ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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ネタが…切れる…。
「それはピンチね。切れたらどうやって補充するのかしら?」
日常でいきなり閃いたり、動画や画像を見て使ったりさ…。
「つまり、運?」
そうなるね。前書きのネタすらない様じゃ、そろそろ潮時かな?
「またそんなこと言って…。じゃぁ、あらすじをやるわ。」
?珍しく否定的じゃないじゃん。
「筆者さんの考えていることがわかるんだから、本当にないのがわかるわ。」
そっか…。…じゃぁ、あらすじを頼むよ。

あらすじ
前回、たいほーのために、提督さんと大鳳が一緒に寝ることになったわ。その噂はもう、鎮守府に所属する全員に知れ渡っているわ…。


137話 睡眠

…………

第4佐世保鎮守府 夜 執務室

 

「…で、大鳳。どうするか?だ…。」

 

「どうする…というのは…?」

 

ここで会話しているのは、ここの提督でもあるドミナントと、ここの所属の大鳳だ。

 

「いや、もうそろそろ大鳳ミニが来るからな…。おそらく、ここで寝るわけではあるまい。」

 

ドミナントはまるでこの世の終わりを覚悟した様な顔で重々しく言う。そう、現在大鳳ミニ(子供大鳳)と約束した、おとーさん(ドミナント)とおかーさん(大鳳)と寝るというミッションをクリアしなければならない。もちろん、二人の子供ではない。

 

「ここで寝るとしたら、ベッドもありませんし。」

 

「その通りだ。ならば、どうする?」

 

ドミナントは机と椅子しかない執務室をキョロキョロ見回している大鳳に聞く。

 

「…私の部屋は少し…。」

 

……提督にあの部屋を見せるわけにはいきません…。恥ずかしくて死んでしまいます…。

 

もちろん、大鳳に限ったことではないが、ジャック製(提督グッズ)の物がたくさん置いてある部屋に、本人を入れるのは一部例外を除いて、誰だって嫌であろう。

 

「むぅ…。そうか…。」

 

……まぁ、いきなり俺が言い出して、そっちの部屋にしてくれなんて図々しいにも程がある。共に寝ると言っただけであんなに怒っていたんだ…。そんなこと言い出したら、間違いなく窓から放っぽり出される。…俺は部屋はあまり綺麗ではないからなぁ…。

 

ドミナントは腕を組み、顔を伏せて苦しそうに考えている。違うことを思いながら、大鳳の様子を伺ったりしている。

 

「…俺の部屋は汚いが…、平気か…?」

 

……まぁ、そっちの部屋ではないだけ、この方が罪は軽くすみそうだ。わざわざ汚い場所で我慢してくれなんて、本来なら冷たい目で見られるが、果たして…?

 

ドミナントはチラチラと大鳳の反応を気にする。

 

「わ、私は…別に…。」

 

……提督と寝るだけではなく、部屋まで!?どうしましょう…。今絶対に顔が変になってます…。か、隠さないと…。

 

大鳳はドミナントに嬉しいことを隠そうと、俯くだけではなく顔すら晒す。

 

「!」

 

……マジか…。目で見られるどころか、顔すら合わしてくれない…。そんなにも嫌悪していたとは…。俺の馬鹿野郎!こりゃ、明日死体で発見されてもおかしくないな…。…なんとか生き残る方法は…。…無さそうだ…。大鳳が目を離した隙に遺書でも書くか…。

 

ドミナントは違う意味で顔を合わせない大鳳に、マジで殺されると思い、この世の終わりみたいな顔をする。そして、数分前発した自分の言葉を恨む。

 

「た、大鳳…。もし、その…なんだ…。嫌だったら俺が謝るから、別に…。」

 

……俺が大鳳ミニに謝れば良い話だ…。…多分、すっごく悲しそうな顔をするだろうけど、『おとーさん』が『おかーさん』に殺される現場を見るよりはマシだろう…。そんな現場見たら、トラウマ間違いなし…。

 

ドミナントは大鳳ミニのことを考えて、とても残念そうな、悲しそうな顔をするが、そんなトラウマを植え付けない様、大鳳の顔を伺いながら言う。

 

「えっ…?…い、いえ。…あの子も悲しむと思いますし…。」

 

……ついあの子を『だし』に使ってしまいました…。本当は、私が一緒に寝たいから…なんて言えない…。言ったら間違いなく提督に非難の目で見られてしまう…。それだけは嫌。

