ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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やってきたきた184話。
「そうね。」
今年は暑い夏になりそうだ…。
「電車の中とか暑そうね。」
そっちの世界ではどんな感じなのよ。
「こっち?こっちは…。地域によるけど、筆者さんの鎮守府の夏は昼間でも30度一定。冬は影でも15度一定よ。」
30度超えないの…?過ごしやすいんだな…。そっちの世界…。
「筆者さんも、この小屋の中にいれば良いじゃない。」
そんなわけにはいかないのだよ…。現実で仕事しなくちゃいけないし…。…有給取ろうかな…。…いや、それでは社畜の面汚し…。
「社畜になりたいの…?」
いや、実を言うとなりたくない。平凡な毎日を望んでいるんだよ…。
とでも、言うと思っていたのかい?実は、筆者は平凡すぎる毎日に退屈していてな…。
「退屈なんだ…。…いや!退屈ならログインしなさいよ!」
だからこそ、せめて二次創作の中では非日常を経験する人物を見ていたいんだ…!
「本人じゃなくて良いの…?」
いや、本人だと疲れるじゃん…。いやだよ?生まれ変わったら世界の運命を左右させる主人公なんて…。面倒ごとしかない気がするし。
「…じゃぁ、提督さんは…。」
うん。このポジションが一番楽。
「最低ね…。生贄を捧げるなんて。」
生贄とは人聞きが悪い…。それより、あらすじ。
「話逸らしたわね…。まぁいいわ。この子よ。」
「Guten Tag(こんにちは).私は駆逐艦マックス・シュルツよ。マックス…でも良いわ。よろしく。」
マックスだね。
「海外艦ね。」
「どこ?ここ。」
地球よ〜。よく来たわね〜。
「こいつはクズよ。」
「クズ…珍しい名前…。」
いや、本名じゃないよ?…いや、筆者も本名じゃないけどさぁ…。ふざけだから。本気にしなくて良いから。
「そうなの?」
ちなみに、その緑のツインテが七面鳥。
「七面鳥…。最近食べた気がする…。」
「違うわよ!冗談じゃないわ!爆撃するわよ!?」
おー怖い…。
「で、私は何をすれば良いの?」
「あらすじ言っちゃって!その間に爆撃するわ!」
逃げろ!

Auszug(あらすじ)
前回、特に連絡すべきことは無かった。ただ、スティグロが第4佐世保鎮守府の噂を自覚なしに振りまいているけど、注意するべきなのかな…?

ドガァァァン!
ギィヤァァァァ…!


184話 陸軍幹部

…………

 

「次はあいつか…。」

 

ジナイーダが呟く。すると…。

 

バラバラバラバラ…!

 

『神武*1の昔天高く〜♪金鵄*2の翼燦然*3と〜♪その日東*4に羽ばーたきーて♪征戦〜既に幾そ度〜♪陸の空〜軍輝〜けり〜♪…♪』

 

何か軍歌を歌いながら黒いヘリコプターが飛んでくる。

 

「黒い!?気をつけろ!あいつは他とは違うぞ!」

 

「そんなの見ればわかる。」

 

ドミナントが大声でいい、ジナイーダが冷静に返す。すると、ヘリコプターから歌が止んだ。

 

『俺は大郷少将。この部隊の幹部の一人だ!ここから先へは行かせん!』

 

ヘリコプターからスピーカーを使って大声で言う。もちろん、ドミナントたちは既に隠れている。

 

「ふむ…。時間がもったいないな。」

 

ジャックが言うと…。

 

「…ここは俺に任せて、行ったほうが良いんじゃない〜?」

 

主任が言う。

 

「任せて…て、主任、お前は怪我をしているだろう?」

 

ドミナントが言う。

 

「だからこそ、今全員で行ったところで、俺が足手まといになるだけだ。なら、時間を最優先にするべきだと思う。」

 

主任が珍しくマジで言う。

 

「…わかった。」

 

「ジナイーダ!?」

 

「聞こえなかったのか?ここは主任に任せろ。」

 

「だがACになることが出来ないんだぞ!?」

 

「もう何を言っても無駄だ。」

 

「?」

 

「主任は覚悟を決めている。あいつの覚悟は揺るがないことはわかっているだろう。」

 

「……。」

 

「これ以上時間を費やしたら、それこそ主任に迷惑だ。…行くぞ!」

 

