ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「暇ねぇ…。」
何も言うことないからね。てか、元帥いるけど平気なの?
「私の出番ないじゃない。」
ま、そうだよね。
「それより、ちゃっちゃとやるわ。今回のゲストは…。」
「海軍の最高責任者…。と、言えばわかるかな?」
「げ、元帥さん…。」
「出番がなくて、すまない。私に時間をかけているのだろう。」
「い、いえ、そういう意味では…。」
おー、元帥じゃないですか。ご無沙汰しております。
「君は…?」
「ゴミムシです。」
ひどいなぁ…。てか、主任うつったんじゃない?
「?…まぁいいか…。では、私は何をすれば良いのかな?」
あらすじを言えば良いのであります。
「ふむ…。下手だとは思うが、頑張ってみよう…。」
…別に期待は…。いてっ!
あらすじ
こういうのは得意ではない。下手なところをお見せして見苦しいと思うかもしれないが、まぁ聞いてくれ。前回、私と大和がメインの話だった。他の鎮守府のことを少し述べたが、どうだろうか…?第1横須賀鎮守府について、よく知りたい気持ちもあるだろうが、まだ出番は無いそうだ。…そこの男性が言っていた。そして現在、第4佐世保鎮守府へ大和と共に来たが、大変腕の良い女性に警戒されてしまってな。フフフ、久しくヒヤヒヤしたぞ。そして、簡単な挨拶を済ませた。
なげぇ…。
「あんた…。少しは黙りなさい…。」
…すみません…。
…………
第4佐世保鎮守府 応接室
カチャ…
ドミナントは元帥たちに紅茶を出す。
「お口に合えばよろしいのですが…。」
「別に構わん。」
「…あっ、美味しい…。」
元帥は遠慮をし、大和は美味しそうに飲む。
「…何をしに元帥は来たんだ?」
「ちょ、ジナイーダ、頼むから命令口調はやめてくれ…。」
「ふむ…。私はドミナント少佐と話をしに来たのだ。」
「えっ!?私とですか…?」
「そうだ。噂に聞く、“化け物”とはどんななのかを知りに来たのだ。」
「元帥殿、そんな言い方やめてください…。」
「私の仲間に“化け物”と言ったか…?」
「ジナイーダも、ナイフを取り出そうとするな…。」
ドミナントと大和は二人を宥める。
「…さて、元帥殿、本当はこちらに何をしに来たのでしょうか?」
「うむ。今度は真面目に言おう。君に昇進の話と、艦娘の褒美を渡しに来たのだ。」
「えっ?でも、私の昇進ではなく、艦娘の褒美だけでは…?」
「うむ。確かにそうであったが、ドミナント少佐のあの戦果で、階級が“少佐”というのでは示しがつかないと思ってな。階級を上げたのだ。」
「…では、私は“少佐”ではなく、“中佐”ですね。」
「いや、違う。」
「?」
「君は“大佐”だ。」
「えっ!?」
ドミナントは驚いていたが、ジナイーダと大和たちは当然のような顔をしていた。
「ど、どうしてですか…?いきなりすっ飛ばしたら他の提督から不満が出るのでは…?」
「…君はあの戦果が普通だと思っているのか?」
「…『ミッドウェー』倒しただけですよ…?」
「うむ。その『ミッドウェー』を倒したからこそだ。君は一部の提督からイレギュラー認定されているぞ?」
「…イレギュラー…。」
「なぜなら、新種の深海棲艦を倒し、flagshipの深海棲艦を何匹も倒したのだ。そんな艦娘の提督だぞ。」
「まぁ、そうですが…。」
「他の提督からは許可を取ってある。今日から君は“大佐”だ。」
「…目が見えなくならなければ良いのですが…。」
「?何か言ったか?」
「あっ!いえ、なんでもありません。」
ドミナントは慌てて否定する。
「それと、艦娘たちの褒美についてだが…。」
「はい。」
「…君たちには席を外してもらいたい。」
「えっ…?」
「艦娘も、提督の前では言えないこともある。本音を聞きたいのだ。」
「なる…ほど…。」
ドミナントは納得する。
「あと、大和、君もだ。」
「えっ!?私もですか!?」
「君は艦娘の憧れの存在。君の前では、どうしても艦娘がかしこまったり、遠慮したり、つまらないお願いをしてはいけないと思ってしまう。つまり、…わかるだろう?」
「…はい。」
「…私は大丈夫だ。何かあれば、大声で呼ぼう。…それとも、この鎮守府が安全ではないと思うのか?」
「いえ、間違いなく、ドミナント少…大佐の鎮守府は、安全です。」
大和はキッパリと断言した。元帥と共に来た時、ジナイーダに“歓迎”されたからだ。
「あの時の出撃した艦娘たちを呼んできてはくれないか?」
「かしこまりました。少し待っていてください。」
そして、ドミナントは呼びに行った。
…………
金剛型4姉妹の部屋
コンコン…ガチャ
「金剛、いるか〜?」
部屋が散らかっている。ドミナントに似た人形や、金剛の雑誌などが…。
