ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「丁度良いタイトルがないのかしら?」
いや、あるけど…。いつか使うかも知れないタイトルが…。
「へー。」
てか、投稿が遅れているのタイトルのせいだから。文章は完成してるから。
「タイトルって悩むのね。」
そうなんだよ…。…じゃ、ネタもないからあらすじたのむよ。
「唐突ね。この人よ。」
「Guten Morgen.私は、重巡プリンツ・オイゲン。よろしくね!」
プリンツさんですね。
「重巡洋艦の。」
「ここは一体…。」
筆者の部屋。
「小汚い物置小屋よ。」
ひっどい言い草…。
「…?」
「あぁ、ごめんなさいね。あらすじを言えば戻れるから。」
プリンツ白霊召喚。瑞鶴を攻撃しろ。
「爆撃されたい?」
すみませんでした。
「と、とにかく言えば良いのかな…?」
はい。
「頑張る!」
アラスジー
前回、明け方にビスマルクお姉様が鎮守府の庭に水を撒いてました。少し嬉しそうな笑顔でした…。
199話 メロンを甘々にしてどうするの
…………
第4佐世保鎮守府跡地
「うぇ〜…やっぱりか…。」
「頑張りましょう…。」
「まぁ、そうだろうな。」
「半日ですからね…。」
「ギャハハハハ!…はぁ…。」
「苦労するな…。」
ドミナントたちが帰って早々ため息をつく。そう、まだ建っていないのだ。
「お帰りなさ〜い。司令〜官♡」
「キシ。」
そこに、偶然通りがかった木材を運んでいた如月に笑顔で言われる。いつも彼女の頭にいるAMIDAは如月の近くで木材を持って飛んでいた。
「お、おう…。好感度上がってる…?まぁいいや。」
そして、ドミナントが如月に近づく。
「お前たちの仇はとった。敵の中将ぶん殴ってきた。」
「うふふ。」
ドミナントが笑顔で言い、如月も笑顔になった。すると…。
「あっ!提督さんが帰ってきたわ!」
遠くにいた瑞鶴が叫ぶ。
「司令官!お帰りなさい!」
「提督〜遅いデース。」
「司令!こっち手伝ってください!」
たくさんの子たちが迎えてくれた。
「ただいま。艦娘。」
「おかえり。提督。」
そして、ドミナントたちも手伝う。
「…ん?あきつ丸たち来なかったか?」
「あきつ…?見慣れない子は二人来たけどぉ。元帥殿に連れてかれちゃったわよぉ?」
「そうなのか?如月。元帥に電話でもしてみるか…。」
ドミナントが電話する。
『こちら元帥。』
「どうも。先程別れたドミナントです。あきつ丸たちの件なんですが…。」
『ああ…、言い忘れていた…。あきつ丸たちは一度大本営で海軍に所属する手続きがある。それが終わったら、彼女たちの自由だ。』
「なるほど…。彼女たちはどこに所属するのか決まっているんですか?」
『何を言っている…?君が面倒を見るのだろう?』
「そうなんですか。」
『?君から誘いがあったと聞いたが?』
「あっ、いえ。もしかしたら、他の鎮守府や大本営で暮らしたいとか要望があるかも知れませんし、勝手に誘ったので…。」
『なるほど。だが安心してくれ。彼女たちはそちらの鎮守府へ行くそうだ。それと、手続きが終わるまでしっかりと面倒を見る。2、3日かかるかも知れんが…。』
「全然大丈夫です。それでは…。」
ドミナントが通信を終える。
「どうしたのかしら?」
「うん。これから新しい子が二人来るんだよ。」
ドミナントが言う。如月は口元が緩んでいるドミナントを見て微笑んだ。
…………
「もう夕方か…。」
「そうですね。」
ドミナントがオレンジ色の空を見て呟き、吹雪が木材を持って言う。まだ建っていない。いくらセラフがイレギュラーでも、流石に1日で全ての箇所を完璧に治すことなど出来ない。
「今夜はホテルか旅館だな。」
ドミナントが呟いた。
「ホテル…旅館…。」
それを聞いていた吹雪が呟く。
「そうだな。久しぶりに外で何かするかー。」
「はい!司令官!」
「嬉しそうだな。…でも、こんな大所帯じゃ…あれ?吹雪?」
吹雪は嬉しそうに微笑んだ。そして、何処かへ行った。
…………
噂はすぐに広まり、鎮守府全員がドミナントの場所へ押しかけてきた。
「司令官!温泉ですか?」
「ホテル…。」
「美味しいご飯!」
「ま、待て待て!ここは一応極秘の鎮守府だぞ。こんな大人数で…しかも制服で行ったら間違いなく存在がバレる。変装して行かなくちゃいけないし、海軍によるホテルや旅館しかないぞ…。」
「「「えー。」」」
そんな中夕張が…。
「ですが提督。これ見てください。」
「夕張…おま…いつスマホなんて手に入れた?」
「そんなのは今はどうでもいいですから、内容を…。」
「どれどれ…。…え…。」
そこに書いてあったのはとんでもないことだらけだった。
『⚪︎月△日 五島付近で謎の大爆発…!海に火柱が…!?』
『海底火山の噴火…!?ありえない異常現象…!』
『核実験の最中か…!?国民が反発…!』
