ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「116話ね〜。…私たちの何気ない日常崩壊してない?」
ま!もうACやら艦これやらわからなくなったところで、要素を濃くするよ。裏切りや艦娘特有の鬱物語、レイヴンとはなんなのか、ドミナントの恋の行方は…。
「そう思ってみれば、タグにラブコメがなくなったわね。」
自分で書いていると、“うっわ”って感じで、タグをつけたけど…。モノホンのラブコメは留まりを知らない…。見ていてこっちが死ぬ。
「筆者さんはラブコメ苦手なのね。」
あの甘いものを書いた後に、ACをやるとなんとも言えないあの感覚。現実を思い知らされる。(LR)
「じゃぁ、そういうラブラブ系はもう書かないの?」
いや〜…。いやー?いやー…。書くよ?書きますよ?まだ吹雪とドミナントのあの件もあるし…。
「…くれぐれも私は出さないでね。」
もちろんさ。大事な瑞鶴ちゃんが取られるのは嫌だからね。
「キモ…。」
フハハハ!何度でも言えばいい!…まぁ、そこまでの変態じゃないんだけどね。ドミナントとデートしたいなら書くよ?
「……。」
いや、ほんとに。
「…そう…なんだ…。…本当に良いわけ?」
うん。
「……そう…。」
残念がってない?どうして?
「いや…別に…。」
そっか〜。じゃぁ、今回のゲストは?
「…ほんとにわかってないんだから…。」
瑞鶴〜、ぶつぶつ言ってないで、紹介して〜。
「…ハッ!?…こ、この人よ!」
「瑞鶴さんも春が来ましたか?」
「ち、違…。」
いや、まだ冬真っ盛りだよ。セラフさん。
「いえ、そういう意味では…。」
「…朴念仁って言うのかしら…?」
「…ドミナントさんと似て異なるタイプですね。」
朴念仁?あぁ、ス○ークのことか。E○Aに言われてたもんね。
「あなたの頭がよ。」
……。
あらすじです
前回、久しぶりに艦娘の皆さんと大演習しました。…まぁ、結局のところ、艦娘の皆さんが全員倒れて終わったんですけどね…。…艦娘の皆さんもよく頑張っていました。一人、見慣れない艦娘がいましたが…。誰だったのでしょうか…?
…………
「大和型2番艦!武蔵!参る!」
そこにいた艦娘は、艦娘の中でも少数しかいない褐色の肌で、メガネをかけている。髪型はやや薄めの金髪をヘアバンドでツインテールかつ獣耳風に仕上げている。服装は、首に大和と同じく艦首をモチーフとした金属輪をつけている以外はさらし?包帯?のみ。きわどい。しかも、艤装は大和型特有の巨大かつ燃費が嵩みそうな主砲。いくらドミナントでも、食らったら絶対にただではすまない。
「えーっとぉ…。大和型…?だよね?大本営からクビの通知ですか?」
ドミナントが言うと…。
「そ、そんなわけないじゃない!…一体どこにいたの…?」
ビスマルクが言う。
「何?どゆこと?」
全く状況の掴めていないドミナント。そこに最上が…。
「提督、知らないの!?大和型2番艦といえば、数年前、一度だけ海上に確認されてから、それから姿を見た人がいないことで、幻の艦娘って言われているんだよ!?今でもテレビでよく特集されているよ!」
最上が少し興奮したような感じで言う。
「そ、そうなのか?…だが、どうしてここに?」
ドミナントは武蔵に聞く。
「…私は行く場所がない。ここに所属させてくれ。」
「…は?」
ドミナントは困惑する。
……は?どゆこと?なんで幻の艦娘が俺の鎮守府へ?裏があるだろ。陸軍も俺の命狙ってきたし。いきなりここへ配属って…。まずは大本営に連絡しなければ。あと、艦娘で一応敵意はなさそうだから、お茶の一杯は出さないと。てか、ビスマルクはどうするんだ?
