ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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来たか…長光少将…。
「そうね。素手で私たちを倒した…。」
いや、でも彼結構可哀想なんだよね…。作ってて嫌になったもの…。
「まぁ、そうよね…。」
ジナイーダとどんな勝負をするのか…。
「楽しみね…。と、今回のゲストはこの子よ。」
「Hi! 私の名前はJanus!」
ジェーナスですね。今回は悪戯されないようにすぐにあらすじ始めて。
「眠いから省略するわ…。」

アラスジー…
皆んな寝てる。

省略しすぎぃ!


191話 vs長光少将

…………

広間

 

(BGM ACSL『Artificial Line』)

 

ガギンッ!ガギッ!…!

 

鉄同士のぶつかり合う音がする。

 

「ふんっ。」

 

「……。」

 

ジナイーダと長光少将が戦っているのだ。

 

ガギン!ガガガガガガ…!

 

二人とも連打連打連打連打…。そのうちに…。

 

ガキィンッ!

 

バチバチ…。

 

カウンターを繰り出し、長光少将の右腕が宙を舞う。

 

「…両腕をなくした。もう戦えないはずだ。降参しろ。」

 

「……。」

 

ジナイーダが冷たく言い、長光少将が目を軽く閉じたと思ったら…。

 

ギンッ!

 

目を突然開ける。少し何か変わった気がする。すると…。

 

バチバチ…ガシャァン!ガシャァン!

 

「!?」

 

「……。」

 

肩から電気を走らせ、落ちていた両腕を腕にまたくっつけた。

 

「なるほど…。確かに他とは違うな…。」

 

「……。」

 

長光少将が拳を構える。黒い何かに覆われて、西洋の鎧のようになっている。特徴は、頭から二本の角くらいだ。

 

「仕方ない…。このままでは拉致が開かないからな。悪いが手加減の出来ない性分だ。」

 

「……。」

 

ジナイーダがYWH16HR-PYTHON(ハンドレールガン)、CR-WH01HP(リボハン)、RAMIA2(パルス)を手に取ったり、積んで構える。

 

「速攻で終わるが…。悪く思うな。再生する相手とは戦ったことがないのでな。」

 

「……。」

 

そして…。

 

ギュィィィ…ズガァン!

 

ハンドレールガンを撃つ。

 

バッ!

 

長光少将が何とか避けるが…。

 

「遅い。」

 

「……。」

 

ガギャァン!!

 

すごい速さのジナイーダに背後を取られ、リボハンを撃たれる。そして、頭が粉砕する。

 

バチバチ…。

 

いくら強化された機械だとしても、所詮はこの世界のもの。1発で致命傷だ。だが…。

 

バチバチ…シュゥゥゥ…。

 

薬のおかげで再生者なのだ。破損した頭部もみるみる再生される。

 

……こいつは機械だが薬が効いている辺り、生身の…、人間の部分があるはずだ。考える力があるあたり、脳がまだ人間だろう…。だが、頭を吹き飛ばしたが、変化が無かった…。身体のどこかか…?

 

ジナイーダが分析する…そして…。

 

パシュゥパシュゥ!

 

パルスを二回撃つ。だが…。

 

バッ!ヒュンッヒュンッ!

 

飛び退きながら見事に避ける。空中で回避など常人には出来ない芸当だ。

 

「…なるほど。どうやら、それなりには戦えるか…。」

 

「……。」

 

「この距離だと避けられるか…。接近戦に気を付ければ、対処できる。」

 

ジナイーダが言うと…。

 

ビキビキ…ギュンッ!

 

長光少将が思いっきり地面を蹴り、一気にジナイーダに近づいた。が。

 

ドガァン!

 

普通にリボハンで撃たれ、吹っ飛ぶ。

 

「……。」

 

「無駄だ。お前より速いやつは見たことがないが、どこを狙っているかすぐにわかる。見えなくてもカウンターは可能だ。戦場を知らないひよっこに負けるわけがない。」

 

吹っ飛んでいる最中にジナイーダに言われた。

 

ザザッ…ザー…

 

「よか…た…。」

 

ザ…ザーー…

 

……あの時…の…記憶…。やめ…ろ…。やめて…くれ…。…嫌…だ…。誰か…早く見つけてくれ…。早…く…。負け…ない…。…負けられ…ない…。仇を…仇を…。よくも…。

 

ドガァ!

