ACの愉快な仲間たち(一部)と一緒に艦これの世界に来てしまった…   作:とある組織の生体兵器

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はい!ついに30話!長かった…。え?あと70話あるって?はっはっは…何を言っているんだ?(アセ、アセ…)妖精さんの出番が少ない?ですよね〜…。AMIDAがいるから少し影が薄くなっちゃってますね…。似てません?
はい、ではあらすじにいきたいと思います。

あらすじ
暇すぎたので、主任のところへ行ったドミナント。演習をしていた主任と吹雪を見守っていた。そして、ジナイーダの料理を食べるのだが…。……これだけ?


30話 俺はいいから…生き残れよ……

「私の特製カレーだ。」

 

そう言ってジナイーダは料理を運ぶ。

 

「……。」

 

ドミナントはそれを凝視する。

 

……いや、作ってもらったくせに文句を言うのもなんだが…。紫色はないだろ…。

 

ドミナントはそんなことを思う。そして、それは全員が思っていた。しかし、健気な三日月がこんなことを言う。

 

「これは…なるほど!九州なので紫芋を使ったんですか。」

 

「ああ!なるほど!」

 

吹雪も納得する。

 

「そ、そうなのか…?」

 

ドミナントは納得しかけたが…。

 

……紫芋か…。…セラフ?なんで固まったままなんだ?一箇所をずっと見ていて…。まぁ、いいか。

 

ドミナントは思った。

 

「ギャハハ!じゃぁ、いくよ〜アハハハハ。」

 

主任がカレー?を口に運ぶ。

 

「ギャハハ!これ、なかなか美味…死……。」

 

 

ドサッ

 

主任が倒れる…。

 

「「「「「「「……。」」」」」」」

 

ジナイーダは現在キッチンであと片付けをしていたため、見ていない。そして、戻ってきた。

 

「料理は…その…。美味かったか……?」

 

「「「「「「「……。」」」」」」」

 

ジナイーダが恥ずかしそうに言う。しかし、反応はない。

 

……どうしよう…。主任が倒れたなんて言えない…。

 

ドミナントはそう思う。

 

「…なんで皆黙ったままなんだ?…それに、主任はなぜそこに倒れている?」

 

「…そ、それは主任が疲れちゃったみたいでいつのまにか寝ちゃったんだよ。」

 

ジナイーダが聞いてきたのでドミナントが返す。

 

「そ、そうか…。私は片付けがあるから、戻るぞ。」

 

ジナイーダはそう言って退室する。

 

「……。どうする?」

 

ジナイーダが行ったのを確認して、ドミナントが慎重に言う。

 

「ところで、セラフは何をそんなに見てい……。ナニソレ?」

 

ドミナントがセラフと同じものを見て、固まった。

 

「な、何が入ってたんですかぁ?」

 

如月が聞いてきた。

 

「……。カタツムリの殻…。あと、ネジ…。最後に、よくわからない緑色のブヨブヨしたやつ…。」

 

如月が聞くんじゃなかったと後悔する…。

 

「あ、あはは!私、そう思ってみたらお菓子食べ過ぎちゃってお腹いっぱいだったんだ!それじゃ…」

 

神様はそう言って退出しようとするが…。

 

「待て、どこにも行かさんぞ…。」

 

ドミナントが神様を掴み、座らせる。

 

「…とにかく、どんな成分なんだろうか…?」

 

ドミナントはそう言いながら、カレー?を見る。すると、見ている方向の隅に、動く小さな人影が…。

 

……妖精さん?

 

(はい?何かようです?)

 

ドミナントは心の中で会話する。

 

……ようはあるといえばあるけど…。こんなところで何をしているんだ?

 

(甘味!甘味こそが全て。我々には甘味が必要です!甘いものを探しているです。)

 

……そ、そうか…。!。妖精さん!これ、なんの成分が入っているかわかる?教えてくれたら飴あげる。

 

(!。わかったです。)

 

妖精さんと取引をする。

 

「?司令官?妖精さんと何を話しているんですか?」

 

吹雪が聞いてきた。

 

「妖精さんにこのカレーの成分を調べてもらっているんだ。」

 

「そ、そうなんですか…?」

 

会話していると…。

 

(わかったです!)

 

……どんな成分だ?

 

(これは…まぁ、死にはしないです。)

 

……。何か体に良い成分とかは?

 

(たっぷりあります。…でも、これ食べるです?)

