ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「そうなんだ。」
慣れない人も多いので、一応断っておきます。
「注意事項だね。」
まぁ、筆者のネタ切れもあるけどね…。
「というより、なんでこんなに遅かったの?」
ここと後書きのネタ不足。文章はもうすでに一週間くらい前に完成してる…。
「えぇ…。」
そんなもんさ。
「じゃぁ、ゲストを紹介するね。」
空気を読んだ時雨、ありがとう。
「アれ…?ここハ…?」
「あれ…?深海…棲艦…?」
ま、そうだね。渾だね。艦娘になりかけているけど。
「…なんだろう…。面影が…。」
ま、いずれわかるさ。
「だレ…?」
筆者だよ。
「ボクの名前は時雨。よろしくね。」
「よろシクおねがイしまス。」
「…なんか、すごく丁寧…。」
元々心優しい深海棲艦設定だったからね。
「そうなんだ。」
あらすじ…できるかな?
「ガンバります。」
あらすじデス
今…暗イシンカイ…。…あれ…?月が、きれい…。
221話 ジャガイモの化物
…………
第4佐世保鎮守府
突然だが、第4佐世保鎮守府とは大本営と一部の鎮守府、憲兵以外場所を知らぬ極秘の場所。一般人や一般の憲兵などは第3までしか知らない…。そんな第4佐世保に属する者たちは規格外のイレギュラー。全世界の平均は現在70前後。だが、1ヶ月以内で平均レベル99を叩き出した猛者の集まりである。しかもそれだけではない。全世界でここにしかいない陸軍の艦娘、大和型の姉妹艦の武蔵…。そして、未確認でイレギュラーな艦娘。だが、それだけで規格外のイレギュラーな鎮守府とは言えない。だがそう呼ばれている理由は、そこに属する者達は艦娘以外にもいるからだ。異世界の真の強者、裏の策士、最強の『9』の称号を持つAI、人間の可能性を信じる規格外のAI…。果てまでは神までこの鎮守府に属している。そしてこの男こそ、その全てを束ね切れていないが一応提督である男。ドミナントである。
「…えっと…誰ですか…?」
ドミナント…?である…。
「おう、赤城。どうかしたのか?」
「い、いえ…。その…。前と随分お姿が変わっているような…。」
「ははは。気のせいだろう。」
「いえ、間違いなく気のせいではないんですが…。」
本日の秘書官は赤城のようだ。初めてである。
「その…。大変言いにくいのですが…。」
「なんだ?気になるじゃないか。言ってくれ。」
「提督…最近…。」
赤城がドミナントを見る。
「…太りました…?」
いや、巨漢のぜい肉の塊だ。
「バレた?最近1、2kgほど増えちゃってさー…。」
「いやいやいや…。控えめに言って100kgほどは太りましたよ…。はい。明らかに…。」
「いやいやいや…。体重計で測ったけど、そこまで増えてなかったよ?」
「針が一周回ってるんですよ…。それしか考えられませんし…。」
赤城が言う。
……もしかして、毎日自分を見ているから、少しずつ変化しているのに気づかなかったのでは…?…ですが、流石に目の前で言うのも…。…でも、このまま言わないのも…。どうすれば良いのでしょうか…?
