ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「どうしたの急に?」
コメディ要素不足だ。
「バトル編が長いの?」
もちろん、瑞鶴に出番はあるけどね。
「へぇ。…面倒ね…。」
そりゃね。で、今回は長くなりすぎたところを分割した話だけど。
「へぇ。」
うん。…聞く気ないでしょ。
「よくわかったわね。じゃぁ、そろそろあらすじ始めましょう?」
へいへい。今回は〜…。
「五月雨って言います!よろしくお願いします。」
おー、元気だねぇ。
「あらすじお願いね。」
「はいっ!」
あらすじです!
前回、こちらでは榛名さんと稽古をしました!凄く強かったです…。でも、久しぶりに海に出れて嬉しいです!
いい子だなぁ。
「そうね。…何かしたらダメよ?」
ぐへへへへ…。
「……。」
……。
ドガァァァァ!
ギャァァァァ…!
…………
第4佐世保 執務室
「さてと…。では提督、私たちはこれから弓道場へ行きます。」
加賀が気絶している赤城を背負って言う。
「そ、そうか。…赤城は大丈夫か?」
「誰かさんのせいで大丈夫じゃないわ。」
「…すまん…。」
「…その状態で謝られても逆効果です。」
現在、ドミナントは幸せそうな…安らかな顔をしている神様に抱きつかれたままだ。
「…神様、そろそろ離れてくれ。」
「いや。」
「……。」
こんな感じだ。
「…すまん。これは本当にどうしようもないから…。…だから、そんな軽蔑した目で見ないで…。お願い…。」
ドミナントは、軽蔑を超えてゴミを見るような目の加賀に言う。
「はぁ…。分かりました。あとで謝っておいてくださいね。」
「すまん…。」
「赤城さんに言ってください。…それじゃ。」
加賀はそんな感じで部屋から出て行った。
「…てか、そろそろ離れて…。」
「えっ…。」
「そんな目で見るな。あとで何か奢るから…。」
「うーん…。…わかった…。」
ドミナントが言い、渋々神様が離れる。
「それにしてもさ。」
そして、しばらく沈黙した後、ドミナントの口が開く。
「何?」
「…暇だね。」
「…そうだね。」
神様が言い、秘書艦椅子に座る。この部屋にはソファーもストーブもエアコンも無い。あるのは提督椅子、提督机、秘書艦椅子、秘書艦机のみだ。内装は広く、壁紙もあるがそれ以外ない。殺風景だ。
「…紅茶飲むか?」
「ミルクティーなら飲む。」
神様がニヤニヤしながら言う。つまり、作って欲しいということだ。
「じゃぁ、要らないな。」
だが、ドミナントはなんの躊躇いもなく言った。
「えぇっ!?ちょ、ちょっと待って!普通ここは作ってくれるところでしょ!?」
「俺は察するのが苦手でねぇ。悪いが、自分で作ってくれ。」
「ひどい…。」
「冗談だ。だから、涙を拭け。子供かお前は…。」
ドミナントはウヴァを神様のカップに入れ、ミルクを入れる。ちなみに、ドミナント自身のものは自分で独自に調合した紅茶だ。そして、良い香りを出しながら自分のカップに注いでいく。
「くんくん…。何?それ?」
神様はミルクティーではなく、ドミナントの紅茶に目をつける。
「これか?調合した物だ。ドミナント印の。」
「ドミナント印なんてメーカーあるんだ…。知らなかった…。」
「いや、無いよ。そんなメーカー。俺が独自に調合した紅茶のこと。香りは落ち着いて、味はほのかに甘い感じ。例えるなら、香りは森林のようで、味はミント風味のマスカット。」
「何その紅茶…。」
「調合の結果。レシピは秘密。これは俺だけが楽しめば良い…。他の人も独自に作るべきだ。作りまくって、自分に合った紅茶、もしくは新しい紅茶ができた時ほど嬉しいことはない。」
ドミナントはその紅茶に何か思い出があるようだ。その証拠に、静かに目を閉じて、思い出している。
「……。」
神様はドミナントが見ていないのをいいことに、少し味見した。
「…ん。美味しい…。」
神様は呟く。
「…ん?何か言ったか?」
