ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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これで最後の憲兵さん。
「憲兵さん帰るんだね。」
そうだね。これから色々鎮守府見回らなくちゃいけないし。
「そうなんだ。まぁ、ボクと関わり合いが全然なかったから、なんとも言えないんだけどね。」
まぁ…ね。
「うん。」
じゃ、あらすじ行こうか。
「ネタもないしね。この人。」
「Bonjour(こんにちは)!Enchantée(初めまして).Je m'appelle Commandant Teste(私の名前はコマンダン・テストです).どうぞよろしくお願い致します。」
よろしく。長い英文ご苦労。
「よろしくね。」
ネタ無しあらすじよろしく。
「ないの?」
ない。
「?このMike(マイク)は何かしら?」
話が早い…。これの前であらすじを言ってもらえれば良いんです。
「そう?」
「頼んだよ。」
頼みます。
「わかりました。」

アラスジー
今日はワタクシが料理当番…。…午後八時となりました。 De la cuisine française(フランス料理です)!! どうぞ召し上がれ。 Bon appétit(めしあがれ) !


220話 憲兵の長い一日 その5

…………

第二食堂

 

「憲兵さんは覚えが良いですね。」

 

「そ、そんなこと…。…セラフが手伝ってくれたおかげだ…。」

 

憲兵とセラフが話す。もうすでに現在進行形で皆食べている。憲兵は既に全身を憲兵服にしている。

 

「んっふふ〜♪…ふふっ。」

 

「神様さん上機嫌ですね。どうかしたんですか?」

 

「ふっふっふ…。秘密〜!」

 

神様が嬉しそうに食べている。

 

「全く、好意の相手と行くとて、嬉しそうにしおって…。困った奴じゃ。」

 

「あなたもね…。来るなら前もって言ってくれないと困ります。」

 

先輩神様とドミナントもいる。

 

「それより…。髪染めたんですね。」

 

「思い切って黒にしてみたのじゃ!」

 

現在、先輩神様の髪の色は銀ではなく黒色だ。

 

「そろそろ婿が欲しくてのぉ…。…嫁に出遅れるのはようないしのぉ…。」

 

「前もそんな話してましたね…。年寄りくらいしかいないとか…。」

 

天界には良い男がいないみたいだ。

 

「若い男がいるとしても希少じゃ…。じゃから、少しでも出会いがあるように染めてみたのじゃ!」

 

「へぇ〜。で、どうだったんですか?」

 

「より年老いて見えると言われたのじゃよ…。もう、妾は既に終わりかの…。ふっふっふ…。」

 

「…ごめんなさい。」

 

「謝るのやめい!さらに悲しくなるのじゃ!」

 

先輩神様が悲しいことを言い、ドミナントが謝った。

 

「まぁ、直ぐに染め直すことも出来るから良いじゃがの…。」

 

「おぉ…元に戻って行く…。」

 

一瞬で髪の色が銀色になる先輩神様。

 

「…ところで今のを見て思ったんですが…。」

 

「この色は地毛じゃ。」

 

先輩神様は何を言うか分かっていたらしい。

 

「それにしても、まさかここで食すことになるとは…。」

 

「?どういう意味ですか?」

 

「いや、なに。後輩からよく分からないメッセージが届いての。よく分からないから降りたのじゃ。」

 

「神様め…。」

 

「まぁ、そう責めんでやっとくれ…。それほど嬉しいのじゃろう。」

 

「それは分かるんですが…。」

 

先輩神様が神様の肩をもつ。

 

「それと、其方に一つ重要な知らせがある。」

 

「?何ですか?」

 

先輩神様が真面目な顔でドミナントに言う。

 

「…後輩もそろそろ婚姻を結べる歳じゃ…。」

 

「つまり…結婚…。」

 

「そうじゃ…。」

 

「いや、気をつけますよ。既成事実など作られたらたまったもんじゃありませんし…。」

 

「そうではない。」

 

ドミナントの言葉を間髪入れずに否定する。

 

「…何というか…。…後輩を嫁にするのかそろそろ決めた方が良いのじゃ。」

 

「よ、嫁!?」

 

ドミナントが神様を見る。嬉しそうに艦娘と話していた。

 