 

壁にあたり、壁が崩れて煙が舞う。

 

「……。!?何をしている!?」

 

「……。」

 

煙が晴れたと思い、見てみたらそこには多くの薬を食べている長光少将だった。

 

ドグン…!ドグン…!

 

身体が完全に人間とはかけ離れた姿になり、見るものを恐怖させる。そして、ゆっくりとジナイーダの方を向く。

 

「…何を…!」

 

ドガァァァァァン!!

 

「グフッ…。」

 

長光少将が一瞬で、瞬間移動したかの如く速さで近づき、思いっきり殴ったのだ。ジナイーダは堪らずに声を上げる。

 

『コア破損。脚部損傷。残りAP60%。』

 

ジナイーダの頭の中に無慈悲な機械の言葉が響く。

 

……なん…だ…?今のは…?速すぎて反応できなかった…。あの薬を多く飲んだせいで異常なまでに身体能力アップしたのか…?…だとしたら、こいつはあと2分くらいで死ぬな…。1発殴られただけで約3分の1の体力を持っていかれた…。あいつの身体能力は何倍まで膨れ上がったんだ…?

 

ジナイーダは長光少将を見る。明らかに人間ではない何かだ。

 

「……。」

 

「…お前の生身のところはどこだ…?」

 

ジナイーダが聞くが…。

 

「……。」

 

答えない。そして…。

 

ピッ!ドガァァァン!!

 

また消えて、ジナイーダを攻撃する。

 

「くっ…。」

 

『右腕部損傷。残りAP30%。』

 

またも無慈悲な機械音が頭の中に響く。だが…。

 

…ゴフッ…ビチャビチャ…ガシャァァン…

 

「!?」

 

長光少将は血を吐き、倒れ、元の姿に戻る。塗装が完全に剥げ、鉄の塊に。身体が耐えきれなかったのだ。

 

「…このような決着…。不本意だが…、勝ちは勝ちだ。…かなりの体力を持っていかれたがな…。」

 

ジナイーダは死んだかどうかをしっかりと確かめる。

 

「…内臓…こんなところにあったのか…。」

 

長光少将の内臓は下半身と上半身の繋ぎ目みたいな場所にあった。周りは硬い鋼鉄で守られている。だが、ジナイーダがそれを見た途端…。

 

ガチ…ガジジジジ…!

 

「!?」

 

長光少将が突然動き出したのだ。完全に死んだわけでは無かった。

 

「……。」

 

「……。」

 

だが、もう瀕死の状態。立てもしない鉄の塊だ。

 

「……。」

 

だが、必死に起き上がろうと何度も身体を動かす長光少将。そこで、疑問に思ったことを聞く。

 

(BGM ACOS20thAB[オリジナルサウンドトラック]『reminiscence』)

 

「…お前たちはなぜそこまで陸軍にこだわる?」

 

「……。」

 

それを聞いて、長光少将は止まる。しばらくして、壁の方をゆっくりと向く。すると…。

 

ピピピ…ピュンッ。

 

目から映像を映しだした。

 

「…これは…お前が見た光景か?」

 

ジナイーダは見ている。壁に映し出されたその映像を。

 

『ほら〜。こっちだぞ〜。』

 

『待てー。』

 

「…映っているのはお前の友人か?」

 

『ワン!ワン!』

 

『お帰り。学校どうだった?』

 

『面白いテレビ番組がやっているぞ。』

 

『お兄ちゃん!ゲームしよ?』

 

「…お前の家族か?」

 

『君は仕事ができるな。おめでとう。明日から君は部長だ。期待している。』

 

『パチパチ…。』

 

「…お前は会社員だったのか…?」

 

『郵便でーす。』

 

「…同窓会…?」

 

『やぁ、久しぶり。元気だったか?』

 

『俺はあれから歳をとった。嫁もいる。お前は?て、妹も連れてきたのか?同窓会だぜ?全く…。』

 

