ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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随分と遅れましたねぇ…。
「また立て込んでるの?」
シグレン…。そうなんだよ…。ログインすらできていないから、ズイズイに何と言われるか…。
「今年は秋刀魚漁なかったけどね。」
雪風改二が出たのは知ってる。だから、したいんだけど暇がなくてねぇ…。
「そうなんだ。…そろそろあらすじする?」
そうだねぇ…。今回のゲストは?
「今回は私だ。」
佐々木提督ですね。少将の…。
「第2佐世保の…。」
「そうだ…。それ以上でも以下でもない。」
てか、そろそろ新キャラ出さないと前書きの人がいなくなる…。
「新しい人を出さねばな。」
「言われちゃってるよ…。」
ゴフッ…。血が出た!
「YOU DIED」
「お、おう…。」
引かないでくださいよ〜。て、そろそろあらすじを。
「あらすじ?このマイクに向かって言うのか?」
はい。
「お願いします。」
「了承した。」

あらすじ
前回、妻にコレクションの一つが見つかってしまった…。何故わかったのかが不明だ…。何かと通じているような気がしてならないが…。…まぁ、店を切り盛りしてくれていた恩もある…。なるべく疑わないようにしよう…。


228話 英雄十二人の物語

…………

大本営

 

「今日の仕事終わりですね。」

 

「そうだなぁ〜。久しぶりに早く終わったな。」

 

執務室で大和と元帥が仕事を終わらせた。

 

「……。元帥殿。」

 

「?」

 

大和が唐突に元帥の名前を呼んだ。

 

「…2年前の大決戦があったじゃないですか?」

 

「…ああ。」

 

「今思ったんですけど…。そっちではどんな感じだったんですか?」

 

「そっち…とは?」

 

「私たちは前線で戦っていたじゃないですか。元帥たちは何をしていたんですか?…あっ、いえ、命を張っていないとか指摘とかではなく…。」

 

「…そうだな…。作戦やら、色々だな。」

 

「色々…。元帥殿一人でやったんでしたっけ?」

 

「いや、違う。」

 

「えっ?」

 

大和は耳を疑った。ずっと、元帥一人が全てをやっていたと思っていたのだ。

 

「で、でも…。元帥殿は大決戦の英雄で…。」

 

「…はっきりと言うと違う。私ではない。“我々”だな。」

 

「我々…?」

 

「ああ。君は知らないだろうが…。あの時の私の知っている英雄は何人もいた。」

 

「そ、そんなに何人もいたんですか…!?」

 

大和が驚く。元帥ほどの英雄が何人もいれば驚くだろう。

 

「あの時は、私も大将だった。そして、その時代で英雄と呼ばれていたのは十二人だ。」

 

「…前に噂で聞いたことがあります…。『英雄十二人の物語』…。」

 

「そうだ。」

 

「…あの物語って、誰かの海軍の英雄伝の作り話かと…。…て、ことは本当にあったことなんですか!?」

 

「勿論だ。」

 

元帥が当然のように言う。

 

「…影のように消え、勝利に導いた諜報員一人…。」

 

「懐かしいな…。今はどこか行方をくらましてしまったが、どこかに生きているのは確かだな。あの者がそう簡単に死ぬわけがない。…彼の本当の姿は見たことがないからな…。」

 

「策略を立てることにおいては右に出るものはいない策士一人…。」

 

「今はもう亡き仲間だ…。あの人のことはイギリス艦がよく知っている。冗談の好きな人だった…。」

 

「国の上部との繋がりを利用して、無茶を通した苦労人一人…。」

 

「今も提督をしているな。あの時は本当に世話をかけてしまったな。はっはっは…。」

 

「圧倒的技術力で国を守った天才一人…。」

 

「最近は随分柔軟化した。確か、ドミナント君が来てからか。」

 

「艦娘の士気を高めて、信じられないくらいの力を出させることを得意とした上官一人…。」

 

「…その者の運命は決まってしまっている。早くなんとかしなければな…。」

 

「地獄の戦術を叩き込む鬼一人…。」

 

「あいつは今も昔もやってることは変わらん…。まぁ、仲良くやっているらしいから良いが…。」

 

「無力だけど自己犠牲の輝く精神を持ち、敵に一矢報いた愛国者一人…。」

 

「あいつめ…。最後はカッコよく散りやがって…。彼についてはパラオ泊地のジョンストン君がよく知っている。」

 

「数多の同胞の傷を完璧に癒した医師一人…。」

 

「その者も最後に見たのは終戦時だったが、おそらく生きているはずだ。」

 

「あと三人は思い出せませんが…。その英雄たちを束ね、向かうところ敵なしの指揮官一人…。」

 

「自画自賛ではないが…私だ。それに、束ねていない。」

 

元帥が思い出すように言う。

 

「全て実在した人物たちなんですか!?」

 

「当然だ。」

 

「…ほ、本当ですか…?本当にあんなことやこんなことを平然とやったんですか…?」

 

「ああ。あの物語は全て真実だ。」

 

元帥が落ち着いて言う。

 

「…逆に言えばだ…。それほどの人材がいなければ勝てなかった戦いだったと言うことだ。…それに、話には出てこない英雄たちもいる…。」

 

「……。」

 

