ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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随分お待たせいたしました。
「約1ヶ月だね。」
まだタウイタウイ編が終わらんよ。
「どこまで行ったの?」
結構。でも終わってないよ…。
「その間に、他のやつ書いてたんでしょう?」
まぁね…。でも、こっちも進めてるよ?…この先の話を。
「それじゃダメじゃん…。」
本末転倒ってやつだね。じゃあらすじ頼むよ。今回のゲストは?
「えーっと…。青葉さんだね。タウイタウイの。」
「ども、青葉ですぅ!」
でたなマスゴミ。
「言い方がひどい!」
「筆者さん、流石に失礼だと…。」
ソカー。まぁいいや。
「よくない!」
じゃ、マスコミらしいあらすじを頼むよ。

あらすじ
前回、[ピーーー]を見てしまって戸惑いましたが、提督が[ピーーーーー]を[ピーー]して[ピーーー]しました。


250話 給糧艦の心の内

…………

食堂

 

「さて…。叢雲、俺行ったらどうなると思う?」

 

「冷たくあしらわれて出禁にされて終わりよ。」

 

「マジか…。」

 

「逆に、私が行ったらどうなると思う?」

 

「皆に命令した張本人が、相手と一緒にいて反感を買われて追放される。」

 

「なによそれ。」

 

そんな軽口を叩きながら歩き、食堂ホールの前についた。

 

「さて、冗談はさておいて…。叢雲、こんな時はどうすりゃいいと思う?」

 

「さあ。私は経験したことないから知るわけないでしょ。」

 

「それもそうか。なら、行き当たりばったりだな。」

 

「いつも通りね。」

 

「ああそうだ。」

 

ガチャ

 

ドミナントと叢雲が食堂に入る。その瞬間、他の艦娘たちから視線を向けられた。

 

「よ〜皆さん元気?食事中すまないが、こっちもやらなきゃいけないことがあるんでねぇ。邪魔させてもらおう。」

 

ドミナントは全く気にせずにキッチンへ行く。

 

「……。」

 

「どうしたのよ?」

 

しかし、ドミナントは入ろうとした途端、心に何か引っかかる。

 

「…そうだ。キッチンに入る前は消毒だ。伊良子さん、ありますか?」

 

「……。」

 

そこで叢雲が初めて、伊良子に入る状態を見られていたことに気づく。伊良子は無言で消毒液を出した。

 

「さらには、エプロンや入っても問題のない服装にならなくてはならない。まぁ、提督帽の中に髪の毛をいれて、粘着ローラーで衣類の服のゴミを取って…。叢雲にはこれ貸すから、被りなさい。」

 

ドミナントが、衛生キャップの代わりの手ぬぐいを渡した。ほのかに紅茶のいい匂いがする。

 

「手洗い消毒OK、衣類OK、そしてドアをノックして用件を…。」

 

「もう既に外にいますけど。」

 

「……。こんにちは。」

 

間宮さんは既に外で、話を聞く姿勢になっている。物腰を柔らかそうにしているが、その断りそうな目は隠せていない。

 

「実は、暁…ちゃんの、リクエストに旗なしランチが欲しいとリクエストが来まして…。」

 

「それで?」

 

「そのメニューを追加していただくことは出来ないでしょうか…?」

 

「…すみません。私たちも他の艦娘の食事を作るのに手一杯で、いちいち構っていられないんです…。」

 

間宮さんが申し訳なさそうに謝るが…。

 

……やな感じ…。

 

……周りの奴がニヤけている…。おそらく、この話は嘘だな…。

 

叢雲とドミナントが見抜いた。

 

「…そうですか。」

 

「はい。それに、自分で解決できないものを、他の者に頼るのはどうかと思いますが。」

 

「…なるほど。言いたいことは分かった。つまり、俺に手伝えと言うことだな。」

 

「…え…?ど、どうしてそんな…。」

 

「いや、間宮さんが自分で言ったんですよ?他のもので手一杯で、構っていられないって。猫の手も借りたいんでしょう?」

 

「……。」

 

間宮さんか引きつった顔をしていた。こんなになるなら、素直に応じておけば良いと言うもの。しかも、その内容を暁達に聞かれていたため、評価も下がっている。

 

