ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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さて…。下水溝が終わったら、駆け足になるかもしれませんね。
「へぇ〜。…なんで?」
終わらないから。陸軍編も出来ないし。
「残り56話もあるのに?」
これからのイベントがあと2つくらい挟んでからだから。
「…確かに…。一つのイベントで10話でも、その陸軍?編が確か15話くらいって言っていたから…。…35話?で終わるじゃない。のこり21話もあるわ。」
…その後にもあるんだよ…。
「?」
…いや、なんでもない…。
「??」
それより、今回のゲストは?
「この人よ。」
「夕立っぽーい。」
出た。番猫…いや、番犬付きか…?
「…何度も言う様だけど、夕立は犬じゃないっぽい〜!」
へぇ〜、存外そんなものか…。いや、あるいは…。
「…筆者さん?あらすじ始めるけど…。」
…ああ。頼むよ。
「さぁ、素敵なパーティしましょう!」

あらすじっぽい
前回、なんかトイレの水の調子が良くなったっぽい。提督さんがいなくて大騒ぎしているっぽい。神様さんが心配してその辺うろうろしているっぽい。


143話 下水溝調査 その4

…………

(BGM AC3『below his eyes』)

 

下水道 ゲート前

 

「…さて、ついにここまで来たな。」

 

道中、蜘蛛に幾度となく襲撃されつつも、大きなゲートの前に着く。

 

「夕張、作動してくれ。」

 

「はい。」

 

そして、夕張がドローンの残骸の隣にある機械に触る。

 

『基幹部へのゲートロックを解除しました。』

 

ウィーーン…

 

そして、ゲートの扉がゆっくりと上へ開いていく。少しの隙間だけで、中は広く、四角い空間になっているのが分かった。

 

「いよいよだな…。」

 

長門が覚悟した顔で言う。

 

「何が待ち受けているのかしら…?」

 

叢雲は不安そうな顔だ。

 

「嫌な予感がします…。」

 

夕張は嫌な顔をしている。

 

「そうだな…。」

 

ドミナントはそこで、何かを思い出す。

 

……キサラギ、下水、白い蜘蛛…。…ゲート…。…EN属性攻撃の防御値が高い…。…蜘蛛…。…生体兵器だとしたら…?…蜘蛛…。…あっ…。

 

ドミナントは忘れかけていた…。いや、違って欲しいと考えていたのだろう。その記憶のパンドラの箱を開けてしまう。

 

「…提督、どうかしたのか?」

 

長門が顔色の悪いドミナントを不審に思い、聞く。

 

「み、皆んな。お、落ち着いて聞いてくれ…。」

 

「あんたこそしっかりしなさいよ。」

 

「こ、この奥へ入れるくらいになる前までに、ここから一時撤退しろ。」

 

「えっ?な、何故ですか…?」

 

「お、おそらく、現実で見たらトラウマになる…。」

 

「何があるんだ?」

 

「せ、説明している暇なんてない…。」

 

「教えなさいよ。」

 

「…しょうがない。」

 

ドミナントがAC化する。

 

「えっ?」

 

「な、何するの!?」

 

「何だ?」

 

ドミナントが三人を持ち上げる。2人を片手で自身の脇に押さえ、1人は強制的に背負って。

 

「一時離脱だ。」

 

「ちょ、ま…。」

 

ウィーーーン…。

 

ドミナントたちはゲートが開き終わる前に撤退した。

 

「て、提督、何…を…。」

 

夕張は青ざめた。見てしまったのだ…。ゲートの縁に巨大に動く脚みたいな何かを…。

 

…………

下水道 入り口付近

 

ドサッ

 

「きゃっ。」

 

「な、何を…。」

 

「……。」

 

夕張たちを下ろす。

 

「済まないが、ここからは俺がなんとかする。これくらいなら、頑張れば出来る。」

 

「何勝手なこと言ってんの!?ここまで来たんだから、私たちも同席するのが当然でしょう!?」

 

