この素晴らしい?オリ主に祝福を! 凍結中〜   作:伝説のダンボール

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どもー、伝説のダンボールです。

今回は異世界に転生した直後の話です。

今回は若干グロいかもしれませんので苦手な方は御遠慮下さい。


ファーストコンタクト

ゆっくり眠っていると何処からか「GAHAHA!」という叫び声か鳴き声っぽいものが聞こえてきた。

朝から騒々しいな…。と思っていると何かの歩くヒタッヒタッという足音が聞こえる。

その音を聞いているとだんだん意識がハッキリしてきた。

 

…あれ?なんでここ、こんなに冷たいんだ?

慌てて起きて周囲を確認して見ると緑色をしたなかなかの大きさのゴブリンっぽいやつがいた。しかも…短剣のようなものを持って。

 

「あれ?俺、あのムカつく女神に転生させられたんだよな?ってことはここは異世界であれはゴブリン?!」

 

俺がその事実に驚いていると、ゴブリンがこっちに走ってきた。

 

…まさか餌と思われてる?

 

よくよく周りを見るとここはテーブルに使えそうだし、あのゴブリンがもってる短剣ぽいのってもしかしなくても、

俺の前に襲われたやつの荷物!?この洞窟みたいな場所ってこいつの巣?!

 

死んで転生したと思ったらなんでゴブリンの巣に俺いるの!?もしかしてあのダメダメな女神がなんかミスったのか?

 

とりあえずこいつ倒さないと!

 

俺が生前ゲームでみてかっこいいなと思ってもしもの為に、と考え覚えといたあの技の出番だな!

 

ゴブリンが突っ込んでくるのを俺はその技、CQCの構えで待ち受ける。

 

ゴブリンが突っ込んできた。

一瞬で倒せるかと思ったが考えてが甘かったみたいだ。

 

俺がやつの腕を掴んで勢いに任せて地面に叩きつけたのにやつは、そのまま起き上がり俺に向かって短剣を振り下ろしてきやがった。

 

咄嗟に腕をクロスしてガードしたが少し腕が切れやがった。

 

その後も足掻き続けたが、一向に決定打にならず、疲れてきた。

 

そのタイミングでまた短剣が振り下ろされた。

 

今度は疲労のせいでガードが出来ずに顔にモロに攻撃を受けた。

 

それでも立ち上がろうとしたが、違和感に気づいた。

右眼が全く見えない、酷くズキズキしてくるし、血が止まらない。

 

それに気づいた瞬間、俺の中にあった何かが切れた。

 

 

 

俺の意識がようやく回復した時、そこには俺と同じように右眼が斬られていてぐちゃぐちゃになったゴブリンの成れの果てが血の海に横たわっていた。そして俺が手にしていた短剣は真っ赤に染まっていた。

 

 

俺は近くにあった、こいつに殺された冒険者の亡骸を埋め、その冒険者が持っていたであろう回復薬を一気に飲んだ。そのおかげで全身の傷は回復したものの右眼は血が止まるだけだった。

 

俺は疲れた体を起こし、さっきの冒険者の持っていた包帯を右眼に巻き付けた。

 

それからそのまま近くに見えた町まで意識が朦朧としながらも重い体を引きづり、何とか辿り着いた。

 

俺は手早く宿をとり、明日また冒険者ギルドへ行くことにして寝た。

 

 




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次回はギルド行ったりするとこです。

ではまた!

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