「まぁ、改善ある鎮守府を立て直すなら、まずは飯だな。腹が減っては戦が出来ぬとまで言われているほど、食は大事だ。」

 

ドミナントがエプロンをして、衛生ばっちりでキッチンに入る。あったのは…。特にない。あるのは小豆を煮ている鍋のみである。

 

「さてと…。忙しい割には、特に目に見えて忙しそうには見えないな。…まぁ、そんなものはプロにしか分からないから、何も言わないけどさ。」

 

注文表を見ながら言う。

 

「…おっ、多分これは金剛型の注文表だな。紅茶系か。」

 

「…毎回、金剛さんに紅茶について言われます。」

 

間宮さんは仕事モードに切り替えて、悪い雰囲気にならないようにする。雰囲気とは大事で、険悪ムードで作られた食事は大抵まずくなると知っているからだ。

 

「なるほど。なら、俺の出番だな。金剛も納得の紅茶の作り方を俺は知っている。」

 

ドミナントが持ってきた茶葉や道具を慣れた手つきで使い、作った。

 

「…まぁ、こんなもんだろう。」

 

「…早いですね。」

 

「ありがとうございます。」

 

ドミナントは伊良子のところに持って行く。

 

「伊良子さん、運んでくれ。」

 

「……。」

 

しかし、応じない伊良子。そこに…。

 

「なら、私がやるわ。」

 

叢雲が出てきた。

 

「いや、叢雲。気持ちは嬉しいが、これは試しでもある。」

 

「試し?」

 

「そう。伊良子へのな。」

 

伊良子は応じないままだ。そこに…。

 

「伊良子ちゃん、何をしているの?運んで。」

 

間宮さんが顔を出す。

 

「でも…。」

 

「伊良子ちゃん。ここでは私的な理由で応じないのはいけません。私たちは給糧艦でしょう?待っている艦のために、私たちは作ってお届けする。それがここのルールであり、ここに立つ者の役割です。」

 

「…はい…。」

 

伊良子が受け取って運ぶ。

 

「…やっぱり、俺は嫌われているようだな。」

 

「最初だって、私も嫌っていたわよ。」

 

「今も?」

 

「ええ。」

 

「フッ。なら、そのウェイトレスの格好はなんだ?」

 

「気分よ。」

 

「そうかい。」

 

ドミナントは叢雲と話したのち、仕事に戻った。いつの間にか、食堂に人が賑わっていた。忙しくなるだろう…。

 

そして

 

『そこの鍋を今すぐ火元から外してください!』

 

『了解!』

 

『新たに注文が入りました!』

 

間宮さんたちと

 

『皿洗いお願いします!』

 

『了解!』

 

『空母や戦艦の方々が帰ってきました!さらに忙しくなることを考慮に入れてください!』

 

協力しながら

 

『白玉デザートは冷凍庫の中の左上です!解凍してから、粒あんをかけて提供してください!熱すぎるとダメです!』

 

『よしきた!』

 

『18番テーブルに20品の追加注文です!急いで!』

 

『了解!』

 

『私も手伝うわ!』

 

忙しい時間帯を

 

『おにぎりを12個握ってください!』

 

『間宮さんは味噌汁をお願いします!』

 

『わかりました!』

 

『急ぎなさい!待たせているわよ!』

 

『追加注文はありませんが、15分経っています!』

 

『ひぇぇ〜!』

 

乗り切った。

 

…………

 

「はぁ〜…。疲れた…。」

 

ドミナントは、もう誰もいない食堂のテーブルに突っ伏す。

 

「…こんなに大変なことを毎日してるのかよ…。間宮さんたち…。」

 

「ええ。」

 

「…はい。」

 

「大変すぎるでしょ…。」

 

「ですが、それも役割なので…。それより、貴方もよく頑張りました。最初であんなに動ける人はそうそういません。」

 

「途中から、意識を失いかけましたからね…。」

 

ドミナントはエネルギー切れですよぉ。

 

「…間宮さん…。」

 

「…はい。」

 

「…伊良子さんも、すごいですね…。本当に…。自分、今まではさほど気にしていませんでしたが、今ものすごく大変だと言うことを知りました…。」

 

「…前の提督は知ろうともしませんでしたけどね。」

 