「あっ、い、いや。何も?」
神様は急いで自分の口をつけたところを拭いて、証拠を隠滅しようと図る。
「…さて、匂いを一通り楽しんだ後、飲もう。」
「う、うん…。」
ドミナントは紅茶を揺らして、見たり、匂いを嗅いだりして、楽しんでいる。
……どうしよう…。バレたら怒られるよね…。でも、このまま何も言わなければ間接キスになっちゃう…。そうなったら、さらに怒られるよね…。悪くて一生追放…。良くて天界直送かも…。
神様はどうして良いか分からなくなり、おろおろしている。
「…ふぅ、そろそろ良いか。では…。」
そんな神様を気にせず、ドミナントがカップに口をつけようとしたが…。
コンコン
「?飲もうとしたのだが…。」
ドアがノックされ、ドミナントが紅茶を置いて立ち上がり、ドアを開けに行く。神様はどうするか考えている。
ガチャ
「ん?金剛か。」
「久しぶりネー!」
ノックしたのは金剛らしい。そして…。
「紅茶のodor(匂い)がしたから来たネー!」
「外まで匂うのか…?…おかしいな…。そこまで匂うものでも無いはず…。」
「くんくん…。…それに、独自の調合の紅茶…。レアな紅茶デース…。」
「そこまで分かるのか…。」
ドミナントは金剛の嗅覚に驚く。彼女は、ドミナントにとって紅茶に関して先輩のような人…艦娘?だ。
「!あれデース!」
「あっ、おい…。」
金剛がドミナントの紅茶を見つけ、優雅に飲む。神様はそれを見て、ホッとしている。
「…む…。これは…。…マスカットの味が濃すぎマース。その茶葉をもう2gほど減らすネー。…まぁ、これはこれでdelicious(美味しい)ですけど。」
金剛が一口で全てを理解して、ドミナントに指導する。
「いや、わざと濃くしているんだ。少し甘めが良かったからな。」
ドミナントは口元を緩ませながら言う。
「流石提督デース。…良い分量を理解しながら、あえてこの味にするとは。」
金剛は目を静かに閉じる。
「…目を閉じると、目の前にforest(森)を感じるネー…。ミントの爽やかさと、マスカットのsweetness(甘さ)が上品で良い一品デース…。」
金剛が褒めてくれる。
「…口に合って良かった。」
ドミナントが言う。が。
「…?でも、少し違う味も混ざっているネー。」
「えっ?違う味?」
「……。」
金剛が何かに気づき、ドミナントが首を傾げる。神様がビクッとしたのは言うまでも無い。
「どんな味だ?」
「…なんというか…。よくわからない味デース。」
「き、気のせいじゃ無いかなー…?」
神様は目を逸らしながら言う。
「そ、そんなはず…。てか、神様はミルクティーだからわからないだろ。」
「それは…。…そうだけど…。」
ドミナントが疑いの目を向けるが、神様は顔すら合わそうとしない。金剛は不思議がっている。
「…でも、poisoned drink(毒入り飲み物)とかじゃ無いのは確かデース。」
「当たり前だ。誰が自分の飲みものに毒を入れるんだよ。」
ドミナントと金剛が話し、神様は冷や汗を垂らしまくっている。ミルクティーを持つ手が震え、カップと受け皿が当たり、カチャカチャ音を立てている。
「…神様はどう思う?」
「ひぇっ!?」
「「ひえ?」」
神様はドミナントに不意に声をかけられて、いきなり立ち上がる。
「あっ、えっと…。その…。あの…。」
神様の目がグルグル回り、言葉にならない声を上げる。
「どうした?顔が真っ青だぞ?それに、汗も出てるし…。具合が悪いんじゃ…。」
「いや…その…。」
神様はもうダメだと心の中で感じている。
「金剛、医療の知識はあるか?」
「No problem(問題ない)!私に任せるネー!」
「大丈夫なのか…?」
「額が熱ければ風邪!咳が出れば風邪!フラフラするなら風邪デース!」
「うぉーい!?ちょっと待てーい!風邪しかないぞー!」
「なんとかなるネー!」
「ならねーよ!落ち着け!」
金剛が突っ走り、ドミナントが止めようとするが、時既にお寿司。
ゴチンッ!