大和は今になって寒気がした。どれほど危険な戦いだったのか実感したからだ。もし、誰か一人でも欠けていたら負けていたのは確実なのだ。

 

「…それが、敵は今となってまた現れようとしている…。今の我々では勝ち目がない。相手が責めてこないと言うことは、幸運なことに何人かいないことに気づいていない。まだ我々も相手も下手に動けないのだ。」

 

「…第4佐世保のドミナント大佐等は…。」

 

「たしかに、彼らの協力は必要不可欠だ。だが、彼らは所謂切り札。そう易々と頼んだら対抗策を打たれてしまう。極力頼ってはならない。」

 

「そうですね…。」

 

大和は不安になりながらもうなずいた。

 

「ところで、元帥殿の言っていた話しに出てこない英雄たちとは…?」

 

「……。」

 

大和に聞かれて、元帥が黙る。そして、立ち上がってポケットから写真を取り出した。相当古そうだ。そして、窓辺に行く。

 

「その方たちが…。」

 

大和が覗き込んで見る。その写真に写っていたのは若い頃の元帥と二人の友人だ。一人は陸軍の陸田中将。もう一人は誰かわからない女性だ。

 

「…あいつらがいなければ今の私はいない…。」

 

「…大切な人たちなんですね…。」

 

「ああ…。」

 

元帥が写真をポケットにしまう。

 

「その女性は誰なんですか?」

 

「…今はもう亡き人だ…。4年前に事故で死んでしまった。」

 

「4年前…。私たちが丁度現れた時ですか…。」

 

「ああ…。派遣で船に乗って向かっていたところ、海難事故で全員死んでしまった。」

 

「…すみません…。」

 

「いや、いい。勝手に話したことだ。」

 

元帥が椅子に座る。

 

「ところで、例の装備はどうだ?」

 

「あぁ、共同開発したものですか?」

 

「うむ。」

 

「はっきりと言うと重いですし、疲れます…。しかし、すごい代物なのは確かです。古代の技術を運用…?でしたっけ。昔、あんなものがあったなんて信じられませんよ…。」

 

「大本営所属でも、一握りしか知らない技術の一つだ。」

 

「そんな大層なものだったんですか…あれは…。」

 

大和がその艤装を思い出す。

 

「ただし、それも極力使用はしないように。資材があっというまに無くなる。」

 

「分かりました。ところで、残りの英雄たちは今どうしているんですか?」

 

「?何度か顔を合わせたことがあるはずだが?」

 

「え…?」

 

「まぁ、多くの者は合わせるどころか知りもしないと思うがな。」

 

「そう…なんですか…。」

 

大和が少し残念そうにした。

 

「ま、いずれ分かるさ。」

 

「いずれですか。…あっ、そうだ。この前良いお歳暮をもらってしまって…。」

 

「茶菓子?茶菓子かな?かりんとう?かりんとうだと嬉しいな。」

 

「食べ過ぎはダメですよ!」

 

「えぇ…。」

 

そんな感じで大本営の1日が終わった。

 

…………

???

 

「おい。起きろ。」

 

ハスラーワンが寝ている者を起こした。

 

「やぁ、おはよう。」

 

「おはようではない。一体いつになったら進行を始めるんだ。」

 

「焦りは禁物、今はまだだめだよ。彼等もまだ完成していないしね。それに、はっきりと言ってこれだけの兵器ではまだ不十分だね。」

 

「不十分だと?私が作ったものだぞ。そう易々と壊れん。」

 

「壊れちゃダメなんだよ。もし、相手が易々以上の力を持っていた場合はどうするつもりだい?」

 

寝ていた者が言い、ハスラーワンが黙る。

 

「計画には手順が必要だよ。今は整備とかをして、より壊れないように兵器を調整して欲しいね。」

 

「……。」

 

「時が来たら知らせるよ。今はまだね…。」

 

「……。」

 

ハスラーワンたちが話していると…。

 

「集まらないね〜。人。」

 

人類種の天敵が現れた。

 

「貴様が選り好みするからだ。」

 

「選んで殺すのが、そんなに上等かね。」

 

「ま、二人とも喧嘩はやめようか。無駄に力を使っては本番の時に出なくて本末転倒だからね。」

 

三人がうだうだとする。

 

「それと、また一人増えるよ。」

 

「「!?」」

 

「紹介するよ。彼は…。」




大本営の何気ない一日。ハスラーワン側にもう一人…。

登場人物紹介コーナー
英雄十二人…生きている者もいれば、死んでしまっている者もいる。ドミナントは果たして何人会っているのか…。
写真の女性…艦娘たちが丁度現れる時に船の事故で死亡。深海棲艦にやられたのではないかともっぱらの噂。

「長門コーナーだ。」
「今回は私ですね。」
「大和か…。大本営の…。」
「はい。」
「今回はサクッと終わらせるとの発表だ。筆者め…。本気で潰す気か…?」
「まぁ、そんな時もありますよ…。」
「まぁ…。たまにいるとある分、投稿をなるべく早くにするそうだ。」
「良かったですね。」
「良いのか…?それは…。」
「では、次回、第228話『鎮守府カラオケ大会』みたいです。長門さんが出るとか…。」
「なにっ!?…て、カラオケか…。あの艦娘が騒ぎそうだな…。」
「そうですね…。あっ、騒ぐと言えばこの前元帥殿が…。」

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