ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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年末、そろそろ休める…。
「そのまま永久に休まないでね。」
そりゃね。でも、最近暇がなくて、小説投稿のスピードが落ちてきたけど、せいぜい200話は行きたいからね。まだ見ぬ艦娘たちや、深海棲艦が残ってるし。
「…まだ見ぬ深海棲艦…?」
あー…。瑞鶴には秘密だね。次回か、その次回に投稿する。その時は、その深海棲艦たちのお話になるね〜。
「…またあの深海棲艦みたいなのが出てくるってこと…?」
さぁ?どうかな?
「…気になる…。ところで、お願いってのは…?」
そうだな…。クリスマスは終わってしまったし、正月くらいか…。
「…はぁ…。正月の着物でも着ろと?…まぁ、露出度がないだけマシね。」
慌てるな。それをやるとは限らんだろう…。
「…じゃぁ、何よ。」
そうだな…。なら、色々と触らせてもらおうか…。
「…憲兵さーん。」
いや、冗談だよ?…ねぇ、待って憲兵さん。冗談だから。ねぇ!ちょ。瑞鶴!頼む!筆者は冗談を言ったんだ!信じてくれ!…あっ、そこ持たないで…。
「…その人、色々と変態なことをしてきたから、無期懲役にして。」
ちょ、待…。助けてくれー!
「……。少しは反省しなさい。」
ちょ、筆者がいなくなったら、この小説どうなるの!?
「…別にいなくても、誰も気にしないわ。存分に反省しなさい。」
だが…。
「だが?だが反省しなさい。」
しかし…。
「しかし?しかし反省しなさい。」
……。
「…何度でも言うわよ。」
……頭を撫でたかっただけなのに…。
「…は?」
いや、そこまで嫌がるのなら仕方ないな…。フサフサしてそうだったから…。…あっ、足引きずらないで、歩けるから…。
「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
?…あっ、離してくれた。
「憲兵さん、大丈夫です。イタズラです。ごめんなさい。」
……あっ、憲兵さんが何処か行った。
「それくらいならいいわよ。…嫌だけど。」
おー。さすが瑞鶴。心が広い。
「その前に、あらすじね。」
おー。

あらすじ
前回、朝起きたら何やらいい匂いがしたわ。翔鶴姉が、すごく気になって、見に行こうか行かなかろうか、椅子に座ったり立ち上がったりしていたけど…。匂いからして、オムライスかしら?

…ふむ。この感触…。いいな…。
「……。」
ほう、ここはこうなっているのか…。新しい…惹かれるな…。
「……。」
素晴らしい…。
「…まだ?」
あと少しだけ…。
「…もう…。」


123話 ご飯っぽい?

…………

第4佐世保鎮守府 朝 キッチン

 

「ぽーい。ぽーい…。」

 

夕立が椅子に座り、机の上に顎を乗せ、少し元気がなくだらけている。

 

「やけに時間がかかるな。…俺が作るか?」

 

「いや、私が作る…。」

 

神様は今もドミナント流の料理を作ろうと試行錯誤している。

 

「…同じ味だと思うんだが…。」

 

「ううん。あの時の味はもっとこう…。もっと、さらに、何段階も上の味だった。あの味は、天界でも食べたことがない。」

 

神様は思い出して、少し頬が緩む。

 

「そうか。…ところで、よく天界って聞くが、どんなところなんだ?」

 

ドミナントが神様に聞く。

 

「……。」

 

すると、神様が手を止める。

 

「…聞いちゃ不味かったか…?」

 

ドミナントは神様に顔色を窺いながら聞く。

 

「…ううん。そんなことはないよ。この世と同じ感じ。」

 

神様は笑顔を見せ、料理を再開する。が。

 

「…嘘が下手だな。…俺も人のことは言えないが。」

 

ドミナントは神様の嘘を瞬時に見抜く。

 

「…この世と…か…。…戦争か?」

 

「…ううん。違う。」

 

「…窮屈なのか?」

 

「…そんな感じかな…。」

 

神様は少し悟ったような顔をする。

 

「…思ったんだが、お前はどんな生活をしていたんだ?」

 

ドミナントがたまに思う疑問を、神様に聞く。

 

「う〜ん…。内緒。」

 

「…何で?」

 

「“何で”って言われても…。…言わなくちゃダメ?」

 

「いや、ダメってわけではないが…。知りたいじゃん。先輩神様とも仲は良いみたいだし。」

 

「じゃぁ、別に良いじゃん。」

 

「…そうだな。」

 