 

大鳳は考え、目を合わせない様にドミナントに言う。

 

「……。…そうか…。」

 

……マジか…。俺死ぬの確定じゃん…。…死にたく…ない…。おそらく、明日海に浮かんでいるか、倉庫の奥深くで冷たくなっているだろう…。…明日まで起きているか…。そして、命の危険になったら脱出…。うん。それが良い。それで行こう。

 

ドミナントは諦めた顔から一変、少し希望を持った顔になる。そこに…。

 

ガチャ

 

「きたよー!」

 

大鳳ミニが来た。

 

「お、おう。来たか。」

 

「は、はい。お帰りなさい。」

 

二人はしどろもどろだ。

 

「おふろー!」

 

大鳳ミニが笑顔で言ってくる。おそらく、楽しみなのだろう。

 

「あっ、そうだ。…大鳳、この子を頼む。」

 

ドミナントが風呂のことを思い出し、大鳳に任せようとする。

 

「な、なぜ…?」

 

「いや、男湯へ連れて行くわけにはいかんだろう…。」

 

「す、すごく恥ずかしいんですが…。私が二人いるみたいで…。」

 

大鳳が恥じらいながら言うと…。

 

「たくさんのひととあそんできたー!」

 

「たくさんの人?」

 

「ここのひとたち!そして、おとーさんとおかーさんがいっしょにねることいってきた!」

 

大鳳ミニはふんすと鼻息をだし、自信満々で言う。おそらく、自慢してきたと思っているのだろう。

 

「「……。」」

 

二人は顔を見合わせ、顔を青くする。

 

……マジかよ…。て、ことはジナイーダにも知れているんだよな…?ジナイーダ、そういうのは嫌いそうだからおそらく明日消し炭確定だ…。マジで生き残れない…。

 

……皆さんに…知られている…?…明日どんな目に合うか…。抜け駆け、先取りは禁止の暗黙のルール…。それを破ってしまうことですから、絶対皆さんに冷たい目で見られるか、泣きつかれる…。

 

二人はそれぞれ顔を青くしながら思う。

 

「…どうしたの?」

 

大鳳ミニは二人が顔を青くしていることを見て、首を傾げながら聞いてくる。

 

「…ハッ!?い、いや、別になんでもないぞ。だろ?大鳳。」

 

「は、はい。そうですね。あ、あはは…。」

 

二人は明日どうなっても、大鳳ミニが自分のせいだと自分で責めない様に精一杯元気そうに振る舞う。

 

「よかった!…あと、おとーさんとおふろいきたい!」

 

大鳳ミニが笑顔で言う。

 

「…え?」

 

ドミナントは顔を引きつらせる。

 

「おとーさんとおふろはいりたい!」

 

「へ、へぇ。そ、そうか…。」

 

……マジカヨ…。俺と風呂だと…?いや、年齢的には…まぁ、大丈夫だと思うが…。

 

ドミナントはチラと大鳳を見る。すると、顔を引きつらせた大鳳が何か合図を送ってくる。

 

……な、に、か、し、た、ら、ゆ、る、し、ま、せ、ん…。いや、しねぇーよ!…まぁ、自分の分身体みたいなものだから、気持ちはわかるけど…。…まぁ、可愛いけど。

 

ドミナントは苦笑いしながら腕を組み、考える。すると…。

 

「?だめ…?」

 

大鳳ミニが不安そうな顔で覗き込む。

 

「いや、良いよ。じゃぁ、大鳳。後でまたここに集合だ。」

 

「は、はい。」

 

そして、ドミナントたちは部屋を出て行った。

 

「…提督と一緒に…。」

 

大鳳が頬を赤らめながら呟くと…。

 

「……。」

 

「……。」

 

部屋の至るところから何か声が聞こえるのに気づく。

 

「…まさか!?」

 

大鳳は急いで、音のする場所を見たり、調べたりする。すると…。

 

「あっ、見つかってしまいました。」

 

「隠れたつもりだったんだけど…。やっぱり、金剛が飛び出そうとするから…。」

 

「ずるいデース!」

 

沢山の艦娘たちが部屋の至る所に隠れていた。床、天井、壁の間、窓の外…。

 

「み、み、皆さん…。」

 

今までの行動や言葉を聞かれていたと思い、顔を赤くして伏せる。

 

「今まで聞いてたよ〜。こっちが恥ずかしかったけど。」

 

