ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「すごいわね…。」
一つ、疑問に思うことがある。
「何?」
まず、4系から先に時系列をする人がいるけど…。レイヴンがリンクスになったのだから、4系の前に何かあるはずだよね。
「まぁ、そうね。」
初代と3系の前に大破壊があった。
「うんうん。」
パルヴァライザーは古代兵器の遺物。
「そう。」
4系とⅤ系は繋がっていて、3系とN系が繋がっている。
「なるほど。」
2系は宇宙にある。FFは…なんだろう…。遊び…みたいな、スポーツ的な感じかな?
「詰まってるわね。」
まぁ、とにかく…。財団はネストとおそらく繋がっている。ここで重要なのは最後のセリフがネストと酷似していること(個人の意見です)。Ⅴのレイヴンは“決まった”呼び名がない(例 AC乗りなど)。2系は『レイヴン』と呼ばれている。おそらくFFが最初か最後(個人の意見です)。企業連の関係がわかれば…。
「企業は時代によって違うもの。」
つまり、企業を無しにすると4系とⅤ系の前に初代、2系、3系、N系。
「そうなの?」
で、本題。疑問に思うこと。それは…。
「……。」
おかしくない…?これ…。
「えっ?」
パル=古代兵器=ネストか4系の兵器と考える。環境汚染がコジマだとして人々は地下に潜る(3系)。時が来て外に出た(N系)。次にFF?…終わる。つまり、コジマの前に何かある。?→?→4系→Ⅴ系→3系→N系→FF?。…と、なると…。2系は宇宙に進出しているから…。でも、初代と2系は繋がっている…(初代から2系まで約100年。間に何かを挟むのは無理)。つまり、この場合だと4系から地球じゃなくなってるわけになる…。
「矛盾するわね。」
初代を…。…いや、いいや…。
「?どうしたの?」
そして、筆者は考えるのをやめた。
「投げ出したわね。」
仕方ないじゃん…。これをずっと考えていると頭がおかしくなるんだから…。
「へぇ。」
この文を書くのに1時間かかったよ…。
「そんなに!?」
だって、全ての時間や似たような兵器があることを調べたんだから…。地球歴やらレイヴンと呼ばれているのは何作なのか…とか。Wikiとネットの意見を照らし合わせて…。
「そんなに苦労するのね…。」
ただ、学んだことがある…。
「何?」
眠くなる。それと、4系からは始まらない。『レイヴン』と呼ばれている文があるから。
「なるほどね〜。」
頭がパンクする…てか、逆流する。瑞鶴、早くあらすじやってくれる…?
「随分と弱ってるわね…。この人よ。」
「む?どこ?ここ…。」
ここはあらすじの間だ。あらすじを言わなければここから出ることは不可能。
「誰?」
「ゴミクズよ。ある場所に行けばなんとかの塊と交換してくれるわ。」
…筆者だよ。あらすじ言ってくれる?
「筆者?」
この物語は全て筆者の思うがまま!
