ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「僕たちの提督が臨時提督に…。」
まぁ、仕方ないさ…。これも、ネタ不足のため。
「ゆるいかな?」
タウイタウイは前にも一応出たと思うけど…。殺伐としています。
「ACネタは?」
タウイタウイはACネタ極力少ないかな…。
「ふーん。」
いや、真面目な雰囲気の時にACネタ持ってきたら白けるでしょ…。まぁ、ACネタをふんだんに使った、特別話はあるから。4万字以上で構成されている話が…。本編でやるべきか否か…。なんせ、別の世界線の話だから…。
「別の世界線?」
そう。これは艦これとACだけど、作ったものは別の世界なんだよ…。それに伴う前の話も作ってあるけど。
「そうなんだ。あらすじやるね。」
スルースキルェ…。
あらすじ
鎮守府の様子は…。みんな真っ暗だね…。
…………
第8タウイタウイ泊地
現在、執務室には第4佐世保の提督でもあるドミナントと、秘書艦の叢雲がいる。
「おわり。」
「……。」
……嘘!?
2時間ほどで終わらせたドミナントに驚愕する叢雲。だが、表情には一切出さない。
「…他の皆んなも見てくるか〜。」
「……。」
「なんてねっ。手伝おうか?」
「余計なお世話よ。邪魔だから向こうへ行って。」
「……。」
ドミナントが提督椅子に深く座る。すると…。
「ん?何だこれ?」
「!?」
ドミナントが椅子から小銃を取り出した。
「…!」
…………
『遠征で失敗しただと!?』
『ごめんなさい…ごめんなさい…。』
バァン!バン!
『う…痛…い…よぉ…。』
『チッ。役立たずが…。さっさと消え失せろ。』
…………
「……。」
叢雲は忘れたい記憶を思い出してしまった。同時に、腰にあるナイフをバレないように手をそえる。
「うわっ!小銃じゃねぇか!?こんなの何に使ってたんだ!?…発砲した形跡あり…。…チッ…。まさか…艦娘に使ったんじゃねぇだろうな…?使ってたら殺してやる…。」
「!?」
叢雲は驚き、ナイフから手を引っ込めた。
「…あっ!ごめん…。汚い言葉だね…。注意するよ。殺すなんて言葉使っちゃダメだし…。」
ドミナントが小銃を別の袋に入れる。
「叢雲。」
「……。」
「これ、海のど真ん中に捨てといて。誰かが手にすると危ないし。」
ドミナントが叢雲に渡した。
「他に武器あったら捨てないと…。」
「……。」
ドミナントが机を捜索する。
……こいつも、いずれはあいつのようになる…。提督は変わらない。だからこそウザい…。
叢雲は鉛筆を握りながら思った。
…………
「休憩時間〜。」
ドミナントが言う。
「……。」
叢雲がそそくさと退室した。あることを考えて。
「…叢雲行っちゃったなぁ…。……。…そうだ!」
…………
「…叢雲さん!大丈夫でした…?」
赤城が聞いてくる。
「ええ…。」
「何発殴られましたか…?」
「0よ。」
「0!?」
「おそらく、優しさを見せて取り込もうとしているのね…。汚い野郎よ…。」
「……。」
「だけど、表面上の優しさなんてすぐに崩れるわ。さっさと本性バラしてやるんだから…。」
「と、言うのは…?」
「ふん。決まっているじゃない。あいつを徹底的に虐めぬくのよ。」
「い、虐めるんですか…?」
「大丈夫。殺されそうになったら、叫んで。みんなで袋叩きにした後突き出すから。」
「わかりました…。」
赤城は言った後、皆に知らせに行った。
…………
執務室
ガチャ…
叢雲が帰ってくると…。
「や。時間ピッタリだね。」
「……。」
「無視か〜。」
叢雲は無視して仕事を始める。ドミナントはなんとも無さそうだ。
「暇だなぁ〜。」
「……。」
「…そろそろお昼だね。食べに行こう?」
「……。」
「待つよ。」
ドミナントは無視されているのにも関わらず、待っている。そして…。
スッ
「……。」
「ん?行く?」
叢雲が出て行き、後をドミナントが付いて行く。
「ここが食堂か〜。…まぁ、見回りで見たけど。」
ドミナントが食堂に入る。
「食券制なのか。懐かしいなぁ〜。」
ドミナントが艦娘たちのいる最後尾に並ぶ。
「…何?」
前も後ろも何か鬱陶しいようなもの、煙たいものを見るような目でチラチラ見てくる。
「…おや?ここはもしかして艦娘専用?困ったな〜。バレちゃった?」
「「「……。」」」
「……。」
全員から無視された。
「…おっ、そろそろ番か。」
すると…。
「すみません。提督。」
「?」
「残念ですが、ここは艦娘専用となっております。お食事をお求めの際は隣の券売機に並んでください。」
伊良子が冷たい目で言う。
「そっかー。だから、チラチラ見られていたのか。ごめんね。」
ドミナントが言った後、その券売機に並ぶ。
「あれ?これ壊れているよ?」
「なら、ありませんね。ご愁傷様です。」
「…そっか〜…。」
ドミナントが言う。腹が立たないのだろうか?
