ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「約1ヶ月だね。」
まだタウイタウイ編が終わらんよ。
「どこまで行ったの?」
結構。でも終わってないよ…。
「その間に、他のやつ書いてたんでしょう?」
まぁね…。でも、こっちも進めてるよ?…この先の話を。
「それじゃダメじゃん…。」
本末転倒ってやつだね。じゃあらすじ頼むよ。今回のゲストは?
「えーっと…。青葉さんだね。タウイタウイの。」
「ども、青葉ですぅ!」
でたなマスゴミ。
「言い方がひどい!」
「筆者さん、流石に失礼だと…。」
ソカー。まぁいいや。
「よくない!」
じゃ、マスコミらしいあらすじを頼むよ。
あらすじ
前回、[ピーーー]を見てしまって戸惑いましたが、提督が[ピーーーーー]を[ピーー]して[ピーーー]しました。
…………
食堂
「さて…。叢雲、俺行ったらどうなると思う?」
「冷たくあしらわれて出禁にされて終わりよ。」
「マジか…。」
「逆に、私が行ったらどうなると思う?」
「皆に命令した張本人が、相手と一緒にいて反感を買われて追放される。」
「なによそれ。」
そんな軽口を叩きながら歩き、食堂ホールの前についた。
「さて、冗談はさておいて…。叢雲、こんな時はどうすりゃいいと思う?」
「さあ。私は経験したことないから知るわけないでしょ。」
「それもそうか。なら、行き当たりばったりだな。」
「いつも通りね。」
「ああそうだ。」
ガチャ
ドミナントと叢雲が食堂に入る。その瞬間、他の艦娘たちから視線を向けられた。
「よ〜皆さん元気?食事中すまないが、こっちもやらなきゃいけないことがあるんでねぇ。邪魔させてもらおう。」
ドミナントは全く気にせずにキッチンへ行く。
「……。」
「どうしたのよ?」
しかし、ドミナントは入ろうとした途端、心に何か引っかかる。
「…そうだ。キッチンに入る前は消毒だ。伊良子さん、ありますか?」
「……。」
そこで叢雲が初めて、伊良子に入る状態を見られていたことに気づく。伊良子は無言で消毒液を出した。
「さらには、エプロンや入っても問題のない服装にならなくてはならない。まぁ、提督帽の中に髪の毛をいれて、粘着ローラーで衣類の服のゴミを取って…。叢雲にはこれ貸すから、被りなさい。」
ドミナントが、衛生キャップの代わりの手ぬぐいを渡した。ほのかに紅茶のいい匂いがする。
「手洗い消毒OK、衣類OK、そしてドアをノックして用件を…。」
「もう既に外にいますけど。」
「……。こんにちは。」
間宮さんは既に外で、話を聞く姿勢になっている。物腰を柔らかそうにしているが、その断りそうな目は隠せていない。
「実は、暁…ちゃんの、リクエストに旗なしランチが欲しいとリクエストが来まして…。」
「それで?」
「そのメニューを追加していただくことは出来ないでしょうか…?」
「…すみません。私たちも他の艦娘の食事を作るのに手一杯で、いちいち構っていられないんです…。」
間宮さんが申し訳なさそうに謝るが…。
……やな感じ…。
……周りの奴がニヤけている…。おそらく、この話は嘘だな…。
叢雲とドミナントが見抜いた。
「…そうですか。」
「はい。それに、自分で解決できないものを、他の者に頼るのはどうかと思いますが。」
「…なるほど。言いたいことは分かった。つまり、俺に手伝えと言うことだな。」
「…え…?ど、どうしてそんな…。」
「いや、間宮さんが自分で言ったんですよ?他のもので手一杯で、構っていられないって。猫の手も借りたいんでしょう?」
「……。」
間宮さんか引きつった顔をしていた。こんなになるなら、素直に応じておけば良いと言うもの。しかも、その内容を暁達に聞かれていたため、評価も下がっている。
「まぁ、改善ある鎮守府を立て直すなら、まずは飯だな。腹が減っては戦が出来ぬとまで言われているほど、食は大事だ。」
ドミナントがエプロンをして、衛生ばっちりでキッチンに入る。あったのは…。特にない。あるのは小豆を煮ている鍋のみである。