「クズね。死になさい。雑種が。」
ひっど。
「…ここから出るにはあらすじを言えば良いのかな?」
「そうよ。」
頼むよ。幻の第49憲兵隊隊長、鬼の面頬憲兵。
「…わかった。」
あらすじ
前回、自分達はブイン基地を取り締まった。ほぼ連絡なしに突入したため、提督達が捕まる捕まる…。行為の最中に出くわしても臨機応変に対応できた仲間たちは本当に凄いと思った。次はショートランド泊地なんだけど…。あそこ、今の科学では完治できない感染性の風土病が蔓延しているからなぁ…。流石にあそこは行けない。あんな死に方は死んでも御免。それに、本物の強者が提督をしているし…。艦娘たちは危険すぎるためほんの何人しかいないし、ブラックになってはいないと思うし…。あんなところでブラック鎮守府したら確実にくたばるからね…。深海棲艦もあそこだけ攻めてこないし。
…………
パラオ泊地 南
「はぁ…はぁ…。」
「……。」
ビスマルクと渾が戦っている。
「…わかった。」
ドミナントでジナイーダたちの通信を終えた。
「お前の二人の仲間はやられたらしい。」
「…ソウ…。」
渾は分かっていたような、覚悟した顔をしていた。
「これでも…勝てないなんて…。」
ビスマルクは今中破状態だ。
「…ビスマルクさん。仲間が来るらしいです。」
「そう…。でも、手出ししないで。」
「ですが…。」
「いいから…!」
「……。」
ビスマルクが睨み、ドミナントは何も言わなくなってしまう。
「…ヤッパリ…。」
「?」
「アナタハナニモカワッテイナイ…!」
渾は我慢したような顔をしていた。
「私はあの時より強くなったわ…。何も変わってないわけないじゃない…!あなたを倒せる…!」
「アナタハ ナニモカワッテイナイ。ワタシガ…タノミヲキイタイミガナイ…!アレカラニネンタッタ…。デモ、ナニヒトツ カワッテイナイ…!」
渾がビスマルクのことを睨んでいた。ちなみに、渾も中破している。
「…モウイイ…。アナタハ ショセン ソコマデナノカ…。ヨクワカッタ…。」
すると、渾が今まで使っていなかった右手の釘のような機械を作動させる。
「…む?アレは…?」
ドミナントがよくよく見る。
「!?とっつきじゃねぇか!?」
ドミナントは驚きを隠せない。とっつきなのだ。つまり、射突型ブレードだ。一撃必殺、当たったら大ダメージ間違いなしだ。
「ココデ、アナタヲシズメル…。カワッテイタラ…。…イヤ、イイ…カワッテイナイナラ、シカタガナイ…。」
すると…。
「ビスマルクー!」
仲間たちが来る。
「駆逐棲姫か!?手を貸すぞ!」
「来ないで!!」
「まだそんなこと言ってるのか!?」
「これは…私の過去の戦いなの…!誰にも邪魔はさせないわ…!」
ビスマルクは言ってきたガングートを睨みつける。
「……。」
渾は悟ったような顔をした。
「さぁ、かかって…」
ビュンッ!
「!?」
ビスマルクは間一髪、避けることが出来た。たまたま運が良かっただけだ。
「…ハズシタカ…。」
ビスマルクが顔をのけぞらせて避けたそれは、とっつき(射突型ブレード)だ。頭を粉砕しかねない。本気で沈めるつもりだったのだろう。
「ビスマルク!これでもか!?」
「お姉さま!」
ガングートとプリンツ・オイゲンが叫ぶ。
「来ないで!!」
「いつまで意地を張る気だ!?」
「うるさい!」
ビスマルクが言う。
「アナタハ…マナンデイナイ…。ドウシテ、グラーフ・ツェッペリンガ シズンダノカ…。」
「あなたのせいでしょ!?」
「…モウイイ…。」
渾がとっつきや他の装備を外し、海中に手を突っ込んだ。
「セメテモノナサケ…。イタミヲアタエナイデシズメテヤル…。」
そして、渾が海中から取り出した。
『フメイナ ユニットガ セツゾクサレ マシタ。シンタイニ イジョウナショウガイガ ハッセイ シテイマス。タダチニ シヨウヲ テイシシテクダサイ。』
「「「!?」」」
艦娘やジナイーダたち、ビスマルクはソレを見て驚いた。
「「!?」」
ドミナントと主任は別の意味で驚いていた。
「マスブレード!?」
マスブレードとは、オーバードウェポンの一つ。まぁ、一言で言えば『柱』だ。ブースターのついた。主任も使ったことがある代物だ。
「サヨナラ…。」
渾がマスブレードをビスマルクに振りかざした。
……ここでも…私は…!
