ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「どうしたんだい?」
他の鎮守府の過去…。重い…重すぎる…。
「…そんなに?」
ああ…。どこもかしくもシリアスばかり…。登場人物、ほぼ全てにそれぞれ違う悩みや過去、色々な…。
「…でも、この小説に出すつもりは…。」
今のところないよ。タグが変わっていたら、出す予定。
「そうならないことを祈るよ…。」
あらすじ
シーン
…………
「GYAAAA!」
一匹の深海棲艦が逃げている。
「残党を排除してください!たかがイ級でも十分な脅威です!」
「任せろ!」
大和と武蔵が追う。
「もう相手側の兵力もつき始めているから、そろそろこの決戦は終わりですね…。」
「まだ残党が山ほどいるがな…。」
『だが油断は禁物だ。相手側の指揮官が確認されていない。決して油断せずに追え。』
「「了解。」」
二人が余裕そうに言い、指揮官の無線が入る。すると、イ級が細い洞窟に入って行く。
「…罠…っぽいですね。」
「だが、大和型の二人…。まだいるなら、残党を蹴散らせば良い。幹部を沈めた二人だ。」
「…それもそうですね。」
二人が気にせず、後を追う。
『やま……。どう……?…ザーーー…。』
「武田大将?」
「どうした?」
「電波が遮断されました…。撤退です。」
「なに!?ここまで来てか!?」
「はい…。」
「たかがイ級だ。沈めて帰っても構わないだろう。」
「…まぁ…そうですが…。」
「その方が喜ぶぞ?」
「……。…分かりました。しかし、危険と判断した場合は即刻撤退です。」
「おう!」
二人がその洞窟を追う。しかし、そのうちに段々と壁や天井がまるで人工物のようにキチンとしてきた。大和は嫌な胸騒ぎが止まらないが、武蔵が気にせずに進み、言うことを聞かないと判断して後を行く。すると…。
「GYAAAA!」
イ級が見えてきた。
「撃ち方はじめっ!」
ドギャァァァァン!
一発撃沈。そして、二人が周りを見る。
「ここは一体…?」
「どこだ…?」
緑色に明るく、縦に長い広場のような場所に出た。幸いにも、床は海水で満たされていてそこまで高さはない。
「…!アレは!?」
「!?」
そこで、大和と武蔵が遠くの壁に、培養液で満たされたカプセルに入っている深海棲艦の存在に気づく。
「空母水鬼…?」
「そうだな…。」
大和がカプセルに触れた。すると…。
パシュッ!ガゴン!ギュイイイイイイイ…!
「「!」」
そのカプセルの保護扉が閉じ、奥へ移動させられ、見えなくなった。
グォォォォォン…
『侵入者感知。排除せよ。』
「「!?」」
周りが緑色に照らしていた明かりが赤い色に変わり、部屋が赤く染まる。
「やはり罠…!」
大和が出口へ行こうとしたが、時既に遅し。封鎖されていた。
「大和!上を見ろ!」
何やら怪しげな機械が飛んだまま静止していた。
「なんでしょうか…?あれは…。」
「この武蔵に聞かれても答えられんぞ…。」
そのまま見ていると…。
ウィィィン…ガション!
「おぉ…かっこいいな…。」
長い砲が後ろに下がり、頭部らしきものが出るような変形をした。
『排除 排除 排除 排除 排除』
「「!?」」
機械が連呼しながら武器を構えた。明らかに、大和達の知っている武器とは違う…。ロストテクノロジーそのものだ。
「貴方は…?」
ドガァァァァ!!
「「!?」」
返事もせずにバズーカもどきを撃ってきた。
「大和型の装甲は貫通できな…む!?」
武蔵が向かってくる弾を正面からガードして無効化させようとしたが…。
ダッ!
「大和!避けろ!」
「!?」
ザバァァァ!ドガァァァァァン!
間一髪、なんとかカスダメで済んだ。
「着弾地点に爆風が…。それに、威力の桁が違います…。」
「おそらく巨大な擲弾発射器(グレネードランチャー)だ…。装甲で無効化出来ないぞ…。冗談抜きで真面目に排除されるかもな…。」
2人は飛んでいるソレを睨む。圧倒的にソレが有利だ。
ドガァァァァ!
「おそらく、古代の遺物で…す!?」
ドガァァァァ!
「おい!今話しているのだから空気読みやが…れ!?」
ドガァァァァ!
敵の不明な機体がグレネードランチャーを連射してきた。さらにはパルスやレーザーを連射してくる。
「ちっ…!弾幕が異常だぞ…!」
「下手したら一発直撃轟沈の可能性がありますよ…!アレ…!」
「敵の解析は不能…て、何だと…!?そんなものを連続で撃ってきているのか…!?」
「ロストテクノロジーなのであり得ます…!」
武蔵と大和がギリギリ回避で話す。鈍足の彼女たちにとっては圧倒的に不利だ。
「でも、回避に徹していたら攻撃が出来ませんね…!」
「なら、攻撃こそ最大の防御だ!」
武蔵が一瞬のうちに狙いを定める。
「全砲門、開…。」
武蔵が撃とうとしたが、すぐにやめて回避に徹する。
「どうしたんですか…!?」
「…ダメだ…。」
「…?」
「狙った途端、視界がぼやけて照準が定まらなかった…!」
「…!?」
大和が避けながら倒す算段を考えるが、案が浮かばない。そのうちに、大和自身も少しずつ体力を削られて行く。
パシュッ…ゴォォオオオ!
