ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「なっ!?きゅ、急にどうしたのよ…。」
小説書いてて…。終わったのに…。保存しないで、閉じてしまった…。
「!?」
最初からやり直しだ…。
「な、何でそんなことに…?」
ネタメモを見てたら…夢中になって…。
「……。」
もうダメだ…。
「…元気出して。」
元気出ない。おやすみ瑞鶴。永遠に…。
「ちょ、ひきこもらない!元気出して!私が応援してあげるから!」
そうは言われても…。
「何?私じゃ不満なの?」
その言い方、勘違いさせるからヤメテ…。
「じゃぁ、どういう意味なの?」
…現実では虚しいだけだ…。
「…そんなこと言ったら、何もかもお終いじゃない…。大半の作家さんは、そうやって、虚しさを噛みしめながら書いているんだから…。」
…そうか…。
「そうよ。」
そう…。なら、ひとつだけ願いを聞いてくれるか…?
「何でそうなるのよ…。…まぁ、元気出してくれるのなら、一つくらい…聞いてあげても良いけど?」
そっか〜。
「?急に明るくなったわね。」
なら、少しね〜。
「…嫌な予感がするわ…。」
ま!そこは今度言うよ。
「焦らすわね…。知りたい…。」
それより、あらすじどぞ。
「はぁ…。わかったわ。」
あらすじよ
前回、倉庫の方が騒がしかったけど、何かあったのかしら?…そう思ってみれば、主任さんいないわね。まぁ、いつものことか。前回は翔鶴姉とトランプしたわ。…なぜか、私が連勝したけど…。罰ゲームで、明日提督の前で…。
おっとぉ!通す訳にはいかないぜ。ここの部分は本編でやるんからな。それを知らなきゃ、この先生きのこれないぜ。
…………
第4佐世保鎮守府 執務室 早朝
「ふぁ〜…。まだ誰もいないか。…朝の3時だからな。」
ドミナントが入って提督椅子に座る。誰にも気づかれないように部屋は真っ暗だ。
「徹夜でアニメは流石にキツイか…。でも、目が冴えてるからなぁ〜…。」
深夜アニメの一挙放送で、一睡もしていない。
「それにしても、夕張が来るとはな〜…。」
そう、睦月型のみんながドミナントの周りをひっついて見ていたら、夕張が丁度見に来たのだ。深夜アニメを見たい気持ち…その意味では我々の思惑は一致している…。と、言うわけで全員で見ることになった。
「眠い…。」
「提督さんお疲れっぽい?」
「うん。…ん?」
ドミナントは一人しかいないはずの執務室で不思議に思う。
「え?誰…?て、うわぁっ!目が赤く光ってる!怖っ!気色悪りぃんだよ。死ね!化け物!吸血鬼!アン○ルセェェェェン!」
「ひどいっぽい!」
「ちょ!誰!?怖い!叩かないで!」
「謝るっぽいぃ〜…!」
「…“ぽい”?…てことは…夕立…?」
「うっうっ…。」
ドミナントは部屋を明るくする。
「うぅ…。」
夕立が涙目で睨んでいる。
「…すみませんでした。」
ドミナントは土下座した。
…………
「で、何でこんな時間に?」
ドミナントは、土下座した後、紅茶を入れていた。
「提督さんがいつ来るか待ってたっぽい…。」
まだ少しだけ元気がない。
「番猫付きか…いや、むしろ番犬か…?」
「夕立は犬じゃないっぽい。」
夕立はさっきしたことに対して、まだ言うドミナントを少し軽蔑の目になりかけたが…。
「紅茶。口に合えば良いが…。」
「紅茶?っぽい?」
「アッサムだ。」
「アッサム?っぽい?」
「…飲んでみればわかる。」
ドミナントに紅茶を渡される。
「匂いは…少し…あるっぽい…?」
「匂いはあまりしないと思ったんだけど…。あと、これ。」
「ぽい?」
「ミルクだ。相性は良い。俺が保証する。」
「ふーん。飲んでみるっぽい。」
夕立はミルクティーにしてゴクゴクと飲む。
「おいしいっぽい!」
「そりゃ良かった。嬉しいよ。」
夕立の元気の良い答えにドミナントは微笑む。
「…ところで、提督さんは何でこの時間に来たっぽい?」
「ふむ…。難しい質問だな…。」
ドミナントは考える素振りを見せる。
……“深夜アニメ観ていて、目が冴えた”ってのは、女の子の前では格好が悪い…。それに、俺の評価が下がる…。せっかく加賀と話せるくらいになったのに…。
ドミナントはそう考え…。
「世界平和のために考えていたら、目が冴えてしまってな。」
ドミナントは嘘をつく。