ドミナントはそう言ったが、モヤモヤしたままだ。

 

……思ってみれば、神様のこと何も知らないな…。何の神様なんだろう?天界ってどんな場所なんだろう?どんな生活をしていたんだ?何があるんだ?死んだら行けるのか?神様ってたくさんいて、先輩後輩がいるのなら、優劣はあるはずだ。…だとしたら、誰かが治めている?だとしたら、偉いか、偉くないかに別れているのでは?てか、神様に先輩がいるってことは家族はいるのか?…謎が謎を呼ぶ…。深く考えないようにしよう…。

 

ドミナントはそう結論付け、料理を待つ。

 

…………

 

ワイワイガヤガヤ

 

沢山の艦娘たちが椅子に座って待っている。

 

「ぽーいー…。ぽーいー…。」

 

夕立はますます元気がなくなって、癖っ毛がないかどうかわからないくらい垂れ下がっている。ちなみに、ものすごく元気が良い時はそこがよく動くらしいが、本当か嘘かわからない。

 

「お腹が空いたのだろう?わかる。もう、あれから1時間近く経っているからな。」

 

ドミナントが、夕立の隣の席で言う。

 

「神様、まだか?」

 

「もう少しー。」

 

神様は言う。

 

「……。」

 

ドミナントは艦娘たちを見る。

 

「まだかなー。」

 

「遅いねー。」

 

「……。」

 

「Zzz…。」

 

少し騒がしい子もいれば、何も言わずただ黙っている子、眠っている子などがいる。

 

「…神様、まだか?艦娘たちの空腹ゲージが見えるんだが…。」

 

ドミナントが言う。実際、上昇している。

 

「うーん…。まだあの味には程遠いかな…。」

 

神様はそんなこと知らず、作っている。

 

……空腹ゲージがギリギリだな。そこまでお腹が空いているのだろう。だが、俺と夕立は1時間待っている。それくらいまだマシだろう。

 

ドミナントはそう思う。すると…。

 

「うーん…。それに近い味はできたかな…?」

 

神様が料理を持ってくる。

 

「おー。」

 

ドミナントは棒読みの声を出す。

 

……卵が半熟でない…。多分そこだ…。

 

ドミナントが思う。

 

パク

 

ドミナントを含め、艦娘たちが食べる。

 

「おお!これは…!」

 

「美味しい。」

 

「こんな料理はじめて。」

 

「美味い…。」

 

艦娘たちが次々と言う。

 

「?そうかな?」

 

神様は首を傾げる。

 

「…空腹が最高の調味料…か…。」

 

ジナイーダは食べながら言う。

 

……それもあると思うけど…。ご飯が焦げているな…。あとで教えるか…。

 

ドミナントは思うだけで、文句は言わない。作ってもらった上で文句を言うのはおかしいからだ。

 

「どう?ドミナント?」

 

神様がもそもそ食べているドミナントの顔を覗き込む。少し恥ずかしがっているのか、頬がほのかに赤みを帯びている。そこまで純粋な者はいないが、神様だからこそである。

 

「…うん。総合的に見たら美味しいよ。」

 

「…なんか気になる言い方だけど…。」

 

「美味しいよ。ありがとう。」

 

ドミナントは毎度お馴染み、『頭を撫でる』を使った。

 

「えへへ…。えへへへへ…。」

 

神様は嬉しそうにし、艦娘たちはジト目で見ている。

 

「じゃぁ、食べるか…。て、ない!?」

 

「美味しいっぽい〜。」

 

夕立に食べられていたのだ。

 

「夕立…?それ、俺のなんだけど…。」

 

「食べていないから、もういらないと思ったっぽい。」

 

「うん。なんか冷たくない?ねぇ、そうだよね?みんな?」

 

ドミナントが言うが…。

 

「えっ?司令官、食べないんじゃなかったんですか?」

 

「提督の分は最初からないんですよ?」

 

「さすがね。無能提督。」

 

艦娘たちが次々と辛辣な言葉を発していく。グリッド1!残りAP 50%!

 

「えっ…。冷た…。凍る。普通に凍る。まるで吹雪のような…。あっ、吹雪!吹雪は冷たいと思うよね?ね?」

 

グリッド1は吹雪を見るが…。

 

「……。」

 

ジト目で返したあと、食事を再開した。

 

「…さすが吹雪…。その名に恥じない冷たさだ…。」

 

グリッド1が呟いたら…。

 

「寒いです。」

 

「冬なのにやめてください。」

 

「暖房暖かくした方がよろしくて?」

 

「そうだね〜。」

 

艦娘たちの総攻撃が来た。グリッド1!危険温度が続いている!