「何でそんなことを…?」

 

「…言って良いのかどうか…。…いや、でも其方には言わねばならないじゃろう…。」

 

先輩神様がドミナントの目を見る。

 

「…政略結婚の道具に使われる可能性が高いのじゃ。」

 

「…は?」

 

「…後輩はあのように、天界の中でも容姿は良いのじゃ…。容姿だけは…。…後輩が散々な暮らしをしてきたのは知っとるな…?」

 

「紙芝居みたいな感じでしたけど…はい。」

 

「…なら、話が早いのじゃ。…もし、天界からの使いが出てきたらほぼ間違いなく連れてかれるのじゃ。…さらには、後輩には天界にトラウマがある…。…会いたくもない親に会うのじゃ…。それがどれほど辛いことかお主にはわかるじゃろう…?」

 

「…はい…。」

 

「とにかく、気をつけい…?連れ去られたら最後じゃ。妾も手出しが出来ん…。」

 

「…その時までに覚悟を決めます…。」

 

「良かろう…。」

 

ドミナントと先輩神様は重い話をしている。そこに…。

 

「どうしたのっ?先輩、ドミナント。」

 

飲み物を持った神様が聞いてきた。

 

「…神様。」

 

「何〜?」

 

「…結婚するか?」

 

「ブフッ!ゲホッゲホッ…!な、なんて言ったの…?」

 

神様が思わず吹き出し、真面目に聞く。

 

「いや、先輩神様に聞いたところ、そろそろ婚姻を結べる歳だと聞いてな…。他の天界の男と結婚するのかと…。」

 

「な、なーんだ…。“するか?”に聞こえちゃった…。そんなわけないでしょ!それに、先輩〜…!」

 

神様がつり目で先輩神様を睨む。先輩神様は顔をそらして口笛を吹いていた。

 

「もう…。私はドミナント以外に興味ない。どれだけお金持ちでも、どれだけ美形でも…。私はドミナントのみ!そこは絶対に譲らない!」

 

神様が元気いっぱいに言う。

 

「……。」

 

一方、ドミナントは本気の真剣に捉えてしまっているため、否定も肯定もできない。

 

「…どうしたの?」

 

「いや…。…なんだか申し訳なくてな…。…そんなにも好意があったとは…。」

 

「前々から言ってるじゃん!むぅ〜!」

 

神様が不貞腐れる。

 

……神様が結婚か…。

 

ドミナントは自然と神様の頭を撫でていた。嬉しそうに目を細めている。

 

…………。結婚について何も考えていなかった…。…こいつが他の男と…。…別に構わないはずなのだが、このモヤモヤ感は…。…何故だろうか…。

 

心に浮かぶモヤモヤをドミナントは不思議に思っていた。

 

「それはヤキモチじゃ。」

 

「やきもち…?これが?そんな馬鹿な…。てか、なんで分かったんですか…。」

 

先輩神様が説明して、ドミナントが否定する。

 

「…はたまた本人が気付かないのか、気付こうとしないのか…。」

 

先輩神様がぶつぶつ言う。

 

「どうしたの?」

 

「?あぁ、後輩か…。ドミナントがヤキモチを妬いていたらしくてな。」

 

「ヤキモチ?」

 

「お主が他の婚約者と一緒にいることを思うとそうなるらしい。」

 

「……。」

 

神様は一瞬ポカンとする。

 

「せ、先輩…。冗談にしては少し悪質だよ…?ドミナントがそんなことを思うわけないじゃん。ね?」

 

「ね?って言われてもな…。ハッキリと言うとよくわからない感情だ。」

 

ドミナントが分析する。そこに…。

 

「ねぇ、ドミナント…。」

 

「?どうした?」

 

「もし…。…万が一ヤキモチならさ…。その…。…一生一緒にいてくれる…?」

 

神様は遠回しの告白をした。

 

「……。」

 

……可愛い…。なに恥ずかしそうに頬を染めているんだよ…。こっちも恥ずかしいわ!しかも上目遣いで申し訳なさそうにみるのやめろ…!こんなことを思うとは思わなかったけど…。めちゃくちゃ可愛い…。

 

