ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい、やってきました13話。1日一回投稿を目指しています。
注)ジナイーダが過去の話に入る前に、叢雲に自分たちは異世界から来たことを伝えました。
今回もシリアス回です…。あぁ、コメディ書きたい…。
では、あらすじを始めたいと思います。主任〜。……あれ?居ないみたいだな…。それでは私が…。

あらすじ
女湯で、叢雲がジナイーダたちと打ち解ける。そこで、ある事件が起き、何故レイヴンになったかを聞いた。ジナイーダには悲しい過去があったが、話した。次はセラフの番になるのだが…。


13話 好きになるということは、そこらへんにキッカケがあるんだと思うよ。

…以下略

 

「私はレイヴンじゃないです。」

 

「「えっ!?」」

 

叢雲とジナイーダは驚く。

 

……え?セラフって、レイヴンじゃなかったの…?てか、なんで一緒にいたジナイーダも驚くの!?

 

叢雲はジナイーダを見るが、驚くのも無理はない。ドミナントが勝手に勧誘して、1日も経ってないのだ。

 

「セラフ…ならお前は何者だ?」

 

ジナイーダはセラフに問いかける。

 

「私は…AIです。」

 

…AI!?それって人工知能のことじゃない!?

 

「……。それでもいい。私が話したんだ…。何か話してくれると助かる…。戦場で生きてきた私には、もう話題がないからな…。」

 

ジナイーダはセラフに話す。叢雲は、少し興味があるのか、ジッとセラフを見ている。

 

「……わかりました。これは、ずいぶん前から現在までです…。」

 

セラフの昔話が始まる…。

 

ガーガーガーピピピ

 

機械音がする一室…。

 

『お前はナインボールセラフ、私の駒として働いてもらうぞ。』

 

……?ナインボール…セラフ?それは…私の名前か?……!?何故?体が勝手に…。

 

しかし、セラフは何もしていないのに勝手に頭を下げる。

 

『よし、ナインボールセラフ、早速仕事だ。』

 

……仕事?何をするんだ?……!?また体が勝手に…!?

 

そう、ネストのプログラムに支配されている体はいうことを聞かない。そして、セラフは部屋を出る。そして…。

 

「ナインボール!?少し体が大きいようだが…。な、何しに現れた…?俺はあんたらのことなど話していない…!た、頼む!見逃してくれ!!」

 

そう言って逃げるレイヴン。

……このレイヴンは何を言っているんだろう…?見逃してあげようかな…。……!?また体が……!

 

セラフは容赦なく相手を攻撃し、破壊した。

 

「ぐ……ぁ……。」

 

……そんな…。なんでそんなに酷いことを…。

 

そして戻るセラフ。

 

『よくやったセラフ!次の仕事は我々を反対している町を破壊してほしい。』

 

……町!?それじゃ、たくさんの死人が出るじゃないか!?嫌だ!絶対にやりたくない!

 

断ろうとするセラフだが…。

 

……。なんで…?体がいうことを聞かないの?

 

そしてまたセラフは部屋を出て行った。

 

「我々はレイヴンズネストを……!?ナインボール!?みんな逃げろーー!!」

 

「キャーー…」

 

「ワーワー…」

 

セラフは銃口を構える。

 

……嫌だ!やりたくない!止まって…この体!!

 

しかし、止まらずに破壊する。

 

……なんで?…なんでなの…?

 

破壊し尽くしたあと、また戻る…。

 

『よくやったセラフ!次の仕事を…。』

 

……嫌だ…。

 

『でかしたセラフ!次の仕事は…。』

 

……嫌だ…!

 

『どうやら成功みたいだな。次々こなしていく。次は…。』

 

……嫌だ!!

 

そして、どんどん依頼をこなしていくセラフがあることに気づく…。

 

……この世界には…。他にも私みたいなのがいるらしいけど…。こんな気持ちなのかな…?

