ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「そうね。…あなたは行かないの?」
ハハハ。筆者は無理だよ。…楽しんできてくれ、瑞鶴。
「…ありがとう。お土産は買ってくるわ。」
別にいいけどね〜。じゃ!今回も頑張ってあらすじをしよう〜!
「今日は元気ね。何か良いことあった?」
別に?ただ、少し気分が良いだけ。元気もらっただけだよ。
「…?誰に?」
色々な…、関わってきた人にだよ。
「ふぅ〜ん。…まぁ、私も毎回元気もらったりしているけどね。」
ん?最後の方聞こえなかったけど、何か言った?
「な、なんでもないわよ!それより、ゲストでしょ?」
?そうだったね。じゃ、今回のゲストは?
「この人よ。」
「第2舞鶴鎮守府提督、佐々木少将さ。ここに来るのは初めてだね。」
そうですね。では、あらすじをどうぞ。
「了解、了解。俺に任せな〜。」
あらすじ〜
前回、俺は巷(ちまた)で噂の第4佐世保鎮守府へ行った。ここの提督は恐ろしいと聞いたけど、全然違うじゃないか。誰だ?そんな噂流した人。…まぁ、そんな噂なんて当てにならないってことだな。まだ大佐のことは知らないけど、これをきっかけにどんどん知りたいし。…同じ提督だからね。
…………
グラウンド
ワイワイガヤガヤ
艦娘たちが集まっている。
「吹雪ちゃん、顔色悪いけど平気?」
「はい。大丈夫です。はい…。」
「何か恐ろしいことがあった顔ね…。」
「旅行ね〜。楽しみだわ〜。」
「愛宕もしおり読みなさい。このしおり、提督がしっかりと考えて作られていることを感じるから。」
「東北地方のお魚にゃ…。」
「蜂蜜クマ…。」
「姉さんたち…。ヨダレ出ているぞ…。」
「この時間帯少しさみーな…。東北はもっと寒いのか…。」
「私は全然平気よぉ〜。」
「手袋…ある。マフラー…ある。あっ、提督にマフラー編もうかな。でも、余計かな…?」
「忘れ物はないようにするのです!」
「一人前のレディとして当然よ!…多分…。」
「ハラショー。こいつを忘れているよ。」
「あっ!」
「…一番忘れちゃいけないパンツじゃないの…。」
「向こうはもっと寒い。そのことは艦娘は考慮に入れているのか…?」
「ま、いいんじゃないの?どうでも。艦娘だから生きていられるでしょ〜?」
「寒いじゃん!私も寒いのはやだよ!…まぁ、ドミナントと一緒に温まるのも…。」
「ふむ…。東北か…。雪はどうだろうな。」
「こっちはまだですけどね。あっちは降っているかもしれませんね。」
「私は寒さ感じないけどね…。」
「セントエルモちゃんすごく熱が伝わってくるんだけど…。カイロ入れすぎ?」
「入っていない。最近、朝起きると勝手に体から熱が出る。」
「便利ねぇ〜。」
「でも、そのままでいるとお腹が空く…。」
「…やめといたほうがよさそうだね。はい、カイロ。」
「温かい…。」
それぞれ話している。すると…。
「みんなー、ちゅうもーく。」
ドミナントが全員の前に立つ。そして、全員が向き、静かになる。
「えー、本日はお日柄も良く、大変…いや、長ったらしい話など、すでに意味をなさない。まず、人数を確認する。これからバスに乗るので、それぞれの管轄の人のところへ集まってくれ。管轄の人は人数を数えて、報告しに来てくれ。…主任のところは艦娘の誰か、頼む。」
ドミナントが言って、みんな移動し、しばらくして…。
「こっちは大丈夫だ。」
