ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「いいだろう…私が相手になる。(ジャック・O風)」
「今までのあらすじ〜。なんか爆…」
「とりゃーーー!!」
「グハッ!?」
な、なんだなんだ!?
「ふざけそうだから、私が言う!しかもなんで私の番だけ回ってこないの!」
こ、これは神様…。すみませんでした。では、どうぞ。
あらすじ!
前回!ドミナントたちが入渠から会議室へ行く。そして話す!終わり。
15話 力は見せてもらった。ようこそ、新たなる提督
「じゃ、入って入って〜。」
そう提督に言われて会議室へ入る面々。
「好きな席使っていいよ!」
提督に言われて適当に座るドミナント御一行。叢雲は、下座から座る。
「…で、か…提督、何か用なのか?」
ドミナントが疑問に思い、提督に質問する。
「あ、そうか〜。気絶してたんだっけ?今話すよ!」
……そして話し終えたあと
「と、言うこと!」
「なるほど。つまり、俺が提督になるためにここで1週間暮らせと?」
「そういうこと〜。」
提督は気楽に答える。セラフとジナイーダと叢雲は納得しているようだ。主任は、“面白そうだから”と、納得している。
……お前ら…いつのまにそんなに仲良くなったんだ?…まぁ、提督になるまでここで学ぶのも当然かもしれないが…。この神様の下につくのか〜…。
そう考えて提督を見る。机の下のお菓子をこっそり食べている提督を…。
「……まぁ、いいだろう…。わかった。」
「やった!」
ドミナントが渋々納得すると、提督が口の周りにお菓子の食べかすをつけて喜ぶ。
「じゃぁ、一応しなくてもいいと思うけど、最終確認ね!」
「「「「?」」」」
提督のいきなりの言葉にドミナント御一行は首を傾げる。そして、提督は妖精さんを指差し…。
「これ、見える人いる?いたら挙手して。」
ドミナントは手をあげる。周りを見ると全員手をあげている。
……えっ!?みんな見えていたの!?さっきジナイーダなんて妖精さんの滑り台にされていたけど…。
あとでドミナントは聞くが、みんな“幻覚だと思って気にしなかった。”らしい。
「じゃ、話せる人いる?」
みんな手をあげる…。
「合格!力は見せてもらった!ようこそ、新たなる提督!ドミナントは明日の朝執務室に来て!それまで今日は…夕方だけど自由行動で!それじゃぁ!」
そう言って提督はどこかに走っていく。
「ギャハハ!変な人だねぇ〜。」
主任は呟くが、誰も反応しなかった…。
そのあと、一通り鎮守府を歩き回り、場所を確認し、晩御飯を食べる。
……ここは、こんな風になっているのか。最初は歩いていたらジロジロ艦娘に見られるわ、妖精に軽口叩かれるわ、ろくなことがなかった。でも、一緒にいた叢雲が艦娘たちにきちんと説明してくれて、だいたいの艦娘と打ち解けられた。ありがたい。そして晩御飯をみんなで食べている。…って、俺ら口がないのにどうやってご飯食べているんだろう…。勝手に食材が吸い込まれる…。不思議だ…。
そんなこんなで1日が終わった。
…………
次の日の朝
「来たぞ。って、え?」
「あ、おはようございますなのです!」
ドミナントは驚いた。そこにいたのは、提督ではなく、秘書艦の電だったからだ。
「……。えっと…昨日の門であった娘だよね?提督は?」
「そうなのです!司令官さんは…多分まだ寝ているのです。」
「……。なるほどな…。で、どこで寝ている?」
ドミナントが提督を叩き起こそうと場所を聞く。
「この扉の向こうの自室なのです!」
「なるほど。ありがとう。」
そして、ドミナントは提督の自室へ行き、扉を開ける。
「おい、起き…!?」
おそらく、提督が飼っている籠の中にいるペットを見る。
「……。AMIDA…お前もこの世界に来ていたのか…。」
ドミナントは餌を食べているAMIDAを一通り見たあと、提督…いや、神様のベッドに近づく…。
「……。むにゃ…。えへへ…もう食べられないよ…。」
「…。こんなセリフ…アニメとか漫画の中だけだと思っていたが、本当に言う奴もいるのだな…。さて、叩き起こすか…。」
そしてドミナントは叩き起こそうとするが、その気持ちがなくなる。
「…ドミ…ナント…。ごめんね…。スー…。私が…ちゃんと…していれば…。スー…。」
「……。」
さっきまで天使のような笑顔だったのが一変、悲しい顔になり、涙が頬をつたっていたからだ…。ドミナントは疑うが、乱れていない寝息で寝ていることがわかった。そして、机の上にあった[提督、1週間でなろう!]と、書かれた資料に、スケジュールがしっかりと詰まっていた。
「徹夜で考えて書いたのか…。」
ドミナントは心が温まるのを感じた。
「神様…起きろ。」
神様の肩を優しく揺さぶる。
「ん…。むにゃ…。誰…?」
寝ぼけ顔で見る神様。そして…。
「俺だ。」
「?…!……!?」
ようやく神様はしっかりと起きる。
「ひゃぁっ!な、なななななんでここに!?」
耳まで赤くした神様が驚く。
「起きてこないからな…起こしに来たんだ。あと、この資料を見せてもらった。ありがとうな。」
「そ、それは…いや…私じゃ…その…。」
神様は赤くなり、指を指す。
「あ、あの子が勝手にやったの…。」
そう言ってAMIDAを指す。
「……。神様…それは無理がある。」
「ほ、本当だもん!私じゃないもん!」
そう神様は否定するが、もちろん書いたのは神様である。
「だって書けるわけないだろ…。」
「ほ、本当だもん!……えいっ!」
ドミナントに話をそらそうと、AMIDAを籠をひっくり返して出す。
ブーーン
AMIDAは飛んだ。
「うおっ、飛んだ。」
しかし、ドミナントは冷静である。そこに…。
「司令官さん、起こしに…ふにぁぁぁぁぁぁ!?」
扉から入って来た電が嫌な音を出して飛んでくるAMIDAに叫ぶ。AMIDAは容赦なく電の周りを飛び回る。必死に手を振り回して追い払おうとする電にドミナントが…。
「よっと、捕まえた。」
AMIDAを捕まえる。電は半泣きしていた。そこで、か…提督が…。
「なんで怖がってるの?可愛いじゃん?」
提督が意味不明なことを言い、ドミナントがツッコム。
「いや、それはか…提督だけだr…。」
ドミナントはキシキシ言うAMIDAをジッと見つめる。そして…。
「そうだな、可愛いな。」
「でしょ?」
「はわわわわ……い、電がおかしいのですか!?」
そして提督自室では笑い声が響く。そんな朝が過ぎる。
はい、ここで終わりです。本当はもっといっぱい艦娘を登場させたかったのですが、これからドミナントが提督になるため、まだ登場させることが出来ないかもしれません…。神様…徹夜で書いたことがバレた挙句、寝顔まで見られてしまったら慌てるのは当然か?
登場人物紹介コーナー
AMIDA…神様が可愛かったからという理由だけで連れてこられた。一応飛ぶが、爆発はしない、酸も吐かない無害なペットです。
次回!第16話「つまり、出撃は厳禁ということ」お楽しみに!