ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「大変だね。」
でも、更新も早くなると思う。早く…もっと早く展開を持って行きたい。
「真面目な話が続く?」
そうだね。続くよ。ドロドロになるよ。
「……。」
ま、この小説も元々さわやかではなかったしな。
「う、うん…。」
じゃ、あらすじ頼むよ。
あらすじ
鎮守府では教官の笑い声が響いてたかな…。
…………
大本営 会議室
「こんにち…うわ…。もう皆んないる…。」
ドミナントは勢揃いしている提督の面々を見て、少し気まずそうな顔をした。前回集まった時とは違う名前の違う提督や、新しい提督がいた。
「……。」
目立たないように手を振っている佐藤中佐にドミナントも軽く手をふり返す。
……俺の席は…。あっ、瀬戸大佐と佐々木少将の間だ。知らない上官と隣とか気が休まらないからな…。
ドミナントがその二人の間の席に座る。あきつ丸たちは少し後ろの、艦娘同士の席に座った。
「ほう、あれが例の大和型2番艦武蔵とあきつ丸とまるゆか。」
「はい。ちなみに、もう一人の神州丸は日向と話したいと言って来ませんでしたけどね。」
「そうか。」
佐々木少将は自身の鎮守府の艦娘と楽しそうに話すあきつ丸たちを見て、少し申し訳なさそうな、少し嬉しそうな顔をした。
「…私は元陸軍でな。彼女たちに何をしていたのか考えて少し申し訳なくてな…。それと同時に、ドミナントの場所に配属されて良かったと思ってな。」
「何故ですか?」
「あの笑顔を見て思わないのか?陸軍でとても酷いことをされてきたんだ。笑顔を見れるだけでも奇跡だ。」
「……。」
ドミナントは笑顔のあきつ丸とまるゆを見た。言われてみればその通りだと感じたのだろう。
「そうでござる。心の傷は容易には癒えぬ。其方の所の心が豊かな証拠じゃ。」
瀬戸大佐が片目を閉じながらそう言う。神通もあきつ丸と話していた。佐々木少将所属の飛龍は武蔵と話していた。
「拙者の目に狂いはなかったのでござるな。友となり申して良かった。」
「いえいえ、そんな…。」
「冗談じゃ。くくく…。」
「ドミナント大佐は素直だな。ふふふ…。」
「あっ、からかいましたね…。」
二人にからかわれていたと知ったが、前半のは全て本心だ。そんなことをしていると…。
『えー、本日はご多忙の中、お集まりいただきありがとうございます。』
大和さんが正面でマイクを片手にお辞儀する。
『本日も毎年恒例の会議を…。』
大和が鎮守府の面々を一人ずつ見ながら言っていると…。
『武蔵!?』
武蔵が手を振っているではないか。来ないと聞いていた武蔵が…。
ざわざわ…。
『あ…。し、失礼いたしました。で、では会議を…。』
……ドミナント大佐…来ないとおっしゃっていたじゃないですか…!