 

妖精さんに聞かれ、改めて見るドミナント…。

 

……食べるしかなかろう…。あと、これは報酬だ。

 

そう思って、妖精さんに飴をあげる。

 

「何かわかったんですか?」

 

三日月が聞いてきた。

 

「ああ。どうやら、死なないらしい。あと、体に良い成分がたっぷり入っているらしい…。」

 

「何ですか?その矛盾したような情報…。」

 

「……。俺にもわからん…。」

 

話す二人だった。

 

「ま、まぁ、体にいいことがわかったんだし!食べようか!」

 

神様はそう言ってカレー?を食べる…。

 

「うっ……。」

 

 

ドサッ

 

神様も倒れてしまった…。全員が驚愕する…。

 

「……。これ、本当に死なないのか?」

 

ドミナントは呟く。すると…。

 

「あと、言い忘れてたが、辛すぎかもしれ……。なんで神様まで倒れているんだ…?」

 

「そ、それは美味しすぎて倒れたんだよ!よくあるじゃん。」

 

「…そんな話聞いたことないんだが…。」

 

「…この世界ではあるんだよ。」

 

「そ、そういうものなのか…?」

 

「ああ。そういうものだ。」

 

ドミナントとジナイーダがやり取りをする。すると…。

 

「そうか…。その…初めて作ったからな…。美味しいく食べてくれてて良かった。」

 

ジナイーダが笑顔になる。

 

……!?あのジナイーダが笑顔に!?この世界に来て一度もあんな笑顔にならなかったジナイーダが…。そんなに嬉しかったのか…。

 

ドミナントそう思った。

 

「…そ、それじゃぁ、私は最後の片付けがあるからな…。」

 

そう言って、部屋から出て行ったジナイーダ…。

 

「……。すまないがみんな…。カレーが入った皿を…俺の目の前に運んでくれ…。」

 

ドミナントが言う。

 

「な、何をするんですか!?」

 

「……。」

 

夕張が聞いてきたが、ドミナントは覚悟した顔だけをする。そして、カレーの皿が全てドミナントの目の前に置かれる…。そして…。

 

「俺はいいから…生き残れよ……。」

 

ドミナントがカレーを全て食べようとするが…。

 

ヒュッ!

 

カレーの入った皿をひったくられる。

 

「…。なんのつもりだ…?セラフ!」

 

さっきまで思考停止していたセラフだ。

 

「……。私のカレーですよ?何勝手に食べようとしているんですか?」

 

「し、しかし…」

 

「はぁ…。わかっていませんね…。」

 

セラフがそう言った途端…。

 

パッ!

ヒュッ!

 

どんどんひったくられる。

 

「!?お前たち…何を……?」

 

ドミナントがひったくっていった艦娘たちを見る。

 

「司令官を守るのが、私たち艦娘の役目です!」

 

「提督に危険なことはさせません!」

 

「私の大事な司令官に危険を冒してほしくないわぁ。」

 

「司令官!私じゃ不十分でしょうが、ここは引けません!」

 

艦娘たちが次々と抗議する。

 

「…ほら、ドミナントさん…。あなただけに格好をつけされる訳にはいかないんです。」

 

「お、お前たち…!」

 

ドミナントは感動しかけたが…。

 

「…ならば…奪い取るまでだ!」

 

ドミナントが次々と奪っていく。

 

「きゃあっ!?」

 

「何を…!?やめてください!」

 

「し、司令官!?」

 

「やめてください!お願いです!」

 

「!?そんな…奪われるなんて…。」

 

ドミナントは全て奪った。そして…。

 

「やられる順番は年上からと決まっている。…さらばだ。」

 

そう言ったあと、全てを一瞬で平らげた。そして、倒れた。

一応言おう。これはジナイーダのカレーを食べるかどうかであり、失礼の極みである。

 

…………

 

「…む?ここは…?」

 

ドミナントの目が覚め、あたりを見回す。夜中だった。

 

「病室です…。あんな無茶して…。」

 

セラフはドミナントに話す。

 

「…もう夜中だな。どのくらい経った?」

 

「“どのくらい経った?”ですと?」

 

セラフが睨む…。

 

「セ、セラフ…?なんか怖いよ…?」

 

「当たり前です!どのくらい心配したと思ったんですか!?私の分も奪ってまで守りたかったんですか!?やめてください!それは私の誇りを傷つけることにもなります!」

 

セラフが大声で叱る。

 

「す、すまない。謝るから大声はやめてくれ。夜中だ…。」

 

「…すみません。でも、絶対にしないでください。」

 

「は、はい…。わかりました。すいませんでした。」

 

ドミナントは謝るが、許してもらってなさそうだ。

 

「ドミナントさんが起きたことは伝えます。明日、艦娘全員から怒られます。私は今叱ったので何も言いません。耐えてください。」

 

セラフはしっかりと言った。そして翌朝、本当に全員に怒られたドミナントであった。




ツイニ…オワッタ…。ドミナント…そりゃ怒られて当然だよ。ジナイーダは、結局最後まで真相がわからなかった。その後、セラフと一緒に料理をするということになる。
次回!第31話「地域交流」お楽しみに!
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