ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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暑い…。
「でも、涼しくなってきてるよ?」
そうなんだけどね…。仕事もあるから、なにも余計に疲れも溜まってさ…。
「最近ログインしてくれないのはそのせい?」
そうなんだよ…。肩もこっていてさ…。
「休みの日とかちゃんと休んでる?」
一応ね…。でも、肩を揉んでくれる人もいないから…。
「大変なんだね。」
仕方ないよ…。
「そろそろあらすじかな?」
頼むよ…。
「今回のゲストはこの人。」
「Buongiorno!じゃなかった…Guten Morgen! でもなくて、おはよう! 名前はねぇ…えーと、もう、ごーちゃんでいいや。」
ルイージ・トレッリであり、現在は伊504ですね…。
「ジャンプ力が高そう…。」
「そっちじゃないよ。」
レッツゴー。
「オーキドーキ。」
「だから違うって…。」
まぁ、そんなこんなのルイージですね。あらすじをどうぞ。

アラスジー
今は夜中…。パラオ泊地はスティグロも寝てるよ。


212話 女だがそれの何が悪い

…………

女湯

 

「…ま、待つでありす!憲兵殿…!」

 

あきつ丸が憲兵に言う。現在、男湯の壁を打ち破りドミナントが来た。正確には吹っ飛ばされたドミナントなのだが…。そして、吹っ飛ばしたのがこの鬼の面頬憲兵だ。…今は面頬をしていないが…。なんと鬼の面頬憲兵は女性であることが分かった。

 

「…?…!」

 

憲兵が正気に戻り、ことの重大さを知った。

 

「…大佐、大丈夫か?」

 

体をタオルで隠して、とりあえず吹っ飛ばしたドミナントをトントン叩く。

 

「ん…。」

 

「…良かった…。息はある…。」

 

憲兵は良かったとホッとする。憲兵が罪のない提督を殺したなんてことになったら、間違いなく大騒ぎだからだ。

 

「あの…。」

 

「?」

 

あきつ丸が憲兵に言う。

 

「オンナノコ…であります…?」

 

「…そう。そうだが?それの何が悪い。」

 

「女性は基本的憲兵になれないのでありますが…。」

 

「……。」

 

その憲兵が黙る。

 

「…いいじゃないか…。なんで女が憲兵に憧れちゃいけないの…?なんで女はなれないの…?」

 

憲兵が言う。

 

「…肉体的に無理もあり、男性ばかりの職場でありますし、何日もペアで過ごすことが多いからだと思うであります…。」

 

「…提督を取り締まることの出来る職業はこれしかない…。艦娘に暴行をしている者もうじゃうじゃいる。女性の気持ちは女性にしか分からない。同時に、癒せるのは同性しか出来ないこともある。」

 

憲兵が淡々と言う。

 

「それに、性的差別だ。…今まで、同士にも知らせていない。自分が女だと言うことを。わざわざ包帯でさらしまでしてこの部隊にいた。帽子を取らないのも髪をばらさないため。顔も面頬で隠していた。」

 

軍刀を近くに置き、あきつ丸のところへ行く。

 

「…頼む…。このことは黙っていてくれ…。本部にバレると身分を剥奪されてしまう…。そうなったら、艦娘を心から救えない…!」

 

憲兵が必死に言う。

 

「「「……。」」」

 

あきつ丸たちは顔を見合わせる。どうするか考えているのだ。昔は自分たちを虐めてきた陸軍の所属で、自分たちのことを気づいてくれなかった。この憲兵一人を黙っていたところで、変わるのかどうか。

 

「…だが、それを決めるのは本艦らの指揮官である提督殿が決めるだろう。」

 

神州丸がドミナントを見ながら言う。気絶しているドミナントを。

 

「…でも、まるゆたちが黙っていたとしても、隊長が知っていたら…。」

 

「水の泡でありますな。」

 

まるゆとあきつ丸が言う。

 

「…とりあえず、医務室だな…。」

 

