ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「元気ないわね。」
案がなくってさぁ〜。
「それはわたしにはどうすることもできないわね。…ん?この会話前にも…。」
くらえっ!雪玉!
「ブハァ。」
楽しそうにしやがって、マジで楽しいのかよ?今日筆者も試させてもらうぜ。瑞鶴がぁ。
「……。」
ビュン!
グハァ!
「どう?楽しい?」
痛い…。
「あっ、鼻血!ごめんなさい!強くやりすぎたわ!ふくからじっとして。」
氷混ざってたけど…。
「…ごめんなさい。少しくらいなら平気だと…。」
平気じゃないね。
「ごめんなさい…うぅ…。」
…まぁいいや。今回のゲストは?
「この人…。」
シュー…コー…
『?どうしたの?ティッシュが赤いところを見ると…鼻血?』
「…私のせいで…。」
シュー…コー…
『そりゃ大変だね。で、ここであらすじを言えば良いのかな?』
頼みます。星奈提督。
シュー…コー…
『…なんで名前を?…まぁいいや。』
シュー…コー…
あらすじ
シュー…コー…
前回、ドミナント?の答えをもらった。10年も待った割には、もう少し深い言葉送ってもよかったんじゃないかな?…でも、最後楽しかったから良いか。
…………
外
「……。」
黒いフード付きのマントを被った者は雪の降る中、座って、ナイフをじっと見ていた。
「……。…情報が違うであります…。」
ポツリとつぶやいた。
…………
数日前
……第4佐世保鎮守府の提督…。
あきつ丸はナイフを隠しながら尾行していた。すると…。
ジュー…。
いい匂いがする。
グゥ〜…。
もちろん、普段ろくなものを食べていない彼女にとっては、お腹が鳴るのも無理はない。すると…。
「ちょっと、そこのお姉さん。」
「…!。自分のことでありますか?」
「あんた以外誰がいんのさ〜。」
声をかけたのはお年寄りだった。
「まぁ、そんなことより、これ食いな。」
年寄りは饅頭を渡す。
「!?な、なんでありますか?これ…?」
「あんた知らんの?こりゃ饅頭ってんだ。食べたらうんまいよぉ〜。」
「で、でも、お金持ってないであります…。」
「お代なんていいよぉ〜。腹減ってんだろ?ここの名物だから、いっちょ食いな。」
「でも…。」
ぐぅ〜…。
「腹は正直じゃの。腹がくいてぇ言っとる。我慢は毒だよ。」
「……。ありがとうであります。」
「いいのいいの。じいさんならそうしとると思うしの。」
「じいさん…?」
「ここの店主でもあったわしの旦那。…もう他界しとるがの…。じいさんは昔から人が良かった。腹が減っとる子供を見んと、必ず食わせんだ。」
「そうでありますか…。」
「まぁ、あんた艦娘も色々あんと思うけど、頑張んな。」
そして、あきつ丸はもらったあと、去って行った。
「…くんくん。」
あきつ丸は匂いを嗅ぐ。
……美味しそうな匂い…。
そして、毒がないか少しかじる。
……毒はない…というより美味しい!
あきつ丸は夢中で食べた。
「ごちそうさまであります。」
そして、あきつ丸はドミナントの尾行を続ける。しかし、所々で色々な人に親切にしてもらったり、助けてもらったりしていくうちに、一つの疑問が思い浮かぶ。
…………
現在
……自分、艦娘と分かってても、親切にしてくれるであります…。…鬼…?どこがでありますか…?
あきつ丸は少しずつ、陸軍を疑ってくる。すると…。
「そんなところでどうかしましたか?」
「!?」
赤い髪をした美人に声をかけられる。
「…そのナイフ…。あなたは何をするつもりですか?」
聞いてくるが…。
……第4佐世保鎮守府にいた、人間とは思えない奴…。
あきつ丸は警戒していた。
「…答えてくれないんですか?」
「…自分、忙しいであります。」
そして、あきつ丸は立ち去ろうとするが…。
「待ってください。」
「……。」
あきつ丸は足を止める。
「少し体が小さいようですが…。鎮守府の侵入者ですよね?」
「……。」
「そのナイフでドミナントさんを殺すつもりですか?」
セラフが言い終わった途端…。
ヒュン!
