ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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遅くなりました。
「でも、前よりは早くない?」
前よりはね…。
「ネタがないの?」
そうなんだよ…。どうやっても詰むから…。謝りを繰り返すしかないし。
「提督も大変なんだね…。」
実際、多方から好意を持たれるととても面倒なことが分かった…。
「バレれば即……だもんね。」
何重にも股をかけると、ろくなことがない。間違いない。それを書いている筆者が言うんだ。
「まぁ、書く前までは羨ましがってたでしょ。」
いや?筆者はハーレムとか生理的に無理だったからさ…。特に鈍感、なんの努力もしない主人公がモテるのが気に食わない。
「あれ?この小説…。」
違うね。ドミナントは気づいていないフリをする。そして全力で阻止をする。娘みたいに見ているから、まず恋愛感情は無さそうだし。
「…そうだし?」
これから展開が変わるかもしれないからね。と、そろそろ始めようか。
「わかった。」
「ここはどこだ…?」
装甲車社長だね。あきつ丸たちを助けた…。懐かしいね〜。
「そうなの?」
「ここはどこだ?」
ここはあらすじを言う部屋であり、前書き欄だよ。
「筆者の部屋かな。」
「?…まぁ、いい。陸田中将に会う。早くここから出せ。」
あらすじを言えば出れるけど…。
「そうそう。」
「あらすじだと…?」
前回何があったかをそのマイクに向かって話せば良いの。
「簡単でしょ。」
「…わかった。」

あらすじ
私はいま陸田中将を探している。…仲間も消えたみたいだからな…。今寂しい思いをしているはずだ…。私も中将に救われた身…。恩を返さねば…。


225話 重なる予定

…………

翌朝 倉庫 9時ほど

 

「夕張〜。いる〜?」

 

「はい!提督!準備万端です!」

 

ドミナントが話は延期になったことを伝えようと、倉庫で夕張に会う。

 

「提督!今日はどこへ行きますか!?」

 

夕張がキラキラさせて聞いてくる。キラ付けなのか、素なのか…。

 

「いや、夕張…。」

 

「私は今日ここに行きたいです!」

 

「いや、あの…。」

 

「今しかやっていないみたいです!ほら!ネットにも…。」

 

「ゆ、夕張…。」

 

……めちゃくちゃ断りずらい…。キラキラさせて…。もう、楽しみで仕方のないような感じで…。

 

「提督はどこに行きたいですか?」

 

笑顔で聞いてきた…。

 

「ゆ、夕張…。」

 

「はい!」

 

「実はな…。」

 

「…?」

 

ドミナントがバツが悪そうに言葉を詰まらせた。夕張の笑顔が一変、心配した顔をしたのだ。

 

「その…言いにくいんだけど…。」

 

「無理…ですか?」

 

「……。」

 

「提督…誘ってくれたじゃないですか…。」

 

「いや…それは…。」

 

夕張がとても悲しそうな顔をした。ジナイーダに見られたらぶっ飛ばされるどころでは済まなさそうな感じだ。

 

「嘘…だったんですか…?」

 

「……。」

 

ドミナントが本気で悩む。その時、ふと倉庫の奥に見てしまった。

 

「……。」

 

(……。)

 

(……。)

 

(……。)

 

セントエルモと妖精さん達だ。セントエルモが艤装でドミナントに照準を合わせていて、妖精さん達はスパナやらドライバーなどを持って、素振りをするかのように用意していた。全員顔が怖い。そして、妖精さんたちが、ギロチン台のようなものでジェスチャーまでしていた。

 

「……い、いや〜!そ、そんなわけないじゃないですか〜!いやね!ただ!所持金のことについて相談しに来ただけだよ!もちろん!」

 

「?本当ですか…?」

 

夕張は“良かった”と、安堵したような顔をした。

 

「私の分は自分で出しますから、提督は提督が必要だと思う金額で良いですよ!」

 

「お、おう…。それと、時間だけど少し遅れるかもしれない…。」

 

ドミナントが死んだ目で答える。

 

「待ち合わせ場所は…。」

 