そう、ジナイーダが言う。

 

「…主任…。生きて帰れよ。」

 

「ま!今日死んじゃうかもしれないけどさ〜。ギャハハハハ!」

 

「…主任…。」

 

「人間の可能性…。俺は見たいんだ。あいつらの可能性を…。」

 

「…わかった。」

 

ドミナントと主任はそう話し、ドミナントたちは林の中に飛び込んで行った。

 

「…証明して見せよう…。貴様には、それが出来るはずだ…。」

 

主任が戦闘準備をして、走り出した。

 

…………

陸軍基地 気象レーダー屋上

 

「クスクス…。来たわね。ということは、あいつは出し抜かれたのかしら?それとも倒されちゃったのかしら?でも、私はそれでも殺すのみ。」

 

樫本少将が伏せて、ドミナントたちのいる方向を見ている。

 

「クスクス。私たちに見つからないように林で隠れながら来ているわね。でも、残念。私には見えているから。」

 

ニヤニヤしながらスナイパーにマガジンを入れ、構える。

 

「クスクス。このスナイパーは特別なの。私用に作られているから。対戦車ライフルの小型化、軽量化に成功。飛距離も威力も高くして、弾速も異常なくらい速くしたわ。すごい音を出すけどね。でも、音より速いからサプレッサーも必要ないし。」

 

スコープを覗いた。もちろん、常人の目にはスコープを覗いたところでない見えない距離だ。だが、樫本少将は長きに渡る訓練の末に手に入れた特殊能力で気配を感知し、遠くの敵を当てることなど容易い。すぐに本部に知らせるが、大半が視覚で確認しているわけではないので、味方を呼ばない。誤射を避けるためだ。

 

「クスクス。まずはあなたから殺してあげる。お仲間さんもすぐに行くから、少し待っててね。」

 

「雪〜の進軍氷を踏んで♪何*5〜れは河やら道さえ知れず〜ぅっ♪馬〜は斃*6れる捨てゝ*7もおけず♪此處*8は何處*9ぞ皆敵の國*10♪儘*11よ大膽*12一服やれば♪頼み少なや煙草が二本♪…♪」

 

タ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ン"!!!

 

…………

 

「陸軍の奴ら来ないな…。」

 

ジナイーダが言う。

 

「人がいないのか?」

 

ドミナントが不思議に思いながら言った。

 

「我々が進んでいることぐらい想定の範囲内だろう。…罠か?」

 

ジャックが警戒する。するとセラフが…。

 

「ん?何か…。!?」

 

ヒュン!!

 

間一髪避けることができた。だが、頬をかすり、血が滴る。

 

「セラフ!?」

 

ドミナントは叫ぶが、ジナイーダたちは既に戦闘態勢に入っていた。これが経験の差である。

 

「大丈夫…です!?」

 

ヒュン!!

 

次はセラフの右足をかする。

 

「セラフの肌に傷をつけるとは中々の威力だな…。一体どこからだ…?」

 

ジナイーダは考える。すると…。

 

タ"ァァァァァン"…!……タ"ァァァァァン"…!

 

音が遅れてやってくる。

 

……弾が来た時間の差が6秒前後…。

 

セラフは木に隠れながら分析するが…。

 

ヒュン、ハ"キ"ャ"ァ"!

 

「くっ…。」

 

木を貫通して、当たりそうになる。

 

「くそっ、夜中だから視界も悪い…。走って撒くしかないのか…。」

 

ドミナントが言い、走る準備をするが…。

 

「どうしたセラフ?」

 

セラフが来ようとしない。

 

「…ここは私が相手になります。ドミナントさんたちは急いでください。今逃げたところで、奴は必ず追って来ます。」

 

「だが、セラフ…。」

 

「急いで!!」

 

セラフが叫ぶと…。

 

「行くぞ!ドミナント!セラフの時間稼ぎを無駄にするな!」

 

ジナイーダたちが走り出す。

 

「セラフ…生きて帰れよ。」

 

「フラグを立てるのはまだ早いですよ?」

 

「何を…。」

 

「ドミナント!!!」

 

「…わかった。死ぬのだけはやめろよ。」

 

ドミナントはジナイーダに怒鳴られ、走っていく。

 

「…さぁ、勝負です!」

 

…………

陸軍基地 工場

 