ビスマルクは悔し涙を流して、目をギュッと閉じ、覚悟した。
…………
「…?」
再び目を開けると辺りは闇の中ほど暗く、遠くに焚き火を焚いている者以外になにもない場所にいた。
「……。」
ビスマルクは、焚き火のある場所へ行く。男が傍にあった木に座って、焚き火を眺めていた。
「…admiral…?」
ビスマルクが聞く。
「久しぶり…。ビスマルク。」
その者はビスマルクの元提督であり、ケッコンした者だ。少し寂しそうな顔をしていた。
「admiral…ひっく…。」
ビスマルクの頬から涙が伝う。
「……。」
提督はビスマルクを隣に座らせて抱き寄せた。
「ビスマルク…。本当に懐かしいなぁ…。」
「ええ…。本当に…。」
ビスマルクは泣きながら答える。
「でも、少し…まだ早いかな。」
「?」
「ビスマルク。私はずっと、君を見ていたよ。この焚き火を通じて。」
提督が焚き火を眺める。
「まず、ビスマルク。私が死んでも、ここまで想っていてくれてありがとう。」
「うん…。」
提督がビスマルクを抱きながら頭を撫でる。
「グラーフが君を庇ったことも知っているよ。」
「…ごめんなさい…。」
「ううん。グラーフが望んだ選択さ。責めやしない。」
「うん…。」
「でも、これだけは言わなくちゃいけない。提督として。」
「?」
提督がビスマルクと少し離れて、顔と目を合わせる。
「いいかい。グラーフはなんで沈んだかわかるかな?」
提督が口元を緩めながら、幼い子に聞くように言う。決して怒ってはいない。
「あの深海棲艦に沈められたから…?」
「現実的に言えばそうだけど、私の言いたいこととは違うかな。」
「…私のせい…?」
「…厳しいことを言うようだけど、半分正解かな。」
提督は全く怒ってなどいない。むしろ、認めてくれたことを少し嬉しんでいた。
「残りの半分は頼ることかな。」
「頼る…?」
「一年未満しか一緒にいることが出来なかったけど、君は一人でやろうやろうとしている。それは悪いくせだよ。」
提督が少しだけ悲しそうな顔をして、ビスマルクの頭を撫でている。
「ごめんなさい…。」
「謝らなくていいよ。誰だって、欠点はあるし。直そうとしたところで、そう易々と直せるものじゃない。だから、少しずつ直して行こう。」
提督は少し頬を緩めた。
「敵の渾は、それを分かっているんじゃないかな。」
「えっ…?」
「彼女は敵だけど、通す筋は通しているよ。それに、見抜く力もある。」
「……。」
「なんだ?妬いているのか?」
「別に…。」
ビスマルクはそっぽを向き、提督が少し嬉しそうな顔をする。
「君は言葉に言い表せないくらい素敵だよ。私は今まで沢山の女性を見てきた。中には財産目当てで近づいてきた者も、中身を判断せず、容姿だけで近づいて来た者も、ただの見栄だけで近づいて来た者もいた。他にもいい人はいたけど、君はその中でも一番だ。純粋無垢で、面白いものにはすぐに飛びついて可愛い反応をするし。私が上官でも、全く遠慮がなく他の人と平等に接してきてくれる。並々ならぬ自信を持っていて頼りになるし。子供っぽい無邪気な可愛い一面もある。グラーフたちには悪いけど、私は君のことが一番好きだ。」
「……。」
提督が遠慮もなく、少し微笑み、大真面目に言うもんだから、ビスマルクは真っ赤になって俯いてしまった。
「私も…、好き…。」
ビスマルクも恥じらいながらもしっかり言って、提督も少し嬉しそうにした。
「さて、ビスマルク。そろそろ現実へ戻るよ。」
「えっ…?」
しばらく提督が撫でた後、言い出す。