「同じくです。」
「大丈夫だよー。」
「こちらも問題はない。」
四人は答える。が。
「ドミナントォ、仲間外れはよくないなぁ〜、俺も言わせてくれないと。」
主任が言う。
「では、主任、全員いるか確認したか?」
「?何それ?」
「そこの時点でアウトだよ…。」
ドミナントは脱力する。が、ちゃんと説明し、全員揃っていることがわかった。
「さて、では荷物チェックする。忘れ物がないか確認するぞ。まず、着替えだ。」
言うと、直ちに全員が確認する。
「あるか?次、皆に配ったチケット、しおり、酔う艦娘は酔い止めの薬、お金、虫除けスプレー、重ねて着る服、念のための防犯スプレー、そして、なによりも大事な娯楽道具。大丈夫か?」
ドミナントは聞くと、全員の艦娘がチェックして、あることを確認した。
「それと、危険物は基本的に持ち込みは禁止されている。…木刀を置いていけよ、天龍。」
「なっ…。…なんでわかったんだ…?」
そして、素直に木刀をセラフに渡した。
「他、ナイフや銃、艤装や毒物などの持ち込みは空港の検査で通らない。むしろ、刑務所行きだ。そうなりたくないのであれば、素直に出してこい。」
ドミナントが言い、ごく少数の艦娘やジナイーダなどが出してきた。そうしているうちに…。
キキィ…。
「む。バスが来たか。それじゃぁ、順番に行くぞ。」
艦娘たちはワイワイしながらバスに乗って行った。
…………
「バスってこんななんだ〜。」
「少しガタガタしてますね…。」
「う…。なんか気持ち悪い…。」
どのバスの中でも、艦娘たちがお菓子などを食べていたり、話していたり、楽しそうにしていた。
「提督、朝作った卵焼きです!」
「うん。ありがとう。…でも、ここで食べるのか…。」
「なんなら食べさせてあげます!口を開けてください。」
「瑞鳳…、それは流石に恥ずかしい…。…食べるけどね。」
ドミナントたちはそんな会話をしていた。
…………
「ジャックさん、楽しいですか?」
「む。何故だ?」
「なんか顔がいまいち楽しそうじゃないからです…。」
「…この顔は生まれつきだ。それに、主任みたいにいつも笑っていた方が良いか?」
「……。」
…………
「提督〜…。」
「金剛、諦められない気持ちもわかるけど、過去は過去だよ。今はこっちで楽しもう!」
「……。」
「あなたの姉妹もいるんだし!…ドミナントの良いところ聞かせてくれる?」
「まず、優しいところデース!」
「優しいよね〜。私もそこが好き。」
「榛名も…。」
「おや?金剛のライバルかな?」
…………
「いーじゃん!盛り上がってきたねー!」
「こっちは主任と一緒か〜。騒がしくなりそうだな。」
「天龍ちゃんに言われたくないんじゃなぁい?」
「龍田、どういう意味だ!?」
「うるさいですよ、天龍さん。」
「な…。神通…。」
「ほらねぇ〜。」
「くっ…。」
「俺たちに…、味方なんていないんだ。」
「…そうだな。」
…………
「セラフさん、このボルトの締め方を調整して、使いやすくしてみました!」
「なるほど…。使いやすくなりましたね…。」
「にゃ〜。…やっぱり、提督の膝の上が良いにゃ…。」
「お腹すいたクマー…。」
「なんで同じところにじっとするのが苦手なんだ…?」
…………
シーン…。
……潜水艦…、怖い…。
……なんで誰も話しかけてこないんだろう?同じ潜水艦のみんなは別々の席に行っちゃったし…。…もしかして、嫌いなのかな…?
