ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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シンプルなタイトル。実際、その通りになる予定だが…。
「というより、陸軍編は?余裕ある?」
ないに等しい。でも、コメディ要素不足だ。
「なるほど。最近バトルや、昔話、シリアス展開が多かったからね。」
だが今回は今までのインスタントと思ってもらっては困る!なんとなく思いついたネタだ!
「深刻なネタ不足ね…。」
AC要素が無くなって行くぅ〜…。
「ACなどはバトルや煽り言葉の宝庫になっているから…。」
…ほのぼのとACを合体化させるには少し工夫が必要なのだな。てか、一応これAC要素入れなくてはタイトル、タグ詐欺になっちゃうからね…。
「メタいわね。…と、今回のあらすじの人を紹介するわ。」
今回はダレダローナー。
「扶桑型超弩級戦艦、姉の扶桑です。」
なるほど…超弩級ね…。
「…筆者さん。今どこを見てたの?よからぬことを考えたでしょ?」
えっ?そ、そんなわけないよ?
「はぁ…。わかったわ。」
分かってくれたか〜。
「後で爆撃ね。」
うん。…うん?いやいやぁ〜、ちょっとぉ?
「えーっと…。艦載機の調子は良好と…。あっ、扶桑さん。あらすじお願いね。」
「山城…はいないんでしたね。出撃よ!」
瑞鶴ー?もしもーし?

あらすじです
鎮守府では何も起こっておりません。強いて言うならば、第4呉鎮守府から帰還したあと、山城が離れてくれないことぐらいですね…。

流石シスコン。
「よし。準備オッケー♪」
うん?どうしたんだい?
「目標、筆者さん!やっちゃって!」
なにぃ!?ちょ、ホントに飛んできてる!?待って待って!誤解だか…グアァァァァァ…!


148話 枕投げ

…………

廊下

 

「春とはいえまだ冷えるな…。」

 

ドミナントたちは外のベンチから帰還して、冷えた体で廊下を歩く。

 

「…そう思ってみれば、部屋どうなったんだろう…?」

 

そしてドミナントたちは執務室へ行き、部屋を聞いた。

 

…………

大広間

 

「で、何かの手違いでこんな広い部屋になったと…。」

 

「はい…。」

 

ドミナントたち3人に対して、広すぎる部屋だ。総勢40人は泊まれるくらいの…。

 

「なんでこんなことになったの…?」

 

「…飛び込みの部屋はこれしか無かったんです…。」

 

「飛び込み?」

 

「普段、泊まる予定のある提督がいらしたら、この部屋に区切りをつけて、安心感を出すために狭くしたりします。ですが、連絡を頂いていなかったので、準備が出来ませんでした…。」

 

……連絡はしたんだけどなぁ…。

 

大和が申し訳なさそうに言い、ドミナントは思う。

 

「まぁ、広いけど寝れることは確かだよ。」

 

「確かにな。少し風などが寒いが、布団に入れば大丈夫だ。」

 

蒼龍と武蔵は気にした風もない。

 

「まぁ、私も武蔵たちが良いなら良いんですけど…。」

 

ドミナントも了承してくれた。

 

「はい。では、入渠時間などの詳細はこの紙に。そして、この部屋の番号はNo.2448なので。」

 

「2448…。…ん?どこかで…。」

 

「では、ごゆっくり…。」

 

一通り説明を終えたあと、大和は退室した。

 

…………

廊下

 

「はぁ…。」

 

……丸一日接待みたいな日はキツいですね…。ドミナントさんが恐ろしい人でないことは頭では分かっているんですが、どうにも…。それに、武蔵の様子が少し変でしたし…、何かあったんでしょうか…?

 

大和は1人、ため息をつきながら廊下を歩く。すると後ろから…。

 

「よぉ、大和。どうしたんだ?」

 

「あっ、木曾さん。」

 

後ろから声をかけたのは球磨型軽巡洋艦5番艦の木曾だ。大本営精鋭部隊の1人。

 

「ため息をつくのはいつもみたいだが、何か不自然なため息だったぞ?」

 

「いつも聞いているんですか…。これからは気をつけます。」

 

「いや、別になんとなく聞いていただけだが…。ところで、なんかあったのか?」

 

「実は…。」

 

大和が説明する。

 

「何ぃ!?あのドミナント大佐が来ているのか!?それに、昼に深海棲艦が攻めて来ただと!?」

 

「声が大きいです…。」

 

「お、おう。すまん。攻めて来た深海棲艦は倒したのか?」

 