「ハァ…ハァ…なんとか入れたな…。」

 

ドミナントが言う。

 

「あぁ。だが、ここは敵の基地。油断は出来んぞ。」

 

ジナイーダが言う。

 

「…この工場には武器があるな。少しもらって行くか…。」

 

ジャックがアサルトライフルを持つ。

 

「…もう一度言うが…、殺すなよ。」

 

「分かっている。的確に狙えば致命傷にはならない。」

 

ジャックは了承した上で手にしているのだ。すると…。

 

『萬朶*13の櫻*14か襟の色〜♪花は吉野に嵐吹く〜♪大和〜男子*15と生まれなば〜♪散兵綫*16の花と散れ〜♪』

 

暗い建物の中、歌が聞こえる。歌がこの場所に響いて、不気味さが出ていた。

 

「む…!」

 

ドゥン!ドゥゥン!

 

キュィン!カキン!キィン!ガチッ!ガァン!…

 

音がしたと思ったらあらゆる方向から軽い音がする。

 

「伏せろ!」

 

ジャックが大声で言い、伏せるドミナントたち。

 

ガガガガガガガガガ…!

 

「な、何だ?」

 

「…ショットガン(散弾銃)だ…。」

 

ドミナントが聞き、ジャックが答える。

 

「敵は何人だ?」

 

「…一人だ。」

 

「?だが、あらゆる方向からしたぞ。」

 

「ショットガンの弾が跳ね返っているんだ…。だから、様々な方向から飛んでくる…。厄介な相手だ…。」

 

ジャックが言うと…。

 

「…当たりだ。よく分かったな。」

 

影から見たこともないショットガンを持った仁志少将が姿を表す。

 

「…これは俺用に作られた特殊な武器だ。弾数も多く、貫通力も強化されている。そして、全てが跳弾。しかも連続で撃てるからな。…まぁ、常人では一発で腕が吹っ飛ぶが、訓練に次ぐ訓練で手に入れた特殊能力だ。悪く思うな。」

 

仁志少将が構える。

 

「…名を聞いておこう。俺は仁志 隆文だ。」

 

「…ジャック・Oだ。」

 

互いに挨拶を済ませる。

 

「…そこの通路をまっすぐ行け。そうすれば着く。」

 

仁志少将が言う。

 

「…本当か?」

 

「だが、俺は追うぞ。しかも一本道だ。そこで散弾銃ではかわせまい。」

 

「…なるほど。では、誰かが戦わなければならないということだな。」

 

「正解。で、誰が相手してくれるんだ?」

 

仁志少将は獰猛な笑みを浮かべる。

 

「…いいだろう。私が相手になる。」

 

ジャックだ。

 

「自己紹介は…、もうしたな。」

 

「…ドミナント、ジナイーダ…。早く行け。」

 

ジャックは相手から目を逸らさずに言った。

 

「…わかった。……。」

 

「…殺しはせん。」

 

「…わかった。」

 

ドミナントたちは駆けて行った。

 

「ふっ。殺さないとはお優しいこった。…じゃぁ、始めようか。」

 

「ああ。」

 

…………

廊下

 

「一本道だな。」

 

ドミナントが言うが…。

 

「いや…ここから違うようだ。」

 

二つに道が分かれている。

 

「…ドミナント、お前はどっちに行く?」

 

「一緒じゃないのか?」

 

「馬鹿をいえ、これは侵入だぞ?スムーズに事を進めるには別れるしかない。」

 

「…わかった。ならば、俺は右に行こう。」

 

「わかった。なら私は左だ。」

 

二人はそれぞれ走って行った。

 

…………

陸軍基地 地下牢

 

ギィ…。

 

「…うわぁ、地下牢に出ちゃったよ…。」

 

ドミナントは懐中電灯の灯りをつけながら歩く。

 

「こんなところにいるのかな…?…いや、でも地下牢にいるってパターンはあるな。一つ一つ調べよう…。」

 

ドミナントは一つ一つ調べたが…。

 

「…いないな。」

 

吹雪はいなかった。そして、ドミナントは来た道を戻ろうとする。すると…。

 

「…誰…?」

 

後ろの牢屋から声が聞こえた。

 

「調べ忘れるところだった…。ん?君は…。艦娘?」

 

「うん…。まるゆだよ…。」

 

「俺はドミナント。吹雪知らない?」

 

