ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい。やってきました118話。残り、82話。まだまだ長そうですね…。
「それより、なんか応接室が騒がしかったけど、何かあったの?」
さぁ?僕何にもわかりましぇん。
「…絶対知っているわね。」
筆者だからね。
「はぁ…。もういいわ。それより、今回のゲストを紹介するわ。」
おや?今回はなんかサクサク進むね。
「だって、もう話すことないもの。…どうぞ。」
「ビスマルクよ。よおく覚えておくのよ。」
ビスマルクさんっすね。よろ〜。
「よ、よろ…?」
よろしくって意味です。
「そ、そうなの?」
ま!それよりもあらすじだね。どうぞ。

あらすじ
前回、私は武蔵の正体を知ったわ。そう…、あの有名な深海棲艦…、『ミッドウェー』の生まれ変わりだったの。そして、どうして深海棲艦になってしまったかと言うと、北方海域で沈められたらしいの…。…武蔵を沈める深海棲艦…、どんな奴なのかしら…?


118話 歓迎

…………

第2食堂

 

「えー…、と言うわけで、今日から同じ鎮守府に所属した武蔵と、訪問に来たビスマルク提督さんの歓迎会を始めたいと思います。」

 

ワーワー

 

艦娘たちが集まっている。ここ、第2食堂は所謂、椅子ではなく、座布団に座るようなところだ。

 

「武蔵ってあの?」

 

「幻の…。」

 

「大和型2番艦の『武蔵』…?」

 

艦娘たちが思い思いのことを言う。

 

「ああ。そうだ。今日から所属することになった。皆、よろしく頼む。」

 

「よろしく。」

 

ドミナントと武蔵は言う。

 

「こちらこそ!よろしくなのです!」

 

「ハラショー。」

 

「よろしく。」

 

艦娘たちが挨拶を交わす。

 

「ビスマルク提督も忘れるな?」

 

ドミナントが言うと…。

 

「よろしくお願いします。ビスマルクさん。」

 

「よろしくなのです!」

 

「…気は使わなくて良いぞ。」

 

ビスマルクはそんな感じで言う。

 

「わー、武蔵さんって大きいんですね。」

 

「…!」

 

吹雪が話しかけ、武蔵は驚く。

 

……吹雪…。深海棲艦だった時、記憶に残っている…。駆逐艦の中ではすごく強い上に、優しさまで持ち合わせている艦娘…。

 

武蔵は心の中で思う。

 

「握手しても…?」

 

「うむ。構わん。」

 

そして、手を握る。

 

「…ふむ。…もういいか?」

 

武蔵は、握った手をじっと見ている吹雪に言う。

 

「…え?あっ、はい。ありがとうございます。ミッ…。いえ、武蔵さん。」

 

「……。」

 

そして、吹雪は自分の席に戻って行った。

 

「……。」

 

ドミナントは吹雪を見る。そして、互いに目が合い、頷く。

 

「…武蔵、すまないが、少しトイレへ行ってくる。」

 

「わかった。」

 

ドミナントは廊下へ出る。

 

「…あっ、部屋に忘れ物してきちゃった。取りに行ってくるね。」

 

「忘れ物?…吹雪ちゃん、何忘れたの?」

 

「えっ?えーっと…。歯ブラシを…。」

 

「でも、食べ終わったあとにいちいち取りに戻ってたわよね?無くしたら嫌だからって…。」

 

「…違った。歯ブラシじゃなくて…、箸だった。あ、あはは…。」

 

「箸?ジナイーダさんに言えば、割り箸をくれると思うけど…。」

 

「ううん。わざわざジナイーダさんの手を煩わせるわけにはいかないので…。」

 

「そう?」

 

「う、うん。すぐ戻ってくるから。白雪ちゃん。」

 

「…わかったわ。」

 

吹雪も廊下に出た。

 

…………

廊下

 

「お、遅くなってすみません。司令官。」

 

「遅かったじゃないか…。」

 

ドミナントと二人で話す。

 

「…ところで、武蔵のことなんだが…。」

 

「『ミッドウェー』…ですよね?」

 

「元だが…。やはり、知っていたか…。」

 

ドミナントは言う。

 

「やっぱり…。手を握った時わかりました。どこか、会ったことがあるような気がして…。」

 

「そうか…。まぁ、そのことで色々ある。」

 

「何でしょうか?」

 

「武蔵がミッドウェーであったことは秘密にして欲しいんだ。」

 

「う〜ん…。正直に話した方が、良いと思いますが…。」

 

「余計な混乱は避けたいんだ。ジナイーダは納得していないみたいだし。おそらく、主任やジャックも危険視するだろう。そうなれば、自然と扱いが違くなり、艦娘たちも気付かない間に疎外していってしまう可能性があるからだ。」

 

ドミナントは話す。

 

「そうですが…。…もし、バレたらそれこそ混乱しますよ?それに、そのことを隠していた司令官にも非難されます。」

 

「だが、もう大和さんと約束してしまっている。」

 

「えっ?あの大和さんと…。」

 

「ああ。武蔵は沈ませないし、こっちで責任持ってちゃんと保護して、生活するという約束。」

 

「…そうだったんですか。」

 

「だから、武蔵を危険な目に合わせるわけにはいかない。もちろん、お前たちも同じだ。…同じ所属同士の争いは禁物だ。もし、そんなことが起きた場合は俺と愉快な仲間たちの公平な審査によって、罰する。」

 

ドミナントは重々しく言う。

 

「まぁ、とにかく、武蔵がミッドウェーであることはくれぐれも内密に頼む。」

 

