ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

204 / 280
203話。ネタが切れ始めてる…。
「大丈夫かい?」
その声は時雨…。
「そうだよ。どうしたの?」
ネタが切れ始めてさ…。
「早くないかい?」
早いよね…。でも、今回は本当にバトルシーンは控えるから、日常を過ごす感じ。
「そのネタもあるんじゃないの?」
あるよ?でも、そこまでの道のりが大変。
「そうなんだ。」
まぁ、こんなところで愚痴を吐いても仕方がないな…。そろそろゲストを呼んでくれるかい?時雨。
「うん。やってみるね。…どうぞ、入って。」
「Buongiorno(こんにちは)!ザラ級重巡一番艦ザラ、配置につきます!今日はよろしくね!」
おぉ、明るい…。よろしくお願いします。
「よろしくお願いします。」
「とても丁寧なお二人ね!…ところで、ここに来たけど、何をすれば良いのでしょうか…?」
「あらすじを言ってくれると嬉しい…な。」
そちらの鎮守府であったことで良いので。
「わかりました!粘り強く行きます!」
頼みます。
「お願いします。」

アラスジー
前回、新しい艦娘がいることは知っているわよね?その子たちのために皆んな訓練をさせてあげています。最初はキツいかも知れませんが、そのうち慣れてくる…はずです。


203話 最初の頃の振り返り

…………

 

「なにをしましょうか?」

 

吹雪がトランプを持って言う。ドミナントと吹雪は料理を食べ終わり、ひと段落ついたあとだ。

 

「んー…。」

 

「とは言っても、二人しかいませんけど…。」

 

吹雪が呟く。

 

「なら、ポーカーでもする?」

 

「司令官強いじゃないですか…。それに、賭け事に関するゲームは一切禁止されていますし。」

 

「誰だ。そんなことを言った奴は。」

 

「司令官ですよ?みんなでトランプをした時に…。」

 

吹雪は今も覚えているらしい。そこに…。

 

スーー…

 

「提督、久しぶりに遊びに来ました。」

 

「司令官、遊びにきました!」

 

「吹雪ちゃんだけなんて、妬いちゃうじゃな〜い。」

 

三人の艦娘がやってきた。

 

「おぉ、懐かしい組み合わせ。夕張に三日月に如月。」

 

「最初の四人…。揃いましたね。」

 

「四人の公王…。」

 

そう、第4佐世保鎮守府の初期メンバーだ。そこでトランプをやると懐かしい気持ちになる。ババ抜きをするみたいだ。

 

「あの頃はいろいろ大変だったよね〜。」

 

「そうですね〜。…あっ、ババが…。」

 

「夕張、声出てる…。」

 

ババは夕張のところにあるらしい。

 

「あの頃は俺も何もわかんなくてさ〜。試行錯誤してた時期だったね〜。」

 

「鎮守府がすごく汚れてましたよね。門にツタの葉が巻きついていて、チャイムのボタンが全くわかりませんでしたよ。」

 

「私は生まれてすぐに美味しいものを食べたわ〜。」

 

「如月が最初に食べた料理は確かセラフが作ったんだっけ?」

 

「とても美味しかったわ〜。」

 

如月が嬉しそうに微笑む。

 

「いやその前にさ、君たちが来る前鎮守府では色々あってねー。AMIDAの大群が…。て、如月の頭にいるAMIDAは!?」

 

「流石に旅館の人に迷惑だから、置いてきました。」

 

「もはやアクセサリーか。」

 

ペアのカードを捨てながらドミナントたちが話す。

 

「じゃぁ、まず私が夕張さんのカードを引きますから、司令官は私のカードを引いてください。」

 

「そして、三日月に引いてもらうのか。」

 

「そして、如月ちゃんに…。」

 

吹雪が仕切って、順番が決まった。

 

「あの時代は神様とデートもどきもしたしなぁ…。」

 

「今考えると、凄く羨ましいです。」

 

「私がまだ提督の魅力に気付かなかったときですね。」

 

「所構わずに口説いてきましたからね。色々落ち込んでいた時に慰めてくれましたし。あっ、ありました。」

 

「酔った?勢いで全員口説いていたわよね。」

 

三日月がペアカードになり、捨てる。

 

「それが終わった後の夕張のセントエルモ事件ね…。」

 

「あ、あの時はすみませんでした…!」

 

「いやいや、別に過ぎたことだし。それによって、夕張にフレンドが出来たし、艦娘セントエルモにも会えたからWIN-WINだよ。…あっ、揃った。」

 

ドミナントがカードを捨てる。

 

「…そう思ってみれば、夕張にあげたあの本は?」

 

「あの本…。襲撃の時に…。」

 

「マジか。燃えちゃった…?」

 

「あっ、いえ。陸軍の人に踏まれたり、汚されたり破かれたりして、ボロボロになってしまいましたけど何とかツギハギをして使ってます。」

 

「ボロボロなら新しい本買うけど…。」

 

「いえ、結構です。」

 

「それに、みっともないし…。」

 

「絶対に買い替えません。」

 

夕張が頑なに断る。ドミナントは痩せ我慢だと思い…。

 

「なら夕張、提督命令。新しいのに買い替えるから。」

 

「!?」

 

提督権限を持ち出す。ドミナントは喜んでくれるだろうと思っていたが、夕張がものすごく悲しそうな顔になり…。

 

「うっ…うぅ…。」

 

「!?な、泣いちゃった…?どうして…?」

 

泣いてしまったのだ。

 

「もうっ!全く分かってませんね!」

 

「最低です!」

 

「女の子を泣かすのはいけないことよ?」

 

三人からバッシングが相次ぐ。

 