「…これ、セントエルモのアレだよな…?」
ドミナントがセントエルモを見る。セントエルモは目はともかく顔までそらしていた。
「それによるネットの反応がこれです。」
『五島に何かあるんじゃね?』
『最近五島に住んどるけど、女の子が増えた気がする。』
『そう思ってみれば、立ち入り禁止の山に建物が見えたっていう噂がある。』
『鎮守府じゃね?』
『極秘の建物とか?』
『たまに海を見たときに見える豆粒は艦娘でしたか。』
『鎮守府があるってこのサイトに載ってた。https://〇〇/△□…』
「うわー…完璧にバレてんじゃん…。」
ドミナントがゲンナリする。
「それよりも夕張、そのスマホどこで手に入れた?」
「セラフさんが買ってくれました!」
「セラフゥ…。」
「で、ですが、その…。兵器開発出来ない苦しさは知っておりますので、これくらいは…。」
「これ以上メロンを甘々にしてどうするの。」
「私、メロンじゃないんですけど…。」
セラフは甘い。つい買ってしまったのだろう。
「はぁ…。で、契約時に保護者は俺の名前を使ったんだろうな。」
「いえ、私名義です。お金は有り余るくらい持っているので。」
「そうか…。…なんだって!?俺じゃないのか!?」
「はい。」
「何故俺にしなかった!?契約時に間違えると恐ろしいことになるんだぞ?」
ドミナントが言う。
「す、すみません…。私が欲しいなんて言ったばっかりに…。」
ドミナントとセラフが自分のせいで言い合っていることに、夕張がションボリするが…。
「夕張さんは謝ることはありませんよ?」
セラフが笑顔で言う。
「でも…。」
「大丈夫です。ドミナントさんの計画はなんとなく想像ついてますから。」
「ギクッ…。」
「えっ?それって…。」
ドミナントがギクリとして、夕張が不思議がる。
「保護者がドミナントさんにすると、夕張さんは永遠に結ばれませんよ?いくらなんでも可哀想じゃないですか。」
「チッ、感づいたか…!」
「えぇっ!?」
夕張が驚いている。そう、保護者にしてしまったら夕張は養子でドミナントは養親扱い。艦娘に権利がなくても、ドミナントには権利があるため結婚は出来ない。
「私、この世界のことを地味に勉強しているんですよ?」
「て、提督…?」
夕張がドミナントを見る。
「騙して悪いが、俺の計画なんでな。…まぁ、バレたなら仕方ない…。」
「確信犯ですよね?」
そんなこんなを言いながらもドミナントは受け流す。
「…まぁ、とにかく。今夜は海軍の管轄する宿。それ以上でも以下でもない。」
「「「えー!」」」
「えーじゃない。一応極秘の場所なの。ダメなの。」
艦娘たちが文句ブーブー言いながらも納得する。
「早速宿の予約をしないと…。旅行の時は女学院の修学旅行っていう設定だから怪しまれなかったからな…。皆んなは帰ってくるまで作業をしていてくれ。」
ドミナントが近くの宿を探しに行く。
…………
鎮守府 外
「あー…。山を越えるのは疲れる…。」
ドミナント一人だ。鎮守府は山の中の沿岸沿いにあるため、山を越えなければ人里におりれないのだ。
「夕方だからどこもいい匂いがするなぁ。」
ドミナントが街を歩いていると、どこもかしくも夕食の支度ばかり。匂い立っている。
「お腹空きましたね〜。普通のカレーもたまには食べたいですし。」
「そうだなぁ…。晩ご飯はカレーにでも…て!吹雪!なんでいる!?」
「心配だったので。」
吹雪がちゃっかりついて来てしまっていた。だが、制服ではなく私服だ。艦娘だとは悟られないだろう。
「全く…。…アイスでも食べる?」
「はい!」
ドミナントがたまたま見つけたアイスクリーム屋でアイスクリームを二つ買う。
「はい。」
「ありがとうございます!司令官!」
「外で司令官はやめろ。」
そして、二人がベンチに座って食べる。空がオレンジで良い感じの風が吹く。
「ところで吹雪〜。」
「?」
「鎮守府に出かけること言った?」
「……。」
吹雪は何も言わなかった。
「…と、なると今頃鎮守府では…。」
ブー、ブー、ブー…
「?」
ドミナントの携帯が鳴り出す。
「こちらドミ…。」
『ドミナントか?吹雪が見当たらない。脱走したのかも知れん。そちらにいれば良いが…。』
「いる。ちゃっかり来てた。」
『そうか…。なら、大丈夫だな。あと、吹雪に伝えてくれないか?』
「何を?」
『こんなに心配させたから帰ったらお仕置きだと。』
「…帰ったらお仕置きだってさ。」
「!?」
ドミナントがジナイーダの言葉を伝え、吹雪がビクッとなった。思わずアイスクリームが落ちそうになったくらいだ。
「か、代わってください!あと、これを持っていただけませんか…?」
「お、おう。」
ドミナントが携帯を渡して、食べかけのアイスクリームを持ってあげる。