 

「…ゴフッ…。」

 

グリッド1!行動不能!艦娘の勝利です!

 

「…司令官?…司令官!?」

 

ドミナントは行動不能で、倒れている。

 

「あー…。少しやりすぎちゃったかしら…。」

 

そこに…。

 

「出来たぞ!」

 

「食べれるといいけど…。」

 

ジャックと主任が何やら得体の知れない物を持ってくる。

 

「こ、これは…?」

 

「食べてみればわかるよ〜。」

 

「……。」

 

それを見て、艦娘たちはあの悪夢を思い出す。よくわからない…カレー?のことを…。

 

「これは、色々とな…。」

 

ジャックも目を合わせない。

 

「「「……。」」」

 

艦娘は神妙な顔持ちで眺める。

 

……これは、食べたらアウトでは…?

 

……終わる気がします…。

 

……悪夢が…。

 

そんなことを考えていると…。

 

「う〜ん…。はっ!?俺は一体…。」

 

ドミナントが目覚める。

 

「「「!」」」

 

それをそのままにする艦娘ではない…。

 

「提督!これ食べて!」

 

「司令官さんならやれる!」

 

「美味しいよ!」

 

艦娘がワイワイ集まる。

 

「えっ!?何!?どしたの?ん?何これ?これを食べろって?嫌に決まってるじゃん。ん?褒めたって食わないよ?だって、明らかに毒の色じゃん。何?俺を殺す気か?」

 

ドミナントは絶対的な拒否をする。

 

「…そこまで言うなら、私が食べる…。」

 

「む!?神様!?やめとけ。死ぬぞ?」

 

「ドミナントが嫌がっている…。なら、これを私が食べればなんとかなる…。」

 

「いや、ならないから…。」

 

ドミナントが止める。

 

「神様…。司令官!司令官のために犠牲になろうとしているんですよ!?そこは司令官が食べるべきじゃないんですか!?」

 

「そうだ提督!」

 

「男としてどうなの!?」

 

艦娘たちがニヤニヤしながらからかう。

 

「元はお前らが始めたことだろうが…!」

 

だが、ドミナントは連続でからかわれているため、キレそうだ。

 

「あっ、司令官がキレそう…。」

 

「み、みんなぁ。そろそろいじめちゃダメよぉ。」

 

「やめて…。司令官を怒らせないで…。」

 

「て、提督、大丈夫です。私が止めますから…。だから、落ち着いてください。」

 

最初の4人が何とかドミナントを宥めようとする。

 

「…なんで提督にそんなに恐怖しているんだ?」

 

もちろん、それを知らない武蔵はわからない。戦ったとしても、怒り状態じゃなかったため、わからないのだ。

 

「司令官が怒るとヤバイんです…。」

 

吹雪がコソコソ話す。

 

「む?何故だ?」

 

「…前は息を吸うのが苦しくなるくらいです…。」

 

「そんなことがここで起きたら、朝ごはんどころじゃないぞ…。」

 

「ですよね…。」

 

吹雪と武蔵はコソコソ話す。

 

「で、誰が食べるの?」

 

主任が言う。

 

「…はぁ…。俺が食べるよ。」

 

ドミナントは仕方がなく立候補する。

 

「さすが提督!」

 

「よっ!日本一!」

 

「見え見えのお世辞嬉しくねーよ!」

 

ドミナントはツッコミ…。

 

「く、食うぞ…。」

 

ドミナントは震える手で料理を掬いとり、口に運ぶ。

 

「……。…美味い…。」

 

「「「えぇ!?」」」

 

「何というか…。グロテスクな見た目とは裏腹に、素材の味が生かされている。その上、おそらく消化にも良いものばかりだ。ギャップがすごいな…。」

 

ドミナントが食べながら言う。

 

「…そうだ。不味くはないんだが…。見た目が…。…私の理想は違ったがな…。」

 

ジャックが言う。すると…。

 

「夕立も食べるっぽい〜!」

 

「あっ、まだ…。」

 

「美味しいっぽい〜。」

 

「あーあ…。食われちゃった。…てか、口元に紫色の何かが付いているぞ。」

 

ドミナントはナプキンで拭いてあげる。

 

「む…。」

 

当然、神様は面白くない。

 

「あ、ありがとう…ぽい。」

 

「そりゃどうも。…てか!夕立それ!俺のスプーン!しかも、さっきそれで俺が食べてたし…。」

 

