ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい、28話!艦これ要素が少ない…。まぁ、いいか。
では、あらすじに入ります。

あらすじ
吹雪にナニカシテシマッタドミナント。そのあと昼食のカップ麺を食べるのだが…。


28話 いつのまにそうなった…

 

 

昼ごはんのカップ麺を食べ終わり、一人フラフラするドミナント。

 

……今日の昼がカップ麺とは…社畜時代のことを思い出す…。…カップ麺で思い出した…。そういえば、倉庫の方セラフが直したかな?

 

そう思い、倉庫へ向かうドミナント。

 

…………

倉庫前

 

「ここは…倉庫だよな…?なんか前より広く感じるんだが…。」

 

ドミナントはそう思い、中に入ってみる。

 

「おーい。誰かいるか〜?いるよな〜。」

 

ドミナントが言う。

 

……返事がない…勝手に入るか…。

 

ドミナントはそう思い、倉庫の奥へ行く。すると…。

 

「ふふふ…。これができれば、あとはもう楽です…。」

 

「そうですね…でも、完成させるには少し時間がかかりそうです…。」

 

セラフと夕張が何やら怪しいことをしている。

 

「……。何をしてるんだ?」

 

「て、提督!?」

 

夕張は驚くが、セラフは動じない。

 

「今、これを作っているんです。」

 

セラフが設計図を見せる。

 

……これは…明らかにファンタズマだよな?融合部分が操縦で代用できる…。でも、まだ1%前後しかできていないのか…。

 

ドミナントはそう考え…。

 

「却下。」

 

「「えっ!?」」

 

「いや、当たり前だろ…。どれくらい資材が消費すると思っているんだ?……まぁ、今回はまだ出来ていないみたいだから許すけど、そういうものを勝手に作ったりしたらお仕置きだぞ。」

 

ドミナントは忠告する。

 

「で、でも…。」

 

「ダメだ。」

 

夕張が名残惜しそうに言うが、ドミナントは却下する。

 

「ちなみに、お仕置きというのは?」

 

「そうだな…わからん。主任に任せるつもりだ。」

 

「えぇっ!?」

 

セラフが聞いてきたので、ドミナントが返すと、夕張が恐怖する。

 

「まぁとにかく、許可なくなんか作ってあったら主任にお仕置きしてもらうからな。前みたいな暴走はやめてくれ。それに、作ったやつが暴走したらどうする?重大な被害が出るだろう?」

 

そう言って倉庫から出ようとするが引き止められる。

 

「待ってください!」

 

「なんだ?何か作りたいものがあるのか?」

 

「い、いえ…というより、もう既に一つ出来上がってます…。」

 

「!?」

 

「こっちです…。」

 

夕張に言われ、ドミナントが驚く。そして案内される。

 

…………

奥の奥

 

「これです…。」

 

「……。」

 

ドミナントは見るなり、何も言えなくなった…。

 

…………これ、セントエルモだよな?なんであるんだよ…。てか、誰だよ?作ったの…まだ4日しか経ってないのに…。いつのまにそうなった…?

 

ドミナントはセントエルモを見ながら思う…。そこに…。

 

「あ、あの…」

 

夕張が話しかけてきた。

 

「こ、これは艦娘の代わりに敵の深海棲艦を倒してくれる戦艦です…。この鎮守府には艦娘が少ないので…提督のためにと思って作ったんですが…。」

 

夕張は、お仕置きに恐怖しながら小声で言う。

 

「そうか…。」

 

ドミナントは短く答えただけだった。

 

「…資材はどのくらい使った?」

 

ドミナントは夕張に聞く。

 

「……たくさん…使っちゃいました…。」

 

悲しそうな顔をして、怒られるのを待つ夕張。しかし…。

 

「そうか…まぁ、作ってあったんじゃしょうがない…。これはノーカウントだな。」

 

「!ありがとうございます!!」

 

そう言って頭を下げる夕張。

 

「まぁ、いい。…で、これでどうやって戦うんだ?リモコンか?」

 

「はい!このリモコンを使います!」

 

そう言って夕張はリモコンを操作する。

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

 

セントエルモが出航した。

 

「……。勝手に出航したが…いいのか?」

 

ドミナントは夕張に聞く。

 

「はい!このボタンを押したので大丈夫です!」

 

そう言って自身満々にリモコンを見せるが…。

 

「……。夕張…大変言いにくいのだが…そのボタン、攻撃って書いてあるぞ…。」

 

「えっ!?」

 

