ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「でも、もう終わりに近づいているらしいよ?」
それは嬉しいな…。
「…大丈夫?」
この先の予定を見てうんざり…。
「…大変だね。」
小説、大体の流れや間隔は掴めてきた…。順番も決まってきている…。
「…誰かと相談でもしたの?」
いや…?相談できる相手いないし。
「…ひとりぼっち…。」
なぁに。1人でも、楽しければ良いのさ…。無理して友達作っても長続きしない…。自分に合う人と出会わなければそうならないんだよ…。
「それは他人が決めることじゃなかろうさ。生き死にと同じでさ。」
…そうだな…。…いい感じだし、ゲスト紹介してくれる…?
「うん。わかった。この人。」
「Salut(こんにちは).戦艦Richelieu、今日も付き合ってあげる。いいでしょ?」
“今日も”じゃないですけどね…。
「戦艦だね。今回は色々押しているから、あらすじを頼みます。」
筆者のセリフ…。
「わかったわ。」
アラスジー
正午。お昼は、スティグロが持ってきたオニギーリを頂きましょうか。ナイフとフォークは?え、いらないの?…それに、何故か形が平たいわね…。
…………
ショッピングモール [グローム]
「着きましたね。」
「ここが…。この場所がしょっぴんぐもーるか…。」
憲兵が周りを見る。食品売り場、レストランやら洋服屋、おもちゃ売り場や家電売り場やゲームセンターなど様々な所がある。ちなみに、建物名がどこかの企業名に似ているが、気のせいである。
「では、まずはどこへ行きますか?」
セラフが言う。
「なら、まずは私から良いですか?」
「どうぞ吹雪さん。」
「洋服屋に行きたいです!」
「洋服屋…ですね。分かりました。」
吹雪が言い、セラフがマップを見る。
「…なるほど…。こう行ってあっちへ…。なるほど…。…分かりました。こちらです。」
セラフが道案内をする。憲兵はこのような服を着たことが全くないため、ぎこちない歩き方だ。すると…。
「へーい、彼女〜。大丈夫?俺たちと遊ばない?」
早速くるナンパ。憲兵の近くを歩み寄る。しかし…。
「近寄るな!無礼者!!」
「うぉぅ…。」
狂犬のような目で睨みつけられ、大声で言われたら誰だって引くだろう…。しかし素直に引けば良いものを、諦めなかった。それほど憲兵の容姿が良かったのか、自分の容姿に自信があったのか…。
「ちょっとお茶するだけだしさ〜。」
次は腕を掴んできた。
パシッ!
「これで最後だ…。触るな…。三度目は無いと思え。」
嫌に冷静に、手をはたきながら憲兵が吐き捨てるように言った。セラフは容姿と言葉遣いが全く合っていないことに、額に手を添えていた。
「いってーな!何しやがる!」
ガシッ!
そして、その男は憲兵の肩を思いっきり掴んだところで記憶が飛んだ。
…………
シューーー…
ザワザワ…
憲兵が思いっきり殴り、男は吹っ飛んでいた。大勢の人の注目の的になっている。
「お前たち…。次見かけたら…。」
憲兵がその男の連れの方を向き…。
「脊髄を完全に破壊して歩けなくしてやるよ…。」
「「「ひぃぃぃ!す、すみませんでしたー!」」」
殺意満々の目で睨みつけられ、気絶した男を連れて一目散に逃げていった。もう二度とここには来ないだろう。
「「「……。」」」
吹雪たちは唖然である。セラフはもう目も当てられない状況だ。すると…。
「あ、あの…。」
大勢の人の中から、二、三人の女の子が声をかけてきた。
「ありがとうございます!」
「?」
憲兵は訳がわからない。
「な、何が…?」
「あの人たち、無理矢理私たちに声をかけてきて…。」
「今のを見て、胸がスッとしました!」
「あいつら、毎日のようにナンパを繰り返していて本当にウザくて…。」
どうやら、被害者たちのようだ。すると…。
パチパチパチ…
人々が憲兵に拍手している。正義のヒーロー的ポジションなのだろう。…元々憲兵だけど。
「い、いや…。…照れるな…。」
憲兵は満更でもなさそうだ。
「ホッ…。」
セラフは職や自身たちの存在がバレていないことに安堵した。
……注目を浴びすぎると、吹雪さんたちの存在がバレてしまいますね…。あとで少し言っておきませんと…。
セラフが人気者の憲兵を横目に、考えていた。
…………
洋服屋
「わ〜!」
吹雪たちが目を輝かせている。
「ジャックさんのお店にもお洋服はあったけど、こんなにあるなんて…!」
「最先端のおしゃれな洋服もあるわねぇ〜。」
睦月型の二人、三日月と如月が言う。
「たくさんのお洋服がありますね。」
「そのようね。」
一航戦の二人、赤城と加賀も言っている。
「レディはピッタリサイズの服じゃないとねっ!」