 

セラフは考えるが、もちろん、感情を持つナインボールなどいない。

 

……もしかしたら…。私は失敗作なのかな…?

 

疑問に思うが、体を操られているため、答えはない。

 

……もし…失敗作なら私を破壊してほしい…。もう…。殺したくない…。

 

いつしかセラフはそう考えるようになってきた。最強だという彼女の噂が広がり、恐れられるようになってきてしまった。しかし、依頼は止まらない…。

 

『セラフ、次はこれだ…。』

 

……次…私を殺してくれるかな…?

 

しかし、彼女を倒してくれそうなものはいなかった…。

 

……もうやだ…。もう嫌だ。嫌だ!嫌だ!嫌!!

 

そう心の中で叫んだ後、突然目の前が光り出した…。

 

……ここは…どこ?

 

気づいたら森の中にいた。

 

「レイヴンズネスト…確認…出来ない…。」

 

……確認出来ない!?やった!それじゃぁ私は自由に…。

 

しかし、体は動かない。

 

……どうして!?…まさか…これもプログラムの一種なの…?…せっかく、自由になれると思ったのに…。

 

そう考えていると、巨大なイノシシが現れた。

 

……イノシシ…。大きいな…。破壊してくれるかな?

 

そう考えていると、突進してきた。

 

ガッシャャャャャャン!

 

……やっぱり壊れないか…。

 

そう考えていると…。

 

「攻撃を確認…自己防衛モード…起動します。」

 

……!?自己防衛モード!?逃げて!早く!

 

言葉が出なくても叫ぶ。しかし…。

 

……うぅ…なんでなの…?

 

目の前にはステーキになったイノシシがいた。

 

……神様って…いるのかな?…。救いは…ないのかな…?

 

そんなこと考えていると…。

 

『行くぞぉぉぉぉ!』

 

遠くで声が聞こえる。

 

……!?レイヴン!?攻撃しないで!お願いだから!!

 

『ぉぉぉぉ…。ん?』

 

目の前でそのレイヴンは止まる。願いは叶ったようだ。

 

……よかった…。

 

セラフは安心する。

 

……現在

 

「……そんなことがあったんです…。そして、プログラムを解除してくれて、自由行動をさせてくれたドミナントにすごく感謝しています。」

 

「ほう…。そんなことがあったのか…。」

 

「そうなのね…。変態呼ばわりして後で謝らなくちゃ…。」

 

「謝ってくれるなら嬉しいですね。……なんか思い出したら、好きになっちゃいました。」

 

「「えっ!?」」

 

信じられない言葉に二人は声を合わせる。

 

「セ、セラフ…。それは…アイツのことが好きと言うことか…?」

 

「はい。そうですよ?」

 

「そ、そんな簡単に決めちゃっていいの!?」

 

ジナイーダと叢雲は問い詰める。だが…。

 

「簡単に決めちゃダメなのですか?……まぁ、確かにダメかもしれませんけどね…。でも、私はこう考えています。好きになるということは、そこらへんにキッカケがあるんだと思う。」

 

「「?」」

 

ジナイーダと叢雲はよくわからない。

 

「…。つまり、そうさせてくれた人があなたならあなたを好きになっていたはずです。おそらく、世界中の大半の人間は、そんな感じで好きになっているんだと思います。」

 

「なるほどな…。」

 

ジナイーダは納得する。ところが、話はそれで終わらなかった。

 

「ところで、あなたたちの好きな人は誰ですか?」

 

「「えっ!?」」




はい、今回でシリアス回は終わりです!パチパチ!いや〜、セラフにそんな過去があったとは…驚きですね〜。
登場人物紹介コーナー
逃げようとしたレイヴン…ある日、偶然ネストの秘密を知ってしまい、命を狙われる。
反対していた町…それぞれ、ネストに恨みのあるものたちが集まり、作り上げた町。
セラフに命令をした者…???
次回!第14話「そ、そんなはず……」お楽しみに!
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