「そうだぞ提督!それともなんだ!?戦果を独り占めしたいのか!?」

 

「そう言うわけでは無い…。お前たちにアレは少し…な…。」

 

ドミナントは怒っている二人を見ようとしない。

 

「夕張さん!あなたはどう思うの!?」

 

「夕張、お前の意見も聞かせてもらおう。」

 

「…ふぇっ!?な、何ですか?」

 

叢雲と長門がずっと固まっていた夕張に聞く。

 

「あなたも最後まで責任持って付き合うわよね!」

 

「え、えーっと…。」

 

「こいつは私たちを置いて行って格好をつけようとしている。私たちにとっては侮辱以外何ものでもないだろう?」

 

「……。」

 

夕張は困った顔をするばかりだ。

 

「…まぁ、俺は行く。付いてくるな。」

 

「ちょ、待ち…。」

 

ウィィーーーン…

 

ドミナントは行ってしまった。

 

「…ちっ。あいつ…。…ところで、夕張さん、どうしたの?なんか変よ。」

 

「…えっ?」

 

「ボーッとしてな。しかも、少し顔色が悪い様だが。」

 

叢雲と長門が心配して聞く。

 

「じ、実は…。」

 

…………

下水道 ゲート前

 

「…やはりか…。」

 

ドミナントがゲートの陰で隠れて見ていた。

 

「天井の巨大蜘蛛…。周りの緑色のアレは繭だよな…。あれから子蜘蛛がうじゃうじゃ出てくるんだよな…。」

 

ドミナントは見た。そう、ソレを…。

 

キチャキチャ…。

 

白く、巨大な足長蜘蛛の様な体に、頭はウスバカゲロウの幼虫(アリジゴク)の様な頭で、天井をモゾモゾ動き回っている。

 

「見るだけで戦意喪失だな…。早めに終わらせるか…。」

 

そう言ってドミナントは左腕武器のCR-WH05BP(バズーカ。通称『神バズ』)と、CR-YWB05MV2(中型ミサイル。命中率と攻撃力を目指した試作品。)とそれに伴うエクステンション(肩にある補助装置)のJIKYOH(垂直連動ミサイル)の確認をする。今回は実弾系重量二脚の様だ。

 

……脚部はなるべく速い方が良いのだが…。LRではフロート型は基本産廃になっちゃったからな…。脚部が壊れて、フロートの強みが消えるから…。上手い人はそんなことにならないらしいけど…。

 

ドミナントは確認しながら思う。そして…。

 

「まぁ、ここから倒す手もあるが…。それだと盛り上がらないからな。…行くぞっ!」

 

ドミナントはその空間に入ろうとしたが…。

 

ビィィィィィィ!

 

先制攻撃をする前に巨大化け蜘蛛に見つかり、極太レーザーで攻撃される。

 

「危なっ!」

 

ギリギリでよける。例え、ドミナントだとしてもそれに当たれば大ダメージは確定だ。

 

「かと言って…。」

 

ドミナントが近づくが…。

 

ビシャァァァ!ビシャァァァ!ビシャァァァ!…!

 

「近づけば雷?糸?見たいなもので攻撃されるがな…。しかも、被弾時の安定性が低いと食らって、動けなくて連続ダメージという負の連鎖が…。」

 

ドミナントは注意して避けようとするが…。

 

ドガァァァン!…ドガァァァン!

 

「…ぐっ…。やはり、連続的に食らわないとはいえ、重量機体じゃ無理か…。」

 

その雷?糸?みたいなものにどんどん当たっていく。

 

ビー!ビー!

 

それに追い討ちをかける様に、繭から孵った子蜘蛛にも攻撃を浴びせられる。

 

「チッ。子蜘蛛め…。うざ…。」

 

ドミナントが言いかけた途端…。

 

ビィィィィィィ!

 

ドガァァァァ!