「吹雪…?」

 

「同じ艦娘だよ。…と、その前に一ついいかな?」

 

「?」

 

「そんな牢屋の中で何しているの?」

 

ドミナントが聞くと…。

 

「……。」

 

まるゆは顔を伏せる。そして、目の縁に涙が溜まっていた。

 

「…何かあった?」

 

「まるゆ…、訓練に失敗しちゃって…、怒られて…、資材を無駄にしたって…。」

 

まるゆは涙声になる。そして、ドミナントがまるゆの格好にやっと注目する。

 

「…大破しているようだが…。入渠はしないのか?それに、腹も減っているようだが…。」

 

「訓練に失敗しちゃったから…、ご飯も1日一食だけど…、たまにゴミを漁ることもある…。あきつ丸が頑張ったけど、第4佐世保の提督を殺せなかった…。でも!あきつ丸のことは責めていないよ!あきつ丸のおかげでまるゆは入渠できたんだから…!むしろあきつ丸は私のことを思ってくれているんだから…!」

 

「…は?」

 

ドミナントは心の底で怒りの感情が出るのを感じた。

*1
じんぶ

*2
きんし

*3
そうぜん

*4
にっとう

*5

*6
たお

*7

*8
こ〜こ

*9
いづこ

*10
くに

*11
まま

*12
だいたん

*13
ばんだ

*14
さくら

*15
やまと〜おのこ

*16
さんぺいせん




上の脚注のところは気にしないでください。読み方をふろうとしましたが、やり方がわからなかったので…。
軍歌を歌いながら登場。ドミナントは当然こう思うはず…。
コイツら病気だ…。
と。啓蒙が足りない。

登場人物紹介コーナー
黒いヘリコプター…大郷少将専用兵器。『陸軍航空の歌』を歌いながら体勢を立て直していた。少し特殊なヘリコプターであり、片腕がない代わりに、ない方の場所からヘリコプターに神経を繋いでいる。そのため、普通のヘリコプターよりかは使い勝手も良い。
スナイパー…樫本少将専用武器。狙撃銃。反動も威力も飛距離も異常。それを扱える樫本少将がすごいのだ。『雪の進軍』を構える準備からスコープを覗くまで歌いながらセラフたちを狙っていた。
ショットガン…仁志少将専用武器。散弾銃。説明は仁志少将直接。『歩兵の本領』を歌いながら、暗闇で狙っていた。

