ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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あー…。秋になったかな…?
「最近暑かったり寒かったりしてるからね。」
時雨…。…そう思ってみれば、秋は時雨の季節でもあるね。
「なんで?」
調べてみると、時雨は秋から冬初めまでの通り雨なんだってさ。
「へー。知らなかったよ。」
興味なさそうな返事だねぇ。まぁ、いいや。あらすじを頼むよ。
「第八タウイタウイ所属、伊良子です。」
後半のコーナーを任せてる人だね。

あらすじ
前回…店にいたのでわかりません。


253話 五航戦と第4佐世保のさつまいも

…………

 

「仕事終わりっ!」

 

「お疲れ様。」

 

執務室に毎度お馴染み叢雲とドミナント。

 

「…今日の疲労度丸わかり書は?」

 

「これよ。」

 

叢雲がその書類を渡す。

 

「おぉ…。ついに、半分以上は治ってる…。」

 

「やったわね。…というより、あれから2ヶ月だもの…。」

 

叢雲が言う。2ヶ月ほど経った後の話だ。

 

「あの初雪の後、吹雪型の疲労度がなんか大幅に無くなったし…。公園を作ってから、主に駆逐艦の疲労度が消滅したし…。…長門は相変わらずオレンジか…。」

 

「長門さんは、みんなが通常に戻らない限りそのままね。」

 

「…真っ赤なのが天龍と龍田、そして瑞翔、赤城、北上大井木曽、金剛型…か。大人ばかりだな…。一筋縄じゃいかなそう…。」

 

「とても面倒よ。天龍さんと龍田さんは今でも陰口を叩いているし、瑞鶴さんと翔鶴さんも顔すら合わせない、金剛型は表面だけ笑顔だから、尚悪いし…。北上さんたちは不良女子高生みたいだし…。」

 

「口悪いな…。叢雲…。」

 

「誰かさんが、前の司令官を“追い詰めて、肥溜めにぶち込んでやる”とか“脳みそまでカビたか”とか“死に腐れ”とか言っていたせいでね。」

 

「…まぁ、その点については反省してるけど…。5000万円あったお金も、建て直しでもう100万弱しかないし…。」

 

「…でも、その使った分皆んな笑顔になっているじゃない。それに、普通そんなにお金があったら、少しは自分の私腹を肥やすわよ。」

 

「そうなのかなぁ?」

 

「そうよ。」

 

2人は執務室でそんなことを話す。

 

「まずどこから攻略する?」

 

「攻略って…。…まぁ、私だったらまず瑞鶴さんと翔鶴さんかしら?」

 

「なるほど。じゃ、行くか。」

 

「え!?今!?」

 

「え?当たり前じゃん。俺は行ってくるよ。」

 

ドミナントはすぐに立ち上がり、ドアから出て行った。

 

「ま、待ちなさい!私も行くから!」

 

叢雲も急いで行った。

 

…………

翔鶴型の部屋の前

 

「さて…行くか。」

 

ドミナントがノックしようとしていると…。

 

「ま、待ちなさい!」

 

「叢雲?」

 

叢雲が来た。

 

「なんで来た?」

 

「あんたねぇ…!秘書艦を置いていくなんて酷いわよ!」

 

「お、おう…。」

 

コンコン…

 

そして、ドアをノックする。が反応がない。

 

コンコンコンコンコン…!

 

「おーい、七面鳥!ドア開けてー!」

 

「ちょ!ちょ!ちょ!あんた、今置かれている状況わかってんの!?」

 

叢雲が一喝する。

 

「まぁまぁ。どうせ怒ってくるよ。」

 

ガチャ!

 

「誰が七面鳥ですって!?」

 

「ず、瑞鶴…!」

 

「ほら来た。」

 

「あんた…。」

 

叢雲はどうしようもないものを見るような目をして、瑞鶴は怒って出てきた。翔鶴は瑞鶴を押さえている。

 

「な、何か用でしょうか…?」

 

翔鶴は瑞鶴を押さえながら聞く。

 

「えー。今日はとても良いお天気ですね。」

 

「爆撃の雨を降らせるわよ!」

 

「もし宜しければ、間宮さんのところでデザートでも食べませんか?」

 

「し、失礼ですが…!今瑞鶴を押さえていますので…!それでは…。」

 

翔鶴はドアを閉めようとしたが…。

 

ガッ!

