ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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遅れてしまって申し訳ありません…。アンケートありがとうございます!
「今度はどうしたの?」
深刻なネタ不足により、先が進まない…。
「ネタ不足はしょうがないよね…。」
ACやり直そうかな…。いや、そんな時間ないな…。
「もうすぐ年末…。」
あぁぁぁぁあ!嫌なことを言うもんじゃぁない!
「……。筆者さんも大変なんだね…。」
大体おかしいよ…。なんでこんなに仕事立て込んでるのさ…。今年は特に…。
「新型ウイルスの影響もあったからじゃない?」
コロナめ…。呪ってやる…。
「筆者さんから負のオーラが…。そろそろ危ないから、あらすじを始めるよ。」
あぁ…頼むよ…。
「自分、あきつ丸であります。」
あきつ丸か…。
「陸軍続きだね。」
「自分はもう第4佐世保所属であります。」
随分とあそこが気に入ったようだねぇ…。これから大変なことになるとも知らずに…。
「森…?」
モォーリカァードゥールサーン。
「排除…て、どうしてこんな言葉が出てきたでありますか…?」
それは永遠の謎だな。あらすじをしてくれると助かる。
「頑張るであります!」

あらすじであります!
前回、将…提督殿は夕張殿と一緒に出かけているであります。吹雪殿が何故だか機嫌がものすごく良かったであります。…自分は……


227話 夕張との1日 その2

…………

 

「遊園地行きたいです!」

 

「遊園地?」

 

夕張が言い、ドミナントが首を傾げる。現在、エアコンを取り付ける件の夕張とのデート中だ。…とは言っても、目に見えてイチャイチャはしない。独占して二人きりで遊ぶみたいな感じだ。

 

「遊園地か…。…また、あいつらの世話になりそうだな…。」

 

「?」

 

「遊園地…俺は一つだけなら知ってるけど…。」

 

「えっ!どこですか!提督の唯一知っている遊園地へ行ってみたいです!」

 

「…本当に行きたい?後悔しない…?」

 

「もちろんです!」

 

…………

 

「チケットをあげ…。」

 

「はいはい。ありがとう。」

 

ドミナントが話を最後まで聞かず、夕張のところへ行く。

 

「?どうした?そんな顔をして…。」

 

「い、いえ…。なんか…その…。…とても個性的なところだなと…。」

 

「個性的?いや?変だ。普通に変なところだ。」

 

「自覚あるんですね…。」

 

ドミナントは三度目はないと思っていたが、また来た。

 

「だから聞いたじゃないか。」

 

「でも…。」

 

夕張は無理に笑顔をしようとしているのか、口角が釣り上がって笑えない顔をしているだけである。

 

「まぁ、スタッフはアレだけど、乗り物は……。………………多分平気。」

 

「随分考えていたけど本当?」

 

「もーちろんさー。」

 

ドミナントと夕張が入って行った。

 

…………

 

「「世に平穏のあらんことを…。世に平穏のあらんことを…。」」

 

午前中だけで二人はすっかり洗脳気味になっている。しかし…。

 

グゥ〜…

 

「「!」」

 

お腹の音で洗脳が解けた。

 

「ハッ!?お、俺は一体何を…。」

 

「ここ、怖いですね…。こんなにも怖いところがあるなんて…。」

 

「そろそろおやつの時間かな…?」

 

ドミナントが例のレストランのメニュー表を見る。

 

「…なんでハチ関係の物しかないのか…。蜂蜜パンケーキ、蜂蜜味チェロス、蜂蜜ワッフル、蜂蜜トースト…。ハチノコまである…。」

 

「やっぱり、ここ洗脳されますよ…?」

 

「ま、変なのは入れてないと思うし…。てか、すぐ出るんじゃ入場料もったいないし。」

 

「まるで一般人のような考え方…。」

 

「ん?なら、夕張は上司と部下の接待のようにみてる?接待なら、手を繋ぐこともないな〜。」

 

「い、いえ!そんなことはありません!一般人のような考え方大好き!」

 

「ダイナミック手のひら返し…。手だけに…。」

 

「そんなことより、早く入りますよ。」

 

ドミナントのギャグも速攻無視して、夕張が店の中に入る。ドミナントが落ち込んでいるように見えるのは多分気のせいである。

 

…………

 

「提督…。大丈夫ですか…?」

 

「なんとか…。店内に流れている音楽が洗脳気味の音楽だ…。そして世に平穏のあらんことを…。」

 

「提督、洗脳されていますよ…?そして、世に平穏のあらんことを…。」

 

語尾が変である。

 

「あれれ…?世界が黄色と黒の蜂みたいでいい感じだな〜。」

 

「そうですね〜。綺麗ですね〜。」

 

手遅れになりそうだ。

 

「提督〜。世に平穏をもたらすものって、素敵ですよね〜。」

 

「そうだね〜。そうそう、素敵といえば赤城が索敵について…。…ハッ!?」

 

ドミナントの洗脳が解けた。

 

「赤城…!ありがとう赤城…!索敵についてこの前ボヤいてくれて…!夕張!起きろ!夕張!」

 