「…海が近いな…。まさか…な…。」

 

『ワー!キャー!』

 

『ドガァァン!』

 

『ニンゲン…!コロシテヤル…!』

 

『ぎゃぁぁぁ!グボハ…。』

 

『グバァ…。』

 

「…食われたり四肢を引き裂かれたり、血飛沫が上がっている。お前の友人もか…。悲惨な光景だな。」

 

『助けてくれ!グァァ…。』

 

『ドガァァン!』

 

『た、助けて…お兄…きゃぁぁぁ!?』

 

「妹は腕を食いちぎられ、倒れたか…。だが、生きているな。早く止血をしないと死ぬな…。」

 

『ドガアアアン!!』

 

『ドサ…。』

 

「お前は砲弾を食らって倒れたか…深海棲艦?の姿を見ているな。あたりが血に染まっている。殺されていく人たちを見ているな。画面がぼやけているあたり、自分の無力さを恨み、涙を流したか…。」

 

『発見しました!砲撃用意!撃てーー!』

 

『ドガァァン!』

 

『ギャァァァ!』

 

『グァァァァ!』

 

『ドガァァン!』

 

「乱闘だな。こんな場所で。…海岸の街が火の海か…。…お前の家も…両親の家も火で燃え、辺りには沢山の人間の死体。砲撃の嵐…。地獄絵図だな。」

 

『ドガァァン!』

 

『最後の深海棲艦!やりました!』

 

『では次!生存者の確認!』

 

『はい!…うっ…。』

 

『見たところ…生きていない…ですね…。生存者…0…。』

 

『遅かった…。でも、あなた方の仇は取りました。…安らかに眠ってください…。』

 

「…しっかりと一人一人を確認していないな…。」

 

『帰りましょう。提督に報告です。』

 

『やっと帰れる!早く帰って、遊びたい。』

 

『そうですね。疲れましたし、帰りましょう。』

 

「…艦娘が帰っていくな…。」

 

『…お兄…ちゃ…。そんな…身体で…生きてる…の…?』

 

「血が止まっていない…。お前はどんな体していたんだ…?…手を伸ばしているな…。」

 

『…私…?…もう…無理…みたい…。目の…前…が…暗い…し…。…でも…最後…に…お兄…ちゃん…を…見れ…て…よか…た…。』

 

「死ぬ時笑顔だと辛いな…。…ん?画面が真っ黒に…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふざけんな

 

 

 

 

 

 

…ふざけんな…。

 

何故親は死んだ?

 

何故妹は死んだ?

 

俺が守れなかったせいか…?

 

 

 

 

 

 

あいつらがちゃんと生存者を確認していれば、助かっていたかもしれない。

 

俺の身体が何とか機能できていたかもしれない。

 

俺が話すことや、動くことが出来たかもしれない。

 

あいつら、この無惨な光景を見てなんて言った?

 

遊びたい?

 

疲れている?

 

 

 

…ふざけんな…。

 

 

 

ふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんな!ふざけんな!!ふざけんな!!!ふざけんな…!!!

 

何故もっと早く来てくれなかった!?

 

何故…、何故しっかりと確認してくれなかった…!?

 

何故…俺は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…守ってやれなかった…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これだけ言葉ではなく書かれていた。長光少将は分かっているのだ。艦娘に対する憎悪は無力な自分からきたものなのだと。責任を押し付けているだけなのだと。やるせない気持ちを艦娘のせいにしているだけなのだと…。

 

「……。」

 

『…うわっ。ここが現場か…。こりゃかなりの異臭だな…。陸田中将、どうしますか?』

 

『どうするって…しかも!異臭と言うな!ここは本来我々が守るべき国民がいた場所なのだぞ!丁寧に扱え!』

 

『わ、わかりました。…腕がないな…。食べられたのか…。こっちは攻撃を食らって、バラバラだな…。…こっちは生きてなさ…。!?生きている!?陸田中将!生存者です!』

 

『何っ!?生存者は0の筈だ!』

 

『こちらです!』

 

『海軍め…。いい加減な仕事をしたな…!』

 

「この顔はさっきの…。」

 

