ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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筆者は、いま現実とは離れたところにいます。
「仮想世界?」
瑞鶴じゃないか。んにゃ、仮想世界じゃないんすね。
「なんか、キャラが違くない?」
キャラが違う?ンッフッフッフッ…。現実だけど、外と隔離された場だよ。あっ、ちなみにコロナじゃないからね?
「どこよ。」
鎮守府に住んでいる提督の気持ちがわかる場所。軍隊学校みたいなところ?
「出世したわね…。」
携帯もいじれなくて小説がめちゃくちゃ遅れるし。てか、総理撃たれたな。
「問答無用ってやつね。」
そんな感じだったかなぁ?ま、ぼちぼち始めましょーかね。


北方棲姫編
第260話 またもメチャクチャな日々が始まる


…………

浜辺

 

「たまには浜辺を散歩するのも良いもんだなぁ。」

 

「そうですね。」

 

現在、ドミナントとセラフが鎮守府近くの浜辺を歩いている。あれから、色々あってもはや半年ほど…。ドミナントは帰ったあとめちゃくちゃに怒られたのは言うまでもない。

 

「あっ、あそこ吹雪さんに似た岩がありますよ!」

 

しばらく歩いたあと、セラフが気付いて指を刺す。一瞬は近くにのそのそ歩く“犬”…おそらく犬。が、岩だと思ってその近くの岩を見る。

 

「どれ…?…!アッハッハッハ!こりゃ傑作だ…!アハハハハ!」

 

セラフが笑い、ドミナントが大笑いする。吹雪の横顔にそっくりだが、どこか間抜けそうな顔をしている。失礼だと気づくのはいつだろうか…。

 

「…!命名、『吹雪岩』です!」

 

「アッハハハハ…!」

 

セラフも悪ノリしてドミナントが笑いこける。

 

「ひ〜。怒られるな。いかんいかん。…フフッ。」

 

ドミナントがなんとか堪える。だが…。

 

「あっ!あそこの海藻の溜まったところ、夕張さんの髪型に似てません?」

 

「どれどれ?あはは!そうだな!緑色だし!」

 

セラフがまた余計なものを見つけて、ドミナントが笑う。

 

「…ドミナントさん…。あれ…。」

 

「次はどんな面白いものが…?…て、えっ…?」

 

セラフたちが見つけたのは岩でも海藻でもない。人だ。浜辺に打ち上げられた人だ。

 

「ちょ、君!大丈夫!?」

 

「大丈夫ですか!?」

 

セラフたちが駆け寄り、息を確かめようと仰向けにする。

 

「…セラフ、待て。」

 

「?」

 

ドミナントがセラフを一旦止めて、よくよく見る。暁たちと同じくらいの背の幼女で、真っ白な髪。頭の左右に黒くて短い角、白いワンピースにミトン状の手袋がしてある。

 

「これ、敵じゃね?深海棲艦じゃない…?」

 

「そう言われてみれば…。」

 

セラフもマジマジと見る。

 

「ですが、たこ焼きが近くに転がっているあたり、祭り中に海へ落ちてしまった少女かも知れません。」

 

「それたこ焼きじゃなくない?敵の武器じゃない?」

 

ドミナントはセラフからたこ焼きではなく、敵の艦載機を持つ。

 

「…明らかに敵の艦載機じゃん…。」

 

ドミナントはそれを見る。敵の装備だ。

 

「…どうします?」

 

「えっ?何が?」

 

「この子です…。」

 

「…どうしよう…。」

 

セラフとドミナントは浜辺で倒れている深海棲艦を見る。

 

「放っておく訳にも行きませんよ…。」

 

「…鎮守府へ一旦連れて行く…?気を失っているみたいだし…。」

 

「…艦娘たちがなんて言うか…。ジナイーダさんとジャックさんは猛反対しますよ…?」

 

「けど…ねぇ…。それに、まだこの子は何もしていないし…。…て、よく見たら傷だらけじゃん…。」

 

ドミナントが背負う。

 

「連れて帰るんですか…?」

 

「仕方ないだろう…。見つけちゃったんだから…。それに、敵意がないなら、誰でも歓迎するのが俺たちだ…。…重いな…。」

 

ドミナントがその子を背負いながら鎮守府へ戻る。

 

「…私の責任でもありますよね…。」

 

セラフも嫌な予感がしながらも帰った。

 

…………

 

「馬鹿野郎!!なんて奴連れてきているんだ!?」

 

ジナイーダに早速怒られた。

 

「セラフ!お前もいてなんでこうなる!?」

 

「すみません…。」

 

現在、門の前だ。

 

「ドミ…。そこの敵を背負っている馬鹿!もとの場所にそいつを返してこい!」

 

「でも、この子怪我をしていて…。」

 

「そんなの知ったことか!!敵だぞ!?」

 

「しかし、まだこの子は何も悪いことしてないし…。」

 

「これからするかも知れないだろ!馬鹿!!」

 

「けど…敵意のない奴は一応歓迎するのがこの鎮守府の決まりで…。」

 

「おま…馬鹿が勝手に作った決まりだろう!」

 

「吹雪なんだけど…。」

 

「とにかく!!武蔵はともかく、そいつは明らかに敵だ!絶対に入れないからな!!」

 

ジナイーダがキツく言う。他の艦娘たちを危険に晒したくないのだろう。

 

「あっそう。わかった。」

 

「そうだ。」

 

「なら、俺も出てく。」

 

「はぁ!?なんでそうなる!?」

 