金剛が神様と額を重ね合う。
「…?」
神様は痛がっていたが、金剛は気づく。
……どこかで嗅いだ紅茶のodor(匂い)…。…!なるほど!神様が飲んだから…。
神様の息で微かに感じとる金剛。
「…熱は無いようデース。」
「?そうか?」
金剛が神様から離れて言う。神様は金剛にバレたと確信する。
「それより、提督ー。」
「何だ?」
……言われる…。言われちゃう…。
神様は覚悟を決めて、ギュッと目を固く閉じる。
「紅茶の味、気のせいだったネー。」
「えっ?」
金剛が笑顔で言い、神様は不思議に思う。
「そうか?」
「そうデース!」
「そうか。」
金剛が言って、ドミナントが納得する。
……どうして…?
神様は思う。金剛が庇ってくれたのだ。
「それじゃぁ、提督ー。私、これからmilitary exercise(演習)があるから、また今度ネー。」
金剛がそう言いながら歩き出し、神様の横を通り過ぎる。
「…どうして…?」
すれ違いざまに2人は話す。ドミナントには聞こえていない。
「あんな顔をしてたら、誰だって助けたくなりマース。…次は多少怒られるかもしれないけど、正直に言う方が良いデース。」
神様が振り返るが、金剛は真っ直ぐに扉の前へ行き…。
「それじゃぁ、提督ー。今度のtea time(お茶会)楽しみにしていマース!」
「おう。行くから。この紅茶を披露するよ。」
「了解ネー!」
金剛は笑顔で退室して行った。
「…どうした?」
一方、ドミナントは神様を見る。
「…ううん。なんでもない。」
「?」
……感謝…しないとね。いつかお礼をしなくちゃね。
神様は金剛に感謝したのだった。
長い…。次回で終わりだと良いです…。神様とドミナントの話しですね。追伸 戦艦の金剛が見つかっていた場合、教えてくだされば幸いです。
登場人物紹介コーナー
ドミナント…紅茶好きの変人。
神様…前回参照。
赤城…一航戦。
加賀…一航戦。
金剛…金剛型4姉妹の1番上。金剛。提督loveの代名詞。元気で優しい。
ドミナント印…ドミナント料理など、沢山ある。
「長門コーナーだ。」
「それと、guest(ゲスト)の金剛デース!」
「金剛型4姉妹の1番上だな。」
「今回はー!私の紹介をしマース!」
「おー。」
「実は、私は英国で二つの企業に取り合われたネー。私のためにケンカしないで状態デース。」
「そんなことがあったのか。」
「…まぁ、そのせいで色々事件が起こりマース…。」
「不吉すぎるからカットだ金剛。」
「英国の企業はその時代、とても素晴らしい技術力を持っていたネー!」
「その設計や技術を元に、日本で作られたのが比叡たちだからな。…まぁ、生みの親の違う姉妹…?いや、というより、お前が比叡たちの親なんじゃないか…?」
「そして作られた後、その時代、世界最大、世界最強という名の称号で、世界に名を轟かしたのが私デース!」
「一見、元気で明るい女の子に見えるが、凄いんだな。」
「人は見た目によらないって言うネー。」
「人ではなく、艦娘だがな。まぁ、『鬼の金剛』だけはあるか。」
「『蛇の長門』とも言われてたネー。」
「『地獄榛名』に『羅刹霧島』。」
「そして『夜叉比叡』デース。」
「懐かしいな。…まぁ、なぜ言われていたかと言うと、新兵のしごき。もしくは、訓練が厳しすぎるからな…。」
「もう1人鬼がいマース。」
「山城だな。」
「自害しようとした新兵もいたネー…。」
「そこら辺ブラックだからやめとけ。せめてここはほのぼのしよう。」
「…それにしても、私の遺体はどこにあるんデスカ…。」
「?…そうか。まだ見つかっていないんだな。…て、遺体言うのやめろ。」
「たまに夢で沈む瞬間を見マース…。」
「……。」
「でも、いつか見つかると信じてマース。」
「…そうだな。見つかるさ。必ず。」
「…だと嬉しいネー。」
「…さて、では次回を言わなくてはな。」
「次回?」
「次回、第155話『散々な1日 その3』だ。…て!また付け足しただけか!?…筆者、そこまで考えるのが良いと思うぞ…。」
「皆んな楽しく自由にするのが一番デース!」
「…そうなのか?」
後書きが必要かどうか
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いらない
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たまにいらない
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たまにいる
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いる