ナイフで刺そうと振り向くが…。
「…いない?」
「うしろです。」
「!?」
セラフに後ろどころか、ナイフすら取られていた。あきつ丸は恐怖で振り向くことすらできない。
「…自分をどうする気でありますか…?」
「…ドミナントさんが死んでいないので、どうもしません。ですが、何故我々を襲うのか理由を知りたいのです。」
セラフは優しく言う。
「…命令であります。」
「命令?」
「そうしないと…まるゆが…。」
「まるゆ?」
「自分と同じ、陸軍の所属の艦娘であります…。」
「…そう。」
「…殺すでありますか?」
「いいえ。もう一度言いますが、何もしません。」
「…何故?」
「する理由がないからです。」
「…第4佐世保の提督を殺そうとしたであります。」
「まだ殺してないではありませんか。」
「……。貴様に一つ質問がある。」
「なんでしょうか?」
「…鎮守府の人間は優しいのか?」
「…どうでしょう?最近では、憲兵沙汰になる提督もいると聞きましたし、厳しいことをさせるブラック鎮守府があると聞いたこともありますし。」
「…一般の鎮守府の艦娘たちはどのような生活をしているでありますか?」
「全然一つじゃないですが…。そうですね…。私の所属しているところ以外では分かりませんが、私の所属している鎮守府では、みんな笑顔で、喧嘩していても、実は仲が良かったりしています。…まぁ、授業や演習時は目が死んでいますけどね。」
セラフは苦笑いして言う。
「……。」
「…彼女たちは、笑顔ですが、それにも理由があると思います。」
「理由…?」
「そこの提督、ドミナントさんは遠征で失敗しても笑って流してくれますし、艦娘一人一人に声をかけてくれますし、例え結果が良くなかったとしても、人のためであれば許してくれますし。…でも、禁止事項を何度もやらかすと、さすがに怒りますけどね。」
「…そんな場所があるのでありますか…?」
「はい。現に私たちはこうやって、旅行に来ていますし。」
「…訓練に失敗したり、任務に失敗したら怒られるでありますか?」
「ドミナントさんはそんな些細なことで怒りません。」
「…よそ者でも受け入れてくれるでありますか…?」
「敵意がなければ、誰でも歓迎するのが第4佐世保鎮守府です。」
「……。」
あきつ丸は迷っていた。すると…。
「俺を買い被りすぎだぞ、セラフ。」
ドミナントが後ろにいた。
「ドミナントさん?随分と気配消すのが上手くなりましたね。」
「いや、単にお前の感知能力が鈍ってきているんだろう…。普通に来たからな。…それより、どうしてここに?」
「はい。少しこの幻想的な風景を見に。そしたら、この子を…。」
「…そうか。」
ドミナントがあきつ丸に近づく。
「…第4佐世保鎮守府提督…。」
「ドミナントで良いよ。」
「…ドミナント…。貴様は…何度も貴様たちの鎮守府を脅かした存在を…仲間にしてくれるでありますか…?」
「敵意がなければ誰でも歓迎するのが俺たちだ。」
「……。」
「…来るか?」
「……無理であります…。」
「どうして?」
「…まるゆを置いていくことは出来ないであります…。」
「…そうか。」
そして、ドミナントは少し歩き…。
「まぁ、来たければいつでも来い。俺たちは歓迎する。」
幻想的な背景でドミナントが振り向き、口元を緩ませながら言った。
「…ありがとうであります…。」
あきつ丸は腹を決めた。
「自分…、自分たちは時が来たら必ず行くであります!」
あきつ丸は敬礼した。
「ああ。待っている。」
「いつでもお待ちしております。」
そして、あきつ丸は夜の闇へ消えていった。
…………
翌朝
「ふぁ〜…。今日は班行動だっけ?」
ドミナントが目覚める。すると…。
(遅すぎです。)
(昨日のセリフを言った者とは思えないです。)
(そんなバカ放っておいて、そろそろ食べごろです。)
「お前たち…ついてきていたのかよ…。」
ドミナントは困惑した。置いてきたはずの妖精さんが、机の上できりたんぽ鍋を食べていたからだ。
「一体…いつ…?」
(艦娘たちのポケットに一人ずついたです。)
(お前以外の人は知っているです。)
(鈍感です。)
「3人集まると必ず一人、俺に辛辣な言葉を送るのなんで?」
ドミナントはツッコム。
(外でもう待っているです。)
「な、何が?」
(山のような艦娘がお前を班に誘いたいから集まっているです。)
「マジかよ…。」
(そんなこと言ってねぇで、情報やったんだからさっさとお菓子よこすです。)
「その言い方ひどくない?」
すると…。
ドンドン…
『司令官?起きていますよね?どこの班に配属されるか聞いていないんですけど…。』
『も、もしよかったら…私たちの班に…。』
ワイワイガヤガヤ
外が騒がしい。
「…妖精さん。このピンチを乗り切る方法。」
(お菓子必要です。)
(質問の意味が不明です。)
(Google先生みたいに言って欲しくないです。)
そして、ドミナントはスコンブを渡す。
(果たして、これはお菓子の分類に入るのか…。)
(微妙なラインです。)
(巨大なクレーターに入った人が戻ってこない謎エリア?)
「それはサイレントライン。」
そんなことを話していると…。
ガチャ…。
「おーえす。おーえす。」
「少しずつ開いてきましたね。」
「もう少し!」
艦娘の声がする。
「妖精さん!冗談抜きで頼むぞ!」
(しょうがないです。)
(なら窓から飛ぶです。)
(早く行くです!)
「お、おう!わかった。」
そして、ドミナントは窓から飛ぶ。
「…で、どうなるんだ?」
落ちている最中ドミナントは妖精さんに聞く。
(落ちるです。)
(怪我するです。)
(病院へ行って、班行動できないです。)
「ざっけんな!」
ドシーン!
「イタタタタ…。」
だが、さすがドミナント。いままで散々ジナイーダにやられた分、体が頑丈になっている。
(失敗です。)
(もっと高いところ行くです。)
(頭から落ちるです。)
「馬鹿言ってんじゃねー!こんにゃろー!」
そして、結果はドミナントの班行動は男組になった。
ちなみに、あきつ丸が鎮守府で身体の大きさが違ったのは、火炎放射器やらパワースーツを着ていたからです。
登場人物紹介コーナー
老人…現在、饅頭屋の店主。3年前に、当時店主だった旦那が亡くなり、かわりに店を継いだ。
次回!第113話「己の正義」お楽しみに!