 

「逃すか!」

 

「え!?ちょ、待…!」

 

ドミナントが翔鶴(だけ)の手を掴んで、走り去る。

 

「ちょ!翔鶴姉!ガーーー!待ちなさい!」

 

「あんた!私をまた置いていくなんていい度胸じゃない!」

 

2人が怒って後を追う。

 

「はっはっは!今までの俺と思うなよ!段々とスタミナがついてきているんだ!」

 

ドミナントは笑いながら走る走る。

 

「も、もう!なんで私ばっかり!」

 

翔鶴は巻き込まれてそんなことを言う。

 

「いーじゃないかー。間宮さんのところでみんなで食べに行くんだし。」

 

「部屋の外に出たらまた不幸が…!」

 

「また?」

 

ドミナントが聞き返そうとしたが…。

 

ガッ!

 

「きゃっ!」

 

「翔鶴!?」

 

翔鶴が何もないところでつまづいた。

 

「!」

 

走っているスピードもあるため、顔から突っ込んだ。

 

「とでも!言うと思っていたのかい!」

 

「!?」

 

ドミナントが落ちる翔鶴を持ち上げて、なんとか回避させる。

 

「ふぅ…。危なかった。…怪我ない?」

 

「は、はい。」

 

「そう…。よかった。」

 

立ち止まって、そんなことを聞いたりしていると…。

 

「「とりゃーーー!」」

 

「グハァ!」

 

2人からのダブル飛び蹴り。ドミナントが吹っ飛んだ。

 

「大丈夫!?翔鶴姉!」

 

「え?ええ…。」

 

「あんた!いつまで伸びてるの!?さっさと立つ!」

 

「叢雲ひどい…。それはひどい…。」

 

瑞鶴は翔鶴を心配して、叢雲はドミナントを無理矢理立たせる。

 

「…次翔鶴姉を連れ出したら承知しないわよ…!」

 

「お、おう…。」

 

「行きましょ。翔鶴姉。」

 

瑞鶴が手を取ろうとした刹那…。

 

「今だ!叢雲も!」

 

「「え!?」」

 

ドミナントが言い、2人を連れ出す。

 

「…今言ったばかりじゃない!」

 

「そうだ!だから、『次』ではないぞ!」

 

「あ!汚っ!待ちなさい!」

 

瑞鶴だけが後を追ってくる。

 

「あんた…。もしかして、私に殴られたかないから…。」

 

「何のことだか分からないな…。」

 

「というより!何のつもり!?翔鶴さんだけを連れ出して…!」

 

「翔鶴だけ…?そんなわけないだろう。後ろから瑞鶴がついてきている。」

 

「…まぁ、そうだけど…。どこへ行くのよ…。」

 

「間宮さんのところ。みんなで期間限定蒸かしサツマイモを食べるのだ。最近、俺の鎮守府からサツマイモがとれて、送ってくれたんだから…。」

 

「普通に誘えば良いのに…。」

 

「普通に誘ってたら来た?」

 

「……。…来ないわね。」

 

叢雲とドミナントがそんなことを話す。そのうちに…。

 

「着いた!」

 

ドミナントは食堂の扉を開けて突入する。

 

「間宮さん!蒸かしサツマイモ出来てますか!?」

 

「あっ、はい。今出来ました。」

 

「それを二つお願いします!」

 

「かしこまりました。」

 

間宮さんはキッチンへ行く。同時に…。

 

「やっと…。追い詰めたわよ…。」

 

瑞鶴が怒りのオーラを出しまくって、ゆっくり席に近づいてく。

 

「翔鶴の不幸が原因かな…?」

 

「あんたが原因よ!」

 

「…まぁ、死に臨む覚悟は出来ている。今更殴られても何も思わん。」

 

ドミナントは気にせずに席についていた。

 

「まぁ、瑞鶴も蒸かしサツマイモ食うか?」

 

「誰が…!」

 

ぐぅ〜…

 

「「「……。」」」

 

おやつの時間且つ、走ってきたため空腹だ。

 

「……。」

 

瑞鶴は無言で席に着く。

 

「…やっぱ、翔鶴怖がってる?」

 

「…そりゃ…。前の提督に囮役ばかりやらされて、何度も危ない目に遭ってるもの…。」

 

「ひどいな…。」

 

「美味しいものを出されて、次は特攻なんて言われるんじゃないかと、心配している顔ね…。」

 

「そんなことしないのになぁ…。」

 

2人がコソコソ話す。そこに…。

 

