「何故こうなった」 転生代理人モノな。
読め。(脅迫)
スィストラって人形をご存知?
いや、そうじゃないって人が多いだろうね。
私達は個人的なつながりもあるから知ってるし居場所も……まぁ詳しくは知れないけど大まかは分かる。
ではそんな人形はというと……代理人です。
そう、鉄血ハイエンドモデルの一人、代理人だ。
もっともそれの予備個体らしいけどね。うちのヴィオラと同じ様なもんだ。
「最近はどうしてるかな?」
「さぁ……マカロフが言うにはまだちょくちょくとこっちにちょっかいを出しているらしいな」
「ふーん……じゃあ元気にはしてるってことかな?」
「ハッキングしてくるぐらいにはヒマらしいわねぇ」
直接顔を合わせたのはンヶ月前の話しになるけど……
あの時ばかりはM4やM16等のAR小隊のダミー連中が酷い言動したな。
特にAR15が若干のヤンデレ風味になったし……
後で聞いた所そうしなければならないという使命感に駆られたとか何とか……
なんじゃそりゃって聞いても本人たちも首を傾げてるし……
「本体のM16のパーソナルがそうだったのかも知れないわねぇ」
「まっさかーエージェントにご執心?」
「いくつか資料があったけど異常行動してるログが見られてるのよ」
「ほほー?」
なんだよそれ……って思ったけどうち所属のダミーちゃんも同じようなのをしてたっけ?
M16が酒を浴びるようにかっくらってからそれにキレたM4が酒瓶でストライク。
SOPは9姉とよくなんか……勢いだけの遊びをしてたりね。
AR15はそんな事なかったか?いーや……十分膨らんでGカップ相当までいっても飽き足らないみたいでね。
ドリーマーを追っかけ回してとっ捕まえて押し倒してたっけ。
あー私もなんでかたくさん搾られたな。ご利益がどうのこうのと言ってたっけ。
ワンオフのハイエンドモデルのはずなのになんでこうなったかなー?
「丁度いいし武器メンテもついでにやってあげましょうかぁ」
「セクハラすんなよ?」
「チッ……」
「おい」
ドリーマーはとりあえずそんな調子なもんだから……
へたに手を出したら向こうの45だったり40が怖いんだぞー?
で、40同士でつながってるから伝播して帰った後45によるお仕置きがまってるんだから
Transitで乗り付けるとそこそこ警戒した様子のUMP40が出てきたけど……
私やヴィオラの顔を見て一言二言交わしたらすんなり中へと入れてくれた。
あとまぁお姉ちゃんが勝手に向こうと決めてた合言葉、端末に入れられててこっちがびっくり。
どうもお姉ちゃんとここの40はツーカーな仲らしい、ハッキング、盗撮その他諸々……
「やっほー、皆元気そうで何より」
「……うむ、やはりスィストラはどこか娘感があって撫でたい衝動に駆られるな」
「おい、ヴィオラー?」
「すまん、417……私は止まらんぞ」
あーあ、ヴィオラがスィストラの娘、妹オーラにやられたな。
私も正直ぎゅっと抱きしめてあげたいけど……
それより今はお菓子作ってできたてほやほやのをいっぱい食べさせるの。
「えっと……」
「ん、なにかオーダー?」
「45と一緒に食べれるパフェがほしいな……って」
うわ、奥歯にすんごいじゃりじゃりするのを噛んだ感じがするぅ。
はー、ここの百合ップルも甘々砂糖製造ですかー?
いかんいかん尊みに焼かれる前に……満面笑顔で……
「よろこんで、特盛にしてあげるから覚悟しろー?」
「えへへ、楽しみにしてますね」
パフェとなれば……他のサイボーグさん達は何が良いかねー……
片手で食えたほうが良いと思うし……
なんでって?そりゃー小動物みたいに食べあってるスィストラと45の頭を撫でるためだよ。
……となればクレープかな?
タルトだとちょっと満足度が足りないかも知れないし。
「ロマネシアはほんと良い子だね……」
「なにが?」
「んー、お手伝いしてくれて助かるよー」
「……えへ♪」
さ、ちゃっちゃか作って行きましょうか。
……こらこらロマネシアー?私のおっぱいを軽率にもんでいいなんて言ってないよー?
ドリーマーも便乗して揉んでくるな、余計に脂がのっちゃうでしょ。