ドミナントが色々算段を立てていると…。
「…提督、とりあえず、失礼の無いように上がらせたら?」
最上が提案する。
「そうね。それが良いわ。」
ビスマルクも賛成する。
「…ビスマルクさんもですか?」
「当たり前じゃない。幻の艦娘がどうしてここに来たのか気になるわ。」
そして、4人は応接室に行く。
…………
応接室
「お茶を…。」
「うむ。」
そして、武蔵は紅茶を飲む。他の全員も紅茶を飲んでいる。
「…まずは大本営に連絡ですね。」
ドミナントは慣れた手つきで大本営に電話をかける。
…………
大本営 執務室
「暇ですね〜。」
「そうだな〜。」
「たまにはこんな平和な日があるといいですね〜。」
「仕事も早く終わらせることができたからな〜。」
大和が元帥と共に、緑茶を飲みながらゆっくりと、過ごしている。そして飲み終わり、ちょうどいい感じで日差しが差し込んでいるので、二人ともじゅうたんの上で寝転んだりしている。
ジリリリリリ…
電話が鳴り響く。
「電話ですね〜。」
「そうだな〜。」
「私が出ます〜。」
「ありがとう〜。」
大和は立ち上がり、電話を手に取る。
「もしもし〜。こちら大本営ですが〜。」
『あっ、もしもし、ドミナントです。』
「ふぇっ!?ド、ドミナントさん!?すみません!つい、気の抜けた言葉を…。」
大和は口調を正す。
『えっ?あぁ、別に大丈夫です〜。』
「…いいんです。無理してそんな口調にしなくても…。」
『……。』
「そ、それよりもどうかしましたか?」
……ドミナントさんからの電話…。嫌な予感しかしません…。何か我々を振り回すような…。
大和の予感は的中する。
『…その…。驚かないで聞いてください。』
「な、なんでしょうか…?」
『大和さんの…姉妹艦が今ここにいます…。』
「…え?」
『大和型2番艦の武蔵さんが…ここにいます。』
「…すみません。ちょっと意味が分かりません。」
大和は追いついていない。
「えーっと…。まず、どういうことですか?何があったんですか?何が起こっているんですか?」
『…順を追って説明します。まず、気がついたら鎮守府の門の前にいました。』
「はい。」
『話をしました。』
「はい。」
『行くあてがないので、ここに配属させてくれと頼まれました。』
「はい。」
『そして、現在電話しています。』
「はい。全くわかりませんでした。」
大和は困惑しすぎている。妹艦が自分の手が届く距離にいて嬉しいのか、今までどこにいたのか怒っているのか、何故そこに行ったのか不思議に思っていたりがごっちゃになり、よくわからないのだ。
『まぁ、とにかく、武蔵とかわります。』
「えっ!?で、でもまだ心の準備が…。」
『大和か?今かわった。』
「スゥー…ハァー…。…その声…本当に武蔵なのね。」
『ああ。』
「…全く、武蔵が無事でよかったわ…。」
『…いや、無事ではなかったんだが。…まぁ、無事だな。』
「そう…。」
大和は目を閉じる。しばらくしてゆっくり開け…。
「本当に…どこに行っていたんですか!?どれだけ探しても手掛かりなし!お姉さんである私ですら連絡しないなんて良い度胸じゃないですか!次会った時覚えておいてくださいね!いや!そんな周りくどいことしません!すぐに大本営に来てください!もう、武蔵は私の目の届く範囲の中でしか活動させません!」
大和は随分ご立腹のようだ。…まぁ、数年も音沙汰のなかった妹がやっと帰ってきた感覚なのだから、その気持ちは分からなくもない。
『むう…。だが、私はこの鎮守府が…。』
「いいから来てくださいね!」
大和が強く言っていると…。
『…大和さんも怒るんですね。』
ドミナントに電話がかえられていた。
「あっ、ドミナントさん…。」
『…大和さん。武蔵はどうしてもここが良いみたいです。』
「…ですが…。」
『確かに、武蔵はこんなところにいるべきではないと思います。大本営の方が、より武蔵が活躍できる場所だと俺は思っています。』
「なら…。」
『しかし、艦娘にも権利があると思います。法律上、権利のない艦娘でも、自分の鎮守府は自分で決めるくらいのわがままは許されると思います。』
「……。また、武蔵が…私の妹がいなくなるなんて嫌ですよ…?」
『沈めさせない。姿すら眩まさせるものか。』
「『……。』」
そして、ドミナントは一呼吸おき…。
『第4佐世保鎮守府の提督、ドミナント。我が名にかけて!もし、武蔵が沈む時は、俺も死んでいる。』
「『!?』」
大和型の二人は驚いていた。
……命をかけて…?
