ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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もうやだ…話が続くにつれて、どんどん重くてシリアスでキツくなってく…。
「どうしてそんなに…。」
瑞鶴じゃないか…。大決戦の話で、もうヤヴァイ…。轟沈が当たり前で、めちゃくちゃだよ…。第3佐世保鎮守府が暗すぎてシリアス過ぎる…。
「第3佐世保…確か、あそこはパラオ泊地と同じ…。」
それより酷い。残った艦娘たちの集いかな…。パラオは、“残された”だけど、第3佐世保は…。
「はい、もう暗い話やめ。」
そう…。あらすじスタート。

あらすじ
北方棲姫が来たわ。


第264話 サクセンドオリ?

…………

夢の中

 

「キコエル…?ホッポ…。」

 

「オネーチャン…。」

 

北方棲姫(インド)とセイロンが話す。

 

「『ダイヨンサセボ』ノ ナカニハ ハイレタ?」

 

「…ウン…。」

 

「…コンヤ ソウコウゲキ ヲ シカケルワ。ジュンビ シテオイテネ?」

 

「……。」

 

「…ホッポ?」

 

「…スコシ マッテホシイ。」

 

「?」

 

「モウスコシダケ…マッテ…。オネーチャン…。」

 

北方棲姫が頼む。

 

「…ワカッタワ…。マイバン レンラク スルカラ ハナシ ヲ キカセテネ?」

 

「ワカッタ!」

 

セイロンは初めて北方棲姫が言うことを聞かなかったことが嬉しかったのだろう。

 

…………

 

「ン…。」

 

北方棲姫がベッドで目覚める。何やら棚に枯れ葉の入った瓶が多く飾ってある部屋だ。

 

「目が覚めたか。」

 

「!?」

 

ドミナントが近くで紅茶を注いでいる。

 

「近くに知っている人がいないと、あの時のようになるかも知れないからね。…はい。ミルクティー。」

 

ドミナントがミルクティーを渡す。

 

「クンクン…クンクン…。」

 

「毒とかじゃないから。」

 

「……。…ゴク…。!。ゴクゴクゴク…!」

 

北方棲姫は夢中で飲んだ。

 

「オイシイ!」

 

「良かった。」

 

ドミナントもミルクティーを飲みながら言う。

 

「…ココハ…?」

 

「ここは俺の部屋。あのあと、神様と俺と君の分の代金を払って、寝ちゃっていたから運んだの。」

 

「……。」

 

「…いや、俺は寝ている最中襲うなんて非人道的なことしないし…。それに、今日はそのベッド使って。俺は…。…あれ?こんなものあったっけ…?…ここにあるソファーで寝るから。」

 

ドミナントが何故か新しく追加されている家具に気がついた。

 

クゥ〜…

 

そこに、可愛らしいお腹の音が響いた。

 

「…ツレテケ…。」

 

「ご飯だね。今日はなんだろう?」

 

ドミナントが行く。その後ろをトコトコついて行く。

 

…………

食堂

 

ざわざわ…

 

艦娘たちがドミナントたちを見ている。

 

「あの噂、本当だったとは…。」

 

「幹部の1人みたいですよ…?」

 

「本当…?」

 

「何故提督が…?」

 

「2人で何日も過ごしたのかな…?」

 

艦娘たちが噂をする。

 

「…ゴハン…。」

 

「そう。君の分もあるから。」

 

ドミナントが北方棲姫の分も用意してあげる。

 

「今日はカツカレーか。おそらく足柄が当番だな。」

 

ドミナントが言い当てる。

 

「あそこの席で食べよっか。」

 

ドミナントの後をついて行く北方棲姫。

 

「いただきます。」

 

「?イタ…。」

 

「…いただきます。だよ?」

 

「…イタダキマ…ス?」

 

「そう!良い子だ。偉いね。」

 

「イタダキマス。」

 

「そう。」

 

「イタダキマス!」

 

「お、おう。わかったよ。」

 

「…タベル?」

 

「うん。食べよっか。」

 

2人とも向かい合って食べる。

 

「…口元についてるよ。」

 

「ン。」

 

……可愛いなぁ…。

 

ドミナントが北方棲姫の口元についたカレーを拭う。艦娘たちは羨ましそうに見ていた。が。

 

「テキ…!?」

 

「んにゃ、違うよ。ジナイーダだよ。」

 

「まぁ、そう見られても仕方はないがな…。」

 

ジナイーダが北方棲姫の隣に座る。北方棲姫は驚き、ドミナントは普通に挨拶する。

 

「艦娘の目がある。あとは任せろ。」

 