赤城が考える。そして…。
「!そうです!神様!神様に聞けば分かりますよ!」
「そうか?なるべく呼びたくはないんだけどなー…。」
ドミナントは渋々言う。
……これで、私から言うことはありません。すみません、神様。今度何かお菓子や甘いものを奢ります。
そんなことを思っていると…。
ガチャ
「やっほー。ドミナント〜。」
神様がドアから覗く。
「あっ、丁度良いところに…。」
「あの、神様。提督を見て、どう思いますか…?」
「どう思うか…?」
神様はドミナントを上から下までマジマジと見る。
「…太ったとは思いませんか?」
「?そうかな?」
神様が不思議そうな顔をする。
……毎日見てるから神様も変化に気づいていませんね…。だめですねこの2人…。早くなんとかしないと…。
赤城が真面目な顔で深刻そうな顔で見る。そこに…。
コンコン、ガチャ
「赤城さん、いますk…。ジャガイモの化け物!?」
「誰が化け物だ…。」
加賀がドミナントを見てギョッとして言う。…自分もある意味芋なのだが…。
「加賀さん…。失礼ですよ…。提督です。」
「……。」
加賀が絶句する。ドミナントは今はもう見る影もない。そして…。
「提督。」
「なんだい?」
「150キロほど太りましたね。」
「そ、そんなわけ…。」
「口くさいです。フーフーうるさいです。息が臭いです。部屋が狭いです。汗臭いです。生理的に無理です。鼻息荒いです。提督服が似合っておりません。幻滅です。失望しました。椅子がかわいそうです。汗を拭いたハンカチを今直ぐ洗ってください。手汗が酷いので物に触れないでください。水の消費がもったいないです。食費を減らしたらどうですか。痩せることを推奨します。…。」
加賀がまるで早口言葉を言っているように淡々と続ける。ドミナントはどんどん弱ってゆく。
「か、加賀さん…!一応提督ですので…。」
「そう、提督だからこそしっかりしてもらいたいものです。」
加賀が厳しく言った。
「…フフ…。そんな訳ないだろう…?」
「現実を見てください。」
ドミナントが瀕死の顔で言い、加賀がとどめを刺そうとする。
「じょ、冗談じゃ…。」
バッキャァァ!
「「「!?」」」
提督椅子に座ったら、一瞬で壊れた。そして、神様も太っていることを知った。
「…これではっきりしましたね…。」
「…うん…。」
赤城が言い、神様がうなずく。だが…。
「椅子が腐ってる!?」
「現実を見てください…。体重で壊れたんです…。」
赤城が勘違いしているドミナントに言った。
「何故太ったのかさっぱりわからん…。」
「まずは机の上にある紅茶や茶菓子やスコーンなどを取り上げます。」
原因は直ぐそばにあった。加賀が禁止令を出す。
「それより、他の子たちが見たら幻滅するかもしれませんよ?」
「えっ…。マジ…?」
ドミナントが驚愕したような顔をして言う。
「嫌われても良いんですか?」
「…嫌われたくないです…。」
「なら、痩せましょう。」
「はい…。」
加賀が珍しく説教をする。
「まずは鎮守府の周りを走りますよ。」
「は、走るの…!?」
「当たり前です。…赤城さんも行きますか?」
「えっ?あ、はい。…というより、加賀さんも走るんですね。」
「少し体重が増え気味なので。」
「ジャックさん、振り向くと良いですね。」
「……。」
加賀は表情に出さないが、赤城は分かっている。恥ずかしがっていることに。
…………
鎮守府外
「ヒィ…ヒィ…。」
「まだ走って5分も経っておりませんよ。」
「そんなこと言われても…。」
ドミナントは5分足らずでへばる。
「ヒィ…ヒィ…。…休憩…。」
「早すぎません!?」
ドミナントが座る。
「…神様、お菓子持ってる?」
「うん!一緒に食べよ?」
「提督、それだからダメなんですよ…。」
赤城が問答無用で取り上げる。
「神様さん、今の行為はダメです。」
「えー?なんで?」
「なんでって…。提督は今誘惑を振り切って、運動しているんですよ?そんな時に、甘いものをあげる人がいますか。」
「だって、神様だもん。」
「そう言う問題ではありません。とにかく、提督のことを本当に思っているのなら、あげないようにしてください。」
「…ドミナントのため…?」
「はい。間違いなく提督のためです。辛いかもしれませんが、鞭を与えてください…。」
「…うん…。」
神様は目に見えてショゲている。
「…ドミナント…。」