「ふーん…。そんなの、アニメのシーンにあったっぽい?」
夕立は簡単に見抜く。
「……。…その情報はどこから…?」
「夜戦している最中、たまに娯楽室が明るいから見たっぽい。」
「…そうか。…ちなみに、どれくらい知っている?」
「ほぼ全員知ってるっぽい。だけど、提督さんに決められた人しか、一緒に見れないと思って誰も声をかけないっぽい。」
「oh…。いいんだ。十分。そして、誰でも歓迎しよう。盛大にな。」
「その話題が出たら話すっぽい。」
そして、夕立とドミナントは仕事を始める。
「…仕事が終わったら、少し遊ぶか。」
「わかったっぽい!」
夕立が笑顔で言った。
…………
「あ、あそこ朝日っぽい。提督さん、あとちょっとで朝っぽい!」
「そうだな。あと少しで今日の分は終わるから、少し待っててくれ。」
「わかったっぽい。」
夕立は、仕事を終わらせてワクワクしている。ちなみに、秘書艦の仕事の4分の3はドミナントがやっている。
…………
「終わった…。」
「お疲れっぽい。お茶を入れるっぽい。」
「ありがとう。」
そして、ドミナントはお茶を飲み、一息つく。部屋の明かりは消しても、朝日が入ってきてよく見える。
「ふぅ…。それじゃぁ、遊ぶか。何して遊ぶ?」
ドミナントは一番上の引き出しから、トランプを取り出す。
「トランプ…。二人だけでできるっぽい?」
「ふむ…。出来んな。」
ドミナントはトランプをしまう。
「…散歩するか?」
「お散歩するっぽい!」
そして、ドミナントたちは部屋を出る。夕立はドミナントの後ろをトコトコとついてくる。
「……。」
しかし、ドミナントが意地悪く、別の方向へ曲がっても夕立はトコトコついてくる。
……可愛い。
ドミナントは思った。
「…まだ外につかないっぽい?」
しかも、向かっていないことに気づいていない。
……まるで犬だな。…いや、犬の方がもう少し賢いか…?
ドミナントは失礼なことを考える…が。
……だが、それも良い。可愛い。
結局、結論はそこなのだ。
…………
外
「…調子に乗って、15分くらい中を彷徨ったことを謝る。」
「外に行く前にいい運動になったっぽい。」
ドミナントたちは、実に15分彷徨っていた。
「じゃぁ、お散歩するっぽい。」
「…本当に犬だな…。」
「提督さん、何か言ったっぽい?」
「いや、何も…。」
「?」
そして、ドミナントたちはゆっくりと歩き出す。
「朝日が気持ち良いっぽい!」
「そうだな。だが、少し寒いな。」
ドミナントたちがそう言いながら歩いていると…。
「ハッ、ハッ、ハッ…。」
遠くから走ってくる人影が…。
「あっ、司令官、それに、夕立ちゃんおはようございます!」
爽やかな体育会系の艦娘が話しかけてくる。
「おはようっぽい。」
「おはよう。…えっと…。」
「長良です。お話しするのは初めてです。」
「そうか。おはよう、長良。」
「おはようございます!」
長良は元気よく挨拶する。
「…ところで、何をしているんだ?」
「足の筋肉を鍛えているんです!」
「足の筋肉…?真面目な艦もいるなぁ〜。」
「でも、最近足の筋肉がつきすぎちゃって…。」
「そうか。おそらく、走っているからだな。…だが、それは努力の結晶だろう?」
「そうですが…。」
「それに、走るのが好きなら、十分に走れ。筋トレしたいなら自由に筋トレしろ。お前たちの全てを受け入れる。それも『提督』の仕事のうちだからな。」
「わかりました。」
「それに、頑張っている人は、中々好…。」
「?何か言いました?」
「あっ、いや…別に…。」
「?そうですか。それじゃぁ、走ってきます。」
そして、長良は走って行った。
「風邪ひくなよ!」
「はい!」
ドミナントが注意して、遠くで長良が返事をする。
「…朝走る人もいるな。」
「そりゃ…いるに決まってるっぽい。」
そして、ドミナントたちは歩き始める。
…………
「散歩…疲れるな…。」
「出てからまだ15分も経ってないっぽい〜。」
「すまん…。俺は…離脱する!」
「あっ!待つっぽい!」
ドミナントが鎮守府の中に入り、夕立も急いで後をついて行く。
「まだ行くっぽい〜。」
「勘弁してくれ…。徹夜でこれはきつい…。」
夕立がドミナントの腕を引っ張り、ドミナントはキツい顔をする。そこに…。
「あっ、ドミナントさん。何をしているんですか?」