「…わかりました。」

 

そして、ドミナントたちは食堂へ入ると…。

 

「その時、水平線に一筋の希望が現れた。…て、随分長かったな。」

 

武蔵が艦娘たちを集めて何やら話している。

 

「ああ。…ところで、何をしているんだ?」

 

「ん?提督も聞くか?」

 

武蔵が言うと…。

 

「はわわわ…どうなったのです?」

 

「気になる…。」

 

「あっ、ドミナントも隣に来て聞こう?ね?」

 

駆逐艦の子たちと、神様が言う。

 

「あぁ、少し待ってくれ。提督が聞くかどうか考えている。」

 

武蔵は宥めながら言った。

 

「う〜ん…。気になるけど…。この歳で紙芝居的な物語を聞くのはなぁ〜…。」

 

「歳なんて関係ないと思うが?」

 

「そうか?だが、威厳がないだろう?」

 

ドミナントが言うと…。

 

「お前には最初から威厳などない。」

 

「ひどくない!?」

 

遠くでジナイーダが言っていた。

 

「はぁ…。どうやら、俺にはとっくに威厳を失っていたみたいだから、聞こうかな。」

 

「やったー!」

 

「ふむ。提督も聞くのか。」

 

そして、ドミナントは神様の隣に座る。

 

「えーと…。どこまで話した?」

 

「水平線から希望の光が見えたところなのです!」

 

「おぉ。そうだったな。…えー…。そう、その光とは、この鎮守府に所属しているジナイーダと主任、夕張とセントエルモだった!」

 

「…?」

 

「おぉ。」

 

「そして、ミッドウェー、もとい、元私は近くで走り回る艦娘たちを撃った。だが、速くて当たらない。そこに、いつの間にか迫ってきていた夕張とセントエルモに驚き、主砲を向けた。」

 

「どうなるのです…?」

 

「ハラショーな結末…?」

 

「そう、それが狙いだった。主砲の中に撃ち、爆発を起こしたんだ。堪らずに元私は悲鳴をあげた。」

 

「おお!」

 

「すごいわね。」

 

「だが、そこで終わりではなかった。そう、目を離してしまっていたのだ。」

 

「ゴクリ…。」

 

「恐るべき狂人、主任のことを。そして、主任は大きな銃を構えて元私、ミッドウェーを撃った。威力が高くて、元私は海の上に膝をついた。そして、沈んでいく。」

 

「その大きな銃、たまに見るわね。そこまでの威力があるなんて…。」

 

「教官さんかっこいいのです。」

 

「沈んでいく中、深海棲艦である元私に吹雪は言ったのだ。」

 

「何をだろう…?」

 

「第4佐世保鎮守府は敵意がなければ誰でも歓迎する…と。」

 

「流石吹雪ちゃんね。」

 

「吹雪さんらしいですね。」

 

「そして、私は来たのだ。ここに所属しに。」

 

「なるほど!」

 

「かっこよかったのです!」

 

武蔵の話が終わり、ドミナントは言う…。

 

「武蔵…良かったのか?」

 

「何がだ?」

 

「自分の正体を言って。」

 

「当たり前だ。これから所属する仲間に黙っていてどうする?本当の自分のことを言ってからが本当の仲間ではないのか?」

 

武蔵は首を傾げる。

 

「……。」

 

……そうだな…。武蔵の言う通りだ。

 

ドミナントは黙った。

 

「…そうだな。その通りだ。」

 

ドミナントは正直に言う。

 

「…ですね。」

 

隣でいつの間にか居た吹雪が言う。

 

「…お前より、武蔵の方がトップの器があるな。」

 

「えぇ…。…まぁ、そうだな。」

 

ジナイーダがからかうが、ドミナントは真剣に言う。

 

「…否定はして欲しかったぞ。」

 

「何故だ?」

 

「…少しは人の気持ちを考えろ。…私は武蔵がここに所属しても構わない。」

 

「?」

 

ジナイーダは自室へ戻って行った。

 

「…人の気持ち…か…。」

 

ドミナントはジナイーダが残した食事を見る。

 

「…やはり、全くわからない。…それが欠点なのかもな…。」

 

ドミナントは、それを眺めたあと、ビスマルクのところへ行く。

 

「ビスマルクさん…。」

 

「ん?ドミナント大佐じゃない?どうかしたの?」

 

「私は…おかしい人ですか?」

 

「今頃気づいたの…?十分おかしいわよ。」

 

「…そうですか…。私は人の気持ちがわからないみたいです…。」

 

「?…何かあったの?」

 

「実は…。」

 

…………

 

「こんなことがあったんです…。」

 

「そう。…それはあれね。」

 

「あれ?」

 

「…あなたの友達、仲間として、一言でも先に報告して欲しかったのよ。」

 

「何故です?」

 

「…本当にわからないのね。」

 

「…どうしてなんですか?」

 

「さあ?自分で考えなさい。」

 

ビスマルクは騒いでいる方へ行ってしまった。

 

「…分からん…。…どこかでなくした心か…?社畜時代の時か…。」

 

ドミナントが思い出していると…。

 

……そんな心など不要だ。

 

自分の心のどこかで呟いた。

 

「!?」

 

ドミナントはそんなことを思ったことに驚く。

 

「……。」

 

そして、ドミナントはあまり考えないようにした。




終わりです。良い終わり方が思いつきませんでした。ゴフッ…隊長…眠いです…。…もう…休んで良いですか…?ゲホッゲホッ…。
次回!第119話「対立」お楽しみに!
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