娘の成長した姿とはどうなるものか……
未だ母乳を飲む、拙い言葉を話す、泣くしか出来ない我が娘を抱きながら妄想する。
SOPのように無邪気ながら気遣いができる娘になるのだろうか?
UziやWAみたく素直になれないが可愛らしい娘に育つのだろうか?
「考え出すだけでも楽しいものだな……」
「まま、おっぱい」
「ん、お腹が空いたんだな」
今日も私の胸に吸い付き元気いっぱいに母乳を啜る。
こうして授乳することが幸せに感じる日が来るとはな……
念の為のDNA検査も100%私とご主人の娘である事が判明したしな。
「しかし、未曾有のベビーラッシュだな」
赤ん坊の数は個々数ヶ月で一気に膨れ上がった。
スプリングフィールドの様に双子で生まれるケースが少なかったのが幸いか。
どの人形もオフの日には胸に赤子を抱いて歩いている。
かく言う私、ヴィオラもその一人だがな。
「ヴィオラママー」
「うん?SOPか、どうした?」
「今日はね、ドリーマーママのお手伝いしてきたの!」
「ほぉ、それはスゴイな……どんな事したんだ?」
子供と言うには大きすぎるがSOPも私達の子供という認識だ。
精神年齢が幼いのもあるが……敵には容赦なく残虐ささえ見せるが……
平時はこの通りだ、精力的にお手伝いに参加する良い子だ。
何より驚きなのが機械工作への造詣の深さだ。
元々壊した鉄血兵の解体が趣味だったらしいから納得だが……
「今開発中のトレーラーヘッドのエンジン開発のお手伝い!」
「ママ耳が遠くなったのかも知れないな……トレーラーヘッド?」
「ピータービルトってメーカーのレプリカを作ってるの!」
「そ、そうか……」
「ドリーム運輸って名義で事業展開もするみたいだよ」
「カフェから離れていくな……」
このカフェもうすでに多岐に渡って事業展開しているが……
何処へ向かおうとしているのだ?
これで十分に成り立っているのだからお客様には感謝しきれないが。
「ふむ、久しぶりに改装直後の格好をしてみたが……胸がキツイな」
「あ、やっぱりーそんな感じはしてたもん」
「そうか……」
いつもの一本結からツインテールに結び直しゆったりとした衣服から露出の激しいものへ。
武装したのは何ヶ月も前だが……問題なく動いてくれる。
だが問題は起きていて……チューブトップなのだが、これがギチギチになっていた。
幸せ太りではないが実っているのは確かなようだ。
「……構えにくい」
「だろうねー私は慣れたものだけど」
私のASST対応武器はMASADAだが……構えた際にかなり……胸が邪魔する。
バストサイズ110はあるシーナよりも大きいのだからそりゃそうだが……
改めて自分の馬鹿げたバストサイズに頭が痛くなる。
「だがその御蔭でミルクの蓄えはたっぷりできるし」
「ダーリンの満足には繋がってるよねー」
「うむ……噂をすれば影……だな」
「お?」
ミルクの蓄えは乳房の大きさより乳腺の発達に関わってくるが……
私達の場合は人工的な物だ、いくらでも拡張はできる。
生体部品なので成長もまたするものだが……サイズ相応以上にものが入り込んでいる。
おまけにコーラップス系の技術がいつの間にか練り込まれているらしく……
ドリーマー曰く1カロリーで1000カロリーは産出できるとか。
おかげで私とシーナの最初期組はミルクの産出に悩まされることになるんだがな……
その対応はすべて……
「んんんっ……はぁっ……♪」
「んっ……もう、ダーリンったらミルクほしいの?」
「楽しそうに会話してたからちょっとイタズラな」
我らが主人がしてくれるので問題はない。
イタズラ感覚で胸を揉んでくるのは構わない……むしろ触れ。
私に幸せの実感をもっと寄越して欲しい。