ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「多分、あなたの考えていること全て実行したら、200話超えちゃうんじゃ…。」
どれか捨てなくちゃダメか…。AF、OWとか全て出すつもりだったけどなぁ…。
「諦めなさい。」
ちぇっ。それじゃ、あらすじを頼むよ。
あらすじ
前回、特に何も無かったわ。あるとすれば、神様の場所が分かったくらい…。
…………
軍事学校 門
「ここが…。学校…?」
青年(瀬戸大佐)がいる。
「なんだ貴様は?ここは軍事学校だ。ただの一般人が来るべき場所ではない。」
門の前の警備員が言う。
「ふむ…。ここには沢山の人間がおるの…。」
「理解できんと見える…。…て、その刀、本物じゃあるまいな。銃刀法違反だぞ。」
「ふむ…。この人間は拙者に申しておるのか…?」
「ああ。お前だ。昔の服なんか着て明らかに怪しいからな。」
警備員が言う。
「にしても、汚ねぇ奴だな。風呂とか入っているのか?」
「うむ…。水浴びならしておるが…。」
「虐待でも受けているのか…?」
警備員と話す。
「というより、ここは学校だから帰れ。お前の来るべき場所ではない。」
「いや、ここに岩倉という者から行けと言われての…。」
「岩倉?誰だそいつ?とにかく、紹介されたなら紙くらいあるだろ。」
「紙…。」
青年は懐から紙を出す。
「これで良いか?」
「どれ…?…ややっ!?岩倉大佐からでありましたか!すみません。今すぐここの最高責任者と話して来ます!」
警備員は走って行った。
「…ふむ。牛鬼と対峙してあんな慌てていた奴はそんなに位が高かったのか…。」
青年は警備員を待つ。そのうちに…。
『なんだ!?あれは…?』
『汚ねぇ野郎だ。』
『ただの中二病なのか…?あるいは…。』
通り過ぎる人が青年を珍しそうに見て行く。そこに…。
「すみません。どうぞ中へ…。」
警備員が門を開く。
「うむ。」
青年は中に入った。
「こちらです。」
警備員に学校の中に案内される。
「ふむ。ここが学校…。」
青年はキョロキョロ見回しながら歩き、十分くらい経つと、室長校と書いてある部屋の前にいた。
「ここに最高責任者がいます。失礼のないように。それでは。」
警備員は指定位置に戻る。
「ここか…。」
青年はノックもせずにドアを開ける。
ガチャ
「頼もう!」
「わっ!?い、いきなり開けて大声出さないでください…。」
「…元気の良い青年だ。」
中にいたのは歳はわからないが、はっきりいうとおじさん。それと、不思議な服を着た美人な女性だ。
「ここに岩倉という者に紹介?された。ここに行けと言われてきた。提督?をやらないか誘われた。」
青年ははっきりと言う。
「この紙?を見せれば良いのか?」
そして、紙を渡す。
「ふむ…。」
「……。」
二人は紙を見る。
「…確かに、岩倉の字だ。ここの地図があるなら紹介されたのだろう。だが、肝心な理由が書いていない…。大和、連絡を頼む。」
「はい。」
おじさんに言われて、大和は電話を手に取る。しばらくして…。
「あっ、岩倉さんですね?少しお話が…。いえ、給料を上げるとかではなく…。…はい。ところで、岩倉さんに紹介された青年がいます。どういう経緯でそうなったか教えてください。…はい。その青年です。…えっ?命を救われた?…何があったんですか…。……信じられません。それの他は?…妖精さんが…?なるほど…。…わかりました。それでは。」
大和が電話を切る。
「…どうだった?」
「命を救われた…とか。それと、重要なのが妖精さんが大いに反応していたことです。」
「ほう。」
「普段の妖精さんは人間に対して、あまり良い噂を聞かず、常にマイペースという噂、もしくは体験した人が多いですが、この人に対してはとてつもなく興味を持っていたそうです。」
「あの妖精さんが?」
「はい。歴史がどうのだとか…。」
「歴史?歴史を変える人間なのか?」
「そういう意味ではないらしいです。」
「なるほど…。」
おじさんと大和が話す。
「……。」
青年は黙って聞いていた。
「…あっ、すまない。君のことについて話していて忘れていた。君、ここで入学をしたいのか?」
「…入学…?」
「…入学を知らないのか…?」
おじさんは困った顔をする。
「元帥殿、この子は捨て子で、ずっと山で暮らしていたらしいです…。岩倉さんが言ってました。」
「…そうか…。」
大和が元帥に耳打ちする。