「そんなところでちちくり合ってたわけではあるまいな…?」
セラフとジナイーダが来た。
「いや、そんなわけないだろう…。」
「お散歩するっぽい〜。」
「…こんな感じだ…。」
ドミナントは二人に返す。
「…大変ですね。」
「…そんなに行きたいなら、私がかわりに行くか?」
「ん〜…。提督さんと行きたいっぽい。」
「…だとさ。」
ジナイーダが若干拗ねているのは気のせいだろうか。
「勘弁してくれ…。…あっ!そろそろ艦娘たちを起こしてきてくれ。もう時間だしな。」
ドミナントは言うが…。
「残念だが、もう全員起きている。私がそういうところは管理しているからな。」
「ジナイーダ…やってくれたな…。」
「安心しろ。もう何の気の迷いもなく、散歩へ行けるぞ。」
「ジナイーダァー…。」
「…そんな顔で見るな…。罪悪感が湧く…。」
ドミナントとジナイーダがそんなやりとりをしていると…。
「くんくん…。何かいい匂いがするっぽい。」
夕立が何かに反応する。
「匂い…?あまりしないが…。」
「いや、さっきからほのかに匂いするだろう?」
「美味しそうな匂いですね。」
「なぜか匂わないんだ…。」
「…そうか。なら、ご想像で補え。」
「メタい…。」
ドミナントたちが言っていると…。
「提督さん、ちょっと食堂へ行くっぽい!」
「助けて。」
ドミナントは二人を見るが…。
「私たちはこれから戦って、腕を磨く。」
「こちらに来てから、随分と弱くなった気がしますし。」
二人は無慈悲に去って行った。
…………
食堂
「誰かいるっぽい?」
「引きずらないで…。」
夕立は最終手段として、ドミナントを引きずって来た。
「む。何かようか?」
「誰ー?」
「ギャハハ!バレちゃったかな?」
三人がキッチンで何かしている。
「いい匂いっぽい〜。」
「あっ!まだ食べちゃダメだよ。朝ごはんは私が作ってるから!」
神様が出てくる。
「まだ出来ないのか?“あの味”とやらは…。」
ジャックも出てきた。
「う〜ん。楽しみだ〜。材料が少なくなってきたけどね!」
主任も出てくる。
「…何をしているんだ?」
「「「ドミナント!?」」」
「いや、何で驚いているんだよ…。」
ドミナントが言うと…。
「まだ寝ているはずじゃ…。」
「雪でも降るのか?」
「アラレじゃない〜?」
「お前ら…。」
三人が言い、ドミナントの顔が引きつる。
「ところで、何をしているんだ?」
ドミナントが言うと…。
「な、何でもないよ!ただ料理を作ってただけ!」
神様が答える。が。
「こいつがお前に食べさせてもらったオムライス?とやらを作って、みんなにも食べさせてやりたいんだとさ。」
「中々仲間想いの奴じゃない?ちょっとドミナント寄りだけどね〜。」
ジャックと主任が言う。神様は顔を手で隠してしまっている。
「で、ここに並んでいるのは失敗作と…。」
「どれも同じに見えるっぽい〜。」
ドミナントたちが、沢山のオムライスを見る。
「う〜ん…。あの味まで程遠い気がする…。」
「どれ…。…美味いぞ。」
「美味しいっぽい!」
「あっ!まだダメだって…。」
「俺とさほど変わらないぞ。…よくやった。」
「…そんな…撫でられても…嬉しく…にゃい…。」
ドミナントに撫でられて、神様は嬉しそうだ。
「ずるいっぽいー!」
夕立が言う。
「お前は何もしてないだろ…。…まぁ、早朝から、秘書艦としての仕事を全うしたところはすごいぞ。」
「褒めて褒めてー。」
「へいへい。」
「〜♪」
夕立と神様は撫でられて嬉しそうだ。
「…モテモテの奴は違うね〜。」
「ふむ。見ていて腹が立つのは気のせいだろうか?」
二人はドミナントたちを見て言う。
「…さて、我々も少しキッチンを借りる。」
「あの伝説の料理を作らないとね〜。」
二人はキッチンに消えていった。
Jが深夜アニメを見たいと言ったところを想像したら、笑えました。大変遅くなりすみません。年末は大忙しです。
登場人物紹介コーナー
夕立…白露型駆逐艦、4番艦。改二。この鎮守府の中で、最強枠の一人。ソロモンの悪夢を見せる恐ろしい子。そんな彼女だが、ドミナントには心の底から慕っており、ピンチになると大抵駆けつけてくれる艦娘の一人。たくさんご飯を食べて、元気いっぱいに走り回ったりすると、ドミナントは大抵犬を連想する。夜戦組の一人でもある。
次回!第123話「ご飯っぽい?」お楽しみに!