ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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ネタがないなぁ…。何とか、努力しないで小説書かないと。
「ネタ考えなさいよ。」
まぁ、モットーは誰も見なくなるまで更新だけどね。お前らが見続ける限り…その先に俺はいるぞぉ…!だからよぉ…止まるんじゃねぇぞ…。
「そのネタ飽きたわ。」
それ言っちゃダメでしょ。ねぇ。
「それより、あらすじでしょう?」
うっ…。なんか今回の瑞鶴、攻撃的だな…。
「出番がないわ。」
まぁ、イライラするのはわかるけど…。今回出番あるよ。
「本当っ?」
ああ。嘘はつかん。
「やった!…はっ!?ゴ、ゴホン。それじゃぁ、あらすじ始めるわよ。」
あんなに喜ぶんだ〜。
「…この子よ。」
「神風型駆逐艦、旗風、参りました。」
春姉さんとよくいる子ですね。
「では、あらすじをどうぞ。」
「旗風、参ります。」

あらすじです
前回、榛名さんと春姉さんと司令と一緒に山菜採りをしました。そして、おっきなふきのとうを見つけて、美味しくいただきました。榛名さんはぜんまいをたくさん採って、春姉さんはせりを。司令はたらの芽を沢山採ってきてくれました。その日のご飯がとても美味しかったです。


159話 亡霊の館 その3

…………

 

「ここか。」

 

「ああ。」

 

「…開かないな…。」

 

場所は変わってジナイーダたち。館のドアの前にいる。窓から入ろうとしたが全く割れないし、覗こうとしても反射していて見えない。

 

「長門、離れていろ。蹴破る。」

 

「わ、わかった。」

 

ジナイーダが言って、長門が少し離れた。

 

ヒュッ!

 

ドガァッ!

 

ジナイーダが思いっきり蹴った。蹴る瞬間の足が見えなかった。衝撃で、少し煙が出た。

 

「…!?」

 

「…!?」

 

ジナイーダと長門は驚いた。あれほどの…普通のドアなら粉砕もあり得た蹴りをくらっても無傷なのだ。

 

「…ただの扉じゃないな…。」

 

ジナイーダが呟く。長門はどうやったら開くのか考えていた。

 

…………

鎮守府 会議室

 

「全員いるか確認デース!駆逐艦も合わせてデース!」

 

「姉妹艦がいる方はそれぞれ確認して、代表の1人が私のところへ来てください。いない方も来てください。」

 

金剛が呼びかける。セラフも共に数えている。

 

「瑞鶴?いますか?」

 

「いるわ。翔鶴姉とペアだったから…。」

 

「天龍ちゃ〜ん?どこぉ〜?」

 

「目の前にいるだろ!?」

 

「ちくまー?」

 

「ここです。」

 

それぞれが返事をする。

 

「みんないる?」

 

長良が聞く。

 

「私はいるわ。」

 

「由良もいます。」

 

「鬼怒もいるよ!」

 

「わ、私も…。」

 

姉妹艦の方々が返事をする。

 

「よしっ、全員…いない!?」

 

「名取!?」

 

名取がいないことに気づく。

 

「セラフさん!名取がいません!」

 

長良がセラフに駆け寄る。

 

「えぇっ!?肝試しの時いましたか!?」

 

「私とペアだったから、いたはずよ!」

 

五十鈴が言う。

 

「もしかして…。」

 

「えぇ…。おそらく、提督を探しに…。…あの子、自分が足手まといだと思っていて、こういう所で役に立とうとするから…。足手まといなんかじゃないのに…。」

 

五十鈴は少し苛立ちも含めていたが、心配している。

 

「…あの森の中に一人で…。」

 

セラフが呟くと…。

 

「…私、行ってくる!」

 

五十鈴が言い出す。

 

「えっ!?何を言っているんですか!?」

 

「名取に気づかずに帰ったのは私の責任!責任はしっかりと取らなくちゃいけないのよ!」

 

「ダメに決まっています!あなたまでいなくなったら、取り返しがつきません!」

 

行こうとする五十鈴にセラフが行手を阻む。

 

「でも、このままじゃ名取が…!」

 

「どうしても行くならば、私を倒してください。」

 

セラフがAC化して、ドアの前に立つ。

 

「それに、ジナイーダさんも森の中に行きました。ジナイーダさんが艦娘を見落とすような人だと思いますか?」

 

「……。…でも…。」

 

「確かに、100%確実とは言えません。しかし、外は嵐です。あなたまで消えたら、どうなりますか?ジナイーダさんは?ドミナントさんは?」

 

「……。」

 

五十鈴は現実を突きつけられる。セラフは冷静に返す。

 

「…要するに、誰か頼りになる奴が共にいないといけないということだな。」

 

すると、ジャックが前に出る。

 

「…そういう意味ではありません。」

 

「じゃぁ、どういう意味だ?」

 

「それは…。」

 

