ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい、やってきました。18話。少しアレな感じになります。ドミナント…いつになったら提督になるんでしょうね…。はい、ではあらすじに行きたいと思います。えっと…今日は…誰だっけ?
「ブーン!」
うわっ!?AMIDA!?で、出来るのか?
コクコク。
そ、そうか、なら任せる…

ブーン
ブーンブーンブーンカサカサブーンカサブーンブーンカサカサカサカサカサブブーンブンガサカサブーンブーン…。
うん、訳がわからん。


18話 ここが…この場所が…私の魂の場所よ!

……これでよかったんだよな…。

 

そう思うドミナントは、提督が出て行ったドアを見ている。

 

……これで…よかった…のか…?

 

そう考えていたドミナントだが、声がかかる。

 

「追いかけないのか?」

 

先輩神様はドミナントに問う。

 

「ああ。俺には追う権利がない…。俺はアイツを振ったのだからな…。」

 

「そうか…。」

 

先輩神様は呟く。そして…。

 

「おりゃーーーー!!」

 

「グハアッ!?」

 

先輩神様が飛び蹴りをしてドミナントが倒れる。

そして、ドミナントの胸ぐらを掴む。

 

「いいか!よく聞け!あいつは“連れ去って”と言ったんじゃ!つまり、あいつは自分の世界の何兆という人間を捨ててまでたった一人のお主を取ったのじゃ!そして“趣味じゃない”だと!?いくら嘘でもそれは言ってはいかん!それに追わない、権利がないから?泣いて出て行った乙女にそれは絶対にしてはいけないのじゃ!…迷惑をかけたくない?それはわかるが、あいつの気持ちを考えたのか!?」

 

そう言ったあと、胸ぐらを離す。

 

「お主はあいつの…あの子の気持ちを……ちゃんと考えたのか……?」

 

先輩神様は歯を食いしばりながら涙を流す。

 

……。俺だって考えたさ…。でも、どうしようもないだろう…。

 

そうドミナントが思っていると、声が聞こえてきた。

 

(ヘタレ)

 

…?

 

そこには妖精さんがたくさんいた。置物のようにいたから気がつかなかった。

 

(……。ずっと見ていたのです…。)

 

(権利?神様だから?そんなもの関係ないのです。)

 

(神様も女の子です。女の子を泣かせるのは一番してはいけないのです。)

 

(あの告白を受けて、あの断り用…地獄行きですね。)

 

(どうしようもない?それはお前が諦めて言い訳をしているだけなのです。)

 

(本当にあの子の気持ちを考えていたのなら、一択しかなかったはずなのです。)

 

(これでよかった?そんなわけないのです。それはお前が一番よくわかっているはずなのです。)

 

妖精さんが思い思いのことをドミナントに言う。そして、一人の妖精さんが呟く…。

 

(行くのです…。)

 

「えっ?」

 

(((((追いかけるのです!!!)))))

 

今度は全員が鬼の形相で怒鳴り、武器を取る。馬鹿でかいスパナだったり、機関銃だったり。

 

「……。わかった。ありがとう。」

 

ドミナントはそう言った後、走って提督を追いかけるのである。

 

…………

 

「うぅ…ぐすん…。ふぇぇん…。」

 

鎮守府の敷地内、森の中の開けた場所に草原が広がっている。ここからは、海が見えたりする。そこに一人で泣いている少女がいた…。彼女は提督。ドミナントに振られて泣いていた。そこに…。

 

ガサガサ…ガサガサ…

 

草むらが揺れる…。

 

「……?ドミ…ナント…?」

 

「いえ、私です。」

 

セラフがいた。提督は、涙を拭き、元気に答える。

 

「やあ!セラフ!どうしてここにいるの?」

 

「この前フラフラしていたら偶然ここを見つけまして、ここにいたらなかなか気持ちが良かったので。」

 

セラフは笑顔で答える。

 

「そうなんだ!じゃぁ、私はここにいたら邪魔だよね!それじゃぁ…。」

 

笑顔でそう言って提督は立ち去ろうとするが…。

 

「待ってください…。」

 

「……。」

 

セラフが真面目な顔をして呼び止める。

 

「何かあったんですね…。あなたのその顔、初めて見ました…。」

 

……いつもの笑顔のつもりだったんだけどなぁ…。

 

「……。何があったか話してもらえませんか?話したら楽になることもあります…。力になれないかもしれませんが、助言したり、寄り添ったりすることができます。だから…。」

 

セラフは提督に話しかける。

 

「……。誰にも言わない?」

 

提督が言う。

 

「もちろんです。」

 

セラフは優しく答える。

 

「実はね。ドミナントに告白したら…ね…。振られ…ちゃってね…。そして…ね……」

 

提督はだんだんと涙声になっていく…。そしてゆっくり話した。自分が神様だということを、仕事があることを、いつの間にかそういう感情が芽生えたことも…。その度に、セラフは何も言わずにただ頷いてくれた。そして話終わる。

 

「……。そんなことがあったんですか…。」

 

神様は頷く。セラフはゆっくりと言う。そして…。

 

「私は…どうすれば良いのかわかりません…。答えがわかりません。…でも、私はこう思います。神様は人と同じなのでは?…と。話を聞く限りだとあなたは人間です。恋をしている乙女です。なのに、神様の枠組みに入れられて恋することも出来ない。それはあなたが望んだことなのですか?他人に“天界が自分の居場所”と言われて納得していないのなら、そこはあなたの居場所ではありません。自分の居場所は自分で決める。それが私の思う“自由な神様”だと思います。あなたは…どうなんですか?」

 

そう優しく言ってセラフは神様の言葉を待つ。

 

「私は…もっとこの世界にいたい。ドミナントやセラフ、主任やジナイーダ、AMIDAともっと一緒にいたい!家族のようになりたい!!ここが、この場所が私の魂の場所!!」

 

そう叫ぶ神様。セラフは微笑む。

……AMIDA?

