ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい。やってきました117話。
「話すことないわね。」
そうだねぇ〜。じゃ、最近何しているのか聞かせてよ。
「ログインするのを待っているわ。」
メタい…。そっち?
「…今、ちょうど演習が終わって、自室で休んでいるわ。翔鶴姉も一緒。」
そっか〜。うん。あまり面白い話ではなかったね。
「…無茶振りは無理よ…。」
じゃ、今回のゲストは?
「ジャックさん。」
「まさか私が呼ばれるとはな。試させてもらうぞ。」
あ、はい。OKです。

あらすじ
前回、ちょうど演習が終わって、自室で休…。

うん。さっき聞いたね。
「………そうか…。」


117話 生まれ変わり

…………

 

「久しぶりだな。『ミッドウェー』。」

 

ジナイーダが戦闘態勢を整えながら、武蔵に向かって言う。

 

「「「!?」」」

 

そして、ドミナント、最上、ビスマルクが驚く。そう。東方海域で、ドミナントたちを苦しめたあの深海棲艦だ。

艤装は、巨大な150cm砲の主砲があり、装填まで時間がかかるが、それが50個以上あるため、連続的に撃つことが可能。

わかりやすくいうと、80cm列車砲(通称“ドーラ”)以上の砲が50個以上、連続的にで撃ってくるものだ。都市区画ごと木っ端微塵に粉砕した時など絶頂すら…ゴホン。そしてさらにでかい、体を覆う二つの艤装はグレネードランチャーである。

容姿は、小さな子供…だが、顔に大きな傷がある。戦艦棲姫を子供にしたような感じだ。

 

「…説明ありがとう。で、なんでここに…?」

 

ドミナントが聞く。

 

「…忘れたの?最後の言葉。」

 

「あ…。」

 

ドミナントは思い出す。

 

…………

 

『シズンダラカンムスニウマレカワルトイウノガホントウナラ…。カワッテアナタタチノチンジュフニイキタイワ…。』

 

『第4佐世保鎮守府は、敵意がなければ誰でも歓迎します!』

 

………

 

『生まれ変わるといいな…。』

 

『はい!』

 

…………

 

「あー…。そうだったね。ようこそ、第4佐世保鎮守府へ。」

 

「“ようこそ”じゃないだろう!」

 

ジナイーダがドミナントに言う。

 

「こいつは深海棲艦だぞ!」

 

「だが、今は艦娘だ。」

 

「今は艦娘でも、深海棲艦だった頃の記憶も、感覚もあるのだろう!?」

 

「ああ。だが今は敵意もない。」

 

「何故そんなことが言える!?」

 

「ここに来た時、わざわざ門の前に立っていた。敵意があるとしたらいきなり奇襲してこないか?」

 

「侵入して、夜間に暗殺してくることも考えたのか!?」

 

「いや、そんなことしたらまた主任やお前に殺されるだろう。なんせ、より近い距離に来ることになる。そこまでして、こんな化け物揃いの鎮守府に来ると思うか?地上の方が、艦娘や深海棲艦も不利になるのだぞ。」

 

「まぁ…そうかもしれないが…。」

 

「それに、もう大和さんと約束しちゃったしな。」

 

「お前…また勝手に。…はぁ…、もういい。」

 

ジナイーダは部屋を出て行った。

 

「…大丈夫なの?」

 

ビスマルクが聞いてくる。

 

「…ジナイーダは心配性なんだ。…昔、色々あったみたいだからな…。」

 

「…どんなこと?」

 

「…色々だ。ジナイーダに聞いてくれ。俺の口から言うことではない。」

 

「…そう。」

 

なんとなくビスマルクが察した。すると…。

 

ガチャ…

 

赤城が入ってくる。

 

「?さっきジナイーダさんが何やら不機嫌そうに出て行きましたけど…。…お客さんですか?」

 

「ああ。ビスマルクと武蔵だ。」

 

「武蔵!?あの幻の…。」

 

