ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「!?」
冗談だよ…。でも、今回書いていて、艦これ要素がなくなりかけてるような気がするんだ。
「こういう感じのもの無いものね。オリジナル作よ。」
なんていうか…。こういうのやりたいなーって思ったことやるから。
「へぇ…。」
引くような目、やめてくんない?わかってるから。てか、このイベントが終わったら次は艦これのイベントだから。
「…そうだと良いわね。」
では、あらすじの人、紹介して?
「その前に…。」
?
「私の出番…一言じゃないの!」
まぁ、一応出てるから…。
「あれは出たとは言わない!」
わがまま言わないでくれ。のちに出る…はずだから。
「はず!?」
あぁ、めんどくせぇ。あらすじをやるだけでこの始末。頼むから黙っててくれ。…と言っても、駄目だよな。ハハハハ…
「めんどくさい…?」
…いや、ネタだよ?
「私のこと…嫌いなの…?」
そんなわけ…。
「じゃぁ…好き?」
ゴフッ!
「…ちょろいわね。少し可愛く見せただけで。」
ひ、卑怯な…。
「可愛いは正義よ。…まぁ、仕返しできたから、あらすじにうつるわね。」
あらすじ…ガフッ…。
「キ"ュ"エ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!」
「!?」
あぁ、牛鬼だったね…。言うこと聞くやつじゃないのは知ってるけど、このままじゃ拉致が開かないからね…。悪いが、強制的に言ってもらうよ。
「何でそんなことできるのよ…。」
私は筆者だから。ンッフッフッフッフ…。
……
キ"ュ"エ"ァ"ァ"ァ"ァ"!って言ってるけど、実はモ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"だ!
「喋れるの!?」
一瞬だけ喋らせた。
「…もう、あんた最強ね…。不死身だし…。」
…………
廊下
「謎は解けたけど、まだたくさんありますね。」
「そうね。まだキッチンやフロアや寝室、物置があります。」
ソワーズとドミナントが話す。名取は今度は安心してシャワーを浴びている。
「…でも、もしかしたら、バスルームと同じで、全て解決できるのかもしれません。」
「そうだと良いですよね。」
2人が廊下で話す。外が嵐なんてことは忘れている。ドミナントたちは全く怖くなかった。
「所詮は噂です。必ず解決できますよ。」
そして、しばらく沈黙する。すると…。
トン…トン…
「「!?」」
暗い廊下から、不思議な音がする。
「…キッチンからですね。」
「そうね…。」
そこに…。
ガチャ
「提督。上がりました。」
名取が出てくる。
「名取、ちょっと静かに。」
ドミナントが耳をすませる。そして…。
「な、なんなんでしょうか…?この音…。」
「名取、俺は今雨で濡れた状態だからひっつくと濡れるよ?」
名取がドミナントに抱き寄る。
「…行きますか?」
「はい。謎を解決しないと、不気味ですからね。」
ソワーズが聞き、ドミナントが言う。
「じゃぁ、名取。行くぞ。」
「えぇっ!?」
名取は首を振っている。
「…じゃぁ、俺一人で行ってくるから、ソワーズと一緒にいてくれ。」
「!?だったら提督と行きます!」
名取がドミナントの腕を抱きしめる。どうやら、名取はソワーズを完全に信頼しているわけではなさそうだ。
「わかった。ソワーズさん。案内してください。」
「わかりました。」
だが、ソワーズは嫌な顔一つせずに案内してくれる。
「すみません…。」
「いえいえ、誰だってこんな不気味な館にいる人を怖がらないはずがありません。それに、まだよく話していないのに。」
本人は全く気にしてなさそうだ。自分のことを良くわかっていた。そのうちに…。
「ここです。」
「うわ…。」
案内されたキッチンは不気味の一言だ。名取はドミナントを抱きしめたままだ。そして、電気をつけるが…。
「あれ?つかない…。」
「……。」
「……。」
電気をつけようとするが、全く反応しない。故障だろうか?
「古いですからね。蝋燭で照らします。」
ソワーズが蝋燭で部屋を照らそうとすると…。
バチッ!ブゥーーーーン
「「「!?」」」
音が消えて、オーブンの電気がいきなりついたのだ。
「…行きますか?」
「…行きます。」
その怪現象が起きているキッチンに足を踏み入れるドミナント。足音がギシギシ言っている。名取もトコトコついてくる。
……幽霊がいると、ラップ音がするらしい…。そのラップ音はさまざまな種類がある…。おそらくそのことだろう…。
ドミナントが恐る恐るオーブンの近くへ行くと…。
ゴロゴロ…ピシャッ!