『君!大丈夫か!?て、そんなわけないな!救急班!早く来い!』

 

『…生きているんですか…?』

 

『頬の先がなく、手足も千切れる寸前で内臓が少し外に出ているが、しっかりと生きている!』

 

「お前はそんな体をしていたのか…。」

 

『そんな体では仕事に支障が出る。解雇命令が出された。すまない…。』

 

「……。」

 

『本日も、災害時に艦娘が協力したことが讃えられその後の様子が……。』

 

『バリィィン!!』

 

[あんなに人が死んだのに何も変わらねぇのかよ…。…何が艦娘だ…。あんな奴ら…。深海棲艦も…艦娘も所詮は同じだ…。いい加減な仕事をして、妹を…俺を殺したくせに…。]

 

「……。」

 

『コンコン…ガチャ。』

 

『…覚えているか?陸田だ。様子を見に…。…やはり、荒れているな…。…そんなに睨むな。…テレビを壊したか。艦娘だろう?…やはり。あいつらはいい加減な仕事しかしない。職も解雇されただろう…。どうだ?陸軍に来ないか?…あいつらと同じ仲間?そんなわけないだろう。我々陸軍も、深海なんとかを倒して英雄呼ばわりされている艦娘や海軍のせいで肩身が狭い。むしろあいつらとは対立している。…話せないのだったな。紙だ。』

 

[そこに行けば、あいつらに復讐できるのか?]

 

『可能だ。妹や親の仇も取れるぞ。』

 

[なら、そこで働かせてください。]

 

『良いだろう。明日迎えに来る。…それと、一つ君に良い知らせがある。』

 

[?]

 

『君に手術を行う。もちろん、失敗はせん。肉体を機械にするんだ。そうすれば、身体も自由に動けるようになる。話すことは…。正直に話そう。話すことは出来ない。まだそこまで技術が進んでいないのだ。研究費も足りなくてな…。』

 

[それでも良い。改造してくれ。そして、あいつらに対抗できる力を…。]

 

『期待して待っていると良い。それでは明日。』

 

ザザ…

 

「…これで終わり…か…。だから陸軍になったのか…。」

 

「……。」

 

「話せないのか…。…お前が私たちに憎む気持ちもわからなくもない。」

 

「……。」

 

「…だが、お前の妹を生き返らせることは出来ない。」

 

「……。」

 

「…言い訳に聞こえるかもしれないが…。私の格好を見ての通り、私は異世界から来た。そこは企業が絶え間なく争い、戦場と化している世界だ。私の家族は兄以外にいない。記憶の中では既に死んでいるからだ。私は兄のことを尊敬している。その兄も傭兵として、戦場を駆け、依頼達成率100%の実力を持っていた。だが、「赤い星」の恋人もいて、私には構ってくれず、日々金を貰うだけの毎日だ。その中で、私に声をかけてきた友人がいた。そいつは、ある兵器を長い眠りから起こしてしまい、その戦争を終わらせざるを得ない状況にしてくれた。家族同然に思っていた。…だが、ある日そいつは裏切られて死んだ。私もお前と同じような状況だった。私は変わったさ…。仇をうつために…。ある日、ある傭兵が裏切りを本業としている情報を耳にした。そいつは、私の兄を模している奴だ。そいつを追っている矢先、ある奴に倒された。絶望したさ。自身の手で仇を打てなかったことに。しかし、その反面、私はただひたすらに強くあろうとした…。そこに私の生きる理由があると信じてきたからだ。でも、この世界に来た時、ある奴にこう言われたよ…。『死んだ友人はそれを本当に望んでいたの?』と…。あいつは私に危険なことをして欲しくないと言っていたのに、私は傭兵として日々死と隣り合わせに生きてきた…。あいつが本当に望んでいたことは仇をうって欲しいことではなく、常人として生きて欲しかったのだろう…。…つまり、何が言いたいかというと、お前の妹は仇を討つことを望んでいるのか?だ。」

 

「……。」

 

「…所詮は他人の言うことで、お前の価値観とは違う。肉親が死んだわけでもない。だが、私が思うに、お前の妹も同じようなことを望んでいたんじゃないか?」

 

「……。」

 

それを聞いて、長光少将は静かに目を閉じた。そして、思い出していた。家族や、妹、友人と過ごした日々を…。そして、復讐を望んでいるのか…を…。

 

「……。」

 

「…?」

 

長光少将は地面に指で書いて…いや、削っていた。

 

[お前…いや、ジナイーダはその時何をした?]

