ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった… 作:とある組織の生体兵器
「遅すぎよ。」
最近忙しくて…。マジで休みないと死ぬ…。
「仕事お疲れ様。」
ちゃっちゃとやって…。ブラック企業でクタクタだから…。
あらすじ
忘れたわ。
…………
「スー…スー…。」
「家に着くなり寝てしまったな…。それほど疲れていたのか。」
ドミナントと深海棲艦の少女は色々あり、現在共にいる。
「…イテテテ…。やっぱり、診てもらったほうが良いかな…?」
その子には隠していた右腕を見る。ボロボロだ。紫色に変色している。
「…でも、いつ帰れるか分からない…。お金も大事にしないと…。」
そう呟きながら、横になる。
「…悪くて切断か…。その前にACに戻って、入渠すれば大丈夫か…。元がACで、今の姿が仮の姿だし…。」
そんなことを呟いていたら、寝てしまった。
…………
「……。」
しばらくして、その子が起き上がる。
ジーーー…
「……。」
そして、ドミナントの右側へ足音を立てずに接近し…。
スッ
服の袖をまくり上げた。
「!?」
その腕の状態を見て、噛み付いた本人ですら驚くほど悪化していた。
オロオロ…
しばらくオロオロした後…。
ガチャ…
外に出て行った。
…………
「ココ…。」
鎮守府の門の前にいる。そして、門に触れようとしたら…。
「何をしているんですか?」
ビクッ!
後ろから声が聞こえたのだ。門を開けて、外に出た形跡もなければ、通り抜けたりもない。元からいたなんてこともない。幽霊の如く後ろに立っているのだ。
「あれ?あなたは確か…。」
「クスリ…オイテケ…。」
「薬…?」
セラフだ。セラフが首を傾げる。
「なんのですか?」
「ウデ…ヨクナル…。」
「腕…良くなる…。…分かりませんね…。ジャックさんに聞きます。本日当番ではないですから、迷惑かも知れませんが…。」
セラフが携帯を手に取る。
「…あ、ジャックさん?…いえ。侵入者はいません。…実は、前言っていた深海…の件なんですが…。…いえ。…腕が良くなる薬を渡して欲しいとか…。…はい。…えぇ!?ドミナントさんが!?…話してません。…はい。…えっ?お金取るんですか…?……本気で言っているんですか…?…はい。…へぇ…。そうですか。よく分かりました。今後一切、ジャックさんには私の開発した物などを出品させるのをやめます。その他、情報提供も停止させて頂きます。…そうですよ?…本気で言っています。…そちらがそのつもりなのですから。…はい。…無料にしてくれるんですか?…わかりました。では、今後とも良い関係を。…それでは。」
セラフが通話をやめる。
「この世の中、商売する人ってこんなこともするんでしょうか…?」
セラフが呟いた。なんの通話があったのか、想像するのが容易い。
「クスリ…オイテケ…。」
「これが薬です。」
セラフが見せるが…。
「その前に、何か思うことはないんですか?」
セラフが渡さず、問い詰める。
「…ワルイコトシタ…。」
「そうですね。」
「ワタシノセイデコウナッタ…。」
「そうですね。」
「ハンセイシテル…。」
「当たり前です。」
セラフはツンとしている。
「…ゴメンナサイ…。」
「それは、ドミナントさんに言ってください。…はい。薬です。」
セラフはそれ以上なにも嫌なことを言わず、渡す。
「今言った後でなんですが…。自分自身を追い詰めないでください。今怪我を治そうとしていると言うことは、悪いことを認めている証拠です。大半の人は自分が正しいと思います。悪いことをしても、正当化させようとします。…ですが、あなたはしっかりと反省していることが分かりました。それはとても素晴らしいことです。…あと少ししたら、ジナイーダさんも許してくれます。その時、しっかりと会いましょう。」
「…アリガトウ…。」
セラフが微笑みながら言い、その子は薬を持って走って行った。
…………
ガチャ…
「……。」
帰ってくるなり、すぐにドミナントの腕に薬を塗る。
「?」
そこに、包帯を手に取るが、どうするのか分からず掲げてみたりしている。
「…?」
いまいちやり方がわからないが、自分にやってくれたように包帯を巻いてみる。そんな感じで試行錯誤しながらなんとかやった。
…………
翌朝
「ふぁ〜…。」
ドミナント、起床。
「!?」
右腕を見るなり、驚く。とても下手くそだが、薬も塗られていて包帯も巻かれていたからだ。
「…お前か…?」
すぐ近くで寝ているその子を見る。
「だが、これでは緩いな…。」
ドミナントはもう一度巻き直そうとしたが…。
……いや、流石に無礼だ。このままにしておこう。
ドミナントはその子の頭を撫でる。
「ン…。」
少し嬉しそうにした。
……艦娘とほぼ変わらないな。
そんなことを思う。そして、朝食の支度をするのだった。
…………
夢の中
「ココハ…?」
その子は夢を見ている。…いや、夢…なのか?
