ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

108 / 280
はい。やってきました107話。…200話で終わりそうにないですね…。一応、ACが濃くなっていくんですけどね。
「濃くなるって…。どれくらい…?」
とある組織や、巨大兵器などが…。
「もういいわ…!聞くだけで無理…。」
まぁ、書くから、瑞鶴も頑張ってね。
「私に死ねと筆者さんは言うのね…。」
…誇張し過ぎじゃない?
「…やられる身にもなってみなさいよ…。」
…絶対にやだ。まぁ、高みの見物をしますよ。
「…その前に筆者さんを殺せばなんとかなるかしら…?」
…ん?何か言った?
「…あっ。いいえ。なんでもないわ。それより、後で近くの森の中に一人で来てくれない?」
非常に気になるその笑顔。てか、森の中は無理だなぁ。汚れたくないし。
「大丈夫よ。すぐに楽になるわ。」
…殺す気だな…。それより、ゲストは?
「この人。」
「瑞鶴、やめておけよ。」
「あっ、提督さん…。」
「大切な仲間を殺人者にしたくない。」
さっすが〜。ドミナントですね。
「…俺がやろう。」
ま、待ってくれ。降参だ。筆者は…、指示された通りやっただけだ…。あいつさえいなければ…こんなことする意味もない。それに、まだ書いていない。ノーカウントだ!ノーカウント!なぁ?わかるだろう…?同じ人間じゃないか?
「ああ。そうだな。」
ドッガァァァァァン!!
「…これで良い。」
「あー…。多分、あれは本当に死んじゃったかも…。」
「それより、あらすじをすれば良いのだな?」
「え、ええ。」

あらすじ
前回、俺は眠かったから寝た。体がだるい…。頭が痛く、ボーっとする…。寒いし…。…もしかして、やばい状況なんじゃない…?







…残念だが、筆者は不死身なのだよ…。


107話 旅行 その3

…………

第4佐世保鎮守府 提督自室

 

コンコン…ガチャ。

 

「提督、ヒトフタマルマルですよ。いい加減起きてください。」

 

大鳳が入り、布団を揺さぶる。

 

「提督、まだ寝ているんですか…?」

 

大鳳は、布団から顔を出すドミナントを見る。

 

「フフ。寝顔は可愛いのね。フフフ。」

 

そして、大鳳はドミナントの顔に手を触れる。そして…。

 

「熱っ。…すごい熱…。」

 

驚き、すぐに手を引っ込める。

 

「…おそらく、38.5分前後…。高熱ね。医者に見せた方が…。」

 

「…大丈夫だ。」

 

「提督!?起きていたんですか!?」

 

大鳳はさっきのことを聞かれたと思い、顔を赤くする。

 

「ああ。…と言っても、顔を触られた時からだがな…。フフ…フ…。」

 

ドミナントは力なく笑う。

 

「まずどうすれば…。薬を…。いや、でもまずは先にみんなに知らせるべき…。でも、その間提督を放っておくわけには…。」

 

大鳳は、いつもはしっかりしているが、不測の事態に混乱している。

 

「…まずは、そこにある冷蔵庫に冷えた枕がある。持ってきてくれ。そして、みんなには知らせるな。この前の年老いた医者を呼んできてくれ…。それと、俺の仕事だが…。提督机の一番上の引き出しの中に印鑑がある。それと一緒に仕事を持ってきてくれ…。」

 

ドミナントは一つ一つ的確に言う。

 

「…えっ?なんで仕事を…?」

 

「それが『提督』だ…。風邪をひいても仕事をして管理しなければならない責任がある。…それに、あの量の仕事は誰がやるんだ…?」

 

「私がやります!」

 

「いや、無理だろ…。」

 

「む…。この程度、この大鳳にはびくともしないわ!」

 

大鳳は自信満々に胸をそらす。

 

「…何もないとそらしているのがわかるな…。」

 

「…提督…?何か言いました…?」

 

「あっ、いえ!なんでもないです!」

 

大鳳の恐ろしい瞳に、思わず敬語を使ったドミナントだった。

 

…………

 

「ふむ…。この時期、風邪が流行っておるからのう。おそらくそれじゃ。」

 

「そうなのでしょうか…?」

 

現在、ドミナント寝ているが、医者に診てもらっている。大鳳はドミナントの隣で心配そうに見ていた。

 

「じゃが…、寝不足もありそうじゃの。それに、この部屋には暖房がない…。寝不足に、体が冷えたり、ストレスでここまでなったのじゃろう。…薬は出しておく。一週間もすれば、なんとかなるじゃろう。」

 

医者は、カバンの中から薬を取り出す。

 

「一週間…。それでは間に合いません!なんとか早める方法はないですか?」

 

大鳳は聞く。

 

「…何かあるようじゃが、無理じゃの。…じゃが、可能性はあるのう。」

 

「あるなら教えてください!」

 

「…医者として、こんなことを言うのはおかしいと思うが…。不治の病に侵された人が、他人の看病で治ったと言う話を聞いたことがある。つまり丁寧に、大切に看病したら、治る傾向が強まると言うことじゃ。…まぁ、その患者を診た医者が無能の可能性もあるがな。」

 

年老いた医者が言う。

 

「…つまり、看病することですね?」

 

「…まぁ、そうなのじゃろう。」

 

「なら大丈夫です!最初からする予定でしたから。」

 

大鳳は自身満々に言う。

 

「…じゃが、世話を焼くことに迷惑を覚える人間もおる。」

 