「いや、俺は別に…。喜んでくれるかと思って…。」

 

「司令官、夕張さんは司令官に初めてプレゼントされた本ですから、とても大切な物なんです。命と同じくらいに大切なものなんです。」

 

「朴念仁ねぇ。」

 

「はぁ…。」

 

三人がやれやれとする。

 

「夕張、今の命令は撤回する。そのかわり、今度俺と一緒に直そうな?」

 

「!…はいっ!」

 

夕張は泣いていたが、その言葉を聞いて嬉しそうにした。そして、三人は顔を見合わせて微笑んだ。

 

「さぁ、司令官の番ですよ!」

 

「おぉ、すまんすまん。」

 

吹雪のカードを取る。

 

「そして、夕張の事件のあとは…。吹雪と主任のサシでの演習か。」

 

「あれは本当に辛かったです…。あっ、揃いました。」

 

「教官は本当に強かったけどぉ、少し抜いているのが分かったわぁ。」

 

「まだ力を温存している感じがしましたし。」

 

「あの時は少数で挑んでいましたね。」

 

次々とカードが減っていく。

 

「そのあと、途中で力尽きた吹雪を背負って鎮守府へ帰ったんだよね。」

 

「背中の揺れが心地良かったです。」

 

「いいなぁ。」

 

「羨ましい…。あっ、揃ったわ。」

 

「私は一度も背負われたことがないです。」

 

「嘘つけ。三日月は背負ったことがあるぞ。」

 

如月がカードを捨て、ドミナントは三日月に言う。

 

「そのあと、ジナイーダさんの…なんでしたっけ?カレー?でしたっけ?」

 

「アレか…。あの時は死ぬかと思った…。それに、守ったはずの仲間に怒られたし…。」

 

「当たり前です!一人で格好つけようとして…。私たちに恥をかかせましたからね。司令官は。」

 

「その気持ちは嬉しいんですけどね。…あっ、揃った。」

 

「本当、失礼しちゃうわぁ。」

 

夕張がカードを捨てる。

 

「それと、そのあと地域交流の書類も配られましたよね。…あっ、揃いました。」

 

「あれか〜。子供達に囲まれたこともあったなぁ。三日月と吹雪と如月は少しお姉さん面をしていて可愛かったなぁ。」

 

「んもぅ、からかわないでちょうだい。」

 

「そ、そうですよ…!可愛いだなんて…。」

 

「あれ?私は無しですか?」

 

「…夕張も可愛かったよ?」

 

「後付け感半端じゃないんだけど…。」

 

吹雪がカードを捨てる。

 

「そして、記念すべき第一回のトランプが始まったんだな…。」

 

「あの時、吹雪ちゃんの提案に提督が猛反対されたんですよね。…やった!一番です!」

 

「そこから賭け事が禁止になったのよね。…二番目ね。」

 

「あの気迫は凄かったですね。…三番目か〜。」

 

「あの時、結構怖かったんですから。…四番目に終わりました。」

 

「いや、すまんすまん…。賭け事はやっぱりダメだからさ。…あれ?」

 

ドミナントはカードを捨てたが最後、誰もジョーカーを受け取らない。

 

「司令官が最下位ですね。」

 

「私たちはもう終わってるわよ?」

 

「三番目に終わりました。」

 

「司令官、私のカードを受け取ったのが最後です。」

 

吹雪たちは最後の週で終わっていた。

 

「マジか。俺が最下位か。というより、結構最初の頃の振り返りをしたね。」

 

ドミナントがジョーカーを捨て、片付けながら言う。

 

「色々ありましたものねぇ…。」

 

「こうして、提督とこのメンバーで遊んだり、会えたのは久しぶりですね。」

 

「懐かしい…。」

 

「沢山の仲間が増えましたからね。」

 

「そうだねぇ〜。」

 

5人が話す。

 

「…そう思ってみれば、それぞれ誰と一緒の部屋なんだ?」

 

ドミナントが聞く。

 

「私はぁ、睦月ちゃんと同じ部屋よ?」

 

「深夜アニメもほどほどにな。お前たちはまだ成長期なんだから…。」

 

「成長するのかしら…?」

 

「私は、菊月ちゃんと同じ部屋です。」

 

「菊月…。誰か分からないな…。恐らく、深く関わっていないからか…。」

 

「私はセントエルモちゃんと同じ部屋。」

 

「セントエルモかぁ…。前みたいな暴走をさせないように気をつけてね。」

 

「させませんよ…。…まぁ、見てみたいですけど…。」

 

「マジでやめて。」

 

そんな感じで答えていく。そして、水入らずで五人だけで何回もトランプをして、ゆったりとした時間を過ごした。そのうちに、だんだん眠くなり、自然と解散していった。




振り返りですね。

登場人物紹介コーナー
トクニ…ナシ…

「長門コーナーだ。」
「今回のゲストは私ですね!」
「駆逐艦吹雪か…。…前もやったような気がするが、気のせいか?」
「やりました。」
「やはりか…。さて、何か話題などはあるか?」
「話題…ですか…。あると言えば嘘になります。」
「つまり、無いんだな。」
「はいっ!」
「良い返事までして…。」
「いえ、本当に話題がないんです…。トランプで4番目に勝ったくらいで…。」
「…本当にないらしいな…。」
「すみません…。」
「何、謝る必要はない。突然呼ばれるんだ。できなくて当然のことだ。次回予告くらいは…できるな?」
「はい!頑張ります!…えーっと…。…次回!第204話!『昔あっての今がある』ですね!…昔…ですか…。」
「昔…か。」

後書きが必要かどうか

  • いらない
  • たまにいらない
  • たまにいる
  • いる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。