「こちらに逃げ込めぇ…。」

 

「変なのが来たわぁ…。」

 

「テキ…!?」

 

「んにゃ、違う。ジャック・Oだね。」

 

ジャックが北方棲姫の隣、ジナイーダの反対側に座る。

 

「テキ…カコマレタ…。ニゲル…!」

 

「「「ちょ、待…。」」」

 

「アンゼン…。」

 

「あーあ…。ジナイーダたちのせいで変に好かれちゃったじゃないか…。」

 

北方棲姫が机の下に潜り、ドミナントの隣に来た。まぁ、知らない大人2人に挟まれたら逃げたくもなる。しかも、自分を嫌っているような奴と、お金儲けにしか興味がなさそうな奴に。

 

「あれ?ついさっきまで誰もいなかったのに…。」

 

そこに、セラフがやってきた。

 

「ここ、良いですか?」

 

「…ウン…。」

 

そして、セラフが北方棲姫の隣に座る。

 

「セラフには敵反応しないんだな…。」

 

セラフは薬をくれた人だと認識しているためである。

 

「あらら…。カレーが…。」

 

セラフまで口を拭ってあげた。

 

「…ハハ?」

 

「お母さんじゃありませんよ〜。」

 

セラフが微妙な顔をして言う。

 

「…家族はいるのかな?」

 

「オネーチャン!」

 

「…が、いるみたいだね。」

 

北方棲姫が元気よく答える。

 

「お姉さんも、この島のどこかにいるのですか?」

 

「イル!」

 

「そっかー。なら、早く迎えに来ると良いね。」

 

「…ウン…。」

 

「…どうかしたのか?」

 

「…ナンデモナイ…。」

 

「そうか。」

 

AC勢が聞きに来て、元気なさそうに答える。

 

「あれれ〜?まさか俺の席ない…?」

 

「主任、今は静かにしてくれ。」

 

「…やーだよっ。俺のキャラじゃないしねぇ〜。」

 

「キャラじゃないなら、少し向こうへ行ってくれ。見ろ!ほっぽちゃんがこんな顔をしているじゃないか!」

 

北方棲姫は何かよくわからない、どうリアクションすれば良いのか不明な物を見るような、追い詰められて子供がするような顔じゃない顔をしていた。

 

「ん〜?」

 

「……テキ…?」

 

「なんで聞くねん…。」

 

「隊長、仲間外れは良くないなぁ〜。俺も入れてくれないと…。アポイーッと!」

 

主任がどこからか椅子を持ってきて、無理矢理座る。

 

「ちょ、狭いって…。」

 

「キツキツ…。タァーッ!」

 

「て、ほっぽちゃんはどこに座っとるん。」

 

「ヒザ…ヒロイ。」

 

「俺が食べにくい…。」

 

「…クチ…ハコベ。」

 

「いや、食べさせねぇよ?それは許容範囲外。」

 

「ンー…!…ゼェゼェ…。ンー…!…トレナイ…。」

 

……可愛い…。

 

スプーンを取ろうとするが、身長や腕の長さにより取れない。

 

「致し方なし…。ほれ。ニュースプーンだ。予備もらっておいて良かった。」

 

「オォ…!」

 

ドミナントが綺麗な、誰も使っていないスプーンを渡した。

 

「…ン?カタイ…。」

 

「そこに話題を触れるな…。俺も提督だからな…。」

 

「提督全員変態発言やめてもらえませんか?」

 

セラフがジト目で見ていた。

 

「何何〜?」

 

「主任、お前分かってて言ってるだろ。」

 

「なるほど…。膝の上に乗られるとそうなるか…。新しい…惹かれるな…。」

 

「ジャックもやめろ。」

 

「ほう…。なるほど…。そうか…。ふぅん…。へぇ…。」

 

「ジナイーダはその凍て突くような視線やめて…。痛いから。普通に痛いから。ダメージ通ってるから。」

 

AC勢全員からダメージを受けたドミナント。

 

「オワッタ。」

 

「なら、ごちそうさまだね。」

 

「ゴチソウ…サマ。」

 

「うん。」

 

「ゴチソウサマ。」

 

「そう。」

 

「ゴチソウサマ!」

 

「わかったって…。」

 

「イク。」

 

「どこへ?」

 

「タンケン…!」

 

北方棲姫が目を輝かせて言う。

 

「そっかー。…心配だからついて行って良い?」

 

「…ワカッタ!」

 

「あっ、なら私も…。」

 

「ウン!」

 

「そうか…。なら、私もついていかないわけには…。」

 

「エェ…。チョット…。」

 