夕張は慌ててリモコンを見る。

 

「そんな…。」

 

夕張は必死に操作するが、戻る気配がない…。

 

「……。夕張、やっぱりお仕置きね。」

 

ドミナントは無慈悲に言う。

 

「ま、待ってください!もう少し、もう少しだけ…。」

 

「…わかった。もう少しだけ待とう。」

 

夕張が必死にリモコンを直している。

地平線にわずかだが、セントエルモが見える。しかし…。

 

「おい、早くしないと見えなくn…!?」

 

ドミナントは驚いた…。なぜなら、セントエルモが深海棲艦に沈められたからだ…。

 

「どうかしました?」

 

そんなことを露とも知らずリモコンを直している夕張が聞いてくる。

 

「……。夕張、セントエルモは轟沈した…。」

 

「えっ!?そ、そんな…。」

 

夕張は驚愕した顔をする。

 

「……お仕置きね。」

 

「そ、そんな…。」

 

夕張は目尻に涙を浮かべるが、ドミナントは甘くない。

 

「……色々思うところがあると思うから、俺が代わりにお仕置きする。」

 

「ふぇぇぇん…。」

 

ドミナントは主任じゃ流石にかわいそうと思い、代わりにお仕置きする。夕張は力無い声を上げる。

 

「……。これを寝る前に読め。寝る前が嫌だったら朝早く読め。1時間な。そして読み終わっても繰り返し読め。」

 

そう言って分厚い本を渡す。

 

「うぅ…何ですか…?この分厚い本は…?」

 

「…技術の本だ。世界中の一流技術が詳しく載っている。」

 

「!?」

 

これは夕張が隠れて欲しがっていた本だった…。もちろん、ドミナントはそのことを知っている。ドミナントは超甘々である…。

 

「あ、ありがとうございます!」

 

夕張は嬉し涙を少し流して礼を言う。

 

「…なんのことだ?これはお仕置きだ。…しっかり読むのだぞ。」

 

「はい!」

 

夕張は頭を下げて言う。ドミナントは外へ向かった。

 

……ちゃんと私たちのことをわかっているんだ…。あんな下手くそな演技したって、私にはすぐにわかります。提督からもらった本…一生大事にしよう!

 

夕張はそう思い、本を抱きしめた。

 

…………

 

……俺も甘いな…。だが、知ってもらうことによって、無駄な資材が減ることはないだろう…。

 

ドミナントがそう思いながら倉庫を出ようとすると…。

 

「フフ、存外甘い男なんですね。そういうのも悪くはありませんが。」

 

セラフが言う。そして、ドミナントは立ち止まり…。

 

「…なんのことだ?」

 

「フフ、知ってますよ。あの本を買うため仕事が終わったあと、結構この鎮守府を抜け出していたことを。」

 

「!?…バレていたのか?」

 

「はい。それに、ジナイーダさんと主任さんも知っています。」

 

「そうか…。俺の行動は筒抜けなのだな。」

 

セラフが笑顔で言い、ドミナントが口元を緩める。

 

「でも、ライバルが増えていくのは嫌ですね。」

 

「?…なんの話だ?」

 

「い、いえ、なんでもありません。あ!あと、忘れているかもしれませんから言っておきます。」

 

「なんだ?」

 

「次の休みの日、私と一緒に街に出かける約束しましたよ。」

 

「!?…そ、そうか…。わかった。ありがとう。」

 

ドミナントは驚いたが、約束したのだから守らなくてはならない。

 

……セラフがなぜ俺と一緒に…?あぁ、そうか。荷物持ちか。まぁ、これくらいだったら別にいいだろう。俺も街に行って色々したいし。

 

ドミナントはそう思った。

 

「……。それでは、俺は行く。」

 

「はい。」

 

ドミナントがどこかへ行き、笑顔で見送るセラフ…。

 

「……本当に、唐変木ですね…。」

 

セラフは呟くが、その言葉は誰の耳にも届かない。




はい、28話終了!ネタにどうやって繋げるかが重要ですね…。何も考えずに自由気ままにすると、今回の前半のようになります…すみません…。
登場人物紹介コーナー
セントエルモ…例のセントエルモ。多くのレイヴンに壊されてきた特殊兵器。形は普通の戦艦だが、距離や威力が半端ない。
夕張…例の事件以降少し意識してしまっているが、あれは冗談だと自分に言い聞かせていた。しかし、今回でその鎖が千切れ、ガチ勢になってしまった…。
次回!第29話「譲れない」お楽しみに!
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