ドミナントに多大ダメージ。艦これで言うクリティカルヒットであり、ACで言う脚部損傷だ。

 

「ま、まぁ、いずれか決めるさ。」

 

「えぇー。」

 

ドミナントが曖昧な返事をして、神様が納得いかなさそうな顔をする。ちなみに、艦娘たちはますますやる気を出してしまっているが…。

 

「司令官!」

 

「うぉっ!な、どうした…?」

 

吹雪がドミナントに言う。

 

「私たちはどうなるんですか!?」

 

「そうなるから答えられないんだよ…。」

 

ブーブー

 

一斉のブーイング。

 

「神様だけずるいです!」

 

「そーだそーだ!」

 

「卑怯者!」

 

「無能提督。」

 

艦娘たちの一斉の抗議。

 

「わかった!わかった!この話は今度な!それに、決めたわけじゃないし!それと加賀、聞いたぞ…。」

 

ドミナントは必死に言う。この数の艦娘たちが暴れたら流石に手に負えないからだ。

 

「ここの提督は人気者だな。」

 

「?なら、他の鎮守府では嫌われているんですか?」

 

憲兵とセラフが話す。

 

「嫌われているところもあれば、異常なまでの信頼感がある提督もいる。」

 

「そうなんですか。」

 

「…まぁ、住んでいるところは異常なまでに信頼感のある提督だがな…。」

 

「第1佐世保…でしたっけ?」

 

「そう。憲兵の総本山。様々な奴がいる。見習いもいれば、熟練もいる。1から25部隊はそこにいる。ちなみに、4と9は部隊名についていない。つまり、正確には20の部隊が第1佐世保いる。残りの11部隊はそれぞれの鎮守府にいる。」

 

「あなたたちは…?」

 

「自分たちは正確には存在しない部隊。…記録に残らない、汚れ仕事を任される部隊だ…。」

 

「……。」

 

自嘲したような笑みで、儚げな目になっていた。

 

「いつもは裏で汚いところばかり目に入っていたけど…。今日、表を見ることができて良かった。実は自分たちが裏で動いても、何も起こらないんじゃないかと心配していたんだ。…現に陸軍の艦娘を自分たちが救うことは出来なかった…。」

 

「憲兵さんたちが裏で動いてくれているおかげで、どこかの鎮守府の、誰かわからない艦娘が平和にのんびり暮らしているんですから。」

 

「…ありがとう。」

 

憲兵は騒いでいるドミナントたちを見る。ドミナントは艦娘にまとわりつかれてわちゃわちゃされている。ジナイーダはそんなドミナントを見て、笑みが苦手なのか獰猛な笑みで見ている。主任は笑いながら三日月と話しており、ジャックは加賀と話をしながらもそもそ食事をしている。ガスマスク憲兵は何を思っているのか分からないが、その様子をじーっと見ている。真っ赤なマスク憲兵は迷惑そうに露骨に嫌味な目で見ており、憲兵=サンは艦娘の笑顔を見ていた。

 

「…ホント、自分がただの女性に戻る日が来てしまうのではないかと心配するほどな。」

 

「?何か言いました?」

 

「いや?何でもっ。」

 

そして、微笑むセラフに口元の緩む鬼の面頬憲兵だ。

 

…………

翌朝 3時

 

「準備は出来たか…?」

 

「ああ。」

 

「出来ている。」

 

『行くか。』

 

憲兵たちはもう既に行く準備をしていた。

 

「書き置きは残し、行くぞ。…周回が終わったら、まず間違いなく怒られるが…。」

 

そして憲兵たちが気配を消して、音もなく玄関へ行き、門に辿り着くと…。

 

「もう行ってしまうんですね…。」

 

「…ああ。」

 

後ろから声がしたが、全く驚かない憲兵たち。全員分かってたみたいだ。

 

「もう少しくらい…。」

 

「その気持ちは嬉しいが、まだ鎮守府の周回中だ…。今もどこかで酷い目に遭っている艦娘がいるかもしれん。」

 

「…そうですね…。」

 

「……。…仕方ない…。終わったら、たまに来る。」

 

憲兵は精一杯のことを言った。普段、憲兵は用がない限り警備や鍛錬で出られないのだ。

 

「…心待ちにしております。」

 

セラフが精一杯の微笑みで言った。

 

「…それでは…。」

 

ザザンッ!

