ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「?」
じゃ、ジナイーダお願いします。
「はぁ…。なんか出番多い気がするが…。まぁ、いいだろう。」
あらすじ
ナインボールセラフの過去について知ることになった。私と叢雲。そこで、セラフに驚くことを伝えられる…。そこで何故か、私たちに触れられることになるのだが…。
「「えっ!?」」
突然の言葉に驚く二人。
「そ、そんな相手いるわけないだろう…!」
「わ、私もよ!」
二人は、焦り、向こうを向きながら話す。おそらく、同じタイプの二人なのだろう…。
「……。本当でしょうか〜?」
セラフは意地悪くからかった感じで言う。
「「ほ、本当よ(だ)!!」」
「……。」
……ハモってるじゃないですか…。まぁ、心を読もうと思えば読めるのでいいですけど…。それじゃ、見てみますか…。
セラフは相手の心を読んだ。
……叢雲さんは…。マジですか…。あの憲兵さんですか…。門の前にいて震えていた…。……。では、ジナイーダさんのほうは…。み、見れない!?
セラフは、叢雲の想い人は見れたが、ジナイーダの事は見れなかった。それもそのはず、無数の戦場で生きてきた彼女の心を読むのは素人がNASAのコンピューターにハッキングするのと同じくらい難しいのだ。
「……。まぁ、叢雲さんの想い人わかったからよしとしますか。」
セラフは呟く。
「ちょ、ちょっと!どう言うこと!!」
叢雲は驚き、叫ぶ。
「いや、叢雲さんの心を読んだんですよ。そしたら…」
「わーわー!!言わないでよ!しかも心の中を読むって…」
叢雲が最後まで言おうとしたが…。
「ほう…。いるのか。誰だ?そいつは。」
ジナイーダが自分のことを棚に上げてニヤニヤしながら言う。
「絶対に話さないわよ!!」
「いいじゃないか。体を見せ合った仲だろう?」
「見…!?変な言い方しないでよ!しかも、見せているのこっちだけじゃない!!そっちはそのまんまでしょ!!」
叢雲が半ギレに言う。そこで…。
「いや、私たちはAC化でこの姿こそが…」
「そうですね〜。確かに叢雲さんの言うことも一理あります。どうでしょう。人の姿に戻っては?」
セラフが興味深い発言をした。
「そ、そんなはず…。戻れるのか!?」
「はい、戻れますよ。では、見せてみましょう。」
ジナイーダが驚き、セラフは光りだす。叢雲は半ギレしていても、光りだしたことに驚く。
「……。どうですか?」
「「……。」」
ジナイーダと叢雲は言葉を失う。なぜならセラフがいたところには世界でもNo.1を争うほどの美女がいたからだ…。体型は、ボンッ、キュッ、ボンの…。
「す、すごいわね…。」
叢雲はあまりのことに素直に反応するが、ジナイーダはあるところをジッと見つめている。そして…。
「…クソッ…私より大きい…。」
「……?何か言いました?ジナイーダさん。」
セラフはジナイーダが何かを呟きいたことに反応する。
「いや、別に。…ただお前とは仲良くなれそうだったが…。それは私の思い違いだったことがわかった。」
「えぇ!?それはどういう…」
「それより、なんか来たぞ。」
セラフは問い詰めようとしたが、露骨に話をそらされる。
「…!?あれは…バケツよ。」
「「バケツ?」」
ジナイーダとセラフは、顔を見合わせ、叢雲に聞く。
「バケツとは…なんだ?」
「高速修復材のことよ。提督め…やっと出してきたわね。」
「それを使うとどうなるんですか?」
「一瞬で回復するの。だから地味に貴重なのよね…。」
「なるほどな。」
そんなことを話しているうちに、叢雲が回復する。
「ふぅ、やっと外へ出れるわ。……ところであなたたちは回復にどのくらいの時間がかかるの?」
叢雲が疑問に思い口にする。
「私たちは、入った途端にもう治ってますよ。」
「えっ!?」
「あぁ、だが気持ちよかったのでな。ずっといたわけだ。」
叢雲は恐怖する。
……こんなに強い人たちが修復に時間がかからないなんて…。本当に敵にしなくてよかったわ…。……。でも、根はいい人みたいだし、普通なら敵は増えないでしょうけど。
そう考えて叢雲は退室しようとする。
「……。セラフ、私たちも出よう。」
「はい、わかりました。」
「あぁ、あと、出るときには今の姿ではなく、ACの姿になれよ。」