「て、提督ー!勝手に開けちゃNOデース!」
「ひえぇぇ…。」
「は、榛名、驚きました…。」
「司令、私の分析では、勝手に女性の部屋に入るのはNGだと判断しています。」
「すまんすまん。…やましいことなどしていないだろう?」
「「「……。」」」
「…していたのか…。まぁいいや、金剛、応接室に来てくれ。」
「wow(ワオ)!て、提督から呼び出しを…。ついに私の魅力に気づいたデース!」
「あっ、ごめん…。違うんだ。」
「?何がデスカ?」
「元帥が褒美を与えに来たから褒美をもらいに行ってってことだったんだけど…。」
「……。」
「…ごめん。」
そして、ドミナントはその場を去った。
…………
長門部屋
コンコン、ガチャ。
「長門ー、いるか〜?」
「む。提督、何か用か?」
「いや〜、元帥が褒美をくれにきてな。応接室にいるから。」
「…その時、提督はいるのか?」
「いや、俺はいない。俺がいると、頼みづらい可能性があるらしくてな。」
「なるほど。それは良かった。」
「?」
「あっ、いや…。提督に聞かれるのは少し…な…。」
「…嫌われているのかな?」
「いやっ!違う!そういう意味では…。」
「ごめんよ。いきなり部屋にこられても迷惑なだけだよな。俺は出ていくよ。もう二度とここには来ないから安心してくれ。なるべく話さないようにもするし、顔を合わせないようにする。多分、会うのが最後だ。…そうだ、ちょうど元帥もいるし、長門を異動させてあげるか。じゃぁな。今までありがとう。元気でな。」
「ちょ、違う!待てっ!待ってくれ…!頼む…。そういう意味ではないから…。お願いだから…。話を…。うぅ…。」
長門は思いっきり悲しそうになる。
「…フフフ。冗談だ。」
ドミナントが少し笑いながら言う。
ドガァァァァァン!!
…………
五航戦の部屋
コンコン…、ガチャ…
「ず、瑞鶴…、いるか…?」
ドミナントがボロボロの状態で言う。
「ど、どうしかしたんですか!?」
「どうしたの!?提督さん!」
「色々…あってな…。それより…、応接室で元帥殿がお呼びだ…。」
「い、行くけど、何があったのよ…。」
「…極秘だ…。」
「はぁ!?」
「俺は行く…。」
「ちょ、待ちなさいよ!…もう!何でここの人たちはおかしな人ばかりなの!」
瑞鶴は、すぐにいなくなったドミナントを不思議に思いながら叫んだ。
…………
一航戦の部屋
コンコン…、ガチャ
「赤城ー…、いるか〜…?」
「提督、勝手に開けるのはどうかと…。…何かあったんですか?」
ボロボロのドミナントを見て、加賀が思わず毒を吐くのをやめる。
「色々あってな…。それより、赤城は…?」
「赤城さんなら、今外出中です。…おそらく、お昼へ行っているのでしょう。」
「そうか…。なら加賀、赤城に伝言頼めるか…?」
「……。」
「頼む…。」
「…わかりました。」
「ありがとう…。赤城に『元帥が応接室で褒美をくれるそうだから、行ってくれ。』と言っといてくれ…。」
「伝えておきます。」
「ありがとう…。」
そして、ドミナントはフラフラと歩いて行った。
…………
古鷹型の部屋
コンコン…、ガチャ。
「古鷹ー、いるか〜?」
「はい、何でしょうか?」
「加古へんな寝方しているなぁ…。あっ!ごめん。元帥が応接室で褒美をくれるって。」
「えっ!?何でですか!?」
「この前出撃したお礼だって。それじゃ、俺は行くから。」
「わかりました。」
ドミナントはしっかりとした足取りで歩いて行った。
…………
吹雪型の部屋
コンコン…ガチャ…。
「吹雪〜、いるか〜?…て、わっ!」
「司令官だー!」
「捕まえろー!」
「出番増やせー!」
吹雪型の皆さんがドミナントにまとわりつく。
「ちょ、ヤメテ…。それより、吹雪はどこだ…?」
「知らなーい。また司令官の部屋にでもいるんじゃない?」
「…ついに俺の在時にまで行くようになったか…。」
「それより、遊ぼ。」
「でも、俺はまだ仕事中…。」
「あそべー!」
「光が眩しい…。」
「出番増やせー!」
ワーワー、ギャーギャー。そして、吹雪が帰ってくるまで遊び相手にされるのだった…。
…………
応接室
「呼んできました…。」
「そ、そうか…。それより、何でそんなにボロボロのクシャクシャなんだ…?」
「…大変なことに巻き込まれたり、爆発などです…。」
「うむ、意味がわからん…。」
そんなことを話していると…。
コンコン…ガチャ
「司令官、全員集まりました。」
「ありがとう、吹雪。…では、元帥殿、我々は退室します。」
「うむ。」
そして、ドミナントたちは退室して行った。
はい。終わりました103話。
登場人物紹介コーナー
ダレモ…イナイ…。
次回!第104話「それぞれの褒美」お楽しみに!