「いえ、どこか吹っ飛んで行きました。」

 

「くっ…。演習に行かずに残っていれば…。ん?ちょっと待って、吹っ飛んだ?」

 

「そして、ドミナント大佐は現在は部屋番号2448にいます。」

 

「そうか…。…あとで挑むか…。

 

「はい?何か言いました?」

 

「あっ、いや。なんでもない。それより、武蔵がいると聞いたが?」

 

「はい。ドミナント大佐と同じ部屋に…。…はっ!?お、同じ部屋!?」

 

大和は疲れていて気づかなかったのか、自身の妹とドミナントが同じ部屋で寝ることに今気づく。

 

……なんで気がつかなかったんでしょうか…!?普通、男女共同の部屋と言えば、2人とも何か一言でもあるはずですが何もなかった…!つまり、全く気にしていない!?もしくは普段からしているように、当たり前のようなこと…!?…はっ!?武蔵の様子がおかしかったのは、姉である私にドミナントさんのことが言えないからだったのでは…!?つまり、2人は…!2人は…!…デキてる…!?

 

大和は違うことを考えてしまっている。

 

「…ん?どうした?顔が真っ青だぞ?」

 

木曾は不思議そうに大和に聞く。

 

「木曾さん!」

 

ガシッ

 

「わっ!?な、なんだ?」

 

大和が途端に向き直り、両肩を掴んだ。木曾は、あの大和がこんなに慌てて、挙動不審な動作をしたことに物凄く驚いていた。

 

「もしかしてですが…。ドミナント大佐と武蔵は…。」

 

「お、おう?」

 

「武蔵は…。」

 

大和は言葉を詰まらせる。木曾は不思議そうだ。

 

「…いえ、なんでもありません…。」

 

「?」

 

よくよく考えたら言えなかった。

 

……あとでこっそり部屋を見に行く必要がありそうですね…。もし、2人がそういう関係なら、腹をくくらなければなりません…。いえ、違って欲しい…。もし、ドミナントさんと武蔵があんな風になったら…。私の身が持ちません…!

 

大和はおぼつかない足取りでフラフラと廊下を歩いて行った。

 

「まるでヨチヨチ歩きだな…。まぁ、どの部屋にいるかは分かったが…。」

 

……ドミナント大佐と武蔵という強敵が手の届く距離に…!是非とも戦いたい…!そして、自分が今どれくらい強いのかを実感したい…!

 

木曾はなぜか、張り切って勇ましい足取りで歩いて行った。

 

…………

大広間

 

「…ところで提督。」

 

「どうした?」

 

「提督はどこで寝るんですか?」

 

蒼龍が聞いてくる。流石に、2人の年頃の娘の隣で寝るのは誤解を招きやすいだろう。…自身はどうでも良い感じだが。

 

「俺か…。この部屋は広いから、俺はどこかの隅で寝るよ。」

 

ドミナントはさりげなく布団を隅に敷く。

 

「でも、上官が隅っていうのは流石にアレだから、私たちが隅に行くよ。」

 

「そうだぞ提督。上官が部下に遠慮してどうする。ここは一つ、部下の信頼を…。」

 

「いやいや、お前たちは身体が資本なのだからゆっくり休め。それに武蔵、お前はほぼ裸なんだから寒いだろう。」

 

ドミナントが武蔵の身体を見る。前にも説明した通り、さらしだ。褐色の肌の方が面積が大きい。

 

……改めて見ると、風邪ひかないかな…?胸部装甲も大半出てるし、肩も胸も腹も何も着てない…。本当にさらしなのに…。

 

ドミナントが武蔵の身体をマジマジと見る。

 

「…そんなにどこを見ているんだ…?」

 

武蔵が恥じらうような感じで言う。

 

「ん〜?提督、今どこを見てたの?」

 

「い、いや…。どこも…。」

 

「やらしぃ〜。」

 

「う、うるさいぞ、蒼龍。」

 

蒼龍はドミナントに言われてもニヤニヤしている。するとそこに…。

 

バァァァン!

 

扉がいきなり開かれ、ドミナントたちが驚く。そこにいたのは大本営精鋭部隊の面々だった。

 

「おまえは ていとく!

オレは かんむす!

めが あったら いざ しょうぶ!」

 

「何で!?てか、目もあってないよね!?」

 

だいほんえい せいえいぶたいの きそが

しょうぶを しかけてきた!

だいほんえい せいえいぶたいの きそは

ひりゅうを くりだした!