大和は騙して悪いがされた。そんなこんなで会議が進行する。
「…佐々木少将…。」
「読むか?」
「い、いえ…。」
……ずっと本読んでると思ったら、小さくした○本を束ねて本のようにカバーをして見ているだけじゃん…!それを見て表情を変えないとか…プロかよ。
佐々木少将はとてつもなく変態だ。
『えー、それでは前方のスクリーンに注目してください。このグラフは毎年見られる深海棲艦の目撃数です。そして、今回は新たに強さの表を追加しました。』
大和がスクリーンにグラフと表を見せる。目撃数は減少しているが、それに比例して強さが上がっている。
『それと、前年ある鎮守府か撃破した『ミッドウェー』と名乗る深海棲艦(戦艦型)と、その鎮守府と共同撃破したパラオ泊地で『渾』と名乗る深海棲艦が確認されております。『渾』…それは、2年前…いえ、3年前の大決戦の幹部と同じ名前であり、同個体であることが確認されております。』
ざわざわ…
大和の話を聞いて、ざわめく会議室。大決戦の幹部がいたと聞いただけでも恐怖なのだ。それほど繰り返したくもない戦いだったのだろう。
『さらには、ある艦娘の話だと幹部らが全員生存しているとの情報が入っております。それに加えて、見たことのない艤装が追加されていると、パラオ泊地の提督であるビスマルク中将の報告が入っております。』
「なんと…。」
「我々で太刀打ちできるのか…。」
「無理だ…。あの英雄たちも今は散り散り…。」
「いや!俺はいける!やれるんだ俺は!」
新人や新しい提督たちはそれを聞いて騒めく。卒業したばかりで、その闘いの話を聞いているからだ。逆に、騒がない者は提督中堅者と熟練者、経験者だ。いつでも冷静さを保つためだ。ちなみに、ドミナントはさほど脅威に思っていないため、どうでもいいような感じだ。
『それと、近々大規模な作戦を開始します。中部海域を突破して、中央海域への強行突破です。』
「しかし、あそこは爆撃の嵐だった筈だ。」
最年少の、ほぼショタの伊藤中将が意見を挟む。
『その突破方法はまだ極秘事項に含まれており、説明の必要性は認められません。それに、これは作戦実施時も参加する鎮守府にのみ伝えられ、一般の鎮守府には伝えられません。』
「なるほど。策はある…か。」
「しかし、あくまでも策…。失敗する可能性があると見るのが妥当だろう。つまり、参加する鎮守府は悪い言い方をすれば犠牲…違うか?」
第一佐世保の斎藤大将が言う。
『…はい。失敗すれば提督本人は死にますので、犠牲です。』
「ハッキリ言うなぁ…。」
『しかし、こちらも万全の対策を心がけております。次に、深海棲艦の…。』
そんなこんなで会議は続き、ドミナントがうとうとし始めた頃…。
『では、これにて会議を終わります。』
「ちょっと待て、話の続きに戻るが、その作戦に参加する鎮守府に指定はないんだな?」
「…?」
若々しい提督が言い出す。
「つまり、これは武勲を立てるチャンスってことか!なら俺が行こう!先輩らは全員立候補せず、怖気ついたようだしな!」
「それもそうだな。」
「敵は2年前の生き残りだ。今の兵器で太刀打ちもできるだろうしな。」
新米提督が言い出して、それに続くように話し始めるまだ初級の提督たち。
「本土を守ることしか出来ない役立たずより、前線を張っている俺たちの方が優秀って噂だぜ?どうなんだ?先輩方。」
若者が挑発するが、本土を守る鎮守府の提督たちはドミナントを含めて何も言わない。その後、散々罵った後、会議室を出て行った。そして残ったのは本土を守る大湊警備府、横須賀鎮守府、舞鶴鎮守府、呉鎮守府、佐世保鎮守府だ。それとパラオ泊地のみ。
「…ふぅ。聞いていてストレスが溜まりましたね。」
「そこまで溜まらんよ。」
「え?何故ですか?」
「あちらの方が劣っているからさ。本土を守ることしか出来ない役立たず…だったか?逆を言えば、新米は本土を守るに値する信頼すら得れてないってことだ。それに、大本営からの救援も手厚くされる。一方、あちらはどうだ?大決戦時の時の提督の死傷者数は本土より、離れたところの方が多い。救援も来ず、孤立する。つまり、遠ければ遠いほど捨て駒になるわけだ。それに、食べ物だって缶詰だしな。こっちは日本の新鮮な料理だ。待遇は比べるまでもない。」
「まぁ、そうですけど…。」
「そのことに気づかないのも、新米の特徴でござる。それを理解し、尚且つ優秀であれば本土を守る側に来れるというわけじゃ。」
「…それを聞いたら、逆に可哀想に思えてきますよ…。」
そんなことを話していると…。
『では、本日の本当の会議に移りたいと思います。』
「!?」
驚いたのはドミナントのみだった。
『今回作戦に参加する鎮守府は自由です。しかし、新米や経験の浅い提督に任せる訳にもいかない重要な作戦です。この中の鎮守府が選ばれます。』