「キコエル…?」
「オネーチャン!」
「イマドコニイルノ…?」
「モリノナカ。」
「ケイカクドオリ、『ダイヨンサセボ』ノテイトクトアッタ?」
「ウン。」
「チンジュフノナカニハイッタラレンラクシテ。ソノトキニナカトソトカラキシュウヲカケルカラ。」
「…ウン…。」
「…?ドウシタノ?」
そう、この子は大決戦の幹部の「インド」だ。そして、姉が「セイロン」と呼ばれる幹部である。その子は少し残念そうだ。
「ココ、オモッテイタトコロトチガウ…。」
「エッ?」
「テイトクモヤサシイ…。」
「…“ニンゲン”ニモソウイウノガイルコトヲシッテイルワ。…デモ、ワスレタワケジャナイワヨネ?」
「……。」
「ニンゲンハシンヨウデキナイ。アノトキモ…アノトキモアノトキモ、ニンゲンハウラギッテキタ。ワタシタチガ“コウナッタ”ノモニンゲンノセイヨ?」
「…ウン…。」
「アトイッシュウカンゴ、ワタシガクルワ。…ソノトキマデ、ワリキッテオイテ…。ジャナイト、ココロガコワレルワ…。…ワタシモ、アナタニコンナコトタノミタクナイ…。デモ、アイテハカンブヲナンニンモシズメテキタ『ダイヨンサセボ』…。タオスニハ、ナカトソトデドウジニヤルシカナイ…。」
「……。」
「…ツライコトヲゴメンナサイネ…。ホッポ…。」
「…ウウン…。ガンバル…。」
こうして、夢から覚めるのだった。
…………
「ン…。」
その子が起き上がる。
「やぁ、おはよう。朝食の時間を開始するよ。」
「……。」
「…?どうした?」
起き上がって、朝食と聞いても複雑な顔をしているその子に、ドミナントが心配する。
「…目玉焼きは好きではなかったか…。ベーコンだけでも食べる?」
だが、ドミナントは状況を理解していない。
「…イラナイ…。」
「えっ?」
「タベタクナイ…。コンナマズイリョウリ…。」
「まずい…。マジか。君の口には合わなかったかな…。」
ドミナントは呟くが…。
グゥ〜〜…。
お腹の音が鳴る。
「おや?今の音って…。」
「…シラナイ。」
ガチャ
小走りに家から出て行った。
「…夢で何かあったのかな?」
だが、そういう勘は鋭いドミナントだった。
…………
「……。」
切り株に腰を下ろしている。どうすれば良いか分からないのだろう。
……アンナニヤサシクシテホシクナイ…。コレカラ…ウラギルノニ…。
どうするか本気で迷っているのだ。
グゥ〜〜…。
だが、お腹は空くみたいだ。
「…タベテクレバヨカッタ…。」
そんなことを呟くが…。
クン…クンクン…。
美味しそうな匂いがする。
「!?イツノマニ…!」
背中に袋みたいなものが付いていた。
ガサガサ
「コレッテ…。」
ドミナントの作った朝食だ。ベーコンエッグトースト。ラップに包まれている。恐らく、ジャックから購入したのだろう。
モグモグ…
「…オイシイ…。」
食べて、素直な感想を言う。
……ドウシヨウ…。
だが、そうなればそうなるほど本気で悩んでしまう。
「どうしたの?」
「!?」
いつの間にか、切り株の隣にドミナントが立っていた。
「いつもよりシオシオしているじゃん。」
「……。」
その子はドミナントを見上げる。…だが、その途中にどうしても怪我をした腕を見てしまう。
「腕の包帯、ありがとな。今日、正式に俺の鎮守府に招待するよ。」
ドミナントが笑顔で撫でながら言う。だが、撫でて欲しくないらしく、頭を降ったりして弾く。
「それに、美味しい食べ物あるよ?餡蜜とか、カステラとか…。」
「カステラ…?」
「おっ、食い付いたな。カステラってのは甘くて美味しいお菓子だ。フワフワでほんのり甘い、とても美味しい味。」
「カステラ…。」
「しかも、俺の記憶だと一日数個限定。賞味期限の問題で。…あぁ、賞味期限ってのは食べられなくなる日のことね。」
「カステラ…オイテケ。」
「食べたいってことかな?」
コクリ
「……。」
「じゃ、行くか。」
そして、ドミナントたちは鎮守府の門に行った。
続けてもう一話投稿するので、どうかご勘弁を…。
ザーーープッ
「あっ、出来ました。」
「繋がりましたね。」
「はい、では今週もやって行きましょう!」
「電波ジャックした甲斐もありますね。」
「やっぱり、このコーナーはあると良いわよね。キラキラ!」
「最終的には、果汁で水攻めもありましたが…。ジャックだけで良かったです。」
「じゃあ、行くわよ。」
「はい!」
「伊良湖と間宮のお便りコーナー。とでも、言うと思っていたんですか?」
「新コーナー、明石と夕張の兵器解説コーナー!です!」
「そうね。やっとレギュラー持ちになったのね。」
「ちなみに、私は第4佐世保。明石さんは第2舞鶴鎮守府からのリモートで行ってまーす。」
「さて、今回の兵器は何にしましょうか?」
「早速なので、この世界のネジについて解説してみては?」
「そうしますか!えーっと、この世界のネジについて。ネジと言うものは、この世界でも存在しています。ただし、ある一定の条件を満たさない限り、特殊だけど、ただのネジの力しかないです。」
「あまり過ぎていたので、セラフさんとエアコンの部品にしちゃいましたし。」
「そもそも、兵器をネジ一個でなんとか出来るなんておかしいんです。」
「それを言ったらおしまい!」
「ちなみに、壊れたACパーツの修理にもそれ相応のネジを必要とします。この部分で、艦娘より強いのではないかと思いますけど。」
「確かに、強いですからねー。」
「まぁ、第2舞鶴では…え?なになに?危険?えっ!?提督!?何を…!?プッザーーーーー」
「あー…通信が切れてしまいましたね。それじゃあ、私しかいませんがまたいつか!」