そして、鬼の面頬憲兵は急いで着替えて、あきつ丸たちと共にすぐに医務室に運んだ。

 

…………

病室

 

「で、なんでこんなことになったんですか?」

 

セラフが問い詰める。意外にも軽い怪我のようだった。

 

「実は…。その…。…足を滑らせて頭を打ってしまったようで…。」

 

鬼の面頬憲兵が苦しい言い訳をする。

 

「なら、どうして男湯と女湯の壁が壊れているんですか?それだけでしたら、どうしてもそこまでにならないと思いますけど。」

 

すかさず、セラフが問い詰める。

 

「それは…。…本艦らがふざけて開けてしまったのだ。初めての入渠ではしゃぎすぎてしまったのだ。」

 

今度は神州丸が言い訳をしてあげた。

 

「ですが、一体どんな風にはしゃいだんですか?ただのはしゃぎではあんな大穴不可能です。艤装ももっていませんでしたし。」

 

だが納得のいかないセラフ。

 

「それは…。」

 

あきつ丸が言葉を詰まらせて、セラフにジッと見られたが…。

 

「…ん?ここはどこだ…?」

 

ドミナントが目覚める。あきつ丸たちは覚えているかどうかでドキドキだ。覚えていた場合は虚偽の証言でお仕置きが待っているだろう。

 

「ドミナントさん!…目覚めたんですね…。良かったです…。」

 

安堵するセラフ。

 

「あ、ああ。ところで、どうしたんだ?こんなに集まって…。」

 

「覚えていないんですか…?」

 

「ああ。なんかあきつ丸と執務室で話していたところまでは覚えているんだけどね…。」

 

ドミナントの記憶がないことに少し安心するあきつ丸たち。

 

「実は、ドミナントさんは風呂で事故に巻き込まれてしまい、気を失っていたんです。」

 

「事故?」

 

「はい。壁に大穴が開くほどの…。」

 

セラフが状況を詳しく話す。あきつ丸たちは思い出してしまうのではないかと心配している。

 

「で、俺が足を滑らせて頭を打ったと?」

 

「はい。…本当なのでしょうか?」

 

「まぁ、そういうのならそうなのだろう。」

 

ドミナントは気にした風もなく言う。

 

「ま、事故ならしょうがないよ。許してあげて?壁に大穴が開くことも、多分脆くなってたんだよ。ここ、元々ボロボロだったじゃん。」

 

「そうなのでしょうか…?」

 

セラフがドミナントに言われて納得する。

 

「憲兵さんも迷惑かけたね。ここまで運んできてくれたんだろう?ありがとう。」

 

「え…。は、はい…。」

 

「もう君たちも各自部屋に戻って良いよ。」

 

「「「ハッ…。」」」

 

そして、あきつ丸たちは部屋から出る。

 

…………

部屋の外

 

「ふぅ…。一時はバレるかと思ったであります…。」

 

「隊長の記憶がなくて良かったです…。」

 

「だが、問題は解決していない。あとで本艦が遠回しに聞いてみよう。」

 

あきつ丸たちはそんなことを話していると…。

 

『ドミナントさん。』

 

『なんだい?』

 

セラフとドミナントの会話が聞こえてきた。

 

『あの憲兵と新しい子たち、嘘をついていましたよ?全部嘘です。あれ。』

 

『心の中読んだの…?』

 

『…あからさまに怪しかったので…。』

 

『セラフ、今度から本当に勝手に心を読むの禁止ね。次はないよ?心を読むのはチート能力なんだから。それに、隠したい理由があるからそう言ったんでしょ?それをズカズカと他人のことを読み取るのはどうかと思うよ。』

 

『ですが…。』

 

『いや、別に読んでも構わない。でも、他人に暴露しちゃダメ。心の中の秘密、誰だって一つや二つあるじゃん。セラフもあるでしょ?』

 

『まぁ…。』

 

『それを暴露されたらどんな気分になる?』

 

『…その人を恨みますね…。』

 

『それと一緒。だから、なるべく心を読まないようにして?ね?』

 