「入学とは、ここで学ぶことだ。」
「…そうなのか?」
「そうだ。」
「違うような気がしますが…。それが一番わかりやすいですね。」
青年たちが会話をする。
「…拙者、一応ここで学ぼう。そして、提督?になるかどうかは自分で決めさせてもらいたい。」
青年が言う。
「…なら、決まりだな。大和、早速この学校を案内してやってくれ。明日からここで学ぶ。そして、寮にも手配を。私は入学手続きなどをやっておく。」
「わかりました。」
大和と元帥がテキパキと動こうとしたが…。
「…あっ、そう思ってみれば、お名前…。」
「む。そうだ。名前を知らなくては手続きも出来ん。名前は?」
元帥と大和が聞くが…。
「…名前…。」
「…まさか、名前まで無いんですか…。」
「…困ったな…。」
大和と元帥が困る。
「…この際、好きに決めろ。国籍も無いと思うからな。」
元帥が言う。
「名前…。」
……名…か…。気にしたことなかったでござるな…。…そう思われてみれば、一度山から降りた時噂を耳にしたのう…。瀬戸内海?がどうのだとか…。…瀬戸…か…。
青年は考え…。
「では、瀬戸にせん。」
「瀬戸…ですね。…それは名字ですよね?名前は…?」
「…まだ必要なのか…。」
大和が困り、瀬戸が近くを見る。すると紙の広告に…。
『和食全額半額クーポン』
『弥生時代の変わった形の土器発掘。世紀の大発見か!?』
そんなことが書いてある。
……頭文字をとるか…。
「和弥…じゃ。」
「瀬戸 和弥さん…。ですね。わかりました。こちらに来てください。」
名前を聞いて、元帥と大和が動く。
…………
翌朝
「…一週間前高熱を出したでござるなれど、流石にもう辛くないな…。」
寮で独り言を言う。すると…。
『皆さん、おはようございます。マルゴーマルマル起床時間です。』
放送が入る。実はまだ朝の5時だ。
「この時間に起床か…。提督という者は遅く起床するのか…。」
瀬戸は4時には起きていた。これから、学校が始まる。
…………
現在
「と、言うわけじゃ。」
「うん。全くわかりません。岩倉提督を探せば良いんですか?」
ドミナントは今までの会話を退屈そうに聞いていた。
「違う。探して欲しいのはここからじゃ…。」
「昔話やめてもらえません?筆者も文字数とか、面白みがないので困っているので…。」
「筆者…?…まぁ、良かろう。」
「ありがとうございます。」
そして、要約する。
「それがし、その日に皆に紹介された。じゃが、中々馴染めんでのう…。まぁ、学ぶだけのつもりじゃったから馴染む必要はないのじゃが…。…それで、いつの日か、初めて話しかけてくれた娘がいた。その娘は笑顔が可愛くてのう。」
「なんですか?恋人探しですか?やめてくださいね?自分たちにそんなお願い…。」
「違う。…話を戻す。その娘とは仲が良くなった。よく共に行動しておった。学年が変わっても仲がよろしかった。」
「なら、WIN-WINじゃないですか。…良いじゃないですか。」
「…だが、人生とはそう上手くいかん…。学年が変わり、それがしは新たな友人を見つけた。そやつは親切でのう。竹馬の友となった。…だが、それはそれがしの思い込みじゃった…。そやつは、それがしを裏切ったのじゃ。」
「騙して悪いが…。ですか…。」
「そやつの狙いはあの娘じゃった。それがしはうかつにも、あの娘の秘密を話してしまった…。それから翌日、その娘は虐められていた。拙者のせいで…。だから、もし、その娘に会ったら拙者の場所を知らせてほしい。」
「何故です?」
「直々に謝りたいからじゃ。それに、あの娘も拙者を殺したいほど憎んでおる筈だからのう…。」
「…そうですか…。…名前は?」
「名前…か…。樫本 美月じゃ。提督をやっていないと聞く。もし、どこかで会ったら教えてやってくれ…。」
「樫本…美月…ですね。聞こえたか?セラフ。」
『なんで私頼りなんですか…。まぁ、記録しましたけど…。』
「と、言うわけでしっかりと伝えておきます。」
「かたじけない…。」
「それより、帰っても良いんですよね?」
「うむ。頼む。」
「そこで寝ている時雨たちを起こして帰ります。」
ドミナントは立ち上がり外に出ようとする。しかし…。
「…夜だ…。」
あたりは真っ暗。そして、昨夜の牛鬼を思い出す。
「…やっぱり、翌日帰らしてもらいます。」
「それが良いの。」
ドミナントはその日、第4呉で泊まることになった。
……樫本…今どこで何をしておるのじゃ…?
