ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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ついにこの章が来たか…。
「筆者さんが追い詰められた顔をしている…。」
そりゃそうだ…。これは実はまだまだ後の方でやろうと思っていたものだ…。
「ネタがないんだね…。」
ああ…。あっ、あと艦これアニメ2期おめでとう。来年だったね。
「えっ?あ、うん…。今なんだ…。」
ああ。今知ったよ。
「来年は僕が主役さ。」
どうなるか楽しみだ。
「ふふふ。」
さて、そろそろあらすじに入ろうか。
「うん。わかった。」

あらすじ
提督にすごく怒られた…。でも、怒っても優しく許してくれるから、いい提督だと思う。


第8タウイタウイ泊地編
245話 ドミナントの転勤生活 その1


…………

 

「と、言うわけで第8タウイタウイ泊地に一時異動になりました。」

 

「「「どういうこと!?」」」

 

ドミナントの一言により、艦娘たちは困惑の極みになる。いきなり集められ、第一声がこれなのだから仕方がない。

 

「いや、俺だって嫌だよ…。君たちと別れるなんて…。でも、元帥が直々に頼んできたんだよ…。人材不足らしくてね…。それに、現在色々あって資材不足であり、金欠だし…。バイトのような感じで、給料も多く貰えるから…。」

 

ドミナントが少し卑屈なように言う。

 

「提督!私たちの給料いらないから残ってください!」

 

「俺ら頑張るからよ!」

 

「大本営を潰しますか!?」

 

「潰すのはやめろ。」

 

艦娘たちに暴動が起きそうだったので、すかさず止めるドミナント。

 

「それに、一時的だけだよ。1ヶ月〜半年かなぁ?」

 

「なぜそんなにも行かなければならないんですか!?」

 

「いや、なに…。そこの艦娘たちの提督がクソみたいなやつだったらしくてさ…。現在艦娘たちはその心の傷が深く、そして多く残っている。更生させるようなもんだよ。…それに、大本営に助けを求めたらしいんだけど人材不足で、ある部署が知ってて無視してたらしくてさ…。大本営所属の人を全く信用しなくなっちゃって…。そこで、提督候補が沢山いるこの第4佐世保に頼ってきたんだよ。」

 

「それなら主任さんが行けば良いじゃないですか!」

 

「お前…。主任を飛ばす気だろ…。とにかく、ダメ。俺直々に頼まれたし。…まぁ、その意味は分かるんだけどね…。」

 

「何故ですか…?」

 

「よく考えてご覧?ジナイーダたちを行かせてごらんよ…。」

 

「……。」

 

ジナイーダたちを行かせたら大変なことになりそうだ。ジナイーダを行かせたら、全員トラウマものになり、誰も信じなくなる…。主任を行かせたらどうなることやら…。ジャックは現在は商売に励んでいるため、提督をやりたくなどないだろう。セラフは…。…まぁ、候補だろう…。

 

「とにかく、俺は行くことになりました。俺の不在中はジナイーダが提督になります。」

 

ドミナントが言い、提督帽を持ってジナイーダの前に立つ。

 

「…頼んだぞ。」

 

「任せろ。」

 

そしてドミナントが渡して、ジナイーダが被った。

 

「では、行ってきます。」

 

ドミナントがAC化して海を渡って行った。艦娘たちは覚悟が揺らがないことが分かり、堤防で手を振ることくらいしか出来なかった。

 

…………

第8タウイタウイ泊地

 

「ここがタウイタウイかー…。」

 

ドミナントが堤防の前で浮かんでいる。…いや、立っている。数時間かけてここまで来たのだ。

 

「…にしても、お迎えなしとはこれはまた重症だな…。」

 

ドミナントが堤防に上がる。

 

「おーい!誰かいないのか〜!?」

 

ドミナントが大声を出すが…。

 

カァー…カァー…

 

帰ってくるのはカラスの鳴き声のみ。暗い空だ。

 

「…誰もいないのかな…?」

 

ドミナントがズカズカと鎮守府に侵入する。

 

「ドアだ。無駄な装飾だな。持ちにくい。」

 

そして、玄関まで来た。無駄な装飾が施してある。

 

ガチャ…キィ…

 

「…趣味の悪い玄関だ。」

 

ドミナントが中に入り、第一声の感想がそれだ。金色に輝いた置き物などがあり、無駄な装飾が至る所にある。

 

「…艦娘いないのかな…?寮を覗くか…。」

 

ドミナントが入り、3分で異変に気付いた。

 

「…何でこっちの道だけボロいんだ…?」

 

ドミナントは艦娘寮に近づけば近づくほどボロボロになって行き、酷い悪臭がすることに気づく。

 

「…鼻が曲がりそうだ…。マスクしなくては…。」

 

ドミナントがマスクをする。床は所々穴が開いており、酷い状態だ。

 

「…木のドアが腐ってやがる…。早すぎたんだ…。」

 

部屋をノックしようとして、すぐに気づいた。

 

コンコ…ガギ…

 

「あっ、壊れた…。」

 

ノックしただけでこの有様だ。

 

「…こんにちは…。」

 

「「「!?」」」

 

艦娘たちはまるで恐怖の存在が来たかのように怖がり、全員一つの壁の隅に震えながらいた。

 

「…暁…?」

 

「……。」

 

「ここ、第6駆逐隊の部屋…?」

 

ドミナントが気付く。

 

「それにしても臭いな…。木が腐っているのか…?」

 

ドミナントが呟くと…。

 

ビクッ

 

「い、今すぐ綺麗にしますので、ぶたないでください…。」

 

「お願いします…。」

 

「……。」

 

「お願い…なのです…。」

 