「な、なに…?」
「…走ろう?」
「今!?」
「うん…。」
神様がドミナントの手を引く。これでも、精一杯走らせようとしているのだ。
「…提督、神様さんがあなたを思って言っているんですよ?」
「むぅ…。…分かった…。行くよ…。行けば良いんすよね!行けば!」
ドミナントは疲れた体に鞭を打って走る。
…………
そして、ドミナントは一週間、さまざまな苦労をした。食事を制限して、量を少なくしたり、なるべく運動をするように心がけたり、誘惑を振り切ったり…。そして…。
「痩せたぜ…。」
「随分と…まぁ…。」
赤城が微妙な顔をする。
「提督…。…痩せすぎじゃありません…?」
ガリガリである。
「なら、何か食べるか?」
「いえ、リバウンドがなんとかと言う話を聞きましたから、少しだけ食べてください。」
赤城がお茶を持ってこようとしたが…。
「…いえ、これではありませんね。」
「?」
すぐに入れ物を棚の中から取り替える。
「今日くらいは…。」
赤城がキョロキョロ周りを見る。ドミナントと2人きりだ。
「…大丈夫ですよね…。」
「?」
「加賀さんから禁止されていた、紅茶。一緒に飲みませんか?」
「良いのか…?」
「はい。」
「ありがとう!そして、懐かしの紅茶…。」
ドミナントが慣れた手つきで注ぐ。
「…て、提督…。その…。」
「?」
「これを…どうぞ…。」
真中を赤城が用意してくれた。
「…なんだ。一緒に飲みたかったんじゃないか。真中まで用意して…。」
「それは…。…そうですけど…。」
「……。」
……可愛い…。恥ずかしがっているなんて特に可愛い…。
ドミナントは赤城を見てそんなことを思う。
「…?どうかしましたか?」
「あっ、いや?別に。…赤城は可愛いなってさ。」
「…!」
赤城は少し照れる。
「…可愛い…ですか?」
「もちろん。」
「そう…ですか。」
「?」
赤城は内心とても嬉しそうだ。
「…美味しいね。」
「はい。提督。とても美味しいです。」
……提督と一緒に飲んでいるから…かもしれませんけど。
赤城は美味しそうに飲んでいるドミナントを見る。
「…?どうした?」
「あっ、いえ。別に…。」
「?そう?」
「はい。…いえ、そうではありませんが…。」
「なんなんだよ…。」
「…提督に好きな艦娘はいらっしゃるんでしょうか…?」
「全員好き。」
「なら、全員とケッコン…。」
「しないよ。」
「……。」
「…神様の件?」
「…はい…。」
「ヤキモチとは…いやはや…本当に可愛い。」
「…ヤ、ヤキモチなど…。大人の女性として、そんな…。」
「別に妬いても良いじゃん。大人も子供も関係ないと思うよ?」
「そうでしょうか…。」
「第一、神様を見てごらんよ…。神様、あれでも結構な年上だよ?あいついつものように妬いてるじゃん。」
「そうですけど…。はい…。」
「…話を戻すけど、あの件は最終手段として使うよ。まぁ結婚はしても、いつものようにここで暮らすし。上部だけのものみたいなものだよ。…一応、神様も大事な仲間だからさ。」
「私たちは…?」
「大事な娘たち。」
「むぅ…。」
……可愛い。
赤城が頬を膨らませるが、ドミナントには全く効果ない。それどころか、逆効果だ。
……娘だと、本気で捉えてくれないじゃないですか…。ずるいです…。
「提督、どうやったら娘とは見れなくなりますか?」
「…へ?」
「今ここで証明して見せましょうか?私になら出来るはずです。」
「証明って…。何するの?」
「もちろん…。提督との子供でも…。」
「……。」
ドミナント、思考停止5秒後。
「いやいやいやいやいやいやいや…。待て、落ち着こ?ね?」
ドミナントは少しずつ後ろに移動する。
「逃しませんよ。」
バンっ!
「ひぃぃ…。」
赤城がドミナントを押し倒し、その上に跨ぐ。
「…!?ちょ、赤城!そこ危ないよ!」
ドミナントは振り解こうとしたが、暴れると赤城に机の角が当たってしまう。
「さぁ…営みでも…。」
シュル…
赤城が服を緩める。
「ちょ、ま、待て!落ち着け!あかぎん落ち着け!」
そんなワイワイしているところに…。
コンコン、ガチャ…
「提督…。その…。ダイエットをやりすぎてしまい、申し訳あ…。」
「「……。」」
加賀に見られた。
「……。」
加賀、思考停止5秒後。
「…頭にきました。」
「ちょ!加賀も待て!本当に艦載機来てるんだけど!」
ドガァァァァン!!