「か、代わりました…!…はい…。その…心配だったからです…。…はい…。…えっ…?い、いえ!そんな…奢ってもらったりなんか…。…はい。…はい。…はい。明日頑張りますのでなんとかお仕置きだけは…。…はい。…えっ?に、2時間!?…あ、いえ…。なんでもありません…はい…。それでは…。」
吹雪が携帯をドミナントに渡す。そして、アイスを吹雪に返す。
「…奢ってもらったことバレた?」
「いえ。…あっ、でも…。…多分…。」
「あーぁ、俺も甘すぎるって叱られちゃうな。安心しろ。俺が罪を軽くしてあげるから。」
ドミナントは甘々だ。
「ありがとうございます。」
吹雪がアイスを食べ終わる。
「じゃ、そろそろ行きますか…。」
「はい!」
ドミナントが立ち上がって背伸びをして、吹雪も立ち上がる。空に一番星が見えた。
…………
「この宿はどうだろうか?」
「ホテル…。多分、みんな旅館へ行きたがってますよ?」
「駄目か…。ホテルは社畜時代の時のお供だったからなぁ〜。」
「この旅館はどうでしょうか?」
「大きいな…。駄目だよ。あまり大きくても目立ってしょうがないし。それに、でかいところは他の客もいて、鎮守府の存在がバレる。」
「そうですか…。」
言い合いながら街並みを行く二人。日が暮れてしまってる。そのうちに…。
「あっ、あそこなんてどうでしょうか?」
「む?おお。」
見たのは確かに旅館だが、大きくもなければ小さくもないちょうど良い感じの場所だった。
「ここならオッケー。じゃ、早速入るか。」
「はい!」
ドミナントたちが入る。
「こんちはー。」
「いらっしゃい。」
女将が出迎えてくれた。
「ここに二百人ほど泊まりたいんですが…。」
「…はい?」
「二百人ほど…。」
「…鎮守府の方でしょうか…?」
「…とある女学院の修学旅行です。」
「そうですか。」
ドミナントが誤魔化した。
「そちらの方は…?」
「えっと…。生徒代表です。」
「よ、よろしくお願いします!」
「良い返事をする子ですね。」
吹雪がお辞儀をして、微笑む女将。
「部屋は空いていますか…?」
「少なからず一般のお客様もいらっしゃいますが、断りを入れてきます。それと、二百のお部屋は無いので、相部屋になる人も…。」
「分かりました。一般のお客様との相部屋が無ければ十分です。」
「かしこまりました。」
そして、女将が奥へ行った。
「…やりましたね!司令官!」
「司令官やめろ。…まぁ、一般のお客が変な奴じゃなければ良いが…。」
「何故ですか?」
「いや、お前たちを襲ったりでもしたら…。」
「怖いこと言わないでください…。それに、助けを呼びますから…。」
「いや、違うんだ…。」
「えっ?」
「ジナイーダによって再起不能までやられたら、ここの宿に申し訳ない…。」
「あー…。なるほど。」
ドミナントたちは短い会話を終える。
「ところで司令官。」
「だから司令官やめろ。…校長にしろ。」
「校長官、お金あるんですか?」
「官つけるな。せめて先生だ。お金は俺の給料に振り込まれているのを使う。数千万はあるから。今まで滅多に使ってないし。」
「なるほど…。」
「それに、いざとなったらセラフたち、ジャック以外からお金を借りる。」
「ジャックさんがダメな理由は?」
「おそらく利子つけて返せって言うから。」
実際、その通りである。そして、女将が戻ってきた。
「すみません。お部屋のことなんですが…。」
「はい。」
「一つの部屋につき二人しか入れないことを言い忘れておりまして。」
「あ、なるほど…。部屋があれば良いですよ。」
「かしこまりました。…それで、生徒たちはいついらすんですか?」
「連絡すればすぐに来ます。」
「かしこまりました。では、お部屋のほうを案内します。」
そして、ドミナントたちは部屋を案内される。
…………
「わぁ〜!」
「なるほど。悪くない。」
部屋は中の上の部屋だ。
「お気に召しまして何よりです。」
「ところで、食事のほうは…。」
「流石に二百人分のお料理は…。」
「素泊まりですね。分かりました。」
「いいえ、現在厨房で間に合わせております。」
「すごいですね…。ところで、金額の方は…。」
「お一人約3万円前後です。」
「なるほど。安い…。現金のみですか?」
「はい。」
「なら、今日中に払って良いでしょうか?」
「大丈夫です。」
「わかりました。」
「それと、入湯時の説明ですが…。」
ドミナントたちが話しているのを他所に、吹雪は寝転がっていた。
…………
会話を終えた後女将が出ていき、ドミナントが窓辺の椅子にもたれる。
……ジナイーダたちが来たら部屋の番号を伝えなくてはな…。
ドミナントが思う。しかし、何かに引っかかっていた。
「…ふむ。」
ドミナントは考える。何に引っかかっているのかを。
……お金か?否。数千万はあったはずだ。しっかり確認もした。不審者か?否。ジナイーダに言っておけば大丈夫だ。料理のことか?否。大丈夫だと言っていた。なら、なんだ?