 

「グハァァァァ!」

 

巨大化け蜘蛛から一瞬目を離したところを、極太レーザーがドミナントに直撃する。

 

「残りAP50%…やったな…。」

 

ドミナントは神バズ、そして中型ミサイルと連動ミサイルを交互に撃つ。

 

パシュッ…ゴォォォォ…ドガァン!…!

 

ボッ…ボガン!…!

 

だが、巨大化け蜘蛛が倒れる気がしない。

 

ビー!ビー!

 

「うざ…。」

 

ビィィィィィィ!

 

「いっと。そうなんども当たってたま…。」

 

ビシャァァァ!ビシャァァァ!ビシャァァァ!…!

 

「なにぃ!」

 

ドガァァァ!ドガァァァ!

 

「クソが…。最悪だぜ…。」

 

ドミナントが糸?見たいな攻撃に当たる。すると…。

 

『脚部破損』

 

「なっ!?なんだと!?」

 

無慈悲な機械音がこの広場?に響く。脚部…つまり、足の破損である。ただでさえ機動力が低い重量二脚だ。これは致命的…勝負の決定打と言っても過言では無い。

 

「まずい!残りAP30%でこれはマジでまずい!」

 

ドミナントが叫ぶ。心なしか、巨大化け蜘蛛がニタリとしている。

 

……絶望だ…。ここからこの部屋の入り口まで遠すぎる…。安定性を失った今、食らったら動けなくて袋叩きだ…。

 

ドミナントは勝率を考えるが限りなく低く、生存率も低いことを思う。そして…。

 

……ジナイーダ…ジャック…セラフ…主任…。後は任せた。…艦娘たち…これからも元気でいろ。今まで楽しかった。お前たちのおかげで人生を何倍も楽しめた。おそらく、誰よりも幸せだった。我が生涯に一片の悔い無し…。いや、こいつにだけは殺されたくなかったな…。へへへ…。

 

ドミナントは目の前が暗くなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(BGM 『life in ash』)

 

「諦めるな!」

 

「蜘蛛のトラウマがなんだっての!あんたを失う方が何倍もトラウマよ!

 

「提督の死に場所はここじゃ無いはずです!

 

ドガァァァァン!ドォォォォォン!!ドゴォォォォン!!

 

三人の希望が助けに来てくれる。

 

「!?馬鹿!この馬鹿野郎ども!お前たちがここに来たら、誰が助けを呼ぶんだ!?この馬鹿野郎!あークソ!いいぜ!ついて来い!これより地獄へまっしぐらだ!」

 

ドミナントが三人に向かって少し楽しそうに叫ぶ。

 

「提督と地獄旅行も悪く無いな!」

 

「地獄なんて私がぶっ壊してやるわ!」

 

「閻魔を困らせてやりましょう!」

 

三人は少し笑いながら大声で言う。

 

ドガァァァン!ドゴォォォォン!ボゴォォォォン!…!

 

三人と一機は暴れ回る。だが…。

 

「…クソ。やはり、脚部が安定しない…!」

 

ドミナントが忌々しく言うと…。

 

「提督!あの券を使って、これを作りました!受け取ってください!」

 

夕張が叫ぶ。すると、長門バッグの中から…。

 

ボッ!ヒュゥゥン!

 

四角い箱みたいな物が飛んでくる。そして…。

 

パカッ!ガチャァァァン!

 

「!?」

 

四角い箱から何かが飛び出し、脚部にフィットした。

 

「これは…!フロート!?」

 

ドミナントが驚く。そのフロートはレビヤタンのジェットみたいな感じだ。

 

「い、一体どうやって…!?」

 

「前、レビヤタン?を作ろうとした時から考えていたんです!”あの機動力を合わせられないか?"って!そして!それの部品の一部を改造しました!」

 

覚えているだろうか?夕張とセラフが作ろうとしたことを…。

 

「名付けて!『4thSND-YUBARI』です!」

 

夕張が自身たっぷりに言う。

 

「…だが、積載量は普通のフロートより少ないか…。だが、APとスピードは高い。それに…防御力も高く、EN消費も著しくないのか!?フロートには嬉しいな!」

 

そして、ドミナントは重量過多のため、中型ミサイルをパージする。

 

ヒュゥゥゥン…!