セラフの言葉が詰まる。強さの桁の違う2人?2機?の意見が衝突しかけて、艦娘たちは見守るだけだ。

 

「…逆に考えてみろ。」

 

「えっ?」

 

「逆に、ドミナントが森の中で1人きりだったら?それも、何者かによって命を狙われている最中だ。ジナイーダが探しに行ったとしても、間に合うかどうかわからない。」

 

「……。」

 

セラフが想像する。暗くて不気味な森の中、ドミナントが一人で助けを求めている姿を…。ナイフを突きつけられて、殺される間際のドミナントの姿を…。

 

「どうだ?」

 

「…耐えられません…。おそらく、なんとしてでも行くでしょう…。」

 

「それと同じ気持ちだ。」

 

「……。」

 

ジャックが冷静に言う。

 

「…わかりました…。ですが、ジャックさんか主任さんのどちらかを必ず僚機につけてください。」

 

「ありがとう!」

 

セラフが折れて、五十鈴が感謝を述べる。

 

「ハハハハ!聞いてたよルーキー。中々やるじゃない?」

 

「主任さん!」

 

主任が笑いながら出てくる。そして、五十鈴を担ぎ上げ…。

 

「ちょぉっと時間かかったけどねぇ〜。じゃぁ、いっちょ行きますか!」

 

「えっ?ちょ、待…。」

 

「ギャハハハハハハハハ!アハハハハハハハハ!!!」

 

ドォォォォォォォォ…!

 

「きゃぁぁぁぁぁぁぁ…!」

 

主任が五十鈴を肩に担いだままブーストチャージをして、わざわざ壁を蹴り破って出て行ったのだ。

 

「…やっぱり、ジャックさんだけにした方が良かった気がします…。」

 

「ドアが開いているのに、わざわざ蹴り破って行くところにセンスを感じるな。」

 

2人が言おうにも、あとの祭だった。

 

…………

館の中 廊下

 

「ところで、本当にこの館をご存知ない?」

 

「はい。」

 

ソワーズとドミナントが話す。

 

「実はこの館、亡霊にまつわる様々な噂があるんです。」

 

「えっ!?」

 

ドミナントが驚く。名取はひっついたままだ。

 

「なんとも、噂は様々で、老人やら子供やら男性やら女性やらとかの霊で。」

 

「それは…。」

 

「あぁ、私が幽霊だったとかいうオチはないですから。」

 

「ですよねー。」

 

ドミナントとソワーズが話す。

 

「…不快になるかもしれませんが、一応知らせておきます。“何かあった”場合は私にはどうにもできませんので…。」

 

「何かあるんですか…?」

 

「まず、一階のキッチン、気をつけてください。昔、ミートハンマーで原型がなくなるほど頭を叩かれた男性の遺体があったとか…。そのせいで、キッチンから音がするらしいです。」

 

「……。」

 

「次に、シャワールームも気をつけてください。そこでは恨みを持った人にやられたのか、斧で何度も切り刻まれた痕のある女性の遺体があったとか…。遺体はバラバラになっていて、バスタブの中にあったとか…。そのせいで、ある時間になると、排水溝から女性のすすり泣く声が聞こえてきます。」

 

「それを今いいますか…?」

 

「仕方ありません。注意事項です。…それと、2階のフロアでは、3階から落ちた子供がいたとか…。不慮の事故と見られましたが、何者かによって落とされた後もあったとか…。頭から落ちて、脳が…。そのせいで、毎晩頭の潰れた子供の霊が見えるらしいです。」

 

「そういう生々しいところは省いてください。」

 

「わかりました。同じく2階の寝室ではナイフによって滅多刺しにされた女の子の遺体もあったとか…。おそらく、無理やり寝室に連れ込んで、色々した後に口封じに殺したと思います。そのせいで、洗っても落ちない血のシミがベットリとまだあります。」

 

「うわぁ…。」

 

「3階の物置も気をつけてください。そこでは、銃で蜂の巣にされた老人の遺体が隠されていたとか…。そのせいで、夜になると、物置の物が動くとか…。」

 

「そんなにですか…。」

 

名取はギュッとドミナントに抱きついたままだ。

 

「…着きました。ここがバスルームです。」

 

「「……。」」

 

ソワーズに案内されて、ドミナントが恐る恐るドアを開ける。そして、電気をつける。

 

「…不気味だな…。」

 

「ごめんなさいね。」

 

ドミナントは嫌な顔をする。名取は見るなり、顔をドミナントの服にうずめていた。そこは、灰色のような…。よくわからない色の明かりで、シャワーとバスタブが一緒になっている。カーテンも閉められる場所だ。

 

「では…。」

 

「えぇ!?行くんですか!?」

 

「そりゃそうですよ。…大丈夫。蝋燭はここに置いておくから。それじゃぁ、私は寝ます。寝室は2階です。私は違う部屋ですが…。」

 

「あんな怖い話しておいて…。」

 

ドミナントはすがるような目つきだ。

 