「蒸かし芋です!」

 

伊良子が元気よく持ってきてくれた。

 

「…まぁ、これでも食って…話でもしようや…。」

 

ドミナントは一つとって、半分に分けて片方を叢雲に渡す。

 

「…うちでとれたサツマイモ。美味しいと思うから。」

 

「「……。」」

 

2人はそれを手に取り、分けて一口食べる。

 

「…美味しい…?」

 

「…美味しい…。」

 

ドミナントが聞き、翔鶴が言う。

 

「美味しい…美味しい…。」

 

「…なんか、まるゆとか思い出すな…。」

 

泣きながら言う彼女に、ドミナントが呟いた。

 

「酷いことされてきたんだろうな…。」

 

「…翔鶴姉は、色々と前の提督さんから言われていたから…。不幸がうつるから部屋から出るなとか…。」

 

「最低だなそいつ。」

 

「本当よ。」

 

瑞鶴が言い、ドミナントがその提督を恨む。すると…。

 

「あ、あの…。」

 

「?」

 

「これ、おいくらでしょうか…。あまりお金持ってなくて…。」

 

「いやいや、奢りだ。うちで取れたサツマイモだし。もっと食べたいなら、また送ってもらうし。」

 

「奢りなんて…。」

 

「人の好意は素直に受け取るものだぞ。」

 

「…はい。」

 

翔鶴はうなずいて、サツマイモを頬張る。

 

「瑞鶴の怒りは治ったかな…?」

 

「まさか。食べ終わったら爆撃するわよ。」

 

「マジかぁ…。」

 

「…でも、お腹いっぱいで動けないかもしれないからやめておく。」

 

「ふふ〜ん。だといいが。」

 

ドミナントは瑞鶴の言葉にニヤついていた。4人がむしゃむしゃ食べていると…。

 

バァァン!

 

「おい!あいつはいるか!?」

 

天龍が勢いよく扉を開けて、誰かを呼ぶ。

 

「…あんたじゃ…。」

 

「俺なわけないだろ…。何もしてないのに…。」

 

「…まぁ、そうね。」

 

むしゃむしゃドミナントと叢雲が食べていると…。

 

「いるじゃねーか!出てこいや!」

 

天龍が机を叩いて言ってきた。

 

「…叢雲、お客さんだぜ。」

 

「あんたよ!!」

 

「…だろうな…。」

 

ドミナントが行こうとしたが…。

 

「てめーじゃねぇ!引っ込んでろ!」

 

「アッハイ。」

 

ドミナントは再度座り直して、さつまいもをむしゃむしゃ食べる。

 

「え…なら、翔鶴さん?」

 

「ちげーよ。」

 

「瑞鶴さん?」

 

「ちげーよ…。」

 

「誰よ?」

 

「叢雲!てめーだ!」

 

「……。」

 

天龍に言われて、面倒そうに立ち上がる叢雲。

 

「……。」

 

「あら〜、あなたはここで大人しくしててね〜?」

 

ドミナントが立ち上がろうとしたが、龍田に遮られる。

 

「…何をするつもりだ?」

 

「ふふふ〜。」

 

ドミナントは聞くが、龍田はなにも答えない。

 

「おい、叢雲。どう言うことだ?」

 

「…何がよ。」

 

「お前の指示通りにしていたのに、言った本人がなに呑気に一緒にいるんだよ?」

 

天龍は主にドミナントに聞こえるように話している。

 

「…私はそこまでしろなんて言ってないわ。それに、やめるように言っても聞かなかったでしょう?」

 

「誰がそんなこと言った?」

 

「赤城さんよ。止めるように頼んでも、無理だと言われたわ。」

 

叢雲と天龍の間にギスギスした空気が流れる。

 

「…おい、止めないとまずいぞ。」

 

「……。」

 

しかし、竜田は薙刀を下ろさない。

 

「裏切り者め…。」

 

「……。」

 

叢雲も、そう言われたら目線を床にそらすしかない。

 

「俺たちはお前の意見に従った。前の提督を失脚させたのも叢雲のおかげだ。皆んな信頼していた。だが!お前はそんな俺たちを裏切った。言い出したクセして一緒にいるなんてよお!全てお前が仕組んだことだ!」

 

「……。」

 

天龍は大声で、叢雲の胸ぐらを掴みながら言った。

 

「全て叢雲が計画したことだ。さぁ、それを知って今の臨時はどう動くか…。」

 

「…え?それで?」

 

しかし、ドミナントはとうの昔から知っている。

 

「…は?叢雲に怒りは湧かねーのか?」

 

「おん。だって、前話してくれたし。謝ったし…。今更咎めるのもアレだし。」

 

ドミナントは平常で言う。

 

「そうか…。なら、次は俺たちを裏切った罰だな。」

 

天龍が言い出した途端…。

 

おい…。

 

ドミナントの重い声が食堂に響いた。その瞬間、全身に寒気が走った。

 

天龍…。お前、仲間に手をあげんのか…?