ドミナントが考えていると…。
「と、ところで司令官…。」
「なんだ?」
吹雪が何かを聞いてくる。
「司令官は…誰と…その…。…寝るんですか…?」
「……!」
ドミナントは思い出す。そう、一部屋二人なのだ。主任、ジャック、ドミナントでは数が合わない。主任とジャックはコンビでないと何をしでかすか分からないため、必然的にドミナントが余る。
……マジかよ…。俺最初の4人や金剛たち以外に嫌われているかも知れないしな…。嫌々俺と同じところになったら、ストレスがマッハになりかねない…。ここは無難に…。
「吹雪、共の部屋を頼めるか?」
もちろん、ドミナントは意気地が無いので襲ったりなどしない。純粋に楽しむためだ。
「……。」
吹雪は驚いて言葉も出ない。口をパクパクしているくらいだ。
…………
吹雪 脳内会議
「司令官と同じ部屋!?」
「これは滅多にないチャンス…。」
「やったー!」
喜ぶ者たちがいるが…。
「ちょっと待ってください。」
「「「?」」」
理系のような吹雪が言う。
「今回、この件は勝手に鎮守府からついてきてのこと。明らかに抜け駆けの規則に反します。」
「そ、そうですが…。」
「ここは無難にやんわりとお断りをする方が良いかもしれません。」
「そんな…。」
「確かに、こんな場合は激レアの超低確率。しかも司令官からの指名…。…とても残念ですが、断らなくてはいけません…。」
「「「シュン…。」」」
…………
現実
「あ、あの…司令官…。」
「あっ、そうそう。これは俺が無理言って、しっかり理由があって決めたことだから、他の子たちの心配はしなくて良いよ。それに、来るまでの時間とは言え、一人だと心配だから。」
ドミナントが吹雪の頭を撫でながら言う。
「ひゃい…。」
吹雪は何も考えられなくなり、返事しか出来なかった。
…………
数分後
「や!待っていたよ。」
ドミナントがジナイーダたちや艦娘を笑顔で迎える。
「「「……。」」」
「……。」
怪しい目で見てくる艦娘たちに、吹雪は目を合わせず貼り付けた笑顔しかできなかった。
長い…。
ダク
登場人物紹介コーナー
女将…この道30年のプロなんだ。この店を守り続けている。見た目が古いため、新しいお客は稀だが、古参方は毎月来るほどの人気だ。インターネットに情報を掲載されることを拒むため、秘密の穴場スポットになっている。
「長門コーナーだ。」
「吹雪です!」
「吹雪か…。今私たちの間で結構なことになってるぞ…。」
「…まぁ、そうですよね…。」
「勝手に鎮守府を脱走した上に抜け駆け…。本来なら許されることではない。」
「すみません…。」
「だが、今回は提督の指名があったと聞く。そのことで渋々皆も了承した。」
「ありがとうございます!」
「全く…。提督の指名がなかったら大変なことになっていたぞ…。例えば…おやつが一個だけ足りなかったり…。」
「えぇ!?」
「部屋の番号を入れ替えられていたり…。」
「嘘!?」
「枕がいつもとは向きが逆になっていたり…。」
「そんな…。…司令官が指名してくれて良かったです…。」
「そうだな。次回予告を頼めるか?」
「はい!…次回!第200話『無理して男三人にしようかな…』です!何か嫌な予感が…。」
「明らかに提督だろう。」
後書きが必要かどうか
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いらない
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たまにいらない
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たまにいる
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いる