「ああ。その武蔵だ。我々の鎮守府に所属することになった。」

 

「ええ!?」

 

赤城は驚いている。

 

「…大和型2番艦、武蔵だ。」

 

武蔵が手を出す。

 

「わ、私は赤城です!はじめまして。」

 

赤城は出された手を握る。

 

「…赤城、実は武蔵は…。」

 

「『ミッドウェー』…ですか?」

 

赤城が聞く。

 

「…そうだ。」

 

ドミナントが答える。

 

「だが、敵意はない。わかってくれ…。」

 

「わかりますとも。だって、私たち艦娘は、深海棲艦でもありましたし。…一部は深海棲艦ではありませんが。」

 

赤城が言う。

 

「まぁ、わかっているなら話は早い。」

 

ドミナントが言ったあと…。

 

「…最上、セラフに部屋の追加を頼んできてくれ。」

 

最上に伝言を頼む。

 

「えー。またー?ボクはパシリじゃないんだよ?」

 

もちろん、さっきもみんなにビスマルクが来たことを知らせた最上は不満だろう。しかし…。

 

「…間宮アイスを奢…。」

 

「行ってきます!」

 

ドミナントが言い終わる前に、最上は部屋を出て行った。

 

「…速いな。で、ビスマルクさんはどうしますか?」

 

「そうね…。もう少し武蔵と話がしたいわ。」

 

「そうですか。なら、ご一緒しても?」

 

「別に良いわよ。」

 

ビスマルクはどうでも良い感じだ。

 

「どうして、深海棲艦になってしまったの?あの時のあなたは、レベル80前後のはずでしょう?」

 

ビスマルクが武蔵に聞く。

 

……確かに、レベル80だとしても大和型…。半端な深海棲艦になどやられはしないはずだ。

 

ドミナントは思う。

 

「…そうだな。…あの時、私は天狗になっていた。誰にも見つかったことなどなかったし、どんな深海棲艦も沈めてきたからだ。そのおかげで、そこの海域の深海棲艦がいなくなり、謎の現象やら、神の仕業やら騒がれた。それが心地よくてな。…そしてある日、調子に乗って一人で北方海域に行ったときのことだ…。」

 

…………

北方海域 海上

 

「ギャァァァァ!」

 

「この主砲の本当の力、味わうが良い!」

 

ドガァァァァァン!!

 

武蔵は跡形もなく消滅する深海棲艦を見る。

 

「よし!これで全部だ。…フッフッフ。私を倒せる深海棲艦などいないな!」

 

武蔵は確信したが…。

 

「ソレハドウカシラ?」

 

「何!?」

 

後ろから声がして、振り向くが…。

 

ドガァァァァン!

 

魚雷が当たる。

 

「まだだ…まだこの程度で…武蔵は沈まんぞ…!」

 

武蔵は言うが、心の中では驚いていた。

 

……おかしい…。この海域で、この攻撃力はおかしい…。こんなところで中破などしたことがない…。しかも、姿が確認できない。

 

武蔵は相手が見えず、潜水艦だと考えて、大本営特製レーダーを使う。例え潜水艦でも、攻撃ができなくても反応くらいはする。

 

「…?反応がない?」

 

全く反応のしないレーダー。だが…。

 

ドガァァァァァン!

 

魚雷が当たる。

 

「…何故だ!?」

 

武蔵は大破した。

 

「アラァ、マサニジブンガゼッタイテキキョウシャダトシンジテイタノカシラァ?」

 

海中から声が聞こえる。

 

「くっ…、姿を見せろ!」

 

武蔵は言う。

 

「ミセルワケナイジャナイ。コレモセンリャクノヒトツヨ。」

 

「…くそっ!」

 

武蔵はレーダーを見る。が、全く反応がしない。

 

「何故だ!?どういうことだ!?」

 

武蔵はレーダーを振ったりしている。

 

「ムダヨ。ワタシハ、ソナーヤレーダー二ハンノウナドシナイワ。」

 

「!?」

 

「ジャァ、スコシスガタヲミセテアゲル…。」

 

ザバァァァァ…!