 

「…へっ!だからなんだよ。裏切り者…。」

 

そうか。なら、お前も前の提督と一緒だな。

 

「ああ!?なんでそうなんだよ!そっちが悪りぃんじゃねぇか!」

 

どこが悪いのか説明してみろ。

 

「……。」

 

そう言われたら黙るしかない。実質、ドミナントをイジメるためであり、言い出しっぺが悪いことだと改心したからと言って裏切り者認定など悪役そのものだ。

 

「言えないじゃないか。」

 

「…なんで叢雲だけ…。」

 

「あん?」

 

「なんで叢雲だけそんなに…。」

 

「なんでって…。叢雲はしっかり謝ったよ?他の子もちゃんとお礼を言ったり、謝ったりしたよ?」

 

「……。」

 

「…でも、まぁ。一応平等に接しているつもりなんだけどね。でもさ、悪いことをしているって自覚もあって謝らないのとは、どうしても対応は変わるよね。」

 

ドミナントが平常で言う。

 

「天龍にも色々あるんだろうけどさ。仲間に手をあげるのって、やっぱり良く無いじゃん?そんな子じゃ無いって、俺は思ってるし。叢雲も、一応皆んなに謝ろうと努力はしているんだよ。でも、どうやって謝れば良いのか分かんないし、謝ったら皆んなから敵意を向けられることを恐れて言いにくいんだよ。」

 

「敵意…?」

 

「今そうやって、天龍がしていることだよ。」

 

「……。」

 

天龍が敵意ある目でドミナントを見る。

 

「…でも、それでも殴りたいなら俺を殴ることを勧める。」

 

「……。」

 

天龍は何も言わずに叢雲を掴んだ手を離す。

 

バリィィィ!

 

パリィィィン!

 

「「「!」」」

 

窓を割って何者かが侵入。その場にいた全員が瞬時に戦闘態勢に入った。

 

「何者…!」

 

ヒュンッ!

 

……速い…!

 

天龍が問い詰めようとしたところ、目にも止まらぬ速さで駆ける。

 

「…ん?」

 

しかし、ドミナントは微妙なしかめっ面になった。

 

「やろ…!」

 

ドカッ!

 

「……。」

 

侵入者の1人は、無言で天龍を押さえつけた。

 

「天龍ちゃ…!」

 

カチャ

 

「動くな…。」

 

「……。」

 

龍田ももう1人に背後を取られて小銃を頭に突きつけられている。そんな緊迫した状況の中…。

 

「…お前ら…何してんの…?」

 

ドミナントが声をかけた。

 

「何って…危ない目に遭っていたので、増援を呼んできたんです。」

 

「薙刀を司令に突きつけるとはな…。」

 

セラフとジナイーダだ。ジナイーダが龍田の頭に小銃を突きつけている。

 

「天龍、龍田。絶対に動くな。今のお前たちなら、セラフとジナイーダはなんの躊躇いもなく骨を折ったり、頭を吹き飛ばすぞ…。だから動くな。」

 

「「……。」」

 

2人はドミナントの言うことを素直に聞く。実際、ゾワっとする気配で分かるからだ。

 

「…セラフ…。」

 

「はい。」

 

「何してんの?マジで。今助けとか必要ない状態だったよね?他の子まで不安にさせてるよ?」

 

「…え…。」

 

「助けようとしたことは嬉しいけど、実際そこまでのピンチじゃなかったし…。てか、天龍を掴んでいる手を離してやれよ。いい加減。」

 

「す、すみません…。」

 

「俺に謝んなくていいから。失敗することもあるし。でも、天龍には謝って。」

 

「はい…。」

 

「そして、ジナイーダ。」

 

「なんだ?」

 

「…多分、セラフに言われて来たんだろうけど…。小銃を向けるのはやめよう?」

 

「情報もない武器を持った相手に、素手で戦えと言うのか?」

 