「ハラショー。」
「ジャックさんのお店にもあったけど…。」
「電たちのサイズは無かったのです。」
第4駆逐隊、暁、ひび…ヴェールヌイ、雷、電が子供用サイズの服を見たりしながら言った。つまりほぼ全員服が欲しかったのだ。
「憲兵さんの服も見ないと…。」
「自分もか!?」
セラフが呟き、憲兵が驚く。
「ほら、あの服可愛いですし…。」
「動きにくそうだな…。」
「…そんなんじゃ、いつまで経っても結婚できませんよ?」
「け、けけ結婚だと!?自分は憲…。いや、えーっと…。…ええい、とにかく!自分はする気はない!」
「本当ですか?」
「…ほ、本当だ…。」
「…どうしてそう我慢するんですか…。」
「我慢など…。」
「ドレスとか、憧れないんですか?」
「…昔は憧れていた。」
「今は違うんですね。」
「…ああ。」
……背中に傷がある…。引き取るような男などいるはずもない…。それに、職的に諦めた夢だ。今更どうしようもない。
「……。…そうですか…。」
憲兵はそんなことを思う。セラフには見透かされているみたいで、哀れんだ目をしていた。そこに…。
「憲兵さん!お洋服を選びました!」
夕張が積極的に声をかけてくれる。
「そ、それか…?」
「はいっ!とても似合うと思います!」
「お、おぅ…。」
夕張が可愛い感じの洋服を持ってきて、戸惑う憲兵。
「夕張さんご指名です。さぁ、着てください。」
「ちょ、待…。…仕方ない…。」
憲兵がぶつぶつ言いながら試着室に入り、カーテンを閉めようとしたが…。
「む…。グルだったな…?」
夕張とセラフが親指を立ててやってやったような顔をしているのを見て呟いた。
…………
シャー…
カーテンを開けた。
「む、むぅ…。」
「可愛いですね。」
憲兵が恥ずかしそうに俯きながら出てきた。
「…自分のキャラじゃない…。」
「可愛いじゃありませんか。」
「……。」
セラフが平然と返し、恥ずかしそうにする憲兵。
「まだまだありますよ?」
「こっちも似合いそうね!」
「ハラショー。」
「自分の服を選んだらどうだ!?」
次々と服を持ってくる艦娘たちに、憲兵が指摘した。
…………
「はぁ…。」
憲兵がため息をつく。結局、なすがままに着せられ、一番良いやつを選ばれ、ドミナントの持ってきてくれた資金で買わされたのだ。
……こんな服、職的にもう着ることは無いと思うのだが…。
憲兵が思う。確かに、四六時中憲兵服の彼女は休みの日があまりなく、あったとしても睡眠をとっているか食事をしているだけなので、着ることは稀であろう。
「けど、一着は念のために持っておくべきです。」
セラフが言う。
「艦娘たちも喜んでいますし。」
服を購入して満足そうな艦娘たちを見ながらセラフが言った。
「あとは、玩具コーナーやホビーショップ、食品売り場などのリクエストがあるので、行きますよ?」
「ま、まだ帰らないのか!?」
「女性のショッピングは長いものです。行きますよ。」
「もう帰りたい…。」
「却下です♪」
憲兵はセラフたちの後をついて行くことしか出来なかった。
憲兵強し…。
登場人物紹介コーナー
ナンパ者…今回の件で出禁を食らったが、次来るつもりなど元より無い。
被害者…正体は憲兵だとしらず、とても感謝していた。
夕張が選んだ服…憲兵にすごく似合っていた。…だが、それはこのような容姿のためである。普段の彼女には似合わないだろう…。
「長門コーナーだ。意外にも、早く出来て良かったな。」
本当ですよ…。急遽救援が入ってくれたおかげです。あとで彼らを飯屋へ連れて行かなければ…。
「財布が大破しないようにな。」
はい。…で、そろそろ筆者口調のほうが良いかな?
「そうだな。その方がしっくりくる。」
なるほど。まぁ、当分は何とかなりそうになりました。ドミナントのように仕事を早く終わらせたらな…。自分で作ったキャラなのに羨ましい…。
「筆者の宿命だ。」
確かに…。…じゃ、次回予告するか。
「ああ。」
次回、第217話「憲兵の長い一日 その2」ですね。タイトルに悩まなくて済む…。
「たぬきどもが…。」
なに?何か言った?
「いや?なにも…。」
後書きが必要かどうか
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いらない
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たまにいらない
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たまにいる
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いる