 

憲兵たちは闇夜に姿をくらませた。

 

「…私も見回りしますか…。」

 

…ように見えたが…。

 

「そうだっ!思い出した!」

 

「?」

 

鬼の面頬憲兵が戻ってきた。

 

「ここの鎮守府合格。これ、ここの提督に渡しておいて。」

 

憲兵が書類を渡す。

 

「これは…?」

 

「自分から見たここの成績。…それと…。」

 

「?」

 

「…その…。」

 

憲兵が恥ずかしそうにする。それをセラフが見て…。

 

「…!そうです。携帯の電話番号を交換しませんか?」

 

「!い、良いのか…?」

 

「もちろんですよ。…それと、ほかの憲兵にはバレてませんよね…?あなたが…。」

 

「もちろんもちろん…。男のみだから、話がな…。」

 

憲兵も悩みがあったようだ。

 

「LENIやってます?」

 

「う、うむ…。」

 

そして、交換して…。

 

「それでは!」

 

「はい。」

 

憲兵は女の子らしい、目を輝かせながら行った。

 

……本当、可愛い人ですね。

 

セラフはそんなことを思いながら鎮守府に戻って行った。




俺気づいたんすよ…。AC要素ないってことに…。

登場人物紹介コーナー
LENI…ある企業のコミュニケーションアプリ。
先輩神様…叢雲に似ているが、昔の言葉を使う者。

「長門コーナーだ。」
「今回は妾かの?」
「おぉ…。先輩神様?か…。」
「その通りじゃ。」
「嫁に出遅れるとか言っていた…。」
「聞いとったのか…。天界には良い男がいないのじゃ…。」
「提と…。いや、なんでもない。それは大変だな。」
「其方らの提督には多いからの。それに、人間とはちょっと…。」
「我儘だな…。」
「仕方ないのじゃ。人間は寿命が少ない…。妾にとっては一瞬と同じなのじゃ…。別れるのは嫌なのじゃ。」
「だが、神様は…。」
「後輩はそのことが分かってて、あえてそこにおるのじゃ…。たった一瞬でも…。別れることが分かっていても共にいたいのじゃろう…。じゃから、妾は応援するのじゃ。」
「そうなのか…。」
「妾はこれでも天界5強の中でも上位にいる存在じゃ…。なのに…何故…。」
「強すぎるからではないのか…?」
「新しい出会いを求めて色々してみたのじゃ…。しかし、今日なんと言われたと思う…?」
「なんと言われたんだ?」
「より老けて見えると言われたのじゃ…。慣れない化粧?とやらをしてみても、逆に怖がられたり…。言葉を覚えても、誰も振り向きもせぬのじゃ…。妾が一体何をしたのじゃ…?…まぁ、心当たりはあるのじゃが…。」
「心当たりがあるのか…。」
「結構昔の…。まだまだ妾がヤンチャな頃だったのじゃ…。千年くらい前かの?」
「結構昔だな…。」
「強さを競う大会があっての…。」
「…まさかな…。」
「そうなのじゃ…。全員をなぎ倒したのじゃ…。槍で…。」
「大人も含めてか…?」
「…そうなのじゃ…。」
「…それは引くな…。」
「やめい!妾だって反省しておるのじゃ!そして、翌日から5強の仲間入りじゃ…。そのせいで、妾を怒らせないように今まで接してきてくれた者は全員距離を置かれたのじゃ…。」
「そうなのか…。…神様は?」
「……。…後輩も一度だけ、妾と戦ったことがあるのじゃ…。」
「それで?」
「…妾の口から言うべきことではない。後輩から聞くのじゃ。」
「前回聞けば良かったか…。…いや、聞いても話さないな。」
「いつか、そこらの話をするらしいからの。その時に明かされると思うのじゃ。」
「気の長い話だな…。」
「そろそろあらすじ?とやらを話した方が良いのじゃ。」
「分かった。ゲストである先輩神様に任せよう。」
「分かったのじゃ。…次回、第221話『ジャガイモの化け物』らしいの。」
「じゃがいも…。…芋といえば、この前…。」

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