「ハッ!?わ、私は何を…?」

 

ドミナントが夕張の肩を揺さぶり、目を覚ます。

 

「て、提督…。」

 

「なんとなく言いたいことは分かる…!ここは二人だけだと危険すぎるな…。大勢で来なければ頭がおかしくなる…!」

 

ドミナントが夕張の手を掴み、急いで出口へ直行した。

 

「ありがとうございました。そして、世に平穏のあらんことを…。」

 

「それじゃ!」

 

「世に…。…ハッ!?あ、ありがとうございました!」

 

ドミナントと夕張は洗脳が完全に解けるよう走って出て行った。

 

「…チッ。」

 

従業員は悔しそうな顔で舌打ちをしたと思ったら、次に出て行く洗脳済みの客に笑顔で対応していた。

 

…………

 

「ハァ…ハァ…。て、提督!なんて怖い遊園地連れて来たんですか!?お化け屋敷も真っ青ですよ!」

 

「何を言う…。行きたいって言ったのは夕張だぞ…。」

 

ドミナントと夕張は遊園地から遠く離れた五島椿森林公園にいる。

 

「走って疲れた〜。」

 

ドミナントが芝生の上で寝転がる。

 

「全くもう…。」

 

夕張もドミナントの隣で腰を下ろす。

 

「…夕張。」

 

「なんですか?」

 

「寝転がってごらん。」

 

「?」

 

夕張が寝転がる。日差しが心地よく、風が少し冷たい。秋の訪れを感じさせる。雲はゆっくりと流れ、青い空が広がっている。

 

「…気持ち良いですね…。」

 

「そうだろう?」

 

すると、ドミナントの手に温かな感触がした。

 

「今だけ…。少しだけ繋ぎたいです。」

 

「…今だけね。」

 

気持ちの良い今日この頃、鳥のさえずり、風で木の葉が擦れる音、冷たくひんやりした風に温かな日差し…。至福である。

 

「…でも、どうせならもう少ししてからの方が良かったかな…。」

 

「?なんで?」

 

「つばきはまだつぼみなんですよね…。もうそろそろの気がしますけど。」

 

「へぇ〜。」

 

「まだつぼみです。私のように、季節で咲くことのない花です…。」

 

「なんでさ。」

 

「勇気を出せないところも、恋の行方も…。」

 

夕張が最後の方は小声で言った。

 

「…じゃ、探すか。」

 

「えっ?」

 

ドミナントが手を離して芝生から起き上がる。芝生の草がパラパラ落ちた。

 

「季節で咲くことはないみたいだけど、一つくらいなら咲いているはずだよ。夕張は咲くことが出来る。それを証明してみせるよ。だから、一緒に探そう?」

 

ドミナントが手を差し伸べた。

 

「はい!」

 

夕張はその手を取り、起き上がった。

 

…………

 

「無いね〜…。」

 

「そうですね〜…。」

 

ドミナントと夕張が見ていくが、全くない。

 

「やっぱり…。」

 

「そんなことない!絶対にあるよ。」

 

「提督…。」

 

夕張は、そこまでして探してくれているドミナントに感謝した。

 

「うーん…あっ!」

 

ドミナントが声を上げて…。

 

「あった!どうだ!夕張!」

 

「あぁ!本当!」

 

沢山のつぼみの中、一つだけ花開いている椿があった。その椿は少し小さいが、しっかりと咲いていて目立っている。

 

「いたね。夕張。」

 

「私ですか?」

 

「当然。どう?咲いていたでしょ?」

 

「はい!」

 

夕張が笑顔で答えた。

 

「じゃ、帰ろっか。もう5時だし。」

 

「あっ!本当です!」

 

ドミナントが先に歩き出した。が、夕張がその一輪の椿を見る。

 

「ピンク色…。花言葉は、『控えめな愛』…だっけ。…提督もしかして…。…まさかね。」

 

夕張が気にせず、ドミナントの後を追う。その疑問の答えはドミナント自身にしか分からないだろう。




世に平穏のあらんことを…。

登場人物紹介コーナー
遊園地…もはや洗脳場。行きたいならば誰でも歓迎して、世に平穏をもたらそうとする組織。暴走はおそらくしていない。…多分。

「私のコーナーだ!」
「今回は一つ投票がありましたね!」
「とても助かる…。本当に助かる…。このコーナーが潰れたら私の出番すら無くなってしまう…。…なに?筆者…構わないだと…?」
「テレパシーか何か…?」
「同情を誘うようなことを言うなと…。鬼か!?」
「あのー…。私の艦の紹介…。」
「今は時間がないから、229話でやるそうだ…。」
「それ、段々と伸びてくるやつじゃ…。」
「筆者はだらしがないな…。」
「この後書きコーナーも終わりですか…。長い間お疲れ様でした。」
「うぉぉい!まだ終わってないぞ!」
「次回、第228話『英雄十二人の物語』…ですね。次回は大本営のお話になるそうです。」
「おい!聞いてんのか!ボケッとして!…あっ!おい!夕張!待て!おーーい!…!」

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