ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

165 / 280
この小説の登場人物、ほぼ全員が悲しい過去を持っています。
「そう…。」
敵である者たちも多くが哀しき悪役です。
「…どんなの?」
世の中の理不尽、裏切られた、弱みを握られた、悪と分かってもそうするしか無かった、正義は何をしても正義扱いの理不尽さ、愛国心などなど…。
「…こういう人たちと戦いたくないわね…。」
ビスマルクも結構な重いものを持ってます。
「……。」
それじゃぁ、あらすじ頼むよ。
「…わかったわ…。」
キチャキチャ…
「何これ!?気持ち悪い!」
下水の蜘蛛だね。B988a C-typeの…。
キチャキチャ…
「嫌っ!来ないで!」
あらすじ頼むよ。
キチャキチャ…

キチャキチャ…
キチャキチャキチャキチャ…キチャキチャ…キチャキチャキチャ…ビー。

最後にビーム出したね。
「もう二度とあんなのごめんよ…。」


164話 ビスマルクの話 その1

…………

2年前 どこかの鎮守府

 

「guten Tag(こんにちは).私はビスマルク型戦艦のネームシップ。ビスマルク。よぉく覚えておくのよ。」

 

「よく来てくれた。君がビスマルクか。やっと来てくれたか。」

 

提督がビスマルクに言う。そう、彼女こそがのちのパラオ泊地鎮守府の提督のビスマルクだ。そして、この男がこの鎮守府の提督だ。

 

「あぁ、そうだ。紹介しよう。私の隣にいるのが、君と同じドイツ艦のグラーフ・ツェッペリンだ。君が来てから、秘書艦を交代してな。」

 

「よろしく。」

 

「よろしく。」

 

グラーフ・ツェッペリンと握手を交わした。

 

…………

数日後

 

彼女が提督の呼び出しを受けた。

 

……何を言われるのかしら?早速、艦隊の一員として配属されるのかしら?まぁ、旗艦はこのビスマルク型のネームシップである私だと思うけど。

 

ビスマルクはそう思いながら執務室に入る。すると、待っていたかのように提督がいた。

 

「おぉ。よく来てくれた。ビスマルク、早速だが君に出撃してもらいたい。」

 

「その言葉がくると思っていたわ。」

 

…大方予想通りね。そして、私が旗艦として…。

 

「そうか。なら話が早い。君はまだ実践経験がないから、グラーフの随伴艦として頼む。」

 

「!?」

 

ビスマルクは驚き、グラーフを見るが、彼女は当然のような顔をして、書類をまとめていた。

 

「な、何故私が旗艦じゃ…?」

 

「そりゃ、当然だろう?実戦経験が無い者が旗艦を務めるなんて、聞いたことがないぞ。」

 

提督が困った顔で言う。

 

「…まぁいいわ。」

 

……まぁ、すぐに実力がわかって、私が必要とわかるから。

 

ビスマルクはそう思いながら準備をした。

 

…………

海上

 

ビスマルクは少しだけ、気楽に考えながら、都合の良いことを考えていた。

 

……どうせ、グラーフ・ツェッペリンも、すぐに私に頼るし。頼られるまで、サボろうかしら?

 

そんなことを思っている。すると…。

 

「…そろそろ敵陣地だ。気を抜くな。」

 

「「「はいっ!」」」

 

「はいはい。」

 

グラーフと他の艦もいる中、ビスマルクは気楽に返事をする。

 

……まぁ、どうせすぐに頼ってくるわよ。そして、私がMVPになるのよね。

 

…………

夜 鎮守府外

 

鎮守府の中では、本日の勝利で盛り上がっている。

 

「……。」

 

だが、ビスマルクは外のベンチに座っていた。ビスマルクの思った通り、MVPになった。

 

「この鎮守府に慣れたか?」

 

ビスマルクが夜、ベンチに座っていると損傷しているグラーフがくる。

 

「…MVPおめでとう。初めてで、しかも私を差し置いてMVPを取れるなんて、そうそうないぞ。」

 

グラーフがビスマルクの隣に座りながら言う。

 

「…何がおめでとうよ。」

 

ビスマルクは不機嫌そうだ。

 

「何をいう?一番ダメージを与えて、一番多く沈めることが出来たのはビスマルクだ。」

 

「…最初の攻撃をあなたが庇ったからでしょ。」

 

……そう、あの時…。

 

…………

 

「敵、空母ヲ級flagship三杯確認。輪形陣を展開せよ!」

 

「「「はいっ!」」」

 

グラーフと他の艦娘が展開している中、気楽に考えているビスマルクが聞いていなかった。そのうちに、敵に見つかってしまった。

 

「ビスマルク!何をしている!?」

 

「えっ?」

 

グラーフが叫ぶが、遅かった。ビスマルクは一瞬にして艦載機の格好の標的とされたのだ。

 

「チッ…。」

 

ドガァァァァァン!!