「さてと…。忙しい割には、特に目に見えて忙しそうには見えないな。…まぁ、そんなものはプロにしか分からないから、何も言わないけどさ。」
注文表を見ながら言う。
「…おっ、多分これは金剛型の注文表だな。紅茶系か。」
「…毎回、金剛さんに紅茶について言われます。」
間宮さんは仕事モードに切り替えて、悪い雰囲気にならないようにする。雰囲気とは大事で、険悪ムードで作られた食事は大抵まずくなると知っているからだ。
「なるほど。なら、俺の出番だな。金剛も納得の紅茶の作り方を俺は知っている。」
ドミナントが持ってきた茶葉や道具を慣れた手つきで使い、作った。
「…まぁ、こんなもんだろう。」
「…早いですね。」
「ありがとうございます。」
ドミナントは伊良子のところに持って行く。
「伊良子さん、運んでくれ。」
「……。」
しかし、応じない伊良子。そこに…。
「なら、私がやるわ。」
叢雲が出てきた。
「いや、叢雲。気持ちは嬉しいが、これは試しでもある。」
「試し?」
「そう。伊良子へのな。」
伊良子は応じないままだ。そこに…。
「伊良子ちゃん、何をしているの?運んで。」
間宮さんが顔を出す。
「でも…。」
「伊良子ちゃん。ここでは私的な理由で応じないのはいけません。私たちは給糧艦でしょう?待っている艦のために、私たちは作ってお届けする。それがここのルールであり、ここに立つ者の役割です。」
「…はい…。」
伊良子が受け取って運ぶ。
「…やっぱり、俺は嫌われているようだな。」
「最初だって、私も嫌っていたわよ。」
「今も?」
「ええ。」
「フッ。なら、そのウェイトレスの格好はなんだ?」
「気分よ。」
「そうかい。」
ドミナントは叢雲と話したのち、仕事に戻った。いつの間にか、食堂に人が賑わっていた。忙しくなるだろう…。
そして
『そこの鍋を今すぐ火元から外してください!』
『了解!』
『新たに注文が入りました!』
間宮さんたちと
『皿洗いお願いします!』
『了解!』
『空母や戦艦の方々が帰ってきました!さらに忙しくなることを考慮に入れてください!』
協力しながら
『白玉デザートは冷凍庫の中の左上です!解凍してから、粒あんをかけて提供してください!熱すぎるとダメです!』
『よしきた!』
『18番テーブルに20品の追加注文です!急いで!』
『了解!』
『私も手伝うわ!』
忙しい時間帯を
『おにぎりを12個握ってください!』
『間宮さんは味噌汁をお願いします!』
『わかりました!』
『急ぎなさい!待たせているわよ!』
『追加注文はありませんが、15分経っています!』
『ひぇぇ〜!』
乗り切った。
…………
「はぁ〜…。疲れた…。」
ドミナントは、もう誰もいない食堂のテーブルに突っ伏す。
「…こんなに大変なことを毎日してるのかよ…。間宮さんたち…。」
「ええ。」
「…はい。」
「大変すぎるでしょ…。」
「ですが、それも役割なので…。それより、貴方もよく頑張りました。最初であんなに動ける人はそうそういません。」
「途中から、意識を失いかけましたからね…。」
ドミナントはエネルギー切れですよぉ。
「…間宮さん…。」
「…はい。」
「…伊良子さんも、すごいですね…。本当に…。自分、今まではさほど気にしていませんでしたが、今ものすごく大変だと言うことを知りました…。」
「…前の提督は知ろうともしませんでしたけどね。」
「毎日毎日これを繰り返して…。労う日もありませんよね…。」
「はい。私たちは給糧艦として、毎日24時間料理を作って、届けるようにしています。」
「…間宮さん。」
「はい?」
「…本当に忙しかったんですね…。すみません…。疑っていました…。いつもの癖をそう簡単に直すことなんて、難しすぎますよね…。」
ドミナントが謝る。
「…いえ、提督…。私も謝らなければなりません…。」
「どうして…?」
