ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
さて、今回のゲストは?
「ワタシノナハ…ミッド…」
ミッドウェーか…。てか、戦いの最中良いのか?
「ナゼワタシノナヲ…。マァイイ。イマハホンドニムカッテイルサイチュウダ。テミジカニタノム。」
了解。では、あらすじどうぞ
アラスジ
ゼンカイ、ワタシノカツヤクニヨリ、アイテノカンムスハニゲテイッタワ。ハナシニモナラナイワネ。
…………
「はぁ…はぁ…。くそっ!俺たちの攻撃が効かない…。」
ドミナントたちは近くの無人島で話す。
「て、提督…ゲホッ…。すまない…。」
「提督…ごめんなさい…。」
長門と赤城が謝ってきた。
「別に良い。お前たちが生きていてくれればな…。」
ドミナントは険しい顔をしながら言った。
「吹雪、まずは大本営に連絡だ。“今からそちらに未確認深海棲艦が向かっている。第4佐世保鎮守府提督、ドミナントが認める強さだ。万全の…深海棲艦が10万匹前後で来るくらいの準備と覚悟をしておけ。さもなくば全滅する。”と…。」
「司令官…。」
「……。もしかしたら、敗北するかもしれない。」
吹雪が心配そうな眼差しを送ったあと、大本営に伝える。
「…伝えました…。」
「…ありがとう吹雪…。俺たちは…止められなかった…。おそらく大本営でも結果は同じだろう…。勝って勝って、最後に負け…」
ドミナントは優しく…諦めたように言おうとしたが…。
「ちょっと待ってください!」
赤城が声を上げる。
「なんだ…?赤城…。」
「まだです…まだ私は戦えます…。」
「赤城…無茶をするな…。」
「無茶をしなくて勝てるなら…無茶なんてしません!」
「…何か良い案はあるのか…?」
「…いえ、ありません…。」
「…だろうな。…考えられる可能性は考えてみた。今から第4佐世保鎮守府に連絡して、救援を求める…。結果は無理だ。あと10分以内に大本営に着くだろう。間に合うはずがない。大本営から最終兵器を託される…それは可能性が低い…。あいつを倒せるほどの兵器を開発してたのだったら、ただの深海棲艦を倒せる武器がとっくにあるはずだ…。いきなり俺たちがパワーアップする。そんなわけがない…ここはそんなにファンタジーではなく現実だ。たまたま全艦娘が大本営にいる…そんなことがあるわけがない…。」
ドミナントは淡々と述べる。
「もう…無理なんだよ…。」
ドミナントは諦める。すると…。
パァン!!
ドミナントは目尻に涙を浮かべた瑞鶴に平手打ちさた。…とは言っても、ACなので、大したダメージにもならず、逆に瑞鶴の手が痛いだけだ。しかし、今のドミナントには、身体よりも心に大ダメージを負った。
「あんた…そんなに不甲斐ない提督だなんて思ってなかったわ!!」
瑞鶴は大声でドミナントを叱る。
「じゃぁどうするんだ!?10分以内に、大本営にあの化け物が着く!それまでに倒す方法があるのか!?」
ドミナントも大声を出す。
「それは…そんなのあるわけがないじゃない!!」
「ないじゃないか!!」
「…わかってるわよ…。でも…でも!提督はそんな地獄のような状態でも、私たちを導いてくれる!それが提督であるべき姿であって、私たちの提督なのよ!!」
「勝手な妄想を押し付けるな!俺だって元人間だ!出来ることと出来ないことがある!」
「それがダメなのよ!今のあなたはダメだと思ったらすぐに諦めて!試しもしないのに勝手に不可能だと決めつける!!あなたは…提督はそんな人じゃないはずよ!」
「だから…」
「提督!私に言ったわよね!?『諦めたら今までのことが全て水の泡になる』って。あれは…、あれは嘘だったの!?違うでしょ!!少なくともあの時の提督は本気でそう思っていたはずよ!提督は『もう後悔したくない』と言ったわよね!?今諦めたら絶対後悔するわよ!!同じ過ちを二度も繰り返さないんじゃなかったの!?」
瑞鶴が涙を流し、歯を食いしばりながらフーフー唸る。
「瑞鶴…。」