 

「何で私!?」

 

飛龍は勝手に巻き込まれているだけのようだが、とりあえず出される。

 

「ゆけっ!そうりゅう!」

 

「私も!?」

 

蒼龍がノリに乗ったドミナントの犠牲になる。

 

「おっと、これは蒼龍型と飛龍型の戦い…。どちらが生き残るのか見ものですね。」

 

「生き残り!?どちらかが死ぬまでのデスマッチ!?」

 

「そのようですね。しかし、性能に関しては飛龍のほうが完全に上…。蒼龍の技術力や経験、発想が勝負の鍵になりますね。」

 

「ねぇ飛龍、私たち死ぬの?」

 

「なお、実況の青葉と…。」

 

「解説の大淀です。」

 

「知ってましたけど…。」

 

いつのまにか折りたたみ式長机を出して、カメラを持った実況者の青葉と、椅子に座って顔の前で手を組んでいる、解説の大淀がいた。

 

「そうりゅうは どうする?」

 

「あっ、尚、実弾やペイント弾は禁止ね。部屋が汚れて大和さんが怒るから。」

 

「なら枕が良いな。」

 

青葉が言い、ドミナントが返す。

 

「「正規空母の私たちにどうしろと…。」」

 

「まぁ、とりあえず枕を投げれば良いんだろう?こんな風に。」

 

ビュンッ!

 

「ブフッ!?」

 

ドミナントが軽く木曾の顔目掛けて投げた。不意の攻撃に木曾はもろ当たった。

 

「おぉっと!?これは場外からの乱闘かぁー!?ドミナント大佐!早くも総大将を狙ったぁー!」

 

「見事な一撃でしたね。騎士道を持っている相手に騙し討ちは効果抜群です。ちなみに、今のは10pですね。100p受けたら速やかに退場してください。」

 

2人がこんな時でも丁寧にノッている。

 

「ま、まぁ、待て…。ドミナント大佐もわざとではない…。だろう?」

 

木曾はなんとか冷静を保ちながら言うが…。

 

「ふっふ…。そ、そのとお…クスッ…りだよ…。」

 

「確信犯だぁー!このやろぉー!くらえぇー!」

 

ビュンッ!

 

ドミナントのワザとの攻撃に気づき、顔をくやしさで赤くしながら思いっきり投げる。

 

「危なっ!」

 

「ぐぁっ!?」

 

ドミナントはギリギリ避け、それが武蔵にあたる。

 

「やりました!木曾選手、相手の武蔵に攻撃を当てましたぁー!」

 

「ドミナント大佐を狙っていると見せかけ、実は後ろにいた武蔵を狙う作戦は見事ですね。」

 

「…そうなのか…?」

 

青葉と大淀が煽り、武蔵が言う。もちろん、木曾はそんなつもりなど元よりない。

 

「!?ち、違…。」

 

「流石です。私の計算が良い意味で外れました。」

 

「霧島!?」

 

「旗艦は陸奥だが、よくやったな。」

 

「那智!?」

 

「そうか…。ならこの武蔵、手加減するわけにはいかないな…。」

 

「んおぉォイィッッ!!??誤解だぁぁ!」

 

木曾は叫んだ。

 

「全砲門!」

 

武蔵が艤装を手にとり、弾のかわりに枕を詰め込んでいる。

 

「艤装の中に枕入れてる!?反則じゃないか!?」

 

「と、言う意見が出ましたが、解説の大淀さん。どう思いますか?」

 

「今回のお題は『枕投げ』つまり、枕を飛ばせばなんでもありです。」

 

「なにぃぃ!?」

 

「開けっ!」

 

ドォォォォン!!

 

「「ぎゃぁぁぁ!」」

 

武蔵が枕を撃ち、木曾が悲鳴を上げる。…悲鳴の数が1人多い気がするが…。

 

「木曾は直撃、精鋭部隊の仲間にも当たりましたぁー!…ん?1人悲鳴が多い気がしますが…?」

 

「弾のかわりに枕を詰め込むアイデアは素晴らしいですね。46センチ三連砲を持つ武蔵ならではの技ですね。」

 

2人はノリにのりまくっている。だが、ドミナントたちは驚いていた。

 

「何で提督も!?」

 

ドミナントが巻き込まれていたのだ。

 

「いや…、こっそり抜け出そうと…。」

 

「全く気がつかなかったぞ!」

 

ドミナントがよろよろと立ち上がり、説明をするが…。

 

「敵の大将がいたぞー!」

 

「全員狙えー!」

 

「うわぁぁ!俺に照準を定められた!」

 

もう、人数もルールも関係なしに投げ合う。

 