「LENIで連絡する…。」

 

「わかりました。」

 

ドミナントはフラフラと倉庫を後にした。

 

…………

廊下

 

「どうしよう…。」

 

腕を組みながら考えている。吹雪とは時間を遅らせているのだ。すると…。

 

「Hey!提督ー!どうしたんデスカー?」

 

「おう…金剛…。」

 

金剛とすれ違う。優しい金剛はなんとなく雰囲気の違うドミナントを心配したのだろう。

 

「色々疲れていてさ…。大変でさ…。」

 

「…お疲れ様デース。」

 

「どっか、休みたいよ…。」

 

ドミナントが呟くと…。

 

「!なら、丁度良いネー!」

 

「?」

 

「明日、Date(デート)してくださいネー?」

 

「な、なぜ…?」

 

「昨日食堂で明後日の約束しているところを見たからデース!」

 

「…明後日?」

 

ドミナントが首を傾げる。

 

「とぼけるつもりデスカー!?」

 

「いやいやいや…。昨日?」

 

「That's Light(その通り)!」

 

「…昨日…。…吹雪…まさかな…。」

 

「どうしてブッキーが出てくるデスカー!?」

 

「いや、金剛…これには深い訳が…。」

 

「どう言う訳デスカ?」

 

「それは…。」

 

ドミナントが言おうと思ったが、言葉が詰まる。

 

……これ…。話しちゃダメなんじゃない…?1日とはいえ、入れ替わっていたわけだし…。余計な混乱招くんじゃね…?大騒ぎになると、予定が遅れて俺の紅茶人生が終わる…。ここは無難に黙っておこう…。

 

「…いや、なんでもない…。明日行けば良いんだな?」

 

「気になりマース!」

 

「永遠の謎だ。じゃ、明日また会おう。」

 

金剛はぶつぶつ言いながら行った。

 

……どうしよう…。明日は金剛か…。今日の時点でもう既に吹雪と夕張でブッキングだし…。…吹雪だけにブッキーング…。

 

下らないことを考えているくらいなら、なんとかする方法を考えて欲しいものだ。

 

…………

 

「う〜ん…。」

 

「あら、提督。」

 

「おや?赤い一航戦…。」

 

「赤城です。」

 

ドミナントが悩んでいるところに、赤い一航戦が話しかけてきた。

 

「提督、明日空いていますか?」

 

「明日?明日は金剛と…。」

 

「デート…ですか。」

 

「まぁ、そんなもんかな…。元帥殿の褒美としてさ。」

 

「私も、その褒美についてなんですが…。」

 

「?…赤城もデート?」

 

「違います。これです。」

 

「何それ?…ゲッ。」

 

赤城が懐から取り出したポスターに、ドミナントが嫌な声を出してしまった。

 

「…大食い…大会…。しかも明日…。」

 

「はい。ですが、これはペアでしか参加できなくて…。」

 

「加賀がいるぞ…。」

 

「いえなんと、これ…。…異性とのペアでして…。」

 

「…しゅに…。」

 

「教官さんと行った場合、どうなるかお分かりですね?」

 

「…バレるな…この鎮守府…。」

 

「そこじゃありません。外に出た時、私が白い目で見られます。」

 

「その大会に出ている時点でもう既に…。」

 

「何か言いましたか…?」

 

「あっ、いえ。なんでもないです。はい…。」

 

「この職場なので、異性の知り合いが少なく…。」

 

「ジャックはどうだ?」

 

「ジャックさんも悪くなかったんですが…。仕事や、加賀さんがいますし…。」

 

「まぁ…ね。」

 

「残っているのが提督しかいないんです…。」

 

「残っているって…。俺は売れ残りか…。」

 

「あっ!いえ!そんな売れ残りってわけでは…。」

 

「良いんだよ…。赤城…。俺は自分自身理解しているし…。」

 

「違います!」

 

赤城が必死に言う。

 

「それなら!提督以外の誘われなかった一般人なんて、不良品同然ですし!」

 

「赤城、それは流石に言い過ぎ…。」

 

「あっ。…すみません。」

 