「だって、入れてくれないし。」

 

「そいつを元いた場所へ戻せと言っているんだ!!」

 

「それじゃ可哀想だろ。…敵でないかもしれん。傷が治るまで看病する。」

 

「この…!勝手にしろ!!!」

 

そして、ジナイーダはドミナントとその子を閉め出した。

 

「ちょ、ジナイーダさん!」

 

「知らん!あんな奴!」

 

「ですが二人とも熱くなっただけで、冷静に…。」

 

ジナイーダは門の鍵まで閉めて、不機嫌に建物内に戻って行った。セラフも説得しようと中に入って行った。

 

「…さてと…。…どうしよ…。」

 

ドミナントは葉と葉の間で見える空を見ながら呟いた。ちょうど良い感じの休日がとんだ休日になってしまった…。

 

…………

 

……さてと、まず家だよな。家がなくては何も出来ん。

 

ドミナントが背負いながら森の中に入る。

 

……なるべく動物との遭遇を避けねば…。てか、山の中から鎮守府へ侵入するか…?…いや、気配でバレるな…。

 

ドミナントはそんなことを考えながら森の中にいると…。

 

「そんな時こそ、これだ。」

 

「誰!?て、ジャックか…。…で、なにそれ。」

 

いつの間にかいたジャック。

 

「便利なノコギリだ。」

 

「ノコギリ?…てか、お前俺相手に商売しようってんじゃないだろうな…?」

 

「……。…このノコギリの便利なところは…。」

 

「聞けーい!」

 

どうやら、商売しようとしているらしい。

 

「なんともまぁ、足元見やがって…いやらしいやつだ…。」

 

「商売の基本だ。」

 

「はいはい。」

 

ドミナントは気にせず山の中を歩きながら受け流す。

 

「まぁ、必要なものがあったら頼むから、帰ってくれ。忙しい。」

 

「だからこそ、便利な道具が…。」

 

「なぁ、ジャック。」

 

「?」

 

「忘れてるかも知れないけどさ…。」

 

「ああ。」

 

「俺もACになれるんだけど…。艦娘と違って…。ノコギリもブレードを使うからいらないし…。」

 

「…そうだったな…。」

 

ジャックはドミナントの話を聞き、残念がる。

 

「まぁ、この子の傷を癒す薬とかは必要になるかも知れないから、必要になったら門の前へ行く。だから、作業の邪魔になるから帰ってくれ…。」

 

「…良いだろう。」

 

ジャックは大人しく帰った。

 

…………

 

「…まぁ、ないよりはマシだな。」

 

ドミナントはその子を背負ったまま、ボロボロの家を完成させる。狭いが、なんとかこの子とドミナントだけは入れる広さだ。ドアも作り、野生動物の侵入は出来ない。虫は心配だが、気をつけていれば大丈夫であろう。

 

「よいしょ…。」

 

ドミナントがそこに寝させる。

 

「さてと…。買いに行くか。薬と食料。」

 

ドミナントはジャックの店に行くことになった。

 

…………

 

「ただいま。て、うわぁ!」

 

「カエレ…ッ!」

 

帰ってきたら、その子が目覚めていた。

 

「危な…。何も石を投げることはないだろ。それに、俺の家でもあるし。」

 

その子はめちゃくちゃ敵意満々だ。

 

「ご飯だけど…。危なっ!」

 

「イラナイ…ッ!」

 

「投げることないだろ…。もったいない…。」

 

「コナイデ…ッテ…イッテル…ノ……!」

 

「初めて言われたな。」

 

ドミナントは食事を諦めて、傷薬を塗ろうと近づくが…。

 

「…怖いな…。」

 

敵意満々の目で睨み、手を出したら食いちぎらんとする歯を剥き出しにする。

 

「だが、俺が鎮守府に帰るにはこいつの怪我を治さないと…。」

 

「ガルルルル…!」

 

「ほーら、怖くない怖くない…。」

 

ドミナントが手を出した瞬間…。

 

ガブッ!!

 

「いってぇぇぇぇぇぇ!」

 

「ガルルル…!」

 

ドミナントの手に食いついた。ちなみに、普通の提督なら食いちぎられている。

 

「くそっ!」

 

ドミナントは手を振ったりして、ようやく手を離してくれる。歯型がついていた。

 

「いってーなぁ…。怪我を治してやろうってんだぜ?動けないだろう?痛くて…。」

 

「コナイデ…!」

 

「そう言うわけにいくか。俺が帰れない。」

 

そして、再度薬をつけようと手を出すが…。

 

ガブッ!!

 

「くそっ!いってぇな…!」

 

噛み付いてきた。だが、ドミナントは噛み付かれたまま、片方の手で薬を塗ろうとする。

 

ミシミシ…。

 

「グルルルル…!」

 

「力を強めやがった…。」

 

肌に触れようとするとさらに強く噛んでくる。だが、ここで退くドミナントではない。

 

ヌリヌリ…

 

「ほーら、痛くない痛くない…。て!俺がいてーわ!」

 

「グルルルル…!」

 

しばらくして、全ての箇所を塗る。そして、なんとか手を口から引き剥がす。

 

「全く…。めちゃくちゃ痛いぞ。」

 

ドミナントの手は真っ赤に腫れていた。

 

「これから毎日薬を塗るのか…。俺の腕持つかな…?」

 

ちなみに、ジナイーダからの許しはこなかった。




なーんか、何にも浮かびません。ずっと前に書いていた話です。
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