「使ってなかったから…ぽい。」

 

「オー!マイ!ガー!…それを捨てて、新しいスプーン買わなきゃ…。」

 

「そんなに夕立は嫌われてるっぽい!?」

 

夕立は顔を青くする。嫌われているとは思っていなかったからだ。神様は顔が真っ青だ。

 

「いや…。嫌いではない。…ただ、こんなおっさんが、美少女の使ったスプーンを持ってるって…どうよ…?」

 

「……。」

 

「しかも、それを使うって…。」

 

「……。」

 

夕立は微妙な顔をしたまま黙る。ドミナントは難しい顔をする。

 

「「「……。」」」

 

だが、艦娘はそんなことより、夕立がドミナントのスプーンを使ったことに少し…うん…。神様は本気で怒りを募らせていたが、ジャックや主任に腕を掴まれ、強制退出させられている。

 

「…うん。結論。新しいスプーンを買う。それで文句ないな?」

 

「…わかったっぽい。」

 

「じゃ、それは回収ね。」

 

「……。」

 

「いや、手を離してよ。」

 

「…洗って返すっぽい。」

 

「いや、どうせ捨てるし…。」

 

「……。」

 

「…わかったよ。」

 

ドミナントは特別に許可を出す。

 

「やったっぽい!」

 

「さてと…お腹いっぱいになったことだし、執務室に戻るか。」

 

「わかったっぽ〜い。」

 

そして、夕立とドミナントは執務室に戻る。

 

…………

廊下

 

「寒いなー…。」

 

「寒いっぽいー…。」

 

二人で言いながら歩いていると…。

 

「危ないっぽい!」

 

「!?」

 

カッ!

 

ドミナントは夕立に突き飛ばされ、見事に転ぶ。まさに、美しい転び方だった。芸術と言っても過言ではない。

 

「ゆ、夕立…?何を…。」

 

「ご、ごめんっぽい。それより、これ…。」

 

夕立はドミナントが立っていたと思われる場所に矢が刺さっているのを見せる。

 

「物騒だな!?なんなんだ!?」

 

夕立は瞬時に窓の外を見るが、何も、誰もいない。

 

「……。」

 

夕立は戦闘の顔で窓の外を睨んでいた。

 

「すっげーなこれ…。見事に壁に突き刺さってる…。…てか、抜けないなこれ…。」

 

ドミナントは矢を抜こうとして…。

 

「ん?矢文…?」

 

矢に紙があるのを見つける。

 

「どれどれ…?」

 

…………

第4呉鎮守府 瀬戸

 

これを見たということは、避けたと見受ける。第4佐世保。貴様らの腕がどのようなのか是非見たい。一週間以内に来い。来なければ、このように毎日狙うぞ。

 

…………

 

「……。」

 

ドミナントはそれを見て、固まる。

 

「…ナニコレ?脅迫文?憲兵呼ぼうかな…。」

 

ドミナントが言うと…。

 

「…今日の夜、夕立ちょっとお出かけするっぽい。」

 

「ん?なんで?」

 

「ソロモンの悪魔見せてあげるっぽい。」

 

「やめい。」

 

ドミナントが釘を刺す。

 

「…その通りっぽい…。」

 

「わかってくれて何よりだ。」

 

「そういうのは川内が専門っぽい。」

 

「いやいや…そういう意味じゃない。」

 

「?」

 

「いや、なんで疑問に思っているんだよ。これは、憲兵か大本営に直接言ったほうが良いだろう?それに、潰したところで、何も解決しない。」

 

ドミナントが大人な対応をする。

 

「いくら攻撃的なやつでも、大本営などに連絡すれば、なんとかなるだろう。大丈夫だ。」

 

ドミナントは執務室に向かいながら気楽に言った。

 

「…本当に大丈夫…ぽい…?」

 

夕立は、壁に刺さった矢を見ながら言ったあと、ドミナントの後ろについて行った。




遅くなりました…。それに、今回イマイチですね…。疲れているんですね…。見直してわかりました。それと、次回は深海棲艦のお話になります。
登場人物紹介コーナー
???…ジャックと主任が作った傑作の料理。見た目はダークマター、モザイク、グロテスクな感じだが、見た目に反して美味い。素材の味を生かしながら作られており、丁寧に、細かく作られている。消化にもよく、誰でも食べられる万能な料理。
矢…時速120km前後で放たれている。それを事前に察知する夕立って一体…。
次回!第124話「ショウシュウ」お楽しみに!
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