ドミナントと赤城が冷静になる。

 

「明日…か。明日の何時?」

 

「明日の昼ですね。12時…いえ、ヒトフタマルマルから、ヒトゴーマルマルまでです。」

 

「今なんで訂正したん?まぁ…なんとかなるか…?」

 

「ありがとうございます。」

 

「お、おう…。」

 

ドミナントはさらに悩むことになった。本日、吹雪とデートをして、夕張とブッキング、明日は金剛と赤城に付き合わされ、明後日は天龍に付き合いつつ、神様とデートなのだ。

 

「…仕事の方がよっぽど楽なのでは…?」

 

どうやらこれら全てを乗り切ることは、元の世界より大変らしい。だが、悪いことはさらに連続して起こるものだ。

 

「提督。」

 

「……。」

 

「提督?」

 

「……。」

 

「提督!」

 

「ハッ!?ど、どうした?長門か…。」

 

「どうした?ではない。何度も呼んだぞ?」

 

「そ、そうか…。ところで、どうかしたのか?」

 

「元帥殿の褒美がどうとか聞こえてな。私の褒美もそろそろ使うべきかと思ってな。」

 

「……。」

 

「?どうしてそんな顔をしているんだ?」

 

「い、いや…。…まさか、3日以内に何か起こるわけでは…?」

 

「?そうだが?」

 

「…長門…。」

 

「?」

 

ドミナントが長門両肩を掴んだ。

 

「助けて…。」

 

ドミナントが弱々しく言葉を発した。

 

…………

 

「なるほどな。」

 

「そうなんだよ…。」

 

ドミナントは長門に全て話した。

 

「断ることは出来なかったのか?」

 

「断ろうとしたんだ…。でも、全員限定がどうのとか、期間がどうのとかで…。」

 

「提督も大変なのだな…。」

 

長門が呟く。

 

「…?どうしたの?」

 

「あっ、いや。何でもない…。」

 

ドミナントは見逃さなかった。長門が何か書類を後ろに隠したのを。

 

「みーせてっ。」

 

「あっ…。」

 

ドミナントは死んだ目でひったくる。もう、これ以上酷いことは起きるはずがないと確信していたからだ。

 

「……。…どこかで見たことがあるような…。」

 

「悪いか!?甘いのが好きなんだ!」

 

「いや、悪くはない…。でも、どこかで…。」

 

ドミナントがスイーツ店のポスターを見ながら呟く。

 

「?行ったことがあるのか?」

 

「…覚えていないが、見たことはあるような…ないような…。…夢か。夢だな。」

 

「そうか?」

 

ドミナントが確信した。

 

「で、いつ行きたいの?」

 

「4日後までやっている。その時までに、なんとかしてくれ。」

 

「分かった…。明日は金剛と赤城、明後日は天龍だから…。3日後?」

 

「4日後だな。」

 

「分かった。そこなら、多分何とかなる。」

 

「礼を言う。…頑張ってくれ。それしか言えない。」

 

「あは、アハハ。想定の範囲外だよぉ…。」

 

ドミナントは死んだ顔で言った。




この後の展開をどうすればいいのか…。

登場人物紹介コーナー
特になし

「毎度お馴染み長門コーナーだ。」
「今回は私ですね!」
「夕張か…。筆者によると、丁度夕張との一日が終わったところらしい。」
「私と提督との1日ですか!?」
「そうなのか?……。そうみたいだ。」
「テレパシー…ですか?」
「そうだ。」
「すごい…。で、ここでは私の説明を…。」
「すまんが夕張…。次回も、その次回もお前だから、ここで言うとネタが尽きると危惧した筆者からの命令だ。次回に回してくれ。」
「次回…。」
「そうだ。」
「…分かりました。では、憂さ晴らしも兼ねて、次回予告しますね。」
「う、うむ…。」
「次回、第226話『夕張との1日 その1』…。…ハッ!?そうだ!次回デートですね!楽しみです!うふふ…。」
「憂さ晴らしは…。」
「なんのことでしょ〜。」
「…羨ましい限りだな。全く。」

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