…………
昔
「樫本、どこへ行く気じゃ?」
「フフフッ。もう少し。」
「ふむ…。」
瀬戸は樫本に手を掴まれ、森の中で夜、何処かへ連れて行かれている。
「フフフ。…ずっと前、夜は妖怪が出るなんて言ってたよね?でも、本当はいないんだよ。」
「いや、おる。拙者はこの刀で幾度となく斬り殺しておる。」
「まぁ、そういうことにしておいてあげる。…ここよ。」
話している間に、森を抜け、広間みたいな場所へ出る。
「ふふふっ。どう?ここ。私のお気に入りの場所。近くに灯りもないし、静かだから、星がよく見えるのよ。…満月の光で見えないのはツッコミを入れて欲しくないけど。」
樫本が言う。
「ふむ…。悪くない。」
「フフフ。でしょう?ここのベンチに座って空を見るともっと良いよ。」
「…やってみよう。」
二人は寝転んで空を見る。しばらくして、樫本が…。
「…将来、何になるつもりなの?」
突然聞いてくる。
「将来…か…。ここは提督以外にも、陸軍、海軍、空軍に選べるらしいからの…。」
「フフ…。私は提督になるわ。提督になって、困っている人たちを助けたいの。」
「そうか…。拙者は何でも良い。」
「フフフフ。そのままじゃ生活できなくなるよ?」
「山に家がある。わずかだが畑も。…今頃妖怪に荒らされていると思うが…。」
「フフッ。妖怪じゃなくて猪とかね。」
「……。」
二人が語ったあと…。
「…実は、提督になる本当の理由は、英雄になりたいの。」
「…英雄…?」
「フフフ。そうよ。英雄になって、みんなから慕われたいだけ。」
「それは大きな夢でござるな。」
「フフッ。今馬鹿にしたでしょ?」
「それ以外に意味はあるか?」
「……。」
しばらくの沈黙が続き…。
「…ヒーローになって、いつかあなたに…。」
ボソリと言う。
「何か申したか?」
「えっ…、あ、ううん。なんでも。フフフ。」
「…届くと良いな。」
「そうね。」
そして、樫本は満月に手を伸ばし…。
「届いて、掴んで見せる。」
「それは良い夢だ。」
「フフッ。今のは本心だね。」
「…そうなのだろうな。」
そして、二人はしばらく眺めたあと帰った。『ヒーローになりたい。』そのような夢を持っているから虐められたわけではない。連中にとって、どんな夢を持っていようが関係ない。ただ虐める理由が欲しいだけなのだ…。何を言っても、回避することは出来なかったのだ…。
…………
陸軍 司令室
コンコン…。
「クスクス…。入るわ…。」
「樫本か。なんだ?」
「あきつ丸帰ってきませんが、森崎の言う通り、本当に失敗して死んだのでしょうか?」
樫本少将が聞く。
「…さあな。森崎はどうやら、わしに隠れて艦娘に優しくしていたらしい。逃がして、死んだということにしたのかもしれんな。」
「クスクス…。でも、それは無理のはずよ?」
「何故だ?」
「あきつ丸は私たちを裏切れない。なぜなら、まるゆがいるから…。あの子は仲間を見捨てられない子よ。」
「…そうか。」
「えぇ。まぁ、楽しみね。まるゆをどう『使う』か。クスクス…。」
「その通りだな…。…ところで、あの佐世保の新提督のことだが…。」
「…?」
「現在第4呉鎮守府にいると情報を掴んだ。」
「クスクス。なら、今は不在のはず。奇襲にはうってつけね…。」
「いや、まだ数人、奴の信頼のおける部下がいることも情報を掴んだ。」
「…クスッ。どうしてそのような情報を?」
「海軍に属しているスパイもいる。我々を舐め切っている奴らを引きずり倒すために。」
「クスクス。…ところで、第4呉鎮守府とは…?」
「瀬戸大佐と呼ばれる者が指揮官の場所だ。」
「……。…瀬戸…?」
「瀬戸 和弥。知らんのか?」
「セトォ……。」
樫本少将はいつもクスクス笑っているはずが、この時だけ怒りを露わにしていた。
「…奴の始末は私が必ずします…。あいつは…殺しても殺したりない…くらいね…。」
「クックック…。憎しみが溢れ出ているその表情、それこそ陸軍にふさわしい…。」
「ヤツハ…カナラズコロス…。」
「裏切った奴に自分の夢をとられるのは、さぞ悔しいだろう…。安心しろ。奴を始末したら、好きにして良い。」
「ワカッタワァ…。」
樫本少将は部屋から出て行った。
acnxのshiningの曲が好きなんですが…。おかしいでしょうか…?艦これ、久しぶりにログインしたらあまり進んでいないことを見て驚きました。
登場人物紹介コーナー
警備員…この道30年のプロ。
大和…大本営、元帥の秘書艦。うまく、ことを運ぶことも可能で、もちろん、艦娘としても強い。基本的には良い人。
元帥…大本営兼軍事学校校長。良い人。元帥として確かな実力がある。
岩倉…第3佐世保鎮守府の提督。
樫本…瀬戸大佐の友。本名は樫本 美月。提督になるのが夢だった。虐められて提督にもなれず、陸軍に拾ってもらった。自分の夢だった提督に瀬戸大佐がなっていて、裏切られたと思い、目の敵にして恨み、憎み続けている。
陸田…陸軍特殊部隊指揮官。あきつ丸たちの上司である。深海棲艦が出てくるまでは優しく、トップの器だった…。
裏切った友人…樫本を虐めていた中心人物。現在、詐欺師をやっていたらしく、刑務所にぶち込まれている。懲役20年の刑で。
セラフ…ナインボール・セラフ。現在、第4佐世保鎮守府に所属している。武器装備、最新テクノロジーの専門家。ミスセラフだ。
時雨…可愛い。
次回!第134話「牛鬼」お楽しみに!