「…提督の話を断った理由は、個人的な感情でした…。…前の提督は、私たちに強要ばかりして、文句を言ってばかりでした…。自分では何もできないクセに、無理な事ばかり言って…。伊良子ちゃんもそうです…。すぐに届けても、『遅い』しか言われず…。自分の求めている味じゃなかったら、伊良子ちゃんに料理を投げつけたりもしました…。」
伊良子は近くで立っていた。瞳の端に薄らと涙が見える。
「戦闘に参加しない私達の扱いをひどくしたり、暴言ばかり言うんです…。…貴方も同じ提督ですから、どうせそうなると思っていました…。前の人とは違うと分かっていても…。自分でも分かっていても…。本当にごめんなさい…!」
「ごめんなさい…。」
間宮さんと伊良子が謝ってきた。ドミナントに対して、陰で今までしてきたことに対してだろう。
「…いえ、いいんです。そんなひどい提督だったんですね…。前のは…。…そんななら、提督に対してそういうふうに扱うのも無理はありませんよ。自分だって、そうするかもしれません。間宮さんたちは悪くありませんよ。悪いのはその前の提督です。それに、一つ嬉しいことがあります。」
「「?」」
「理由がわかって良かったです。自分、間宮さんたちに気づかないうちに迷惑をかけていたり、ひどいことをしたわけではなかったんですね。良かったです。本当に。」
ドミナントは、今までの自分の行為が迷惑になっていないことに喜んでいる。それなら、打ち解けられると思ったからだ。
「ま、だから何だですけどね。間宮さんたちは立派です。そんな傷を負っているのに、表情に出さずに今まで仕事をしてきたわけですから。とても、普通の人なら出来る行為ではありません。給糧艦として誇ってください。それが手向けです。」
「「……。」」
提督に、初めてそんなことを言われて、嬉しそうな、泣きそうな顔をする二人。
「それに誰もいない、食堂が終わった時間にたまに来ます。その時は、弱音だろうとなんだろうと、俺にぶつけにきてください。給糧艦として、今まで我慢していたことを全てぶつけても良いです。自分、全て受け止める覚悟ですから。」
ドミナントが朗らかな、望むところのような笑顔で言った。その笑顔が何を意味するか…。
「「はい!」」
少し返事をした。その顔は、今までの鬱を浄化させるには十分な顔だった。
普段、艦娘たちの食事を作っていたりする2人は、一体何を考えているのだろうか…。それを何も思わずにいる提督…。それが筆者です。
登場人物紹介コーナー
伊良子…タウイタウイ所属。過去に元提督と色々あった。
間宮…タウイタウイ所属。過去に元提督と色々あった。伊良子が虐められる度に、夜遅くまで話を聞いてあげていた。
「今回は、タウイタウイ泊地なので間宮コーナー?らしいですよ。」
「助手の伊良子です!」
「ところで、コーナーを設けてくれるのはありがたいんですが、ここで何をすれば良いのかしら…。」
「過去の話をしたら、お通夜状態になりますよね…。」
「い、伊良子ちゃん。そんなことを思い出さなくても…。」
「そ、そうですね!今は違いますし!」
「ええ。…うーん…。どうすれば…。」
「やっぱり、お料理コーナーでしょうか?」
「それが妥当だと思いますが…。しかし、ただレシピを載せるだけならインターネットを使った方が早いですし…。」
「…そうだけど…。あっ、そうだ!なら、食材を使ったコントをしましょう!ボケます!…羊羹はよう噛んで食べなさい。なーんて…。」
「……。」
「……。」
「……。」
「……。」
「……。」
「…次回、第251話『タウイタウイ中庭公園化作戦』。」
後書きが必要かどうか
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いらない
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たまにいらない
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たまにいる
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いる