 

「私はお前と同じように、疑われる人物を探した。そして私は殺し続けたさ。」

 

[結局、見つかったのか?]

 

「ああ。だが、ここに来る前には死んでいたと聞いていた。その時傭兵(レイヴン)とはなんなのか分からなくなった。ひたすらに強くなれば分かると思っていた。」

 

[そうか…。…お前も同じ『妹』として聞きたい…。こんな兄でも受け入れてくれるか…?]

 

「それは分からないな。私はお前の妹ではない。」

 

[そうか…。]

 

「だが…。」

 

[?]

 

「どんな兄でも、そいつは妹だ。切っても切れない縁なんだ。必ず受け入れてくれるさ。…だが、このままでは兄としてかっこ悪いと思うがな…。」

 

[……。]

 

「しっかりしろ。あ…お、…お兄…ちゃん…。」

 

ジナイーダの精一杯の励ましだった。

 

[……。]

 

そして、その励ましはしっかりと届いていた…。長光少将は、今は亡き妹の面影と重なったジナイーダに少し驚いていた。涙は流せず、表情も変えることが出来ないが、しっかりと伝わっていた。

 

「なんだ!?」

 

[…いや、なんでもない。…それより、この鉄の体の右足のももに箱がある。それの中身を持っていけ。]

 

「…?…こ、これは…。」

 

[早く行った方が良い。あきつ丸…だったか?そいつを早く助けに行かないと危険だ。]

 

「…わかった。お前は…。」

 

[俺は劇薬を飲みすぎて長くない…。ここで死ぬさ。最後に…誇れることは出来たか…?]

 

「…ああ…。」

 

[そう…か。]

 

シュゥゥ…ゥゥ……。

 

そして、長光少将はただの鉄の塊となった。

 

「…お前も立派だったよ…。」

 

そう言い残し、ジナイーダは走って行った。




長光少将…。

登場人物紹介コーナー
長光少将…ながみつしょうしょう。艦娘への憎悪は彼が一番。武器を使わず、拳のみで戦うファイター。全身機械のサイボーグで、薬なしでも強い。その拳はいともたやすく分厚い鋼鉄の扉を破るほどだ。まぁ、全身機械だが、この世界では物凄く上質。陸軍の科学力がどのくらいなのかを表すには十分。だが、その機械の性能だけに頼らず、頭を使い、冷静な判断も含めて強いのだ。
劇薬…一定期間のために命を削る諸刃の剣。飲めばたちまちパワーアップ。人ならざる者にもなることが可能。大昔の技術を真似したが失敗。これがその産物。

「長門コーナーだ。」
「……。」
「今回は長光少将だったな。」
「……。」
「…!そうか。話せんのだったな。なら、私が説明しよう。」
「……。」
「頷いている…。容姿は陸軍の帽子を被っているな。無表情だ。その地位に似合った服を着こなしている。髪の色は黒か。真っ白な手袋をはめている。…くらいか。」
「……。」
「性能に関してだが…。」
ガギャァァァァァン!!
「……。」
「なるほど…。15トンのパンチと見た…。」
ビュンッ!
「……。」
「ほう…。時速250km近い速度の蹴りだな…。20トン近くあると見える…。」
「……。」
「それくらいか…。話せないのは不便だな。…私に恨みはないのか…?」
フルフル
「……。」
「…そうか…。…艦娘代表として謝る…。すまない…。」
フルフル
「……。」
「…謝っても戻ってこない…そう言う目をしているな…。」
「……。」
「…次からはこんなことが二度と無いように努力をする…。すまない…。」
「……。」
ポン
「…?…頼んだぞ…か。」
コクリ
「……。」
「ああ…。次回、第192話『まるゆ…?』だ。何か違うのか…?」

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