……静か…すごく…。
……静かだな。…私は少し賑やかくらいだと思っていたが…。
……嫌いなのに、話しかけたら迷惑でちね…。…少し寂しいでち…。
すると…。
「…潜水艦って、夜中だと当たらないって本当?」
セントエルモが聞く。
「演習だと当たらないでち。」
ゴーヤが答える。
「なるほど!強い!どうやっているの?その能力ほしい。」
「夜だとただでさえ見えない海中に、真夜中だから当たっても、大したダメージにはならないでち。」
「海中専用か…。それじゃぁ無理だな…。それより、なんでみんな黙っているの?潜水艦のことが嫌いだけど、艦娘が嫌いなわけじゃないでしょう?」
「そうですけど…。」
「ほら、みんな積極的に話そうよ〜。」
「…セントエルモ。無理しなくて良いぞ。」
ジナイーダとセントエルモが結局無理して盛り上げた。
…………
飛行機内
「なるほど。飛行機だと金剛が隣になったか…。」
「もちろんデース!」
「…でも、俺は真ん中だから、右は阿武隈か…。」
「あたし的にはOKです!」
「そうか。」
「提督と隣になれて嬉しいデース。」
金剛が抱きつく。
「阿武隈も負けられません!」
阿武隈も抱きつく。
「…離してくれ。きつい。」
……それに、こんなところジナイーダに見られたら、ボコボコどころじゃない…。下手したら、飛行機から落とされるかもしれない…。
ドミナントが考えていると…。
「……。」
ゴゴゴゴゴ…
「…ハッ!?」
文字通り、ドミナントは飛行機の下に吊るされた。
…………
「快適なフライトだったな。」
ジナイーダが言う。
「いつロープが切れるか心配で、精神がゴリゴリ削られたよ…。」
ドミナントはゲッソリしている。
「提督と隣になれたchanceだったのに…。」
「提督の隣…。」
二人はとても残念そうだ。
「…まぁ、それはそうとして、ついたな。」
「そうだな。」
ドミナントが言い、ジナイーダが返す。
「まだ見ぬ秘境…、とーほくちほーへ!」
「どんなフレンズが出てくるんでしょうね。」
「楽しみだなー。」
「あたしは文月!たーのしー。」
「…このノリで行くのか…?」
ジナイーダは深夜アニメ組とドミナントにツッコミを入れた。
…………
「4泊5日ある。そのうちに、少しだけ名所に行くぞ。その時はちゃんと自由時間を取る。しおりに書いてある。」
そして、ドミナントたちは巡るのだった。
…………
東北地方上空
「失敗するなよ。」
「大丈夫であります。」
改造ヘリコプターであきつ丸と森崎少将が言う。
「今回、特別に俺だけでお前を行かせる役になれたんだ。」
「ありがとうございます。森崎少将。」
「…捕まっても、自害しようとするなよ。まるゆ准尉が泣きながら頼んできた。」
「…うまくごまかせたつもりだったんでありますが…。…でも、それは出来ないであります。拷問されるくらいなら…。」
「大丈夫だ。」
「?」
「…外の奴らは鬼ではない。」
「?どういう意味でありますか?」
「…まぁいい。これからお前の監視役も俺がやることになるが…。この際だ。お前一人で行け。」
「!?そ、それだと外の奴らに…。」
「一人で行って、『答え』を見つけてこい。…別に、陸軍にはお前たち『艦娘』が必要というわけではないからな。」
「…それはどういう…。」
「目標地点の上空へ到着。パラシュートは持っているな。では、行ってこい。」
「えっ、ま、待つで…。」
ドガ
「ああぁぁぁぁぁぁ…。」
あきつ丸は落ちていった。そして、一人の時…。
「…昔、俺はお前たち『艦娘』に助けられたからな…。お前たちには好きに生きて欲しいんだ。偽りの言葉ではなく、真実を見て決めて欲しい。」
森崎少将の言葉は誰の耳にも届かなかった。
…なんか、戦い編はいつになるのだろうか…。そろそろ暴れ出したい衝動に駆られる…。…ハッ!?これが身体が闘争を求めるって奴なのか!?
登場人物紹介コーナー
阿武隈…大人しげだけど、神経質で、負けず嫌い。ドミナントに頭を撫でられるのは好きではない。だが、髪が崩れないように撫でるとすごく喜ぶ。必要とされると目に見えて喜ぶ。また、遅くまでドミナントが何かしていると、ドミナントがちゃんと寝るまで一緒にいる。そのため、ドミナントは阿武隈が秘書艦の時は深夜アニメが見れない…。
改造ヘリ…高度5000mまで飛行可能となったヘリコプター。また、燃料も大量に入るように改造されているため、隠密行動に適したヘリコプターだ。武器は搭載できない。重さや場所の問題があるため。
次回!第110話「旅行 その6」お楽しみに!