「くらえぇー!」

 

「そろそろ反撃よ…全艦載機、発艦はじめ!…弾は枕で!」

 

「目標!前方の武蔵!枕用意、投げ方、初め!」

 

「さぁ、那智の戦、見てもらおうか!」

 

「武蔵を追尾して…撃てー!」

 

「第二次攻撃の要を認めます!急いで!」

 

「さぁ、行くぞ!撃ち方初めっ!」

 

「第3枕をドミナント大佐に指向!逃さないわ!撃てっ!」

 

「何だ第3枕って…。て、危ねぇぇぇぇ!!」

 

そして、この少し広い部屋でクレーム関係なしの戦い?が始まったのだった…。




はい。終わりました。長かったので切りました。次回は後半みたいです。
登場人物紹介コーナー
枕…大本営に所属する者が常に使っている。ふかふかで寝心地も良く、99%良い夢を見られると折り紙付き。妖精さんが遊びで作った産物。
No.2448…部屋の番号。決して、どこかの誰かではない。アリーナに出るやつではない。
大広間…広い。50畳あるのではないか…?普段は仕切りをして、分けたり狭くしたり、自由に形を変えることが可能。
大本営精鋭部隊…陸奥を旗艦としたその他大勢。木曾、那智、鳥海、飛龍、霧島の部隊。
青葉…大本営所属。大本営の記者であり、新聞を作っている。たまにドミナントたちも見るが、それは緊急や異動時のみである。鎮守府に1人くらいいるので、そちらを見ることが多い。
第3枕…陸奥のノリで言った言葉。


「長門コーナー。なんか私が出ていないのに、やるのが面倒になって来たな。」
「まぁ、そんなこと言うな。今回はこの俺がゲストなんだからな!」
「大本営精鋭部隊所属の木曽か…。何をしに現れた?」
「何って…ゲストとして色々盛り上げようと…。」
「ここはただの艦娘が来るべき場所ではない。」
「いや、精鋭部隊だから、ただの艦娘ではない気がするんだが…。」
「ビッグ7である私が…。私がなすべきことなのだ。」
「いや、そりゃ『毎度後書き長門コーナー』だからな。自身の名前入ってるし。」
「理解できんとみえる…。」
「うん?聞いてたか?」
「ならばその証を見せてやろう。決定的な違いをな!」
「いや、どんな違いだ…?」
「…まぁ、そんなことは置いといて…。」
「気になるぞおい!」
「大本営の精鋭部隊の平均練度(レベル)はどれくらいなんだ?」
「ざっと93だな。あれからさらに強くなった。…まぁ、大和は98だが…。ちなみに、俺は94だ。旗艦の陸奥は96。那智は91。飛龍は92。鳥海は93。霧島は92だ。」
「凄いな。」
「少しでもそちらにいる命の恩人に近づきたくてな。あの日から日々努力して来た。」
「そうか…。」
「あぁ。あの人は真の強者と言っても過言ではない。俺の目標だ。」
「そうか…。」
「だが、それを乗り越える壁は高く、挫けそうになるが、俺は俺の信念を貫くために日々頑張っている。」
「そうか…。」
「…実は俺、独眼竜の伊達政宗だぞ。」
「そうか…。」
「絶対に適当にうなずいているだけだろ!?せめてツッコミくらいはやれ!」
「ナ、ナンダッテー!(棒)」
「…うざ。…まぁいい。やる気がないのなら、次回予告は俺がやるが?」
「い、いや!いい!これ以上私の出番が減ったら、本当に武蔵に取られる…。」
「苦労しているんだな…。」
「くっ…。こんな小さな枠に私を閉じ込めて、しかもマントとかした中二病のような奴と次回予告をしなければならないとは…、なんたる不覚…。」
「おい、聞こえてるぞ。」
「まぁ、私の所属しているところも、木曽や天龍がいるから慣れているがな…。」
「いじるな。俺を。」
「まぁ、次回予告だな。次回、第149話「枕投げ その2」。これだけのやつがここまで続くとは…。」
「…まぁ、ぬいぐるみを抱きしめて寝る長門には負けるがな。」
「!?そ、その情報…まさか、提督が!?」
「いや、適当に言っただけだが?」
「……。」
「なるほどなぁ〜。そのなりで可愛いものが好きなのか〜。ほぅ〜。」
「……。」
「…いじられる気持ち分かったか?」
「ああ…。すまなかった。」
「別に良いって。わかってくれりゃ。…次回も頑張れよ。」
「おう。ありがとう。」

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