「長門コーナーだ。」
「今回は私です。」
「教官だな。名前はセラフなんだが…、正式名称は…。」
「ナインボール・セラフです。AC(アーマードコア)をしていて知らぬ者はいないはずです。」
「そうか…。…セラフも飛べるのか…?」
「もちろんです。演習では飛んだことがありませんが…。」
「やはり…。…性能も化け物なのだろうな…。」
「化け物って…。極々普通ですよ。」
「そちらの世界ではな。私たちの世界ではとても恐ろしいぞ…。そうだな…。例えれば、私たちは生まれたばかりの赤子で、そちらは武装した大人の軍人だろう。」
「あまり例えの意味が分かりませんが…。近いものですね。」
「まぁ、例えなどどうでも良い。そちらの性能を知りたいんだが…。」
「性能ですか…。…引きますよ?」
「前回で慣れている。」
「分かりました…。知っての通り、私はAIです。」
「そうだったな…。」
「あなたは知らないかも知れませんけど、私は“イレギュラー”を排除するために作られました。」
「イレギュラー?…異常のことか?」
「はい。企業によるバランスを破壊する力を持つ者…。つまり、こちらの世界の絶対的強者…。所謂、化け物です。」
「…私たちにとってはそちらの世界出身だけでも化け物だ…。」
「私の他にも『ナインボール』は何十機もいます。姉妹か兄弟かは分かりませんが。そのナインボールが対処しきれない時、私は作動します。」
「ナインボール…。一瞬寒気がしたな…。教官みたいな奴がうじゃうじゃいるのか…。」
「その化け物を倒すために作られたAI…。それだけでも十分に強さは分かりますよね?」
「…ああ。」
「沢山の“イレギュラー”を排除してきました。…でも、全て私の意思ではありません。」
「?どういう意味だ?」
「私は…。…その時は操られていたんです。操り人形だったんです…。ネストの。」
「ネスト…?」
「知らなくて良いことです。あんな吐き気がするゴミ言葉なんて覚えなくても良いです。」
「すごい嫌悪しているな…。」
「当たり前です。あんな非人道的なことまで…。やりたくもないことをやらせたんですから。」
「聞きたくもないな。」
「ある日、心が死んだ私の元へ吐き気のするゴミが命令してきたんです。」
「何をだ?」
「ある者がそちらに行くから、排除しろと…。」
「?普段と変わらなさそうだが?」
「情報によると彼は『ナインボール』に家族を殺されたらしいんです…。」
「……。」
「…まぁ、様々な任務をこなしたので、私がしてしまったのかも知れませんが…。その後、吐き気のするゴミのプログラムの一部…ラナ・ニールセンと呼ばれている嘘の塊が、ハスラー・ワンと呼ばれている殺人鬼と共に私の中に入り込んできたんです…。」
「吐き気のするゴミ以外になんか来たぞ…。」
「嘘の塊と殺人鬼も自身の意思なのかはわかりませんが…。でも、私は謝られるまで許しませんし、嘘の塊と殺人鬼が操られていたなんて信じません。…つまり、その人たちと同じ音声ではありません。」
「それを言うためにこんなに説明したのか…。」
「彼が来る直前に…。その嘘の塊と殺人鬼の音声が私の中から無くなったんです。そして、この世界にいました。吐き気のするゴミの執念深さのせいで来た時は動けもしませんでした。でも、ドミナントさんのおかげで何とかなったんです。さらには優しく面白い仲間たちのおかげで、今のような幸せな生活を送ってます。」
「…そうか。なら、この世界にずっといると良い。」
「そう言ってもらえると嬉しいですね。」
「ふふふ…。…そうだ、性能…。」
「分かりました。私はジナイーダさんのような『AC』ではありません。」
「AIだろう?」
「それだけではないんです。そのACを独自にカスタマイズ…性能を底上げした異常なパーツの塊です。ですからACより少し大きいんです。」
「そ、そうなのか…?」
「はい。AC化…ではありませんが、こちらのワードの方が混乱を招きにくいですからね。」
「ついていけないな…。そんな似たようなワードばかりでは…。」
「ですよね?まぁ、そのAC化をしたときにある、背中についている両方の変なのがありますよね?」
「あるな。」
「これは巨大なヴァリアブル・フライトユニットです。これでロックオンサイトに捉えにくいほどの高機動性を得られます。」
「……。」
「さらには、飛行形態と呼ばれる形態への移行も可能です。」
「飛行形態…?」
「空中での不規則な動き、さらなる高機動を得られます。ACのオーバードブースト(OB)でも追従は困難です。」
「うわ…。」
「引いてますね?武装はそのフライトユニットの中に垂直ミサイル、右腕部内装はチェーンガン、左腕部内装はプラズマキャノン、さらには両手にレーザーブレード(所謂、スターウォーズの例の剣)を持ってます。もちろん、光波(ブレードを振った時、振った範囲外に飛んでくる感じ)も出ます♪…演習では右腕部以外使いませんけど。」
「右腕だけで私たちの相手をしていたのか…?」
「そうしませんと、可哀想ですし…。」
「…まぁ、泣くな。いや、大泣きだ。」
「ジナイーダさんとは良い勝負をするくらいです。11戦5勝…。艦娘たちの休みの日に演習場で勝負をしますが…。少し負けてますね…。次は勝ちます。」
「…まぁ、休みの日でさえも演習場へ行く物好きはいないと思うしな…。」
「たまに三日月さんが来ますよ?彼女、私たちの技術を吸収しているようで、日に日に強くなってますよ?」
「そうなのか?…まぁ、クリスマスにすごいものを手に入れたって自慢して来たしな…。」
「アレは反則級装備なので、ゲームには一切登場してません。」
「注意書きありがとう。…そろそろ次回予告だな。」
「そうですね。長くなりましたし。」
「新しい発見があったな。…知りたくもない情報も。」
「装備のことですか?」
「そうだ。…まぁ、次回予告を頼みたいな。」
「わかりました。次回、第185話『紫のヒーロー』ですね。…ん?紫のヒーロー…?…ジナイーダさん以外に思い浮かびません…。というより、私はなんなんでしょうか…?赤い熾天使…?…自分で言うのもなんですけど、そのまんまですね…。」

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