「…はぁ…。分かりました。お風呂から上がるまで居てあげます。…結構寂しがり屋で怖がりなんですね。」

 

「いや、誰だって怖がりますよ…。」

 

「まぁ、そうよね。ふふっ。」

 

ソワーズは残ってくれるみたいだ。

 

「じゃぁ、名取、先に入れ。俺たちはドアの外で待っている。」

 

「えぇっ!?」

 

名取はいやいやと首を横に振る。

 

「提督、一緒に…。」

 

「いやいや…。言っている意味わかってる?アウトだよ。完全に。」

 

「ふふっ。」

 

名取が本気で怖がっていて、ドミナントが気持ちは分からなくもないが、少し呆れる。ソワーズは少し笑っていた。

 

「なんかあったら俺の名前よんで?それか、叫んで。駆けつけるから。」

 

「はい…。」

 

名取は目の縁に涙を溜めながら入っていった。

 

…………

10分後

 

「それで、まだ仲間が駆けつけると思います。」

 

「そうなんですか?」

 

「はい…。すみません。人がいるとは知らず、長門という仲間に、増援を呼ぶように頼んでしまって…。」

 

「いえいえ。不気味だものね。仕方ありませんよ。」

 

2人が話していると…。

 

ガチャン!

 

「提督ー!」

 

「うおぅっ!?名取、どうし…服を着ろ!!」

 

「は、裸…。」

 

裸で半分泣きながらドミナントを呼びに、抱きつく名取。ドミナントは顔を赤くしながら叫ぶ。ソワーズは慌てている。

 

「声が…。すすり泣く声がぁ…。」

 

「きたか…。どれ。確かめてやろう。」

 

ドミナントはそう言って、名取と手を繋いでバスタブを見る。

 

しくしく…

 

「確かに、排水溝から声が聞こえるな…。それと…。」

 

「それと…?」

 

「服を着ろ。」

 

ドミナントが見ずに言い、名取が急いで服を着る。

 

しくしく…

 

「うーん…。一度慣れると、そこまで怖くない。」

 

ドミナントがマジマジと見る。

 

しくしく…

 

……なんでこんな音がしてるんだろう…?……。…?良く聞いてみると、すすり泣く声じゃない…?

 

ドミナントは少し何かに気づく。そこに…。

 

ゴロゴロゴロ…ピシャッ!

 

「「「!?」」」

 

雷が突然鳴る。

 

「て、提督…。」

 

「びっくりした。」

 

「くそっ!あと少しで謎が解けそうだったのに…!この雷め…!」

 

ドミナントが雷に少し怒りを募らせていると…。

 

「…うん?雷?…大雨…。…!もしかして…!」

 

ドミナントは気付く。

 

「ソワーズさん。ここ、土地が低いですか?」

 

「あっ、はい。そう言われてます。」

 

「ビンゴ!」

 

ソワーズの答えに、ドミナントが納得する。

 

「それがどうかしたんですか?」

 

名取が不思議がる。

 

「このすすり泣く声は、違うんだ。」

 

「「違う?」」

 

「よく聞いてみると、コポコポと音がしているんだ。多分、この館の排水管が少し特殊なんだよ。今、下水に大量の雨水が流れて、下水を処理するのに時間がかかってしまっている。そして、下水に流れなかった排水が排水管の空気を排水口へ逆流させているんだ。」

 

……前世?でそういうのを調べて良かった…。

 

ドミナントが説明する。

 

「そうなんだ!凄いね!ドミナントさん!」

 

「提督!凄いです!」

 

「いやぁ〜ははは。つまり、この噂はデマですよ。」

 

「デマだったんだ!少し安心した。ありがとう!」

 

「いえいえ。それと、雨じゃない日もあるなら、業者に見せた方が良いですよ。古くなって、取り替えの合図ですから。」

 

「わかりました。」

 

ドミナントが難なく推理。華麗に解決した。

 

 


 

実は、そこまでホラーじゃない。(事件のところを訂正して噂にしました。それと、遺体の描写を鮮明に書こうと思いましたが、グロすぎてやめました。事件だった場合は、追いかけてきたり、変な部屋に出たりします。)ここからホラー系だったバスルーム(グロ系だったバスルームは、すすり泣く声が聞こえて、名取が排水溝を見ると、そこには目玉を剥き出しにした女性がジッと名取を覗いています。名取は顔を真っ青にしてガチ泣きです。そのあと、名取が栓をして、ドミナントに助けを呼ぼうとカーテンに手をかけますが、そのカーテンの影が…。…やめておきましょう。)こんなにホラーな展開は望んでいないので、やめました。

登場人物紹介コーナー

五十鈴…少し幼い雰囲気だが、結構なお姉さん。気位が高く、提督に関しては可も不可もなく、若干上から目線なのは気になるが、接してきてくれるあたり、信頼しているのが窺える。

 

長門不在

次回、第160話「亡霊の館 その4」

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