雷が鳴り、一瞬だが、明るくなる。
「…!?提督!」
「うわっと…。どうした?」
いきなり抱きついてきた名取に少し困惑するドミナント。
「窓の…窓の外に怪物のような影が…。」
「窓の外?」
ドミナントとソワーズがうなずき、蝋燭で照らす。が、何もない。
「…いないぞ。」
「でも、本当に…。」
「見間違いだと思った方が幸せだぞ?」
「…はい…。」
ドミナントが言い、名取がうなずく。
……音がしなくなった…?
そのうちに、音がしなくなり、オーブンも止まっている。
「…家鳴りかな?」
「「家鳴り?」」
「多分、トントントントンひののに…。じゃなかった。その音は家鳴りじゃないかな?家鳴りとは、古い家とかに起こる音のこと。昔はそういう妖怪がいると考えられていたんだけど、何年も経って古くなった柱とかが軋んだりする小さな音のこと。静かだとなおさらよく聞こえるから、怪現象と勘違いする人もいるし。今時、こんな家なら怪現象と間違われても珍しくないと思う。それに、音も大きいし…。」
「こんな家で悪かったわね。」
「すみません…。でも、家鳴りはある意味怖いことがあります。」
「幽霊じゃないんでしょう?」
「そうですが…。逆に考えると、柱や木材が悲鳴を上げているサインです。ここまで音が大きいと、壊れそうということですから、工事をした方が良いと思います。」
「そうなんですか…。」
「?どうしてションボリ…?」
ドミナントが、ソワーズがしょんぼりしていることを不思議がる。
「…この館を見ての通り、あまりお金がないんです…。古いところがあるのは分かりますが、直すお金がなくて…。」
「oh…。」
「なんとか自力で出来ないかしら?」
「それなら、家具の位置を均等にする方法が良いと昔から聞きます。…手伝います。」
「あら、ありがとう。」
「名取も。」
「ふぇっ!?わ、私もですか…?」
「一般人を手伝うのも、我々の仕事のうちだと思うけど?クレームがきたり、ネットで叩かれたくないし。」
「…そうですね…。」
そして、重いものも軽いものも均等に配置すると家鳴りがおさまった。
「よし、これでキッチンの謎も解決ですね。」
「ありがとうございます。…段々、全部解決するような気がします。どうせなら、全部解決してくださいませんか?」
「えぇ…。」
「なら、ネットに…。」
「やります!やりますよ!言うんじゃなかった!叩かれるとか!」
ドミナントが後悔するが、時すでにお寿司。悪い顔でニヤけているソワーズに逆らえぬまま行くのだった…。
……じゃぁ、私がさっき見た人影は…?それに、オーブンは…?
名取がドミナントに抱きつきながら、心の中で呟き、身震いした。
…………
外 数分前
「ジナイーダ…。それは流石にまずいんじゃないか…?」
「仕方ないだろう。ドアが開かないんだ。窓を割るしかない。」
長門とジナイーダが窓の前で話す。ちなみに、ジナイーダは今、ハンドレールガンを構えて、エネルギーを溜め込んでいる。そのエネルギーの影響で、オーブンのスイッチが入ったのはドミナントたちは知らない。
ズガァァァァァン!
シュー…
「駄目か…。」
「…みたいだな…。」
窓に当てるが、割れるどころかヒビひとつ、はいらない。そこに…。
ゴロゴロ…ピシャッ!