長門が呟く。そして…。
「提督、私は行くぞ。例え命令違反だとしても、私は諦めない。」
「司令官…。私も行きます。もう後悔したくないので…。」
「提督、私も瑞鶴さんの言う通りだと思います…。私は…提督がそんな人じゃないと信じたいです…。」
「提督…。五航戦に一航戦が負けていられません…。たしかに、提督の言う通り敗北かもしれませんが…私は諦めたくありません。」
「提督。私のanswerはわかるはずデース。提督、もうlastになるかもしれないデスけど…。私は提督のことが大好きデース。忘れないでいてほしいネー。」
次々と艦娘たちが出撃の支度をする。
「……。俺は行かないぞ…。無駄死にしたくないのでな。」
ドミナントは艦娘から背を向ける。
「提督…。」
「早く行け!お前たちは俺のためではなく、自分のために戦え!逃げたい時は逃げろ!…それが…最後の命令だ…。」
ドミナントは一切艦娘の方向を向かない。
「行くぞ。…お前にはガッカリだ。」
「司令官…。」
「提督…私は最後まで信じたかったです…。」
「フンッ…。」
「提督…。今まで迷惑をかけました…。」
「…今までtank youネ…。提督…。」
艦娘たちは全員進みながら、ドミナントが最後に見てくれないかと見えなくなるまで見ていた。その後、全員目尻に涙を浮かべていたり、静かに泣いていたりした。
…………
「…行ったか…。…瑞鶴、ありがとな。俺を取り戻してくれて…。」
ドミナントはそう言った後、第4佐世保鎮守府に電話する。
『こちら第4佐世保鎮守府。何か用か?』
「ジナイーダか?俺だ。ドミナントだ。急ぎの用がある。」
『なんだ?』
「艦娘全員でなくても良い。こちらに来れないか?」
『何を馬鹿なことを言っている。無理に決まっているだろう。セラフが今、ジャックと手術をしている。それに、お前だけでなんとかなるだろう?』
「…いや、ならない…。頼む…。来れないか…?」
『無理だと言っている。それに、そっちにすぐ行くとしてもVOBで30分はかかる。これ以上の改良をし、スピードを高めれば流石の私たちといえども体がもたない。それに、さらに時間もかかる。』
「…わかった…。…ならばお前たちに依頼を出す。報酬は俺の全財産だ。地位、金、時間、命…。全てだ。10分以内にここに来て、あいつらを助けてやってくれ。」
『そんなにも追い詰められているのか…。だが10分は無理だ。…いや、可能か?VOBにアレをつければ…。』
ジナイーダが呟く。
「可能ならそれよりも早く来てくれ。…依頼は受けたと認識する。良いな?」
『ああ。依頼は受けた。だが、艦娘は少数になる。いいな?』
「ああ。」
『ではそちらに向かう。』
そう言って電話が切られた。
…………
数分後
「はぁ…はぁ…。」
第4所属の艦娘たちは全員大破だったり、中破していた。それでも、立ち向かっていた。
「…モウ、ホントウニシツコイワネェ。デモムダヨ、ゼンブ。」
ミッドウェーは大砲を構える。
ズガァァン!ズガァン!ズガァァァァン!!
「赤城!避けろ!!」
長門は叫ぶが遅い…。
「提…督…。」
ドガァァン!ドガァァン!!ドガァァン!!
だが当たる寸前で爆発する。
「!?」
「!?」
艦娘たちは驚くが、ミッドウェーも驚く。
「不発…?」
「ナゼ…?」
疑問に思っているところに…。
「早すぎるが…仕方ない。」
遠くからドミナントが来る…。
「提督ー!やっぱり来てくれたデース!」
「全く…。来ると思っていたぞ。提督。」
「遅すぎるわ!もっと早く来なさいよね!提督!」
「提督…。来てくれたんですね…。」
「司令官!司令官が来てくれたのなら百人力です!」
「提督、私、ずっと信じていました。」
ドミナントを見た途端、艦娘たちは自然と笑みがこぼれていた。
はい。終わりました。次回で最終話ですね。
登場人物紹介コーナー
筆者…色々あり、現在の趣味は小説を書くこと。つまり、これ。自分のやりたかった内容が、日々ズレていっている。
次回!「最終話」お楽しみに!