「ギャァァァァァァ!」
赤城はいち早く脱出していた。
「謝りに来たのに、あんな行為をしているとは…。破廉恥な男ですね。」
「ご…誤解だ…加賀…。」
「言い訳は結構です。…せっかく、神様も誘って鎮守府の外の店に行こうと思ったのに。」
「えぇ…。」
「提督は留守番をお願いします。」
「ちょ、待…。」
バタンっ!
「…悲しーなー…。」
ドミナントが呟いた。
…………
廊下
「加賀さんも人が悪いですね。」
「赤城さんこそ…。提督は何もしていないことは知っております。」
「ふふふ。恥ずかしかったんですよね?」
「私はジャックさん一筋です。」
「あっ、いえ。好きとかではなく…。せっかく、鎮守府の外の紅茶屋さんを調べて、その道まで覚えて、いくらかかるかも計算して…。そして、勇気を出して誘おうとドアを開けたらあの場面ですからね。」
「……。」
赤城は加賀が事前に下調べをしていたことを知っていたみたいだ。
「…提督はあとで神様に誘わせるつもりでしょう?」
「…そこまで分かっているんですね。」
加賀が心を見透かされているようで驚いた。すると、赤城がこちらに顔を向けた。
「だって…同じ一航戦ですから。」
そして、微笑みながら言う。
「……。」
加賀は滅多に表情を変えないが、この時だけ口元を緩ませて静かに頷いた。
ドミナントは既に元の体重に戻っています。
登場人物紹介コーナー
赤城…空母。加賀と2人でいることが多い。結構な大食い。駆逐艦などの艦娘からも好かれている。
「長門コーナーだ。」
「今回は私ですね。」
「赤城か。アニメでは世話になった。」
「いえいえ。一応セリフですので。」
「セリフなんて言うんじゃない…。ブラックなところが出てしまったではないか…。」
「ふふふ。」
「ふふふじゃない。…まぁ良いか。史実などを教えてくれ。」
「わかりました。長門さんの頼みなら。」
「そんなに私の権限は大きいのか…?」
「私は本来、天城型巡洋戦艦の2番艦として作られる予定でした。」
「まぁ、無理な改造だったんだがな。けど、頑張っていたな。」
「ありがとうございます。三段式空母として完成しましたが、後に一段全通式空母に改装されました。」
「そして、称号を得たのか。」
「初めて作られた大型空母の称号を得ることが出来ました。」
「初めての大型空母の背負うプレッシャーとやらを知りたいな。」
「いえいえ…。なんなら、長門さんも同じじゃないですか。」
「同じ?どこがだ?」
「当時、長門さんと私は日本の誇りであり、1番の人気者でしたし。」
「…そうだったな…。あの頃は懐かしいな…。」
「ええ。…本当に。日頃鍛錬を積んだ自慢の艦載機との組み合わせは、無敵艦隊とも言われましたね。」
「そうだったのか。私は知らなかったがな。」
「でも、ミッドウェー海戦で…。」
「奇襲を受けて沈没…だったな…。」
「長門さんは…。」
「私は…。……。聞くな。」
「…私より辛い目に…?」
「それは分からん…。状況が違うからな。」
「そうですか…。」
「だが、私は赤城を失った時はショックだった。共に支えてきた仲間を失ったからな…。」
「…そこまで…。…嬉しいのでしょうか…?私は…。」
「…だが、今度は違う。必ず守る。そして、この戦いを共に終わらすぞ。」
「そうですね。皆んなで力を合わせて。」
「そうだな。…と、そろそろあらすじをしてもらいたい。」
「わかりました。えーっと…。次回、第222話『ひどい1日 その1』らしいです。知らない話ですねぇ…。」
「…そうだ。赤城。知らない話と言えばこの前提督が…。」
後書きが必要かどうか
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いらない
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たまにいらない
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たまにいる
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いる