川内や他の艦娘がニヤニヤしながら大鳳の近くへ行く。

 

「言う時は言うんですね。」

 

翔鶴が少し微笑みながら言う。

 

「翔鶴さんまで…。…あれ?瑞鶴さんは…?」

 

よく二人でいるはずが、翔鶴だけしかいないことに不思議に思う。

 

「瑞鶴は、何か筆者?の手伝いに行くって言って数分前に出て行ってしまいました。」

 

「そうなんですか。」

 

翔鶴と大鳳が話す。

 

「だが、たいほーを『だし』に使ったのは良くないと思うぞ。」

 

長門まで聞いていたらしい。

 

「まぁ、今回のは仕方ないね。あの子が楽しみにしているんだもん。邪魔するわけにはいかないし。…でも、かわいい司令官を諦めたわけじゃないから。」

 

「司令官は、誰のものでもないよ。司令官が決めた人が、決められた人のものだよ。…負けないけど。」

 

「望むところネー。」

 

ワイワイ

 

艦娘たちは執務室で盛り上がっているが…。

 

「…そうですね。誰のものでもない…。ですね。」

 

「だが、艦娘たちもまだまだだな。いつも私たちの存在に気づかず、後ろを取られる。」

 

「ドミナントはモテモテだね!でも、これだけは譲れないよ…。」

 

神様、ジナイーダ、セラフが窓の外でひっそりと聞いていた。

 

…………

一方、男湯

 

「あったか〜い…。」

 

「そうだな。溺れない様に、俺の隣にいような。」

 

「は〜い…。」

 

大鳳ミニがドミナントの隣で座っている。

 

……可愛い。

 

ドミナントは最初から最後まで、大鳳ミニの行動を可愛がっていた。そこに…。

 

「ギャハハハハ!…あれ?たいほーじゃ〜ん。男湯なの?」

 

「主任、少しは静かにだな…。…む?たいほーか?」

 

主任とジャックがやってくる。

 

「おじさんとおにーさん!」

 

大鳳ミニが嬉しそうにする。

 

「…おじさん?」

 

「たのしそうにわらっているほう!」

 

「そうか。じゃぁ、おにーさんがジャックだな。」

 

「そー。」

 

嬉しそうな大鳳が目を輝かせ、ドミナントは二人がなんて呼ばれているのか知り、苦笑いしている。

 

「ギャハハハハ!じゃ、おじさん頑張っちゃうぞ〜!あポイーっと!」

 

主任が走り、飛んだ。

 

「ちょ、主任…。待…。」

 

ザブーーーン!!!

 

主任が飛び込んだ。

 

「…ぶはっ!た、大鳳ミニ、大丈夫か?」

 

「キャッキャッ。」

 

「大丈夫そうだな…。」

 

ドミナントの心配を他所に元気に笑っている大鳳ミニ。

 

「主任!おま…。」

 

「主任。小さい子もいるのだぞ?飛び込みは厳禁だ。それくらいわかるだろう?今回は何も無かったから良かったものの、もし、たいほーが流され、どこかぶつけたりでもしたらどうするつもりだ?溺れていたらどうするつもりだった?それくらい想定して行動を起こせ。」

 

ドミナントが言う前に、ジャックが少し顔をしかめながら言う。

 

「はいはーい。」

 

主任は少しふざけながらの返事だったが、分かればしないので、それ以上は言わなかった。

 

「で、たいほーはどうしてここに?」

 

「おとーさんとはいっているの!」

 

「あ、そうなんだ〜。」

 

主任も風呂に浸かる。出来れば、入る前に身体を洗って欲しいのだが…。ちなみに、ジャックとドミナントは身体をしっかり洗っている。

 

「…で、ドミナント。本当はこの子の父親なのか?」

 

主任が聞いてくる。

 

「…いや、違うけど…。」

 

「そうだよ!」

 

ドミナントが言い終わる前に大鳳ミニが答える。ドミナントは“この調子だ”と目で伝える。主任もそのことが分かったらしい。

 

「じゃ!頑張って〜。『おとーさん』っ!ギャハハハハハ!」

 

主任はそう言ったあと、奥の方へ行った。

 

「ふぅ…。」

 

そこに、ジャックがドミナントの隣に座る。

 

「その子のことだが…。どうするつもりだ?」

 

ジャックはドミナントに聞いた。中途半端な答えは望んでいなさそうにドミナントを見ていた。

 