「?まだ君は死んだわけじゃないよ?」
「そうなの?」
「正確には死ぬ寸前かな。戻ったらすぐに一歩、斜め左に下がるんだ。そうすれば助かる。今は時が止まっている状態だから。」
提督が説明する。
「……。」
「そんな寂しそうな顔をするな。いつか会える。必ず。」
「本当…?」
「今もこうやって会えているじゃないか。それに、言っただろう?提督の魂はいつでも君と共にあるって。見えなくても、ついているから。」
「うん。」
「よし。じゃぁ、今までのことを簡単にまとめると、もっと仲間に頼るんだ。君の仲間は鎮守府にいる者だけじゃないでしょう?大佐だって、ロボットの仲間たちだって心強い味方になってくれる。必ずまた会える。」
「うん。」
そして、ビスマルクの周りがだんだんと白くなっていった。
「君が想い続ける限り、私は何度でも助ける。
私は常に君と共にある。君なら必ず勝てる。」
「私が一番愛した女性なのだから。」
…………
「ええ…。」
ビスマルクが呟いた。そして…。
スカッ
「!?」
渾が外したことに驚いた。そして、ビスマルクを見る。
「……。」
ビスマルクは頬に涙が伝っていたが、しっかりした目で、少し微笑んでいた。
……ナニカカワッタ…?
渾はすぐに気付く。すると…。
「ガングート!」
「なんだ!?」
ガングートが不機嫌に返す。
「手を貸して!」
「「「!?」」」
ビスマルクの言葉に、渾を含めて全員が驚いた。
「おま…いいのか?」
「ええ。というより、皆んな…手を貸してくれる?」
「勿論だ!」
「行くわよ!」
「力になれる!」
全員が嬉しそうに反応した。
「ヘェ…。」
渾は少し嬉しそうにした。
「…カワッテイタジャナイ。」
渾は呟いた。
「“いた”んじゃないわ。変わったのよ。今。」
「…フッ。」
ビスマルクの言葉を聞いて、少し笑みをした。
「大佐、あなたもよ!」
「うぇ!?俺も!?」
いきなり言われて、ドミナントが少し驚く。
「試験が…。」
「別に良いわ!頼ることが大事だもの!」
「……。…そうですか。」
ドミナントもニヤケながら協力する。ACで顔が見えないが。
「あの攻撃を引きつけてくれるかしら!」
「了解了解。」
ドミナントが駆けていく。
『弾幕を張ってください。』
「皆んな、弾幕用意!」
「「「はいっ!」」」
「撃てーーーー!!!」
ドオオオオ!ドォォォ!ドゴォォォ!ドォォン!…!
全員が一斉砲撃した。
「……。」
渾は笑えない顔をする他がない。なぜなら、空が砲弾で埋まり、辺りが影になっていたからだ。
ドガァァァァァン!ドガァァ!ドゴォォォン!ドガァ!…!
大爆発。だが…。
「ブハァ…!ヤルジャナイ…!!!デモ、ワタシハマダ…。」
楽しそうに爆炎から出てくる渾が現れた。
「もちろん、この攻撃で倒れるとは思ってないわ。」
「!?」
ジョンストンは渾が出てくるところを予想していたみたいで、そこに駆逐艦が横並びになっている。
『魚雷、発射!』
「「「はいっ!」」」
ガコンガコンガコンガコンガコン…
お次は網目状に発射された魚雷群と来たもんだ。まぁ、簡単に言って避けられない。
「クソ…!」
ドゴォォォン!ドガァァァ!ドゴォ!…!
なんとか、被害を最小限にしながら脱出する渾。だが…。
「「「fireeeeeee!」」」
ドオオオオオン!ドオオオン!ドォ!…!
「!?」
戦艦たちが撃ってくる。
ザパァァァン!ザバァ!ドガァ!…!
渾はさらに離れる。
……ハンイカラニゲダセタカ?
否。
ドガァ!ドゴォォォ!ドガァァァン!…!