「随分とわがままな人ですね。世話を焼いてくれる人がいない人もいますのに。」

 

「全くじゃ。…話を戻すが、その人のためを思っても、やり過ぎたら流石に迷惑じゃ。病気になった本人はいま辛い状況なのじゃ。それらを見極め、看病することが大切じゃぞ。…それじゃ、わしは帰る。」

 

「ありがとうございました。」

 

年老いた医者はそう言ったあと、帰って行った。

 

「…迷惑にならない看病…。」

 

大鳳は呟いた。

 

…………

 

「う…ん…。」

 

ドミナントはぼんやりした視界の中、目覚める。目の前には、黒い人影が汗を拭いてくれていたり、額に濡れた布巾を乗せてくれている。

 

「…母…さん…?」

 

ドミナントは呟いた。

 

「…母さん…?」

 

大鳳はキョトンとする。

 

「提督、大鳳です。」

 

「…大鳳…?」

 

ドミナントはボヤけた視界から、しっかりと見る。

 

「…すまん。さっきのことは忘れてくれ…。」

 

ドミナントは言う。

 

「母さん…。提督に家族はいたんですか?」

 

「…いた。」

 

「もういないんですね…。」

 

「ああ…。」

 

「提督、提督はどこから来たのですか?」

 

「…何故そう思った?」

 

「だって、提督はあまりにも世の中のことを知りませんし、ロボットになれるなんておかしいですから。」

 

「…まぁ、そうだな。」

 

ドミナントは答える。

 

「ジナイーダさんから、ジナイーダさんの世界のことは知りました。…セラフさんも、主任さんも、ジャックさんも同じ荒んだ世界だと思います。しかし、提督はその4人と比べると、圧倒的に心が豊かです。それに、あの世界で、その格好で書類仕事なんておかしいですし。」

 

大鳳は述べる。

 

「提督…。…他の人には内緒にします。教えていただけませんか…?」

 

大鳳は、ドミナントの額の布巾を手に取り、水につけて、絞ってまた乗せた。

 

「…いいだろう。話そう。俺は、あいつらとは別の世界から来た。少なくとも、俺がいた場所は戦争などしていなかった。逆に、この提督仕事の約5倍以上の仕事量ばかりで、休む暇などない。ある意味過酷な世界だ。…驚くかもしれないが、その世界にもジナイーダたちはいた。」

 

「えっ!?ジナイーダさんたちが…?」

 

「ああ。…だが、コンピューターゲーム、『アーマード・コア』通称“AC”の登場人物。つまり、架空の人物達だ。」

 

「そうなんですか…。」

 

「俺は、あいつらを倒したことがある。」

 

「えっ!?」

 

「俺がロボット化…、通称AC化の姿形、武器であいつらを倒した。…ものすごく大変だったがな。」

 

「つまり…、提督はジナイーダさんたちよりも強いんですか…?」

 

「“強かった”…だな。それに、それはたかがコンピューターゲーム。現実とは違う。やられれば、やり直しができるし、パターンも読み取れる。」

 

「そう…なんですか…。」

 

「それに、お前たちのゲームもある。」

 

「えっ!?」

 

「『艦隊これくしょん』通称“艦これ”だ。俺はそのゲームをしたことがないからよく分からないがな。」

 

「私たちがゲームに…。」

 

大鳳は想像する。自分たちがキャラクターになり、深海棲艦を倒す姿を…。

 

「…そこには、提督たちもいますか?」

 

「『提督』はいる。それをやる人全員が提督と呼ばれるらしい。そして、やる人…プレイヤーが、編成し、出撃や遠征をさせたりする。デイリー任務とやらがあるらしいがな。」

 

「…ドミナント提督は…?」

 

「俺は艦娘じゃない。もちろん、ジナイーダたちもだ。それに、少し前に戦った『ミッドウェー』も…。いや、『ミッドウェー』はいるのか…?同じ深海棲艦だから、おそらくいるだろう…。」

 

「そんなのと、違う世界の私たちは戦っているんですね…。」

 

「おそらくな。…だが、俺はそれをしたことがないからわからない。逆に、ジナイーダたちのことはよく知っている。主任が何者なのか…。セラフとはなんなのか…、ジャックがあんなことをした本当の理由がなんなのか…、ジナイーダはなぜある男を追っているのか…。などなどだ。まぁ、それを俺が知っているなんてバレたら、殺されるかもしれないから今まで言わなかったがな。」

 

ドミナントは淡々と述べる。

 

「…大丈夫ですよ。」

 

「何がだ…?」

 

「ジナイーダさんたちは殺したりはしないはずです。それに、前セラフさんから、“ドミナントさんが私たちに何かを隠しているのは知っています…。私たちに害があるものなのかもしれませんが、隠し続けられるこっちの身はとても寂しいんですよ?”って、言ってました。…バレるよりも、打ち明けた方が良いと思います。」

 

大鳳は静かに言う。

 

「…そういうものなのか?」

 

「そういうものなんです。それに、もし怒ったとしても、殺しはしませんよ。」

 

大鳳は笑顔で言った。

 

「…そうか…。」

 

ドミナントは呟いたあと、眠りについた。

 

……打ち明ける時…か…。




はい。終わりました。最近、なんかいまいち…。でも、続けます。
登場人物紹介コーナー
大鳳…しっかりとした軽空母。ドミナントたちに好意的。あの彗星を忘れたことなどない…。
次回!第108話「旅行 その4」お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。