『…ドミナントさんがそう言うのなら、従います。』

 

『ありがとう。』

 

『いえいえ。あと、すみませんでした。』

 

『こっちこそ、キツいこと言ってごめん。勝手に読み取っちゃう時もあるもんね。』

 

そんな会話が聞こえてきたのだ。

 

「…なんとかバレなかったでありますな…。」

 

「でも、セラフさんにはバレていました…。」

 

「だが、他人に暴露はしないだろう。両者とも気持ち良く了承したのだから。」

 

あきつ丸たちはバレていないことに一安心だ。その時…。

 

ガチャ

 

「?いたんですか?」

 

セラフが出てきた。

 

「ということは…さっきの会話も聞こえていましたね…。」

 

「えっと…。」

 

「何か深い理由があると思ったため、何も言いません。ですが、隠し事はあまり良くありませんよ?…それでは。」

 

セラフはそう言った後、歩いて行った。

 

「「……。」」

 

「さてと…。提督殿に聞いてくる。」

 

神州丸が病室に入った。

 

「提督殿。」

 

「神州丸か。どうした?」

 

「…質問だけど…。」

 

「うん。」

 

「もし、他人に知られたくない秘密がある人の秘密を知ってしまったらどうする?」

 

「?それって…。」

 

「もしだ。もし。」

 

「もし…か。そうだな…。それによって、何が起こるかによるな。」

 

「ん〜…。そのことを誰かに話すと、その人の人生が崩壊する。」

 

「そんなに…?」

 

「でも、その人はその秘密である嘘をついてここまで来た。」

 

「んー…。」

 

「けど、その秘密があるおかげで、何人も助かる可能性がある。」

 

「へぇ〜。」

 

「けど、たった一人。大して変わらない。…提督殿ならどうしますか…?」

 

「どうする…か。…まぁ、とりあえず何人も救える可能性があるのなら、黙った方が得策だよ。それに、話したところで他の人が迷惑するってわけじゃないでしょ?」

 

「…わかった。時間をとらせてしまった。ありがとう。」

 

神州丸がそう言って、部屋を出ようとしたが…。

 

「…あの憲兵、そういうことだったのか…。」

 

そんな言葉が聞こえてきたのだ。

 

「…?提督殿、今なにか…。」

 

「?どうした?」

 

「…気のせい…か?」

 

神州丸はそのまま出て行った。

 

「…セラフ、いるの知ってるぞ…。」

 

「どうして分かったんですか?」

 

窓から入るセラフ。

 

「…と、言うわけだ。納得してくれ。」

 

「記憶がなくなったことも嘘だとすぐに分かりましたよ?」

 

「ま、あの時はまだ言ってなかったからな。」

 

「いえ?わざわざ調べるもないですよ。」

 

「読んでないのか?」

 

「…大切な人のことはすぐに分かります。」

 

「…やめてくれ。恥ずかしい。」

 

ドミナントは軽くセラフを受け流し、憲兵のことを考えた。

 

……あの女憲兵、このまま黙っておくわけにはいかないよな…。けどまぁ、本人は誰にも知られたくないみたいだし。…このまま記憶を失ったフリをすれば良いや。

 

呑気にベッドでドミナントが思う。屋根裏からその憲兵に見られているのも知らずに。




ここで切るしかなかった…。

登場人物紹介コーナー
トクニ…ナシ…。

「長門コーナーだ。」
「今回もか…。」
「作者が面倒なのだろう。それに、まだここのネタも取っておきたいみたいだ。」
「そろそろ自己紹介もしなくて良いよね?」
「その軍刀はなんだ?」
「九五式軍刀。」
「…説明はそれだけなのか?」
「それだけ。」
「そうか…。」
「うん。」
「……。」
「……。」
「…ネタ切れか。」
「そう。」
「なら、次回を頼む。」
「分かった。次回、『憲兵になった理由』か。シンプルだな。頭にくるくらい。」
「ヴェニデェ…。」

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