「…?それはどういう…」
「いいから…。」
「は、はい…。」
セラフは何故戻らなくてはならないのか聞こうと思ったが、最後のジナイーダの言葉があまりにも恐ろしく聞こえたので元に戻った。
そして廊下
「ふぅ〜。さっぱりした〜。」
「ギャハハ!いい湯だったね〜!」
ドミナントと主任がちょうど出てきた。
「ふぅ、気持ちよかったですね。」
「あぁ、悪くなかったな。」
「ふふふ。」
そこで女湯組の人もちょうど出てきた。
「「「「「あっ。」」」」」
一同顔を見合わせる。そして…。
「ジナイーダ、そっちはどうだった?」
「あぁ、悪くはなかったぞ。というより、治ったんだな。」
「主任?て言ったっけ。なんか騒がしかったけど何をしたのよ…。」
「いや〜、敵が東の地下道へ逃げちゃってさ〜。追っていたんだよ。ギャハハ!」
「主任さん、嘘は良くないですよ。」
それぞれおもいおもいの感想を述べる。そこで叢雲が興味深いことを言う。
「みんな人の姿になれるのね。知らなかったわ。」
「えっ?」
ドミナント一人が驚く。
「それって…どういう…」
「さっきセラフが人に戻っていたわ。」
……呼び捨てか〜、もう打ち解けたんだな。女の子って不思議だ。って、それよりセラフが人に!?……見てみたい。
ドミナントはそう思い、セラフに声をかける。
「セ、セラフ、人になってみてくれ。」
「わかりまs…」
セラフが人に戻ろうとしたが、そこでジナイーダが風のように走りドミナントの両肩を掴む。そして、重く話す。
「ドミナント…見ないほうがいい…この世には見てはいけないものがあるんだ…。」
「で、でも…」
「いいから…。」
「は、はひ…。」
ジナイーダの声に恐怖し、ドミナントは諦める。そこで…。
「ヤッホー!みんな上がったね?じゃぁ、こっち来て!会議室に。」
そう言って会議室へ案内する提督。ところが…。
(なんです?あれは?)
(知らないです。)
(新入り?子分ですか?)
(カッコいいです。)
ドミナント御一行の周りに小さな人が集まる。
……これは妖精さんだな…。みんなには見えているのかな?
そう思って周りを見るが、誰も反応しない。
……これは…幻覚!?…いや、ちょっと待てよ…。確か妖精さんが見えたり、会話できたりしないと提督になれないんだっけ?どうだったかなぁ…。
そうドミナントが考えていると…。
(そうです。見えてたり会話できたりしないとならないです。バカです?)
……こいつ口悪いな…。妖精さんってもっとメルヘンな感じじゃないのかよ…。
(そんなわけないです。これだから夢見がちなやつは…。)
妖精さんがやれやれと首を振る。
……もういいや、放っておこう…。
(ちょっと待つです。わざわざからかいに来たわけじゃないです。)
……ほう?まだ何かあるのか?
(我々に甘味を奢るのです。)
……は?図々しすぎるだろ…やなこった。
(奢ってくれれば赤いロボットの人の姿の写真あげるです。)
……!?何!?それは本当か!?
(嘘つかないです。)
……なるほど…興味深いな…。だが、奢ったあとくれないというオチじゃないのか?
(疑り深い人ですね。じゃぁ、今写真あげるですから後で奢るです。)
そう言って妖精さんが取り出そうとするのだが…。
……いや、まだいい。どうやら嘘をつかないみたいだな…。わかった。後で奢ろう。約束だ。
(やったです!作戦成功です。)
そう言って立ち去る妖精さん。
……はぁ、余計な出費に…。て、ちょっと待てよ…。俺はこの世界の金がないじゃないか!?……しょうがない…金が手に入るまで奢れないことを伝えなければ…。だが手に入ったらその写真を入手してみせる…!
ドミナントはそう決心し、近くにいた妖精さんを捕まえて、連絡するように言っておく。そんなことをやっていると、いつのまにか会議室へ着く。
「じゃ、入って入って〜!」
はい、やってきました。ようやく妖精さんの登場です!妖精さんは代々口が悪いと言うのが受け継がれているので、悪くさせてみました。これから妖精さんが色々面倒ごとを巻き起こすのだが…それはいつか本編で。
登場人物紹介コーナー
妖精さん…小人。口が悪い奴がいれば良い奴もいる。謎の超科学力を持ち、毎日のように艦娘たちを驚かせている。
次回!第15話「力は見せてもらった。ようこそ、新たなる提督」お楽しみに!