「ナ…!?」
「逃がしませんよ。」
「イギリス艦の仇もあります。」
「「fire!!」」
空母たちがいつでも捕捉している。
……ドウヤッタラニゲダセル?…イヤ、ムリダ。ツイゲキサレル。クウボヲシズメル?イナ。ソノマエニダンマク。クチクヲタオス?イナ。アタラナイ。センカンカラタタク?イナ。ジカンガカカルシ クウボニヤラレル。シレイシツヲツブス?イナ。ニゲダセナイ。…?ドウヤッテタオス…?
渾が考えるが、案でない。
『ビスマルクさん?…なるほど。…はい。わかりました。皆さん、敵から視界を奪ってください!』
『急いで!』
「敵から視界を奪えば良いのか?それなら一か八かの賭けだ。私に考えがある。戦艦たちに繋いでくれ。」
『?わかりました。』
ガングートが司令室を通じて説明する。
『かなり確率が低いですし、大丈夫なんですか?』
「なに、だめで元々だ。失敗してもダメージにもなる。」
ガングートが言い、全員が了承した。
「行くぞ!息を合わせろ!」
「「「three!」」」
「「「two!」」」
「「「one!」」」
「「「ZERO!!!」」」
ドォォォォォン!ドガァァァァン!ドォォ!ドゴォォォ!…!
戦艦の一斉発射だ。渾に向かう。だが…。
「……。」
渾は避けない。すると…。
ドガァァァァン!ドゴォォォ!ドガァァン!…!
渾の直前で弾同士が当たって爆発する。
「ウンガ ワルカッタワネ。イキノ アイスギジャナイカ?」
渾がニヤける。が。
「いや?それがこっちの狙いだ。」
「!?」
……ダトシタラ、エンキョリカラ タマドウシヲ アテルナンテ バケモノダ…!
爆煙の中、弾同士を当てたことに渾が驚く。
「こっちよ!」
煙の隙間からビスマルクが砲を構えていた。至近距離だ。
「!?」
これに当たれば、今まで沢山の攻撃を喰らった渾は沈む。が。
「コレガ アルコトヲ ワスレテナイ?」
「!?」
そう、マスブレードだ。それをまたビスマルクに振り落とした。
ドガァァァァァァァァァァン!!!
爆発音が響く。
「…!?」
渾が当てたのはビスマルクじゃない。ドミナントだ。
「…いってぇぇぇぇぇ!!めちゃくちゃいてぇぞちくしょぉぉぉ!大破状態越してるぞ!絶対!!!」
ドミナントが叫びながら離れた。ちなみに、カスダメでコア破損、右腕部破損、左腕部破損、脚部損傷、AP残り0.1%だ。
「大佐、ありがとう!!!」
ビスマルクは一言言った後…。
「FIRE!!!」
「!?」
ドガァァァァァン!ドゴォォォォォン!ドガァァァァァ!!…!