……ざまぁみろ…。
叢雲は内心思っていた。が…。
「じゃ、釣りだな。」
ドミナントはそんなことではへこたれない。
「釣竿がわりに、近くのいらなさそうな棒に糸をくくりつけて…。針がないから、針金を削った奴で…。」
ドミナントがあっという間に作った。
「さて、釣りでもするか。」
ドミナントが外へ行く。
…………
「ん〜。大量大量。」
ドミナントは外で焚火をして、魚を焼いている。
「そろそろかな…?」
ドミナントが言った途端に…。
バシャァ!
「!?」
砂がかかった。火も消えて台無しである。ドミナント自身砂だらけだ。
「おっと、悪りぃ悪りぃ。いるとは気がつかなかったんだ。へへ。」
天龍と龍田だ。確実にわざとである。
「…気がつかなかったとして、なぜ砂をかけた?」
「えっ?そりゃ…その…。」
天龍が言葉を詰まらせる。そこまで考えていなかったのだろう。
「別に〜?訓練の一環よぉ〜?それとも〜、提督はわざとやったと言いたいのかしらぁ〜?」
龍田が言う。
「…訓練か。なら、仕方ないな。」
ドミナントは焚き火を戻し、生焼けの魚を海に流した。一応書くが、ゴミではない。いずれ海の栄養となる。
……その調子よ。
叢雲は陰ながらほくそ笑んでいた。
グゥ〜…。
ドミナントのお腹がなる。そこに…。
「休憩は終わりよ?さぁ、仕事を始めるわよ。」
叢雲が言う。悪い顔でニヤけていた。
「…そうだね。そろそろだね。」
ドミナントは嫌な顔せずに仕事を始めた。
グゥ〜…
しかし、腹はいついかなる時にもなるものだ。執務室に響く。
「ちょっと、なに?うるさいんだけど。」
叢雲が、ドミナントが何も食べていないことを分かりきっていて、キツく言う。
「ごめんよ。勝手になっちゃってさ。ははは…。」
「そんな理由聞いてない。鳴らさないでくれない?ウザいから。」
「…ごめん。」
…………。
流石に、やりすぎたと思ったのか叢雲は何も思わなかった。そして、夜…。
「眠れん…。」
ドミナントの部屋の隣がうるさいのだ。もちろん、艦娘たちの仕業である。
「…でも、隣で加工品を作るって言ってたけど…。夜通しなんてな…。生産能力の向上って…。」
ドミナントは全く寝付けなかった。
…………
翌朝
「仕事よ。」
「わかってるよ〜。」
ドミナントが執務室で仕事をしている。
……寝たら叩き起こしてやる。
叢雲がそんなことを思っていたが…。
……中々寝ないわね…。
ドミナントは元社畜のため眠らないのだ。そして、お昼…。
「…券売機直ってないだろうな〜…。しょうがない、修行だと思えば良いか。」
ドミナントは執務室で言う。
「……。」
もちろん、叢雲は無視して行った。
…………
一週間後
「…今日も仕事だね。」
「……。」
叢雲はあの日以来ドミナントの監視をしていない。見ていて同情心が芽生えそうだったからだ。
「……。」
だが、叢雲は気づいていた。だんだんとドミナントが弱ってきていることに。
「……。」
「……。」
執務室で何度も話しかけてきていたが、最近は何も話さない。それに…。
グ…。
あの日以来お腹の音も一瞬で、よく鳴り続けている。
「……。」
……もしかして…、本当に何も食べていないんじゃ…。
そんなことを頭によぎるが…。
……!?何考えてるの…!?そうするように私が頼んだんじゃない…!それに、これこそが私が望んだことでしょう…!?