セラフは思うが、気にしないことにした。

 

「家族…ですか…。」

 

「そう!家族!!」

 

「家族…賛成です。」

 

そんなことを言っているうちに、ドミナントが来た。

 

「ハァ…ハァ…。……。神様。さっきはすまなかった…。全然お前の気持ちを知らずに…。……どうだろう…一緒に来ないか?どこか遠く…世界の果てまで。」

 

ドミナントの信じられない言葉に神様が元気になり、嬉し涙を流す…。

 

「…!?あり…がとう…。なんか…幸せ……。」

 

神様が満面の笑みで倒れ、気絶する。

 

「すごいですね〜。そんなことを言うなんて…」

 

セラフがドミナントを睨む。

……私だって…好意を抱いています…。

セラフはそんなことを考える。

 

「うおっ!?セラフ、居たのか!?すまない…気づかなかった…。」

 

ドミナントは謝る。そして…。

 

「……。セラフ、すまないが一つ最後に頼みたいことがある…。ジナイーダと主任に俺が旅立ったことを伝えて欲しい…。」

 

ドミナントが真面目にいうが…。

 

「はぁ…。何を馬鹿なことを言っているんですか…。私たちはもう家族なんですよ?どこか行くときも、死ぬときも一緒です。ですよね?皆さん?」

 

そう言ってセラフは辺りを見回す。すると…。

 

「なんだ…バレていたのか?気配を殺したつもりだったんだがな…。」

 

そう言いながら、ジナイーダが空から現れる。

 

「隊長。仲間はずれは良くないなぁ〜、俺も入れてくれないと。」

 

愉快な感じで主任が草むらから出てきた。

 

「!?お、お前ら…。」

 

ドミナントは一瞬驚くが、すぐに嬉しそうな顔をして…。

 

「そうだな…俺らはもう家族なんだからな…一緒に行くか!」

 

そう言ってドミナント御一行は神様を背負い、行こうとするが…。

 

『待つのじゃ。』

 

声が聞こえる。その瞬間に光輝き、先輩神様が現れた。全員戦闘態勢に入る。

 

「どこに行くのじゃ?」

 

先輩神様はドミナント御一行に問う。

 

「俺たちは…今からこいつを連れて、世界の果てへ行く…。」

 

ドミナントが警戒しながら言う。

 

「それは出来ぬのぉ…。」

 

先輩神様は言う。

 

「どうしてもというなら…力づくで行きますよ?」

 

セラフが危ない発言を言う。そして…。

 

「ほう…それは面白そうじゃのう。やってみせい。」

 

そう言って、武器を取り出した。

 

「そんな武器で…私たちに勝てるとでも…?」

 

ジナイーダが言う。そう、先輩神様が取り出したのは槍である。しかし、少し特殊で、先が4つに分かれている。

 

「もう勝った気でおるとは、舐められたものじゃ…。」

 

そう言って槍を振り回し、構える。その振り回しだけで暴風が巻き起こる。

 

「ギャハハ!ねぇ、アレやばいんじゃない?」

 

主任が笑いながら言う。そして…。

 

ザッ!!

 

先輩神様が目にも留まらぬ速さで地面に線を書く。

 

「この線から先が…あの世じゃ…。」

 

先輩神様は鋭い殺気を出す。

 

……くそっ…俺ら4人で一斉に攻撃しても、勝てないくらい強いな…。

 

「……。」

 

ドミナントは攻略法を考えるが…。

 

「お主らがここでの仕事を終えるまで…どこにもいかさんぞ…。」

 

先輩神様が言う…。

 

……ん?なんかズレてない?聞いてみよう。

 

「あの〜…」

 

「なんじゃ?怖気付いたか?」

 

「いや、あなたはこいつを連れ戻しに来たんじゃないんですか?」

 

「?違うぞ?お主らが勝手に仕事を怠けて逃げようとしていたり、お主の鎮守府が出来ているにもかかわらず、世界の果てへ行くと、馬鹿なことを言っておったからじゃ。」

 

「え?じゃぁ、こいつは?」

 

「あぁ、後輩のことか。そいつは、お主のためなら神を辞めてもいい、お主と家族になりたいと本気で叫んでおったからな…。じゃから、妾もその世界を手伝ってあげることにしたのじゃ。」

 

先輩神様は笑顔で言った。

……いい先輩じゃないか…。そういう人は絶対に大切にした方が良い。あとで神様に言っておこう…。

 

「そういうことだったんですか〜…どうやら双方とも勘違いみたいでしたね。」

 

セラフが警戒を解く。

 

「?そうじゃったのか?妾が連れ戻しに来たと勘違いしたのか…。それはすまなかったのぉ。」

 

先輩神様も武器をしまう。

 

「よし、それじゃぁ、仕事を終わらせて、新しい鎮守府へ行きますか!」

 

そうドミナントが言い、仕事を終わらせて新たな鎮守府へドミナント御一行は行く。




はい、ついにドミナントが提督になります!神様救いエンドですね。他にも、死亡ルートや、ヤンデレルート、大人の階段登るルートがあったんですが、色々複雑なのでハッピーエンドにさせてみました。
登場人物紹介コーナー
先輩…神様。超一流の槍使い。例えレイヴンの装甲でもバターのように切ることが出来る。ブレードも切ることが出来るほど…。頑張る人や、後輩には優しい。一定値を超えるとドM。
ドミナント御一行…少女神様も加わり、5人になった。
次回!第19話「これが…俺たちの鎮守府?」お楽しみに!
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