「…まぁ、その判断も正しいけど…。なんて言うかなぁ…。ちょっと過激すぎじゃない?」

 

「それくらいが丁度良い。」

 

「…まぁ、龍田に向けた小銃をしまってね?今。」

 

「…わかった。」

 

2人を解放するジナイーダとセラフ。

 

「…あんたの知り合いって、みんなあんなのなの?」

 

叢雲が聞いてきた。

 

「うーん…。あと2人いるけど、1人はあの2人の方がマシだと判断するし、もう1人は策士だから礼儀とか知ってると思う。てか、あの中じゃセラフが一番優しいと思う。」

 

「男?女?」

 

「なんで聞くのよ…。2人とも男だ。」

 

「そう。」

 

叢雲は食堂全体を見る。ほぼ全員がセラフとジナイーダを見ている。

 

「…明日、あんたの評価下がりそうね。」

 

「それはマジで困る。あの2人にはなるべく干渉しないように言っておくか…。」

 

ドミナントはセラフたちになるべく来ないようにやんわりと注意した。翌日、幸いにも赤疲労になったものはいなかった。




飛び散ったガラスで誰も怪我はしませんでした。

登場人物紹介コーナー
瑞鶴…タウイタウイ所属。翔鶴の妹でもある。
翔鶴…タウイタウイ所属。

「間宮と…。」
「伊良子の…。」
「「お便りコーナー。」」
「さて、今週もやってまいりましたお便りコーナー。」
「たまに放送されるタウイタウイ限定のラヂオ。誰かが聞いていると信じて放送していまーす。」
「さて、今回のお便りは…。あっ、2通も届いています!」
「知名度が上がったのね。」
「えーっと…。あ、またこの人…。生体兵器さん、やることないんですね…。『最近風邪気味で、コロナじゃないかと心配しています。どうすれば良いでしょうか。』です。」
「まず、病院に行きましょう。話はそれからです。」
「辛辣!でも、確かにそれが一番です。…さて、次のお便りは…。ペンネーム、『アイテム売り』さんからのお便りです。」
「ピンク色かしらね?」
「臨時提督が着任しました。紅茶好きで執務室に行くと、必ず紅茶とそれに合う茶菓子をくれます。前とは違ってとても良い提督です。」
「臨時提督ですか〜。」
「しかし、一つ問題があります。」
「何かしらね。」
「その紅茶が飲みたくて、いつも足が赴いてしまいます。用もないのに、適当な用事を作って…。そうすると、その人に用事を押し付けて迷惑になってしまいます。どうすれば良いでしょうか。…みたいですね。」
「難しいわね〜。そもそも用を作るのではなく、単純に飲みに来たと言えば良いのではないでしょうか?」
「そうですね。しかし、立場上相手は『提督』。そう用もないのに出入りするのは不謹慎だと思っているんじゃないでしょうか?」
「う〜ん…。難しいわね…。あ、それなら作り方を伝授して貰えば良いのでは?」
「あー!たしかに!…あれ?FAXから音が…。…あっ、ペンネーム『アイテム売り』さんからです。えーっと…。違う、そう言う意味じゃなくてもっと…何か…。…らしいですね。」
「それ以上は分からないわね…。伊良子ちゃんはどう思うの?」
「わ、私ですか!?うーん…。あっ。それなら、執務室にいない時に話かけて、作って貰えば良いんじゃないでしょうか!?…あっ、また…。えーっと…。ありがとうございます。…らしいですね。良かったです。問題が解決できて。間宮さんはどう思いますか?」
「そうね…。それなら、そのまま調子を保って、将来ずっと共に暮らせば飲み放題ですね。…またふぁっくす?から…。…試してみます。ですって。若い子は羨ましいですね。」
「そうですね〜。…あれ?FAXにまた新しいのが…。ペンネーム、『紅茶提督』さんからですね。また文字がデカデカと…。えーっと…。今度作り方教えるからやめろ。…だそうです!良かったですね!」
「そうね。あっ、そろそろお時間ですね。伊良子ちゃん、次回をお願い。」
「あっ、はい!次回、第254話『攻略!金剛型四姉妹』だそうです。」
「では皆さん、ただ今鎮守府では午前0時になります。波打つ音以外全く聞こえない、とても深夜の静かな時間です。それではまた今度、この番組でお会いしましょう。伊良子ちゃん、せーのっ…。」
「「さようなら〜。」」

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