「誘導爆弾(ミサイル)!?」
大和が叫ぶ。しかも、多くのミサイルを何発も連射してきたのだ。
「こんなもの蚊に刺された程度…ではない!」
「当たり前です!」
2人が避ける。
……このままではいずれ燃料切れで動くことができなくて殺されます…。先程から指揮官殿(武田大将)に連絡していますが、電波が悪いせいで全く状況が掴めていません…。冗談抜きで私たち、ここで死んでしまうのでは…?
大和が縁起でもないことを考える。しかし、起死回生の一手が見つからない。武蔵は中破、自身も小破から中破へ変わりつつある。武蔵が大半の攻撃をひきつけてくれているおかげだ。
……武蔵がダメなら…私が…!
大和がその機械に向かって、艤装で照準を合わせる。
……武蔵の言った通り、視界がボヤけます…。…有賀艦長なら、どうしていたでしょうか…?
大和がふと、思う。艦の自分が沈む時も絶望的な状況だったからだ。
……諦めるときは諦めていましたけど…。今は諦められない時です。…ならば…。
大和は深く息を吸った。
「死に場所を得て艦娘の本懐これに勝るものなし!」
「!」
武蔵が驚く。そして、武蔵の口元が緩んだ。
「そうか…。なら、こちらも出し惜しむわけにはいかないな…!」
武蔵が46cm三連装砲改を構えた。
「敵不明機体捕捉、全主砲薙ぎ払え!」
「なに、だめでもともとだ!さあ、行くぞ!撃ち方…始めっ!」
ドオォォォ!ドガァァァ…!
二人が不明機に向かって撃つ。視界がぼやけてもお構い無しだ。
ヒュルルルル…ドガァァァァン!!!
不明機に大和の攻撃が当たる。
「やったか!?」
「いえ!まだです!」
大和らは煙の中から出てきた不明機を睨む。不明機の装甲は脆く、中破状態になっていた。
「この武蔵の近距離攻撃を避けるとはな…。」
「どうやら、ただの古代兵器ではないようですね…。」
不明機は空中で停滞。しばらくすると…。
ドガァァァン!ドゴォォォン!…!
「この…!」
「武蔵!」
不明機が武蔵を重点的に狙ってきたのだ。大和よりもダメージを負っている武蔵へ。
……武蔵…!
大和は姉妹艦である、この世で唯一の妹である武蔵を助けようとしたが…。
「大和!離れろ!罠だ!」
不明機がガッツリ大和を捕捉していた。武蔵が叫ぶ。
「…なんてな。」
「声色で嘘なんて見抜けますよ。」
二人が挟み撃ちに構えた。そこで初めて不明機は武蔵が砲を向けていることを知った。
「全主砲、薙ぎ払え!!!」
「大和型の原点、46センチ砲の威力舐めんな!!!」
ドギャァァァァン!!!
二人の同時発射。不明機にもろ直撃した。
ドガァァァァ!
そして不明機が破壊されて、落ちて沈んだ。すると…。
ゴオオオオオオオ…!
「「!?」」
奥から赤い艦載機の群れが…。
「「…?」」
構えたが、大和たちを無視して、入ってきた入り口側の別の出口へ出て行った。
「これは…一体何が…?」
「まぁ、終わったのならそれで良い。あそこから出るぞ…。大破進撃は危険だ。」
武蔵と大和は協力して、その出口から外へ出た。その瞬間に出入り口が壊れて、中に入ることは出来なくなった。
…………
外
「はい…。通信が切れましたので、帰還しております…。あれ以上の進撃は危険と判断しましたので…。それと、あそこにはまだ秘密がありそうでしたが、侵入口が塞がってしまいました…。…はい。武蔵も何とか無事です。…はい。気をつけます。」
「どうだって?」
「気をつけて帰るように言われました。」
「そっか…。良かった…。」
灰色の空で、大和と武蔵が帰還する。すると…。
「!?無数の艦載機が接近しています!」
「何!?」
「あの量は無理です!逃げますよ!」
「来たぞ!」
赤い艦載機が空一面に来た。大和と武蔵が急いで逃げる。二人は低速のため、中々逃げられない。二人はなんとか回避しながらもその場を急いで後にする。
「一分もしないうちに沈む!」
「早く行きますよ!」
二人は急いで行く。振り向く余裕もなく…。そのうち…。
「…止みました…。」
「…本当だ…。」
いつの間にか、空の晴れているところに出て、艦載機たちはいなかった。
「…ふぅ…。」
「おい!姉…大和!」
大和は緊張の糸が切れたように、へたり込む。
「やりましたね…。一応…。」
「…うむ。」
大和はやり切った顔をして、武蔵が頷いた。
「あとは帰るだけだ。」
「それにしても…。先の施設は一体…あの艦載機は一体…。」
「その話は後だ。今は帰ることだけに集中しよう。」
大和は何とか、武蔵と共に帰還した。
あのEDは忘れない…。
登場人物紹介コーナー
不明機体…???
艦載機…???
空母水鬼…???
次回、第243話『箱入り娘』
後書きが必要かどうか
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いらない
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たまにいらない
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たまにいる
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いる