 

相手が姿を見せた。

 

「やはり、潜水新棲姫か…。」

 

相手は深海棲艦の上位種、潜水新棲姫だった。

 

「…何故目に包帯を巻きつけている?それに、背負っている、その大型の機械はなんだ…?」

 

武蔵が聞く。

 

「メニホウタイガマキツケテアルノハ、メガミエナイカラヨ。」

 

相手が言う。

 

「!?だが、正確に私を狙ったでは…。」

 

「ソレハ、コノキカイノオカゲ。コレノオカゲデ、ソナーニモレーダーニモタンチサレナイノヨ。」

 

「!?」

 

武蔵は驚いた。

 

……なら、ここで倒さなければ、この後どれだけ脅威になるかわからない…。

 

武蔵が主砲を構えるが…。

 

「カマエテイルノガワカル…。デモ、ムダヨ。サヨナラ。」

 

「無駄かどうかなど、やってみなければわからないだろう!?」

 

ドオォォォォォン!

 

武蔵が撃つが…。

 

「…くっ…。」

 

潜水新棲姫は、海中に入り、いなかった。

 

「…コレデサヨナラヨ。」

 

「!?」

 

遅かった。武蔵は避けきれず…。

 

ドガァァァァァン!!

 

…………

 

「…ということがあった…。」

 

「「「……。」」」

 

武蔵の話が終わり、全員黙る。

 

「つまり、私は北方海域で沈んだんだ。」

 

武蔵が言うと…。

 

「…それ、かなりヤバくないか?」

 

ドミナントが言う。

 

「相手が見えないければ、攻撃が当たるわけがない…。つまり、相手に一方的に攻撃されっぱなしになる…。」

 

ドミナントは深刻に言う。

 

「…北方海域…。大湊警備府の管轄ね…。大丈夫かしら…?」

 

ビスマルクが心配そうに言う。

 

「大湊…警備府…?」

 

「この前、提督と一緒に行ったところです。」

 

「…星奈…。」

 

「はい?星奈…とは?」

 

赤城が聞く。

 

「あっ、いや。なんでもない…。…後で連絡しなくては…。」

 

ドミナントは考える。

 

……連絡は一応しなければならないな。…だが、遭遇したらどうする…?相手は見えないのだぞ…?…潜水艦たち?いや、力不足だな。潜水艦を一人連れて行って、相手を確認させてから叩くか…?…いや、例え確認したとしても、相手は上位種…。90%当たる確率でもよけきる可能性も否定できない…。

 

色々考えていると…。

 

「…とにかく、大本営じゃないの?」

 

ビスマルクが言う。

 

「確かに、大本営が優先だけど…。これ以上爆弾を投下すると大和さんと元帥が始末書三昧で眠ることすら許されない状態になるかも知れん…。」

 

ドミナントは苦笑いしながらいう。

 

「…まぁ、今度大本営に行くから、その時報告すれば良いか。…それに、何年も前の話だ。その潜水新棲姫も倒されているかも知れんしな。…いや、倒されているわけないか…。」

 

ドミナントはさも面倒くさそうに感じた。

 

「北方海域まで…。この前の会議では、中央海域に一斉爆撃があったというのに…。」

 

赤城が呟いていた。




はい。ミッドウェーの艤装についてなんですが、やりすぎたと思います。実際に想像したらヤバイです。150cm砲…想像したらどれだけでかいんだか…。
深海棲艦は、沈んだ艦娘がなる設定。
登場人物紹介コーナー
武蔵…大和型2番艦。元ミッドウェー。大和型特有の大きな主砲で、燃費が嵩みそうな艦娘。服装が包帯?さらしのみで、普通にエロい。ドミナントが中破した彼女の体を見ることはないだろう。狼にならないためにも…。
次回!第118話「歓迎」お楽しみに!
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