「ゴプッ…。」
渾が負けた。ビスマルクの至近弾全てをくらって。そして、沈んでいく。
…………
沈んでいる最中 (BGM終了)
「…渾…あなたに聞きたいことがあるわ。」
「…?」
ビスマルクが沈んでいく渾に聞く。
「…私のadmiralを殺したの…あなたが命令したの?」
ビスマルクが聞いた。
「…イヤ…。ワタシガ メイレイシタノハ カンシダケダッタ…。」
「!?」
「アレハ、ワタシノ ブカガ カッテニヤッタンダ…。」
「…どうして、早く言わなかったの…?」
「…イッタラ、オマエハ ドウシテイタ?ソノニクシミヲ ムケルアイテガ イナカッタラ、ドウシテイタ…?」
「……。」
ビスマルクは、考えた。
「…あなた…私のために…。」
「イヤ、オマエノ タメジャナイ…。ブカノ セキニンヲ トルノガ ジョウシダ…。」
「……。」
「…アト、コレイジョウ ハワタシノ チカクニ イナイホウガイイ…。」
「どうして?」
「…ドウジョウ シテシマウ カラダ…ワタシニ…。」
「…そうね…。」
ビスマルクは現に、同情しかけていた。
「それじゃぁ…。」
「…サヨナラ。」
ビスマルクは、仲間を引き連れて帰っていく。だが…。
「…一つ聞きたいことがある。」
ドミナントが残っていた。
「…お前たちは何故戦うんだ?」
「……。」
ドミナントは、ここまでした深海棲艦について、少しだけ興味を持っていた。
「…ワタシタチハ…タタカイタクテ、タタカッテイル ワケジャナイ…。」
「…戦いたくて戦っているわけじゃない…?…どう言う意味だ…?」
「…シツモンハ イチドシカ コタエナイ…。」
「…尋問するところだが、沈む相手には意味がないな。」
「フフ…オモシロイコトヲ イウノネ…。アナタハ ドコノショゾク…?」
「俺か?俺は…第4佐世保鎮守府だ。」
「!?ダイヨン…?アナタガ…?」
「悪いか?」
「イヤ…。…タダ、ドンナトコロ ナノカキニナル…。」
「まぁ、艦娘になったら教えるよ。」
「…ソウ…カンムスニ ナレルカナ…?」
「…なれる。現になった奴がいる。」
「…ソウ…。」
「…これ以上の長話は無用だな。…さらばだ。また会おう。」
「エエ。サヨウナラ。」
ドミナントも去った。
「…一つ質問がある。」
「マタ…?」
お次はジナイーダだ。
「…何故、ビスマルクの“攻撃を浴びる前”に吐血した?」
「!?…ミエテイタノ…?」
「ああ。」
「…ヤハリ、アナタハチガウ…。」
「そうだな。何故吐血した?」
ジナイーダが聞き、渾は少し驚いていた。
「…ナゼダカキキタイ…?」
「ああ。」
「ソウ…ナラオシエテアゲル…。」
そして、ジナイーダに教えた後、渾は完全に沈んだ。
…………
「やったな。ビスマルク。」
提督が安堵した声を漏らす。
「そのようだね。」
そこに、もう一人が闇の中から姿を現す。
「君か…。…ありがとう。ビスマルクと会わせてくれて。確か…神様?だっけ。本当にいるとはな。」
「うん。死人を蘇らせることは出来ないけど、会わせることは出来る。それなら、バンバン会わせてやれって思うかもしれないけど…。会ったら会ったで今まで以上に寂しくなるからね…。」
神様が寂しそうに言う。
「それでも良いさ。会わせてくれるだけ。」
提督が笑顔になった。
「別に良いよ。喜んでくれるなら。」
神様も笑顔になった。
…………
パラオ泊地
「どこに行っていたんだ?ジナイーダ。今日はお祝いみたいだぞ。」
「…そうか…。」
「…どうかしたのか?」
「…いや…。」
「?」
ジナイーダは、渾から聞いたことを真剣に考えていた。
長い…。次回は、パラオ泊地のパーティですね。
登場人物紹介コーナー
渾…コン。オリジナル深海棲艦。駆逐棲姫(特別上位種亜種)。騙して悪いが、俺得なんでな。常に右手にとっつきを持っていて、いざとなるとマスブレードを武器に使う。艦娘や人間に自ら危害を加えたくない、珍しいタイプ。幹部の一人。実は、戦う前から満身創痍の状態。
とっつき…射突型ブレード。当たったら大ダメージだが、回数が少ないし、当てるのも難しい。
マスブレード…主任が使ったことある。柱。解体現場に落ちてそうな柱。オーバードウェポンの一つ。当たればただではすまない。
ザーーーーーーー…
次回、第180話「パラオ泊地party」です。
後書きが必要かどうか
-
いらない
-
たまにいらない
-
たまにいる
-
いる