「…この子は…、親が探していなかったらうちで預かるつもりだ…。」

 

「うちで預かる…と言ったところで、この子はどの様な生活を望んでいるか考えたか?この子は、お前と大鳳が親だと認識しているのだぞ?ずっと預かったら、今夜だけではなく、これからも大鳳と共になることになるだろう。それにこの子自身、親と遊びたいだろう。お前と大鳳とこの子の時間を取れるのか?取れたとしても、他の艦娘が蔑ろになるだろう。それだけではない。お前を慕っている者、恋をしている者、親友だと思っている者、お前に可能性を見出そうとしている者、力になりたい者などもいるんだ。どうしても偏りが出来てしまう。そんな状態で、この子と共にいることが出来ると思うか?」

 

ジャックは厳しく言う。いや、厳しく言わなければならないのだろう。これからのことだし、この国の未来のため、大鳳ミニの未来のためなのだ。ドミナントは難しい顔をして俯いてしまった。そこに…。

 

「おにーさん!おとーさんをいじめないで!」

 

大鳳ミニがジャックとドミナントの間に手を広げて入ってくる。

 

「…たいほー…。」

 

ドミナントは大鳳ミニを見た。

 

「……。」

 

ジャックが大鳳ミニの目を見る。大鳳ミニの目は、そらさずにしっかりとジャックを見ていた。

 

「…すまんな。おとーさんのこれからのことを言っていたんだ。少し言い過ぎたな。もういじめないようにするよ。」

 

ジャックは優しい声で大鳳ミニの頭を撫でる。

 

「…だが、ドミナント。この話はそれほど遠い未来ではない。考えてくれ。こんな良い子のためにも…。」

 

ジャックはそう言い残し、奥へと行った。

 

「……。」

 

ドミナントは精一杯守ろうとしてくれた大鳳ミニを見て、口元は緩んでいたが、目は全く笑っておらず、むしろ悲しそうな顔をしていた。そこに…。

 

「あつい〜…。」

 

大鳳ミニが暑そうな顔で言い出す。

 

「…そうだな。そろそろ上がるか…。」

 

ドミナントがさっきと同じ表情で言い、二人は上がった。

 

…………

廊下

 

「…どうしたの?」

 

大鳳ミニは、さっきからあのままの表情のドミナントの顔を見る。

 

「…あっ。いや、なんでもないよ。」

 

ドミナントは無理して笑顔になる。

 

「…うそつき。」

 

そこで大鳳ミニが呟く。

 

「?」

 

「おとーさんがかなしんでいるのわかるから!」

 

大鳳ミニは頬を膨らませながら一生懸命言う。

 

「…そうだな。元気出さないとな。」

 

「そう!」

 

ドミナントはなんとか気づかれないくらいに無理して笑顔になる。大鳳ミニも納得したようだ。

 

……これからのこと…か…。

 

…………

執務室

 

「来たぞ。」

 

「あっ、お帰りなさい。提督。私も今上がったところです。」

 

執務室に入ると、まだ髪が濡れ、タオルで拭いている大鳳と会う。

 

「そうか。髪の毛拭き終わったら、俺の部屋まで来てくれ。」

 

「あっ、はい。」

 

ドミナントはそう言い残し、大鳳ミニを残してさっさと行ってしまった。

 

「…どうかしたんでしょうか?」

 

大鳳はドミナントの違和感に気付いて、不思議そうに呟く。

 

「…何かあったんですか?」

 

大鳳はミニに聞く。

 

「おとーさんとおにーさんがはなしてて、これから?とかがなんとかって。」

 

「…おにーさん…?…これから?…これから…。」

 

大鳳はドミナントの考えていることに気づき、黙ってしまう。

 

「おかーさん?」

 

大鳳ミニは大鳳の顔を見る。

 

「…あっ、いえ。なんでもないですよ。」

 

「おとーさんとおんなじー!うそいっちゃだめー!」

 

「あ、あはは…。」

 

ミニに指摘され、大鳳は苦笑いをする。そして、二人はドミナントの部屋へと向かった。見ていた艦娘たちも違和感に気づいたり、ドミナントが何を考えているのか察して、黙り込んでしまったりしているが、全員ドミナントの部屋へ行った。

 

…………

提督自室

 

コンコン、ガチャ

 

「失礼します…。」

 

「きたよー!」

 