雷が鳴る。
「……。」
「…長門、お前まさか…。そのなりで…。」
「し、仕方がないだろう…。私だって怖いものは怖いんだ…!」
長門が雷に恐れてジナイーダに抱きつく。その瞬間を見ていたことは、名取は知らない。
「…他のところを探すか…。」
「…そうだな…。」
2人が立ち去る。そこで、ドミナントたちが蝋燭を照らして調べていた。
…………
2階
「ここが、フロア…。」
「はい。子供の霊ですね。」
ドミナントたちが案内されたのは、広い部屋だ。何もない。すると、早速キョロキョロしている名取が…。
「提督ぅ!ふぇぇぇぇん…!」
「名取、どうした?見えたか?」
名取が泣きながら抱き(ry
「幽霊が…。」
「どこ?」
「あそこに…。」
名取が恐る恐る指をさす。
「そんなわけ…。おわっ!?」
ドミナントもそれを見て、驚いた。
「……。」
が、ジッと見ている。
「…いや、名取。あれは違う。」
そして、何かが見えたのか、ドミナントが否定する。
「どこが違うんですか…?」
「あれは子供の霊じゃない。壁のシミだよ。」
「「シミ…?」」
そして、名取とソワーズが再度見る。が。
「ふぇぇぇん…。」
だが名取は怖くて一瞬見て、すぐにドミナントの服に顔をうずめる。
「どうしても顔に見えます…。」
ソワーズも見ている。
「あれは霊じゃない。…確か、前に聞いたことがあるな…。シミュラクラ現象…?だっけ?」
「「シミュラクラ現象…?」」
「うん。シミュラクラ現象っていうのは、点や線が逆三角形の形をすると、人の顔と判断しちゃう脳の働きのこと。」
「でも、身体まで…。」
「それは、そのシミュラクラ現象と、パレイドリア現象だよ。」
「「パレイドリア現象?」」
「パレイドリア現象は、心理現象の一種だよ。視覚刺激や聴覚刺激を受け取って、普段から知っているパターンを、本来存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象のこと。今回は、視覚刺激を受け取って、噂のパターンを思い浮かべて、子供の身体に見えるってことだね。タネさえ分かっちゃえば、呆気ないもんだよ。」
ドミナントはそのシミを拭き取る。名取たちもタネが分かって平気そうだ。
…………
寝室
「確か、ここには…。」
「提督!血のシミが…!」
「そうだった。落ちない血のシミだっけ?」
もう、ドミナントはなんともなさそうである。名取は相変わらず抱きついてくるが…。
「これは解決できるかしら?」
今が真夜中で、外が嵐なのに、ソワーズも少し楽しそうだ。謎がスッキリするのが心地良いのだろう。
「う〜ん…。何度も洗っている?」
「はい。けれど、落ちないんです。」
「血のシミが取れる洗剤でも?」
「はい…。」
ドミナントとソワーズが話す。
……と、なれば霊の仕業…。…いや、さっきのパレイドリア現象だ。噂は嘘だと思えば良い。と、なればこのシミは血のシミじゃない。赤いから血と間違われているのか…?…赤くて落ちないシミ…。…赤ワイン?
ドミナントは転生?前に赤ワインでついたシミを思い浮かべる。
……なるほど…。そりゃ、血のシミとは成分が違うから取れないわけだ…。
ドミナントが難なく解決。
「多分、これは赤ワインです。」
「赤ワイン…?赤ワインなの?そのシミ。」
「多分です。赤いし、噂のせいで血と間違われていますが、おそらく赤ワインです。成分が違うから、落ちるわけがありません。」
ドミナントがシミのついた少し厚手の白いシーツを手に取る。
「…素材はコットン(綿)ですか?」
「はい。」
「なるほど。なら塩素系漂白剤を使いましょう。お湯と歯ブラシと重曹と塩素系漂白剤ってどこにありますか?」
「一階の、キッチンと脱衣所に…。」
「さっき解決した場所ですね。行きましょう。」
そして、三人がその場所へ歩いて、道具を揃えたあと、ドミナントが脱衣所でシーツを広げる。名取とソワーズはドミナントを見ている。
「まず、あらかじめ重曹をシミの部分にかけておきます。重曹は漂白への触媒効果を持っているからです。次に、歯ブラシに塩素系漂白剤の原液をつけ、トントン叩くようにつけていきます。すると、ある程度落ちます。ある程度落ちたと実感したら、お湯で洗います。そして、またトントンを繰り返します。」
ドミナントが慣れた手つきで汚れを落としていく。女子力がバリバリ高く感じる…。
……社畜の時は、忙しくていちいち洗濯屋に出す暇もなかったからなぁ…。
ドミナントはそんなことを思いながら綺麗にしていく。
「…あっ、そうそう。赤ワインのシミは白ワインで消えるって言われているけど、それは間違いだよ。確かに、目立たなくなるくらい色は薄まるけど、所詮はワイン。赤ワインと同じ成分もある。その成分のシミが残るから、結局同じことをしなくちゃいけなくなることを忘れずに。…まぁ、気にしないのならそれでいいんですが。…よし、取れました。」
「凄い!」
「流石です!提督!」
そこには、真っ白になったシーツがあった。すると…。
ドシンッ!
「「「!?」」」
どこからか、何かが落ちた音がする。
「今のは…。」
「リビングからですね…。そこには何の噂もなかったはずですが…。」
「リビングですね。行きましょう。」
ドミナントとソワーズが話し、行く。
「ま、待ってください…!」
名取が走って、ドミナントの手に抱きついて歩いて行く。
リビングに何が…?
登場人物紹介コーナー
家鳴り…ドミナントが説明した通り。
シミュラクラ現象…ドミナントが説明した通り。
パレイドリア現象…ドミナントが説明した通り。
長門不在
次回、第161話「亡霊の館 その5」
後書きが必要かどうか
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いらない
-
たまにいらない
-
たまにいる
-
いる