「ほっぽちゃんが嫌そうな顔をしたから、ジナイーダは除外…と。」

 

「…分かった。」

 

「私は明日の仕込みがあるから行けないな。」

 

「誘ってないよ?それに、一瞬嫌そうな顔をしてたし…。」

 

「ギャハハハ!じゃ、俺は良いかなっ?」

 

「ウン!」

 

北方棲姫は笑顔で言う。

 

「「な、なんだと…!?」」

 

「どうしたの?2人とも。」

 

「な、何故主任が良くて私が駄目なんだ…!?納得が出来ん!」

 

「主任に負けたなど…。レイヴン失格だな…。」

 

「2人とも、主任にすっごく失礼。それに、原因は自身だろう…。」

 

主任に負けて、すごく残念がるジナイーダとジャック。

 

「ハハハ!ま!人間性ってやつだよ。気付いてないかも知れないけど。」

 

「貴様にだけは言われたくない!一番人間性が乏しいのは貴様だろうが!」

 

「これは夢だ…きっと夢だ…。」

 

「モテる男は辛いね〜。ま、誘われなかった二人は残念だけど。」

 

「ふざけるなよ!?貴様!たかがOKされたくらいで何が人間性がどうかだ!?ふざけるな!」

 

「主任、嫌味か?それは私に対しての嫌味なのか?」

 

ギャーギャー

 

ジナイーダがギャンギャン言い、主任が煽る。ジャックは夢だと確信している。

 

「さ、行こっか。」

 

「そうですね。」

 

「?トメナイ…?」

 

「いつものことだし。」

 

「仲が良いんですよ。」

 

「?ソウ?」

 

そして、関わらないようにドミナントとセラフ、北方棲姫は食堂をそそくさと退室した。

 

…………

資材保管庫

 

「ココハ…?」

 

「資材保管庫。ここには資材とかが保管されているの。倉庫は色々あるから、新しく作ったみたい。まぁ、倉庫に入りきらない物とかも置いてあるけど。」

 

「ボーキ…?」

 

「そうだね。この巨大コンテナの中にはボーキサイトが敷き詰まっているの。隣のタンクは燃料が。その隣のコンテナには剛鉄、その隣の…よくわからない鉄箱の中は弾が入ってる。」

 

「ボーキ…?」

 

「そ。…そろそろ行く?」

 

「……。…ウン。」

 

…………

 

「今夜は俺の部屋のベッドを使ってくれ。」

 

「私の部屋でも良いのでは?」

 

「…セラフのベッド、少し狭くなるけど良いのか?」

 

「構いませんよ。」

 

「そうか…。なら、礼を言う。風呂に入った後、腕が治っていなかったら治療しなくちゃだし、久しぶりにベッドで寝たいしね…。」

 

ドミナントが欠伸をしながら言う。

 

「じゃぁセラフ、お風呂頼んだ…って、どうした?」

 

北方棲姫がドミナントにひっつく。

 

「…ダメだよ?」

 

「ダイジョウブ!…テキ!」

 

北方棲姫が自分を指差して、敵だと言う。

 

「ダメ。敵でも、モラルは守ってもらう。君は女の子でしょ?」

 

ブンブン!

 

「えっ!?男なの?」

 

コクンコクン!

 

「…いや嘘つけ。そんな可愛らしい顔して何言ってんだか…。」

 

キョロキョロ

 

「…!」

 

キュッキュッキュー…

 

「ヨシ!」

 

「“よし”じゃない。マッキーで眉を太くしてもダメだよ。」

 

ドミナントが呆れる。が。

 

「そんなに一緒が良いなら、入れてあげれば良いじゃないですか。」

 

「だが…。」

 

「見た目の年齢が幼いのでセーフです。」

 

「…そんなものなのか…?」

 

「そんなものです。それに、その子がそこまでするんですよ?マッキーで眉を描くくらい…。」

 

「…分かった。ジナイーダにはセラフが説明してくれよ。」

 

「わ、私ですか!?」

 

「当然だ。勧めたのはセラフだからな。」

 

「…分かりました…。」

 

セラフが渋々了承して、ドミナントと手を繋いで風呂へ行く北方棲姫を見ていた。北方棲姫が歩きながら振り向き、手を振ったときは微笑みながら手を振り返した。

 

…………

男湯

 

「…あれ?すぐ取れる…。…!それ油性じゃないな…。水性だな…。」

 

「バレタ!」

 

「全く…。…セラフ気付いていたんじゃ…?」

 

男湯で、北方棲姫を洗ってあげるドミナント。

 

「…シャンプーって平気なのかな…?」

 

