ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「濃くなるって…。どれくらい…?」
とある組織や、巨大兵器などが…。
「もういいわ…!聞くだけで無理…。」
まぁ、書くから、瑞鶴も頑張ってね。
「私に死ねと筆者さんは言うのね…。」
…誇張し過ぎじゃない?
「…やられる身にもなってみなさいよ…。」
…絶対にやだ。まぁ、高みの見物をしますよ。
「…その前に筆者さんを殺せばなんとかなるかしら…?」
…ん?何か言った?
「…あっ。いいえ。なんでもないわ。それより、後で近くの森の中に一人で来てくれない?」
非常に気になるその笑顔。てか、森の中は無理だなぁ。汚れたくないし。
「大丈夫よ。すぐに楽になるわ。」
…殺す気だな…。それより、ゲストは?
「この人。」
「瑞鶴、やめておけよ。」
「あっ、提督さん…。」
「大切な仲間を殺人者にしたくない。」
さっすが〜。ドミナントですね。
「…俺がやろう。」
ま、待ってくれ。降参だ。筆者は…、指示された通りやっただけだ…。あいつさえいなければ…こんなことする意味もない。それに、まだ書いていない。ノーカウントだ!ノーカウント!なぁ?わかるだろう…?同じ人間じゃないか?
「ああ。そうだな。」
ドッガァァァァァン!!
「…これで良い。」
「あー…。多分、あれは本当に死んじゃったかも…。」
「それより、あらすじをすれば良いのだな?」
「え、ええ。」
あらすじ
前回、俺は眠かったから寝た。体がだるい…。頭が痛く、ボーっとする…。寒いし…。…もしかして、やばい状況なんじゃない…?
…残念だが、筆者は不死身なのだよ…。
…………
第4佐世保鎮守府 提督自室
コンコン…ガチャ。
「提督、ヒトフタマルマルですよ。いい加減起きてください。」
大鳳が入り、布団を揺さぶる。
「提督、まだ寝ているんですか…?」
大鳳は、布団から顔を出すドミナントを見る。
「フフ。寝顔は可愛いのね。フフフ。」
そして、大鳳はドミナントの顔に手を触れる。そして…。
「熱っ。…すごい熱…。」
驚き、すぐに手を引っ込める。
「…おそらく、38.5分前後…。高熱ね。医者に見せた方が…。」
「…大丈夫だ。」
「提督!?起きていたんですか!?」
大鳳はさっきのことを聞かれたと思い、顔を赤くする。
「ああ。…と言っても、顔を触られた時からだがな…。フフ…フ…。」
ドミナントは力なく笑う。
「まずどうすれば…。薬を…。いや、でもまずは先にみんなに知らせるべき…。でも、その間提督を放っておくわけには…。」
大鳳は、いつもはしっかりしているが、不測の事態に混乱している。
「…まずは、そこにある冷蔵庫に冷えた枕がある。持ってきてくれ。そして、みんなには知らせるな。この前の年老いた医者を呼んできてくれ…。それと、俺の仕事だが…。提督机の一番上の引き出しの中に印鑑がある。それと一緒に仕事を持ってきてくれ…。」
ドミナントは一つ一つ的確に言う。
「…えっ?なんで仕事を…?」
「それが『提督』だ…。風邪をひいても仕事をして管理しなければならない責任がある。…それに、あの量の仕事は誰がやるんだ…?」
「私がやります!」
「いや、無理だろ…。」
「む…。この程度、この大鳳にはびくともしないわ!」
大鳳は自信満々に胸をそらす。
「…何もないとそらしているのがわかるな…。」
「…提督…?何か言いました…?」
「あっ、いえ!なんでもないです!」
大鳳の恐ろしい瞳に、思わず敬語を使ったドミナントだった。
…………
「ふむ…。この時期、風邪が流行っておるからのう。おそらくそれじゃ。」
「そうなのでしょうか…?」
現在、ドミナント寝ているが、医者に診てもらっている。大鳳はドミナントの隣で心配そうに見ていた。
「じゃが…、寝不足もありそうじゃの。それに、この部屋には暖房がない…。寝不足に、体が冷えたり、ストレスでここまでなったのじゃろう。…薬は出しておく。一週間もすれば、なんとかなるじゃろう。」
医者は、カバンの中から薬を取り出す。
「一週間…。それでは間に合いません!なんとか早める方法はないですか?」
大鳳は聞く。
「…何かあるようじゃが、無理じゃの。…じゃが、可能性はあるのう。」
「あるなら教えてください!」
「…医者として、こんなことを言うのはおかしいと思うが…。不治の病に侵された人が、他人の看病で治ったと言う話を聞いたことがある。つまり丁寧に、大切に看病したら、治る傾向が強まると言うことじゃ。…まぁ、その患者を診た医者が無能の可能性もあるがな。」
年老いた医者が言う。
「…つまり、看病することですね?」
「…まぁ、そうなのじゃろう。」
「なら大丈夫です!最初からする予定でしたから。」
大鳳は自身満々に言う。
「…じゃが、世話を焼くことに迷惑を覚える人間もおる。」
「随分とわがままな人ですね。世話を焼いてくれる人がいない人もいますのに。」
