマー二匹……

かなりの大所帯での訪問販売となる。Transitはけっこう大きな車体ではあるけど……

それでもたかが知れてるし後部キャビンは改造してキッチンになってるし……

 

「ちょっとロマネシアもうちょっと詰めて」

「無理ね、壁に背中ぺったりよ?スピットファイアは?」

「私もそうですね……HK45は?」

「アタシ?もうぎゅうぎゅう詰めですよ~」

 

とまぁ全員揃ってブルンバストなわけですから狭いキャビンにぎゅうぎゅう詰め。

その結果はお察しの通りかもしれないけどお互いご自慢のおっぱいがこれでもかと押し付けあっている。

ダーリンとか他の野郎が見てたら鼻の下がだらーんと伸びること間違いなし。

もともとフルサイズバンではあるけど……移動フードカートとして改造してるから居住スペース?

んなのあるわけ無いじゃん、大容量の冷蔵庫、冷凍庫。

その他にウォーターサーバー、調理器具一式お品書き用のブラックボード。

Transitの周囲に展開させるテーブルと椅子のセットでぎゅうぎゅう詰め。

お店として機能させている間は二人キッチンに立ってもうひとりが接客だったり食器洗いとか。

 

「しかし……一番最初がR06基地か?」

「そうそう、なにか問題?」

「いや、P基地に行った時に食材が足りるか……?」

「P基地行く前に一度戻って補給してから行けばいいじゃん」

「……たらふく食わせるつもりだな?」

「もちろん、私に取っちゃユノちゃん一家はもう一つの家族だし。ノアちゃんもね」

「まぁそうだな……」

 

改造Transitは荒野の質の悪い舗装路を走っていく。

 

「おぉっと……お客さんっぽいねー」

「ロマネシア、ゴーよ」

「僕の出番か……クヒッ……ねぇ417ママ、ヤッていい?」

「片腕もぐくらいで止めてあげてね?」

 

あーあ、なんでロマネシアが居る時に限って出てきちゃったかなー。

統治区外で活動する盗賊の皆々様ですよ、まぁ特別な塗装とかしてないし……

言っちゃあこのTransit普通の輸送会社とかの奴に見えるんだろうねー。

サスペンションとかの撓みで積載されている荷物なんかもわかるだろうしね。

 

「おう、スケベなじょうちゃ……ギャァッ!?」

「こいつ、腕を引きちぎって……ひぃぃっ!?」

「命置いていきなさぁい……ねぇ、貴方盗賊でしょう?盗賊だ、盗賊でしょう?」

「薩摩ってない?」

「ドリフ●ーズ読ませたのがいけなかったかしらぁ……」

「どうせアンタ達みーんな逝って良い人間なんだから……楽しませてちょうだいよぉ♪」

 

おーおー激しい血祭り勃発中……ノー麻酔での腕ぶっちとか痛そう……

ショックで失神してるけど……はてさて。

 

 

 

 

 

「楽しかったわ、うふふふふ♪」

「はい、良いから消毒とお着替えしてねー」

「はーい、わかってるわよぉ……ママのブラつけていーい?」

「……きつくない?」

「ママの方が大きいでしょ?」

 

ま、死体処理は天然の掃除屋が勝手にしてくれる。

持っていたガラクタ武器はお隣のジャンク屋に売るとして……

血みどろになった愛娘、ロマネシアにはお着替えとお顔とかについた血糊のクリーンアップを言いつける。

殺戮衝動とか被虐衝動が無ければいい子なんだけどなぁ……

 

「さてと、そろそろR06地区入るよー」

「ちょうど昼前だな……狙ったか?」

「もち、私は完璧だぞう♪」

 

さってと、久しぶりに出会うけどお二人の仲はどうかなー?

相変わらずレズレズしてたりしてねー……

 

「とりあえずドリーム二人は抑えておけよ、しばくからね?」

「はぁー?」

「はーい、ママの言うとおりにしまーす」

「リリー、お前のダーリンコレクション全部処分すっぞ」

「はいっ!命令に従います!!」

「ねぇ……」

「スピットファイア、何も聞かなかったことにしたほうが良いわ……アタイは何も聞いてない」

「はぁ……ちょっと音楽聞いてリフレッシュしましょ?」

「そうね……」

 

一応識別はG&K関係会社って事になってるから門番で止められるだろうけどすんなり行けるよねー……

向こうからしたら美味しいオヤツとかがタダで手に入るんだからいい機会だろ!!

 

「一度テロってくれた人権団体過激派がこっちに来て以来だっけか?」

「……うっぶ……やめろ、思い出させるな」

「やっべ……45ーエチケット袋ー」

 

隣でヴィオラがまた情けない事になってるけど……R06地区に陸路で来るのはこれで二度目だ。

テロリスト排除に来た後お風呂と寝床を用意してもらったんだっけか。

こっちの45姉があっちの45に対して煽り倒したもんだからなぁ……

指揮官であるシーラさんもまぁーこっちの大山脈を見てたっけか。

なんかELID関係で怪我して入院してた時期もあったらしいけど……大丈夫だったのかな。

 

「町並みは全然変わらないねー……お、アレアレ」

「……ふぅ、すまないHK45……見えてきたぞ目的の基地だ」

「では開店準備ですね」

「ドリーマー二匹もキビキビ働いてもらいますからね!」

「「はぁ~い」」

 

なおセキュリティゲートでドリーマーについて問い詰められた。

まぁだろうね!!




拾わなくても良いやぞ。
結局僕の独善じゃけぇ、次は何処にすっか(いきあたりばったり)

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