 

そして、飛び回る。

 

「提督!こっちの子蜘蛛は任せろ!お前はその化け物を倒せ!」

 

長門が一匹葬りながら言う。

 

「了解!任せろ!」

 

そして、ドミナントはその化け物の近くへ行き…。

 

ビシャァァァ!ビシャァァァ!ビシャァァァ!

 

「当たらん!」

 

ボガァァァン!ドガァァァン!

 

巨大化け蜘蛛の糸?を華麗にかわしながら神バズを当てる。そして、しばらく繰り返す内に…。

 

「提督!こっちは終わった!」

 

「手こずる相手でも無いはずよ!」

 

「すごいです!もう使い慣れていますね!」

 

長門たちは子蜘蛛を殲滅したみたいだ。そして、それを見てドミナントの口元が緩み…。

 

「さぁ!残りはお前だ!」

 

ドミナントが大声で言いながら近距離へ行く。

 

ビシャァァァ!ビシャァァァ!ビシャァァァ!…!

 

巨大化け蜘蛛が何度も攻撃するが全て避けられ…。

 

「食らえ!」

 

ドミナントが神バズを構える。が。

 

ビィィィィィィ!

 

巨大化け蜘蛛が最後に極太レーザーを浴びせようと攻撃してきた。ドミナントは咄嗟のことに避けられない。

 

「道半ば…か…。」

 

「「「提督(司令官)!」」」

 

覚悟を決めたが…。

 

ブゥゥゥゥゥン!

 

ドローンが最後にやってきた。

 

「「「!?」」」

 

その場にいた全員が驚いた。ゲートの開閉のための装置の隣にあり、残骸だと思っていたあのドローンだったからだ。そして…。

 

ドガァァァァン!!

 

ドミナントの目の前が青い光に包まれる。そのドローンが夕張たちに反応してドミナントの盾になったのだ。そして、本当に残骸となったドローンが落ちて行く。

 

……仲間の仇を打て…か。

 

ドミナントは落ちていくドローンを見て、そう解釈して神バズを巨大化け蜘蛛に照準を合わせる。

 

「お前に引導を渡してやる!あの世でも達者でな!」

 

そう言って、ドミナントは神バズを撃った。

 

ボガァァァァン!!!

 

そして、それが直撃して…。

 

「ギシャァァ…ァ…。」

 

巨大化け蜘蛛がぐにゃりと力なく蜘蛛の巣だらけの天井から吊り下がり…。

 

ドシィィィン!

 

蜘蛛の巣の糸が千切れ、死体が落ちる。

 

「……死んだ…のか…?」

 

長門が(触りたくなかったが)ツンツン触る。

 

「これで確かめれば良いわ。」

 

ブスッ

 

叢雲が手に持っていた槍で刺す。

 

ズブズブ

 

「…一切動かないわね。と言うより、こいつの血液の流れが遅くなってるわ。確実に死んだと見て間違いないわね。」

 

ブシャッ

 

そう分析した後、槍を抜く。

 

「…うぇ〜…。」

 

叢雲は、その槍についた白色のネバネバした粘液を見て露骨に嫌な顔をした。

 

「…つまり…。勝ったんですね!」

 

夕張が嬉しそうな顔になる。まぁ、こんな化け物を退治したといえば、誰だって嬉しい顔をすると思うが。

 

「ま!当然の結果よね!」

 

「連合艦隊旗艦を務めた栄光に比べれば、微々たる…いや、比べても大いなるものだな。」

 

2人は大いに喜ぶが…。

 

「夕張、どうした?」

 

夕張は少し離れた場所でしゃがんでいる。

 

「いえ…。この子も、最後までよく頑張ってくれました。私はこの子を作ったことを誇りに思えます。」

 

夕張はあのドローンのボロボロの残骸を優しく手に持つ。下水が付いていたが、そんな小さなことは全然気にしてなさそうだ。

 