「全くじゃ。…話を戻すが、その人のためを思っても、やり過ぎたら流石に迷惑じゃ。病気になった本人はいま辛い状況なのじゃ。それらを見極め、看病することが大切じゃぞ。…それじゃ、わしは帰る。」
「ありがとうございました。」
年老いた医者はそう言ったあと、帰って行った。
「…迷惑にならない看病…。」
大鳳は呟いた。
…………
「う…ん…。」
ドミナントはぼんやりした視界の中、目覚める。目の前には、黒い人影が汗を拭いてくれていたり、額に濡れた布巾を乗せてくれている。
「…母…さん…?」
ドミナントは呟いた。
「…母さん…?」
大鳳はキョトンとする。
「提督、大鳳です。」
「…大鳳…?」
ドミナントはボヤけた視界から、しっかりと見る。
「…すまん。さっきのことは忘れてくれ…。」
ドミナントは言う。
「母さん…。提督に家族はいたんですか?」
「…いた。」
「もういないんですね…。」
「ああ…。」
「提督、提督はどこから来たのですか?」
「…何故そう思った?」
「だって、提督はあまりにも世の中のことを知りませんし、ロボットになれるなんておかしいですから。」
「…まぁ、そうだな。」
ドミナントは答える。
「ジナイーダさんから、ジナイーダさんの世界のことは知りました。…セラフさんも、主任さんも、ジャックさんも同じ荒んだ世界だと思います。しかし、提督はその4人と比べると、圧倒的に心が豊かです。それに、あの世界で、その格好で書類仕事なんておかしいですし。」
大鳳は述べる。
「提督…。…他の人には内緒にします。教えていただけませんか…?」
大鳳は、ドミナントの額の布巾を手に取り、水につけて、絞ってまた乗せた。
「…いいだろう。話そう。俺は、あいつらとは別の世界から来た。少なくとも、俺がいた場所は戦争などしていなかった。逆に、この提督仕事の約5倍以上の仕事量ばかりで、休む暇などない。ある意味過酷な世界だ。…驚くかもしれないが、その世界にもジナイーダたちはいた。」
「えっ!?ジナイーダさんたちが…?」
「ああ。…だが、コンピューターゲーム、『アーマード・コア』通称“AC”の登場人物。つまり、架空の人物達だ。」
「そうなんですか…。」
「俺は、あいつらを倒したことがある。」
「えっ!?」
「俺がロボット化…、通称AC化の姿形、武器であいつらを倒した。…ものすごく大変だったがな。」
「つまり…、提督はジナイーダさんたちよりも強いんですか…?」
「“強かった”…だな。それに、それはたかがコンピューターゲーム。現実とは違う。やられれば、やり直しができるし、パターンも読み取れる。」
「そう…なんですか…。」
「それに、お前たちのゲームもある。」
「えっ!?」
「『艦隊これくしょん』通称“艦これ”だ。俺はそのゲームをしたことがないからよく分からないがな。」
「私たちがゲームに…。」
大鳳は想像する。自分たちがキャラクターになり、深海棲艦を倒す姿を…。
「…そこには、提督たちもいますか?」
「『提督』はいる。それをやる人全員が提督と呼ばれるらしい。そして、やる人…プレイヤーが、編成し、出撃や遠征をさせたりする。デイリー任務とやらがあるらしいがな。」
「…ドミナント提督は…?」
「俺は艦娘じゃない。もちろん、ジナイーダたちもだ。それに、少し前に戦った『ミッドウェー』も…。いや、『ミッドウェー』はいるのか…?同じ深海棲艦だから、おそらくいるだろう…。」
「そんなのと、違う世界の私たちは戦っているんですね…。」
「おそらくな。…だが、俺はそれをしたことがないからわからない。逆に、ジナイーダたちのことはよく知っている。主任が何者なのか…。セラフとはなんなのか…、ジャックがあんなことをした本当の理由がなんなのか…、ジナイーダはなぜある男を追っているのか…。などなどだ。まぁ、それを俺が知っているなんてバレたら、殺されるかもしれないから今まで言わなかったがな。」
ドミナントは淡々と述べる。
「…大丈夫ですよ。」
「何がだ…?」
「ジナイーダさんたちは殺したりはしないはずです。それに、前セラフさんから、“ドミナントさんが私たちに何かを隠しているのは知っています…。私たちに害があるものなのかもしれませんが、隠し続けられるこっちの身はとても寂しいんですよ?”って、言ってました。…バレるよりも、打ち明けた方が良いと思います。」
大鳳は静かに言う。
「…そういうものなのか?」
「そういうものなんです。それに、もし怒ったとしても、殺しはしませんよ。」
大鳳は笑顔で言った。
「…そうか…。」
ドミナントは呟いたあと、眠りについた。
……打ち明ける時…か…。
はい。終わりました。最近、なんかいまいち…。でも、続けます。
登場人物紹介コーナー
大鳳…しっかりとした軽空母。ドミナントたちに好意的。あの彗星を忘れたことなどない…。
次回!第108話「旅行 その4」お楽しみに!