「…?」

 

「それに、黒いリングも黒いツノも取れないし…。身体の一部なのかな…?…おぉ、意外とスベスベ…。」

 

ドミナントがツノに触る。

 

「…オ…オ…オ…。」

 

「?」

 

触ると、何やら変な声を出す北方棲姫。

 

「どうしたの?」

 

「…エッチ。」

 

「えぇ!?どゆこと!?」

 

ドミナントは訳がわからないよ…。

 

「ま、まぁそこは触らないとして…。シャンプーって平気?」

 

「クンクン…。」

 

匂いを嗅ぐ北方棲姫。

 

「…ダイジョウブ!」

 

「どこで判断しているんだろう…?」

 

ドミナントがシャンプーで北方棲姫の頭を洗ってあげる。

 

「〜♪」

 

「気持ちよさそうにしやがって…。目に入るから、これ被って。」

 

ドミナントが気づき、被せてあげる。

 

「…タベモノ?」

 

「んにゃ、違う。シャンプーハット。」

 

ドミナントが一応かぶせるが…。

 

「…髪の毛が長すぎて無理だな…。たいほーみたいに、また来るかもしれないと思っていたが…。」

 

元の場所に戻す。

 

「…洗える?」

 

「…ヤ。」

 

「とことん甘えてきやがるな…。全く大洗だ。」

 

ドミナントはやれやれとしながらも洗ってあげる。

 

「…身体の方は自分で洗って。流石に駄目。変なところ触るかもだし。たいほーだって、洗っていたし…。」

 

「…ツノ?」

 

「…本当、深海棲艦の基準ってどうなっているんだろう…。はい、目を閉じて。」

 

ドミナントがシャンプーを洗い流してあげる。

 

「はい。あとは身体は自分で洗って。」

 

「ヤ〜…。」

 

「駄目。俺は折れないから。さ!さっさと洗っちゃいな。」

 

「ヤ〜…。」

 

「……。」

 

「……。」

 

「…チッ。しょうがない…。大事なところ以外洗ってやんよ。全く…。」

 

「…!ダイスキ!」

 

「へいへい。」

 

そして、ドミナントが洗ってあげて、大事なところは自分で洗った。

 

…………

 

「おぉ…直っていく…。」

 

「ロボット…。」

 

ドミナントはAC化して入っている。ACの時代的に、膝や腰が完全に曲がらないため、少し深いところで入っている。そして、しばらくして人型に戻る。

 

「ほら、腕治っちゃった。」

 

「スゴイ…!」

 

そんなことを話していると…。

 

「ん?誰かいるな。」

 

「黒い紐パンがあるから、ドミナントたちじゃない〜?」

 

「…そんなパンツだったんだ…。」

 

「……。」

 

ベシッ!

 

「あ痛て。」

 

ドミナントは北方棲姫に叩かれた。

 

「その子、どうするつもりだ?」

 

ジャックが言う。

 

「…前もそんな話ししなかった?」

 

「したな。で、どうするつもりだ?」

 

「ん〜…。一応、お姉さんが来るまでここで生活してもらうつもりだけど…。」

 

「…いつ来るんだ?」

 

「さぁ…。」

 

「…決まっていないのか。」

 

「まぁね…。」

 

「…厳しいことを言うようだが、もしその姉が死んでいたらどうなる?」

 

「ここに所属だね。」

 

「そうではない。…もし、そうならその子も異変に気づくだろう。その時、悲しみを受け止めることが出来るのか?」

 

「もちろん。やってやるよ。どれだけ拒絶されてもね。」

 

「…覚悟あり…か。なら、これ以上は言わない。」

 

「ああ。」

 

「…成長したな。」

 

ジャックはそんなことを言って、身体を洗いに行った。

 

「…オネーチャン?」

 

「ん?大丈夫…。きっと来るよ。」

 

「…ウン…。」

 

「…夜、俺はソファーだけど一緒の部屋だから安心して。リラックス出来る紅茶を飲んで、トイレに行って寝よう?今日はもう。」

 

「ウン…。」

 

北方棲姫は目を伏せながら、頷いた。




前書きで、この先シリアスだけって書いたかもしれないけど、過去の話ね。ドミナントが存在している現代ではなるべく出さないようにします。レイテ編やAL/MI/ハワイ島奪還作戦はなんとかしてますので。
え?それを次回やってほしい?おっとっと…。艦core全開で、巨大兵器がお祭り状態ですから、終盤らへんになるかと…。
要望があれば、〇〇〇〇〇字って感じで期間限定で公開します。コメント欄で。
登場人物紹介コー…ザザッ
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