頭を振って、考えを捨てる。
「…?大丈夫?頭痛いの?」
「……。」
……あんたは人の心配より自分の心配しなさいよ…!あぁ!もう!仕事に集中できない!
叢雲が思い、立ち上がった。
「……。」
「どこ行くの?」
「……。」
叢雲は何も言わずに出て行った。
…………
…………。
ボーッと、叢雲は空を眺めていた。
……なんで怒らないのかしら…?前の提督は少し汚しただけでもこっ酷く怒ったのに…。蹴られたり、殴られたり、叩かれたりしたのに…。何で…?
叢雲が思う。
……ううん。きっとボロを出すわ…!なんたって、大本営の犬ですもの…。
叢雲はすぐにそう思い、鎮守府の中に入った。
…………
廊下
……どうせ、執務室で寝ているでしょうから、叩き起こしてやるわ…!
その思いを胸に、ズンズン進んで行くと…。
「…何の集まりかしら?」
艦娘たちが少数集まっている。叢雲が壁からこっそり見る。すると…。
「汚ねぇ野郎だ!ははは!」
「ほーら、汚い雑巾で絞ったバケツだよ〜。」
「これを提督の入っているトイレの上から流すのですね?流石北上さん!」
集まっていたのは球磨型の北上、大井、木曽だ。
……何やってんの…!?あんなことしてなんて頼んでない…!
叢雲は思うが、こんな現場は初めてで足が動かない。そして、しばらく経ち、3人が何処かへ行った。
「……。」
叢雲が恐る恐るその廊下を通ると…。
「…?叢雲…?」
ドミナントがトイレから出てきた。
「ちょ…!あんた!大丈夫!?」
「どうやら俺は、嫌われているらしい…。」
叢雲が思わず駆け寄った。現在ドミナントは汚物などで汚れ、汚い水を浴び、頭から流血をしていたからだ。明らかにやりすぎである。
「ハンカチを…。」
「触るな。」
「え…?」
叢雲が取り出したハンカチを、ドミナントが手を添えて止める。
「…その綺麗なハンカチが汚れる。他のに使え…。」
ドミナントが真剣に言った後、よろよろと何処かへ行く。
「馬鹿言ってんじゃないわよ!」
ドミナントが止めようとするのを、無理矢理ハンカチで出血しているところを押さえる。
……私のせいで…。
自分が、ただ軽く試そうとしたことがこんな大事になるなんて思いもしなかったのだろう。
「ごめんなさい…ごめんなさい…。」
叢雲が必死に謝った。
「…?何で謝る…?」
「それは…。」
叢雲は全て話した。今までどのような気持ちで過ごしてきたのか、こうなった原因、嫌っていたことなど。
「…そうか…。」
ドミナントは短く呟き、手を上げた。
「……。」
叢雲は殴られて当然だと思い、覚悟したが…。
ナデナデ…。
「?」
来たのは痛みではなく、優しさだった。
「…ま、こういうこともあるだろう…。生きていれば…。それに、前の提督が酷かったのならその反応が普通だし。君が悪いわけじゃない…。自分で反省しているなら、それで良いよ…。」
「殴らないの…?」
「殴ってどうする…?それで解決出来る問題は少ないよ…。それに、女性を殴るなんて男として失格だし。」
ドミナントは困ったような笑顔で言う。
……この人は…本当に…。
「ごめんなさい…ごめんなさい…本当にごめんなさい…。」
叢雲は泣きながら何度も何度も謝った。ドミナントの器の広さに叢雲は完全に敗北した。
ドミナントの器の広さと、この鎮守府のイジメ…。
登場人物紹介コーナー
叢雲…ちょっとした試しがこんなおおごとになるとは思ってもみなかった。しかし、ドミナントに全て打ち上けても許してくれたことの器の広さに敗北。
「長門コーナーだ。」
「少し時間はあるみたいね。」
「叢雲か。前回は提督をどうのこうの言っていたが?」
「ゔっ…。そ、それはアレよ…。その…まだ分かっていなかったから。」
「普通なら激怒級だからな。」
「本当に優しい…。優しすぎる…。」
「まぁ、そのせいで色々空回りしたりして逆に迷惑をかけたり、自滅したりするがな。まぁ、一言で言えば面白いやつだ。」
「そんな扱いなんだ…。次回、第247話『改修』ね。改修…何かしら?」
後書きが必要かどうか
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いらない
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たまにいらない
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たまにいる
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いる