「そうだな…。こいつは俺の命の恩人だ。」

 

ドミナントも、そのドローンを優しく撫でる。

 

「途中から、ドローンの回収もしていました。地上に出た時、倉庫に飾ります。」

 

「それが良い。…説明はこう書いたらどうだ?”提督の命を救った勇敢なドローンとその仲間たち"と。」

 

「…そうですね。」

 

ドミナントたちは少し笑みを浮かべたり、嬉しそうにしながら地上へ出る。ちなみに地上に出て、新鮮な…、臭く無い空気のありがたみを感じたという。そして、真っ先に向かったところは執務室でも、倉庫でもなく風呂場だ。夕張はドローンの残骸と一緒に入って汚れを落とし、臭いを消したりした。叢雲と長門は風呂の気持ち良さを痛感して、ドミナントは悪い時に入ってしまい、主任にめちゃくちゃ付き合わされた。…忘れていると思うが、ドミナントは下水の湖に一度ドボンしている。帰ってきた時、神様も流石に抱きしめなかった。

 

 

 


収支報告

 


  収入金額


成功報酬
0

追加報酬
0

特別加算
0


  支出金額


弾薬清算
資材に換算→0

機体修理
-3527

特別減算
-11(送料)


合計
-3538


RAVEN RANK
所持金額
52352c

 


資材報告


燃料 685452→23851

弾 784912→21349

鉄 726547→ 9521

ボーキサイト 675318→675318




最後の支出金額は、佐藤中佐に送る料金と、直してもらう(報酬込み)の料金です。入渠できる脚部は一機に一つです。次回はフロートから始まります。(脚部を直しているため。)
登場人物紹介コーナー
巨大化け蜘蛛…B988A M-type。子蜘蛛の親玉。めちゃくちゃ怖いし、嫌にリアリティ。筆者もトラウマになりかけたくらいです。おそらく、トップクラスの大きさの生体兵器…。フロムも確信犯ですね。ですが、何度も見ているうちに可愛く…。(ナニカサレタヨウダ)
4thSND-YUBARI…夕張が作った脚部。レビヤタンのジェットをモデルにしてある。速い、固い、減らないの三拍子が揃った結構優秀なフロート。ただ、積載量が極端に低い。神バズしか積めないくらい…。ちなみに、由来は4th(第4)S(Sasebo(佐世保))ND(Navy District(鎮守府)-YUBARI(夕張)らしい…。
ドローン…勇敢な機械。最後に役に立ち、倉庫にいつまでも飾られる予定。

「…うむ。それにしても、臭いがきついところだった…。」
「そうね…。酷い臭いだったわね…。森は甘い香りがするって知ったわ…。お風呂に入ったら、石鹸が本当に…、きついくらい良い匂いがしたもの…。」
「おそらく、二度と忘れないな…。…ところで、このコーナーは私専用なのか?」
「?どうしたの?いきなり。」
「いや、前回提督が…。いや、いい…。なんでもない。」
「そう。ところで、今回の蜘蛛…少しトラウマになったかも…。」
「今更か?」
「あの時は全然怖くなかったんだけど…。今になって、背筋がゾッとするわ…。」
「あぁ…。実は私もだ。」
「やっぱり…。」
「もう素手では触らないな。手袋をしなくては…。」
「えっ!?す、素手で触ってたの!?」
「?そうだが…。」
「うわ〜…。」
「?どうしてそんなに離れる?」
「別に離れてないわよ。」
「そ、そうか…。あの蜘蛛に押し倒されていたからな…。…て、絶対に距離をとっているよな?」
「そんなわけないじゃない。変わらないわよ?」
「……。」
スッ
「……。」
ササッ
「……。」
スススッ
「……。」
ササササササッ
「……。」
ダッ
「……。」
シュパッ!
「…脱兎の如く素早い逃げ足…。私でなくては見逃していたな。で、次回。第144話「レッツ大本営」。ほう、次回は大本営へ行くのか。」

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