「やはりか…。」
「失敗したら、死ぬもんなー…。」
各々が嫌な顔をする。
『しかし、選ばれると言っても自由参加を徹底しております。行きたくないのなら、もう一度選び直されますし。』
「だとしても、どんな物なのかも知らずに立候補は難しいと思うが。」
『…すみません。これはここでも極秘事項でして…。』
「まぁ、情報漏洩が一番恐ろしいからな。」
そんな風に話して行く面々。
『それと、経験の浅い提督や新米を怖がらせないため、少し誇張したグラフは実は…。』
「「「!?」」」
修正されたグラフに驚かないものがいない。
「目撃件数が今年初めて去年を上回った…。」
「それに強さの比例も、さっきより断然上がってる…。」
「それと、新たなグラフが…。」
『この新しいグラフは3年前の大決戦の時のグラフです。』
「一致率85%…!?」
「つまり、繰り返されるの…!?」
『いえ、繰り返されはしません…。』
「心配させおって…。」
『違います。さらに脅威となる確率が高いのです。』
「つまり、3年前のあの時よりひどい事態が起こりうるってことか!?」
「大問題だな…。」
いくら熟練や中堅、経験者と言ったってこれは動揺を隠せない。それほど恐ろしい事態なのだ。
「根拠は!」
『根拠は、前年第4佐世保鎮守府の『ミッドウェー』の報告についてです。聞いたところ、今までの戦艦系深海棲艦とは全く似ておらず、一発轟沈と言われております。それがいたという事実が問題なんです。それがこの先もうようよ出てきたらと考えた場合、さらに脅威の%は上がります。』
「「「……。」」」
悩みだす提督諸君。
『これ以上ない大戦争になります…。もしかしたら、あの悪夢以上のものが5年以内に起こるかもしれません…。その間に辞職するのも勇気です。受け入れます。』
「しかし、そうなったら誰が本土を守るんだ?」
『……。』
何も言わない大和を見て、各地の提督も分かっていたような顔をした。
「しゃぁねぇ。守りは徹するよ。その分、防衛のための資材を負担してくれ。」
「私も。少し範囲は狭いけど、舞鶴近くの海域は完全に守れるから、辞めるわけにもいかないし。」
「まぁ、仕方ないか。」
提督たちが辞める気はない。
『…ありがとうございます。』
大和は感謝の気持ちを素直に述べて、会議は終了した。
…………
廊下
「大和!」
「武蔵!」
二人が手を取る。
「来たぞ。」
……行きはあんなに嫌がっていたがな…。
「来てくれたんですね!」
……素直に受け取っちゃダメだよ…大和さん…。
嬉しそうに会話をする二人に、ドミナントが思う。
「それと、あなたは陸軍艦のあきつ丸ですね。」
「よろしくであります!」
あきつ丸が敬礼する。陸軍方式の。
「あ、あの…大和さん…。」
「あなたはまるゆさんですね。あの時の敬礼は今でも覚えております。」
「!」
まるゆの顔がものすごく明るくなる。
「大和殿に会うのが夢だったんでありますよ。まるゆ殿は。」
「そうだったんですか。ようこそ、大本営へ。そして、私も会えて嬉しいです。」
「……。」
まるゆは感謝感激で言葉も出ない。そんな騒ぎあった後…。
「大和さん。」
「はい?」
「中央海域に爆撃の嵐と聞きましたが、何があるんですか?」
「…灰色の空を埋め尽くすほどの艦載機があります…。」
「艦載機…。」
「恐らく、あの時…。大決戦終盤のあの時に、私と武蔵が関係しているのでしょう…。」
「あの時…?詳しく聞きたいです。これからの作戦の要となる気がしますし…。」
「……。」
ドミナントの真剣な表情を見て、大和が少し戸惑ったが、武蔵が頷くのが見えた。
「…分かりました…。あの時、私と武蔵は中部海域に残っている残党を倒しに行きました…。」
長いのでここで終わり!次回、うずうずしてきますよ…。
登場人物紹介コーナー
大和さん…大和型一番艦。
「長門コーナーだ。今回も平均的なため、コーナーはないらしい…。…そのうち打ち切りになるのでは…?次回、第242話『大決戦 終戦間際』だそうだ。筆者が言うにはたまらないらしいが…。ヒントは…なんなんだ…?わからない…蝶…?」
後書きが必要かどうか
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いらない
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たまにいらない
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たまにいる
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いる