……さすがドミナントさん…。約束に関しては命をも捨てる覚悟なんですね…。
二人は思った。ドミナントの覚悟の重さについて。
『大和さん…。どうか、私を…俺を信じてくれませんか…?』
ドミナントは大和に聞いた。しばらくして…。
「…あなたは半端なことは言わない…。…信じます。」
『ありがとうございます。』
「はい。…でも、今すぐとは言いません。武蔵を連れて、大本営に来てください。武蔵の顔が見たいです。」
『約束します。』
「それでは…。」
『また会いましょう。』
ガチャ…
電話を切る。
「…武蔵の姿が確認されたか?」
元帥が聞く。
「…はい。」
「そうか。…大本営へ所属する気はないのだろう?」
「…よく分りましたね。」
「…長年、君の近くにいれば、声のトーンで大体はわかる。」
「…すごいですね。」
「君の勘ほどではないがな。」
「…その…。」
「別に良い。」
「…勝手に、元帥殿の許可を得ずに招いてしまってすみません…。」
「別に良いと言った。それに、君の姉妹艦である武蔵も、資料でしか見たことがないからな。実際に会って、話してみたい。」
「ありがとうございます。」
二人は、それぞれ話した。
…………
第4佐世保
ガチャ…
ドミナントは電話を切る。
「…その…。ドミナント大佐…。」
武蔵がドミナントに言う。
「提督で良い。話はついた。」
ドミナントは真剣に言った。
「提督…その…。今の話は本当か?」
「ああ。今から俺がお前の提督だ。」
「いや、そっちではなくてだな…。…命をかけていることに…ついてだ…。」
武蔵は聞いた。
「本当だ。偽りも、二言もない。」
ドミナントは真っ直ぐ武蔵の目を見て言った。
「…そ、そうか…。」
武蔵は少し恥じらっていた。いきなり告白みたいなことを普通のように言われたからだ。もちろん、ドミナントはそのことについて深く考えておらず、気づいていない。すると…。
「むむむ…。」
最上が唸っていた。
「提督!」
「は、はい!」
「ボクも、それくらい大事に思っているんだよね!?」
「も、もちろんだ。」
「言葉が詰まってて怪しい!」
「えぇ…。だって、いきなり大声で言われたら…。」
「嘘つきーー!」
「ちょ、待…。」
「熱っ!紅茶が…!大佐!規律が緩みすぎやしないか!?」
「うおっ!?こっちからも来た!?」
「逃がさないよ!」
「二人とも待て!」
「最上!ここは協力してビスマルクを倒すぞ!」
「そんなことで引っかからないよ!」
「最上!お前の力が必要だ!」
「え…。そ、そんなに必要なら…。」
「何ぃ!?騙されるな!」
「行くぞ!最上!」
「うん!」
武蔵はそんな3人を見る。
「…フフフ。やはり、あなたたちの鎮守府は違うな。」
武蔵は口元が緩みながら呟いた。そこに…。
「ん?客か?て、落ち着け!」
ジナイーダが入ってくる。そして、3人に拳骨をして止めた。
「…で、誰なんだ?」
「…あぁ。武蔵とビスマルクだ。」
ドミナントが言う。
「なるほ…。!?」
ジナイーダはすぐさま戦闘態勢を整えた。
「ど、どうしたんだ?ジナイーダ…。」
「なぜお前がここにいる…?その格好はなんだ…?」
ジナイーダは武蔵から目を離さない。
「…気づいたのか?」
「ああ。久しぶりだな。『ミッドウェー』」
「「「!?」」」
ドミナントと最上、そしてビスマルクは驚いた。
はい。懐かしいハイフリを見てたら遅れました。武蔵…。
登場人物紹介コーナー
トクニ…イナイ…。
次回!第117話「生まれ変わり」お楽しみに!