 

「!?」

 

ビスマルクの目の前が大爆発する。

 

「グラーフ・ツェッペリンさん!」

 

「……。」

 

グラーフがビスマルクを庇ったのだ。中破してしまった。夜戦じゃないと攻撃ができない。

 

「…私に構うな。任務を遂行しろ。…ビスマルク、早く輪形陣の形に…。」

 

「え、えぇ…。」

 

ビスマルクは戸惑っていた。こんな形で頼られることなど望んでいなかったからだ。

 

「Admiral(提督)…。すまない…。」

 

グラーフは最後にその言葉を呟いていた。

 

…………

 

……あのあと、すぐに帰還したのよね…。一応Aランク勝利だったけど…。

 

ビスマルクはあの時のことを反省している。

 

「何かあった場合はいつでも私に言え。力になる。」

 

グラーフはそう言ったあと、鎮守府の中に戻って行った。

 

「…結局、私は謝れなかった…。」

 

ビスマルクは一人、呟いた。

 

…………

 

そして、その鎮守府で時が経っていった。ビスマルクは損傷したり、様々な艦娘と過ごしたり、提督に優しくされたり、敵を知ったり、提督のご飯を食べさせてもらったり…色々あった。

 

そして…。

 

…………

大決戦前夜 ビスマルクの部屋

 

「…よし。」

 

ビスマルクは準備を入念に込めて準備をする。

 

「忘れ物はないわね。」

 

ビスマルクは最後に、持ち物の確認をしていると…。

 

コンコン…

 

「?こんな時間に?誰かしら?」

 

ビスマルクがドアを開ける。すると…。

 

「…や、やぁ、ビスマルク…。」

 

「あら。提督。何か用かしら?」

 

提督がいた。

 

「その…。なんだ…。少し部屋にお邪魔させて良いかな…?」

 

「ええ。構わないわ。」

 

ビスマルクは提督を部屋に入れる。

 

「…どうしたの?そんな真剣な表情で…。」

 

「いや…。用という用ではないんだが…。その…な。」

 

「?」

 

「こ、これを…。受け取って欲しい…。」

 

提督が後ろから箱と用紙を出す。

 

「…その…。大本営からの…まだ試作品みたいなんだが…。その…な…。レベルMAXじゃなくても、少しは効果がある…みたいだから…ね。うん…。ただ、お互いの純愛で成り立つらしいから、どちらか片方でも、その思いが消えたら消滅しちゃうらしくてね…。」

 

ビスマルクはその箱と用紙を受け取って、少し思考停止していた。そう、ケッコンカッコカリだ。

 

「貰ってくれないか…?」

 

提督が見る。

 

「そっ、そう、も、貰ってあげても良いわ。わ、悪いけどもう返さないわよ?絶対…。」

 

「あ、ありがとう…。それじゃぁ、夜は遅いから…また明日な!」

 

提督は急いで部屋から出て行った。

 

「…こうなったら、意地でも沈まずに帰ってこなくちゃ…ね。」

 

ビスマルクは薬指の指輪を見て言った。

 

…………

翌朝

 

ザワザワ…

 

艦娘たちが騒めく。理由は、ビスマルクの薬指を見たからだ。提督は顔を真っ赤にしている。

 

「ビスマルク。ついにAdmiral(提督)とケッコンしたのか。おめでとう。」

 

グラーフも祝ってくれた。

 

「…ごめんなさいね…。なんだか…。」

 

「いや、いいんだ。Admiral(提督)が決めたことなのだろう?私が口出しできる立場じゃない。」

 

グラーフは申し訳なさそうなビスマルクに言う。

 

「こうなったら、意地でも沈まずに帰ってこなければな。」

 

「ええ。」

 

グラーフが微笑みながら言い、ビスマルクが頷く。




……。なんだか、アレですね…。

登場人物紹介コーナー
提督…ビスマルクが最初に所属した鎮守府の提督。歳は地味に若く、23歳前後。結構、艦娘思い。独身。
グラーフ・ツェッペリン…ドイツの空母。夜戦でも戦うことができる唯一の空母。…まぁ、艦載機を変えればただの空母でも夜戦でも攻撃できるが…。

「長門コーナーだ。」
「guten Morgen(おはよう).」
「グラーフツェッペリンだな。」
「ああ。それより、ここで何をすれば良いんだ?」
「そうだな…。そっちの鎮守府で何をしているか教えてもらいたいな。」
「わかった。ここは極々普通の鎮守府だ。遠征をして、出撃をして…ご飯を食べて、入渠して、寝る…。そんな感じだ。」
「ほう。ビスマルクとはどんな感じなんだ?」
「ビスマルクか?ビスマルクは同じドイツ艦だから、息が合うな。それに、ビスマルクは提督のお気に入りに入っているから、ケッコンもしたしな。」
「そうか。」
「ビスマルクとは良いコンビだ。背中を合わせれば、怖いもの無しだったな。」
「そんなにか…。」
「ああ。そのほかにも、ビスマルクのことだったら、色々あったぞ。」
「どんなことだ?」
「前、提督の秘書艦をビスマルクがしたことがある。ビスマルクは提督に付きっきりで、ご飯を作るどころか食べさせてもらったりしていたな。…今思えば、その時から、二人の間に少し何かを感じたな。」
「そうか。」
「ノックなしで入ったら、二人が何故か慌てていたり、顔が近かったりしていたからな。」
「あんなことをしていたのか。」
「おそらくな。名誉のために、何も言わなかったが。」
「そうか。…お前は良いのか?」
「何が?」
「提督…。」
「私は構わん。提督が好きな相手がビスマルクなら、仕方のないことだ。割り切っている。」
「…そうか。」
「ああ。…もうこの話はやめだ。次回だったか?私がしよう。」
「段々と私の役がとられているような気がするが…。まぁ、いいだろう。」
「次回、第165話「ビスマルクの過去 その2」次回でビスマルクの過去編は終わりだ。…終わりなんだ…。」
「?」

後書きが必要かどうか

  • いらない
  • たまにいらない
  • たまにいる
  • いる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。