ビリリ…

 

ゴシゴシ…

 

「!?」

 

ドミナントは驚いた。少し呟いただけでこの反応なのだ。それに、拭くものがないため、自身の服を使うなど…。それに、よく見たら家具がない。ベッドもない。あるのは布切れのようなものだけだ。

 

「あざだらけ…。」

 

ビクッ

 

「ご、ごめんなさい…。」

 

ドミナントが呟き、暁が震えながら言う。

 

「…別に謝ることなど…。」

 

「この子たちに手を出さないで!」

 

「えっ…?」

 

いきなり大声で、敵意満々な声で言われ、後ろを振り向く。

 

「…叢雲…?」

 

「……。」

 

叢雲は冷たい目でドミナントを睨んでいた。

 

「いるなら返事をしてくれ…。」

 

「チッ…。あんたのような大本営の犬に返す返事なんてないわよ…。」

 

「滅茶苦茶嫌われてるな…大本営…。一体何年放置したんだよ…。」

 

「そんなことより、新しい提督でしょ。」

 

「んー…。少し違うかな。」

 

「は?」

 

「一時的な提督だね。新しい提督は1ヶ月後から半年ぐらいで来るよ。」

 

ドミナントが言う。

 

「あっそ。」

 

「…そうだね〜。執務室は?」

 

「自分で探しなさい。」

 

叢雲は一言言った後、行った。

 

「…しょうがない。自力で探すか〜。」

 

ドミナントはそのあと、色々中を見物した。

 

…………

 

……前のここの提督本当にクソ野郎だな。あの憲兵さんに捕まったんだっけ?出所したら追い詰めて肥溜めにぶち込んでやる…。

 

ドミナントは鎮守府を一通り回り、そんなことを思う。

 

……何で入渠用ドッグが狭くて、男湯の方が広いんだよ。大本営からの給付金も私服にこやしてやがったな…。それに、資材もないし。何で拷問部屋があるんだよ…。てか、血の跡があったし…。それに、なんだ?あのベッドしかない部屋は…。…いや、意味はわかるよ?ただ、この小説を読んでいる健全な読者のためにわざわざ言わないだけで…。

 

そんなことをぶつぶつ考えていると…。

 

「あった。執務室。」

 

執務室を発見する。

 

「趣味悪…。この鎮守府には金ピカなものが何でこんなに多いんだよ…。」

 

ドミナントは悪趣味な金ピカものの置物などを全て袋に詰める。

 

……あとで売っ払ってやる…。

 

そして、提督机と秘書官机しかなくなった。

 

……この机にも無駄な装飾が…。…クソが。

 

ドミナントは暁たちの行動のことを考えて、心底前の提督を恨んだ。そこに…。

 

「…何やってんの…?」

 

叢雲が入ってきた。

 

「あとで売っ払うの。これで、艦娘寮を綺麗にする分の資金ができるでしょ?」

 

「余計なお世話よ。」

 

「え…。」

 

叢雲に冷たく言われ、ドミナントが困った顔をする。

 

「あんたら提督は信用できない。今すぐ死んで欲しいくらい恨んでるわ。」

 

……どうせ売って手に入ったお金も自分のためだけに使う奴でしょ。こいつも。

 

「……。」

 

叢雲が本気の目で言い、ドミナントは困った顔をしたままだ。

 

「…秘書艦は立候補者0かな。これじゃ。」

 

ドミナントが呟く。

 

「いいえ。私がやるわ。」

 

「えっ?やってくれるの?ありが…。」

 

「ミスを見つけて、すぐに提督辞めさせてやる…。」

 

「……。」

 

ドミナントは叢雲は本気で提督のことなどを嫌っていることが分かった。




タウイタウイの話が続きそうです。

登場人物紹介コーナー
第8タウイタウイ泊地…結構前に一度出ていた気がする…。クソ提督が仕切っていて、艦娘たちの心に大きな傷を残している鎮守府。
叢雲…第8タウイタウイ泊地所属。クソ提督が仕切っていた艦娘たちの中の、反発派の中心にいた。実は、第1佐世保鎮守府へSOSの紙を届けたのも彼女。ドミナントを心底嫌っている。

「お待ちかね、長門コーナーだ。」
「叢雲よ。」
「このコーナーで叢雲は久しぶりだな…。」
「そうかしら?私は初めてよ。」
「いや、下水溝調査の時に…な…。本当に色々…。」
「…何があったのかしら…。」
「まぁ、そんなものはどうでも良い。そうだな…。元々の第8のクソ提督のことを教えてくれ。」
「分かったわ。吐き気を催す邪悪そのものよ。存在がクソ。」
「おお…。」
「あんな奴が提督なんて、大本営の目も地に落ちたわね。」
「…まぁ、否定は出来ないかもな。」
「皆んな、ひどいことをされすぎて反抗すらしなくなっていたけど、私は違ったわ。私はそいつを倒すために立ち上がったの。そして、徐々に仲間が増えたわ。艦娘…つまり、私たちはさまざまなことをした…。大本営に直接手紙を送ったり…。でも、いつまで経っても返事もなかった…。だから私一人、クソ提督に気づかれずに抜け出すように皆んなが協力してくれたの。そして、第1佐世保鎮守府に手紙と直接会って、憲兵団に来てくれるように頼んだの。」
「すごいな。」
「皆んなのおかげよ…。なのに、新しい臨時提督がきて…。心の傷が癒えていないのに、トラウマを呼び起こすやつを送るなんてどうかしてる…。」
「…一応、こっちの提督なんだが…。」
「次回、第246話『ドミナントの転勤生活 その2』ね。次回はその提督を叩き潰すわ。覚悟しなさい!」

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