大鳳とミニが入ってくる。全く汚くなかった。ドミナントの近くの机の上には、色々な物があり、ドミナントがそれらをいじっていた。

 

「ああ。ベッドの上に座って待っててくれ。」

 

ドミナントが見ずに言う。ドミナントは色々な茶葉を組み合わせ、紅茶を作っていたのだ。

 

「いいにお〜い。」

 

大鳳ミニがベッドの上で反応していた。

 

「そうですね。」

 

大鳳も同じように反応していた。

 

「出来たぞ。小さい子もいるからな。これが一番だ。ミル…。」

 

「みるくてぃー!」

 

「えっ?」

 

ドミナントが言い終わる前に、大鳳ミニが当ててきた。

 

「え…。どうしてわかったの…?」

 

「いつもねるまえにおとーさんがつくってくれるじゃん!おいしいの!」

 

「……。」

 

大鳳ミニが変なことを言い出して、ドミナントは黙ってしまった。

 

「…?すこしあまくない…。」

 

「あー…。すまん。砂糖少し入れるか。」

 

大鳳ミニがなれた手つきで飲み、いつもと砂糖の分量が違うことに不思議がり、ドミナントが砂糖を入れる。一方、大鳳にはちょうど良い甘さだったみたいだ。

 

「……。」

 

歯を磨かせて、しばらくすると大鳳ミニは眠そうに目を擦っていた。

 

「…寝るか。」

 

「…そうですね。」

 

そして、大鳳ミニを挟んで、ドミナントたちはベッドで横になる。部屋の電気は完全には消さず、少しだけ明るい感じにしてある。

 

「おかーさん。むかしばなしして…?」

 

すると、大鳳ミニが大鳳に向かって、目をうとうとさせながらお願いしてくる。

 

「え、えっと…。…ごほん。昔、私が艦だったころ…。」

 

「?きいたことある…。すいせーがでてくるんでしょ…?」

 

「えっ!?…ど、どうして…?」

 

大鳳は初めて話すのだから、驚くのも無理がなかった。そこで、ドミナントが…。

 

「たいほー、たいほーはいつも何してたんだ?」

 

ドミナントが優しく聞く。

 

「いつもおとーさんとおかーさんと、おにーさんとおじさんとおねーさんとおねーちゃんと…。かみさま?もいて、ほかのみんなとなかよくくらしているの…。」

 

「…おねーさんって、ジナイーダのことか?おねーちゃんってセラフのことか?」

 

「て、提督?どうしていきなり…。」

 

大鳳は、いきなり言い出すドミナントに不思議がる。

 

「そう…。」

 

「えっ!?」

 

大鳳は驚きを隠せなかった。

 

「やはりか…。」

 

ドミナントは静かに言った。

 

「いつも…、おじさんがわらっていて…。おにーさんはいつもなにかくれて…。おねーさんはきびしいけど、あそんでくれたりして…。おねーちゃんはくらいいえにいつもいて、いろいろおはなししてくれたりするの…。おかーさんはよるにならないといないから、さみしくて…。おとーさんもあさからいそがしくて、かまってくれない…。ひさしぶりにひるからあそんでくれてありがとう…!」

 

大鳳ミニは目を閉じながらゆっくりと言う。

 

「…いいんだよ。おやすみ。」

 

「そうです。…おやすみなさい。」

 

「おや…すみ…。」

 

二人は大鳳ミニを撫でて言い、大鳳ミニはスースー寝息を立てて眠った。

 

「…どうやら、この子はどこかのパラレルワールドから来てしまったみたいだな。」

 

「それか、未来…。ですね。」

 

ドミナントと大鳳は少し明るい電球を見ながら起こさないように静かに呟く。

 

「…たいほーがいた世界の俺たちはさぞ心配しまくっているだろう。…神様に頼むか…。…いや、この世界のことは先輩神様だな。ちょうど明日お茶しにくるから、その時に話そう。」

 

「…そうですね。」

 

ドミナントと大鳳は静かに話し、眠るのだった。




なげー。でも、休んでいた分は…取り戻せたかな?にしても、今一番話数が長い艦これは約900話ですって…。すごいですね…。…見てないけど。見て、もしこれから起きることが先に取られていたら、マジでショックになるし、後ろめたく感じてしまうので…。
登場人物紹介コーナー
大鳳ミニ…通称たいほー。どこかの世界から、何らかのはずみでこの世界に来てしまった。
次回!第138話「混合お茶会」お楽しみに!
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