「毎日毎日これを繰り返して…。労う日もありませんよね…。」

 

「はい。私たちは給糧艦として、毎日24時間料理を作って、届けるようにしています。」

 

「…間宮さん。」

 

「はい?」

 

「…本当に忙しかったんですね…。すみません…。疑っていました…。いつもの癖をそう簡単に直すことなんて、難しすぎますよね…。」

 

ドミナントが謝る。

 

「…いえ、提督…。私も謝らなければなりません…。」

 

「どうして…?」

 

「…提督の話を断った理由は、個人的な感情でした…。…前の提督は、私たちに強要ばかりして、文句を言ってばかりでした…。自分では何もできないクセに、無理な事ばかり言って…。伊良子ちゃんもそうです…。すぐに届けても、『遅い』しか言われず…。自分の求めている味じゃなかったら、伊良子ちゃんに料理を投げつけたりもしました…。」

 

伊良子は近くで立っていた。瞳の端に薄らと涙が見える。

 

「戦闘に参加しない私達の扱いをひどくしたり、暴言ばかり言うんです…。…貴方も同じ提督ですから、どうせそうなると思っていました…。前の人とは違うと分かっていても…。自分でも分かっていても…。本当にごめんなさい…!」

 

「ごめんなさい…。」

 

間宮さんと伊良子が謝ってきた。ドミナントに対して、陰で今までしてきたことに対してだろう。

 

「…いえ、いいんです。そんなひどい提督だったんですね…。前のは…。…そんななら、提督に対してそういうふうに扱うのも無理はありませんよ。自分だって、そうするかもしれません。間宮さんたちは悪くありませんよ。悪いのはその前の提督です。それに、一つ嬉しいことがあります。」

 

「「?」」

 

「理由がわかって良かったです。自分、間宮さんたちに気づかないうちに迷惑をかけていたり、ひどいことをしたわけではなかったんですね。良かったです。本当に。」

 

ドミナントは、今までの自分の行為が迷惑になっていないことに喜んでいる。それなら、打ち解けられると思ったからだ。

 

「ま、だから何だですけどね。間宮さんたちは立派です。そんな傷を負っているのに、表情に出さずに今まで仕事をしてきたわけですから。とても、普通の人なら出来る行為ではありません。給糧艦として誇ってください。それが手向けです。」

 

「「……。」」

 

提督に、初めてそんなことを言われて、嬉しそうな、泣きそうな顔をする二人。

 

「それに誰もいない、食堂が終わった時間にたまに来ます。その時は、弱音だろうとなんだろうと、俺にぶつけにきてください。給糧艦として、今まで我慢していたことを全てぶつけても良いです。自分、全て受け止める覚悟ですから。」

 

ドミナントが朗らかな、望むところのような笑顔で言った。その笑顔が何を意味するか…。

 

「「はい!」」

 

少し返事をした。その顔は、今までの鬱を浄化させるには十分な顔だった。




普段、艦娘たちの食事を作っていたりする2人は、一体何を考えているのだろうか…。それを何も思わずにいる提督…。それが筆者です。

登場人物紹介コーナー
伊良子…タウイタウイ所属。過去に元提督と色々あった。
間宮…タウイタウイ所属。過去に元提督と色々あった。伊良子が虐められる度に、夜遅くまで話を聞いてあげていた。

「今回は、タウイタウイ泊地なので間宮コーナー?らしいですよ。」
「助手の伊良子です!」
「ところで、コーナーを設けてくれるのはありがたいんですが、ここで何をすれば良いのかしら…。」
「過去の話をしたら、お通夜状態になりますよね…。」
「い、伊良子ちゃん。そんなことを思い出さなくても…。」
「そ、そうですね!今は違いますし!」
「ええ。…うーん…。どうすれば…。」
「やっぱり、お料理コーナーでしょうか?」
「それが妥当だと思いますが…。しかし、ただレシピを載せるだけならインターネットを使った方が早いですし…。」
「…そうだけど…。あっ、そうだ!なら、食材を使ったコントをしましょう!ボケます!…羊羹はよう噛んで食べなさい。なーんて…。」
「……。」
「……。」
「……。」
「……。」
「……。」
「…次回、第251話『タウイタウイ中庭公園化作戦』。」

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